災害

Asia Foundation、大津波の爪痕残るスリランカで移動図書館イニシアチブを始める

The Asia Foundationは、2005年のインド洋大津波の被害からまだ復旧途上にあるスリランカで、移動図書館のイニシアチブを始めると発表しています。

図書館サービスを受けられていない4つの自治体8万人の住民に対して、バスにシンハラ語、タミル語、英語の本、教科書、DVDやパソコンを積んで巡回するとのことです。

The Asia Foundation Puts Mobile Libraries in Motion for Local Sri Lankan Communities
http://www.asiafoundation.org/Locations/srilanka_mobilelibraries.html

参考:
スリランカにおける図書館の津波被害:再建のプロセスと課題
(図書館研究シリーズ (不定期刊) > No.39 スマトラ沖地震・津波による文書遺産の被災と復興支援)

E675 - 新潟県中越沖地震による県内図書館の被害状況と現状

2007年7月16日,新潟県中越沖を震源とする大規模な地震が発生し,図書館も大きな被害を受けた。新潟県立図書館のまとめによると,最も被害が大きかったと思われるのは,柏崎市立図書館,刈羽村立図書館,新潟工科大学附属図書館で,前二者は地震発生翌日の17日に,新潟工科大学も18日に,…

新潟県教育庁と県立文書館、「被災「文書等」の取り扱いについて(お願い)」を通達

7月16日に発生した新潟県中越沖地震に関して、7月20日、新潟県教育庁文化行政課長・新潟県立文書館長の連名で、各市町村に被災した文書等の歴史資料の取り扱いに留意するよう依頼する通達「被災「文書等」の取扱いについて(お願い)」が出されています。被災した文書等は復旧可能な場合が多いので安易に廃棄しないよう求めるとともに、雨や水にぬれてしまったものの対応方法などを示しています。県立文書館が相談に乗る旨も記載されています。

被災「文書等」の取り扱いについての通達 - 新潟歴史資料救済ネットワーク
http://hysed.human.niigata-u.ac.jp/rescue/modules/news/article.php?storyid=1

新潟県立文書館
http://www.lalanet.gr.jp/npa/

参考:
新潟県中越沖地震の図書館への影響(2)

ハリケーン「カトリーナ」の教訓を活かすために...(米国)

米国の非営利法人Heritage Preservationと連邦緊急管理庁(FEMA)の支援により、1995年から41の政府系機関が全米規模で災害時の文化財保護のためのタスクフォース“Heritage Emergency National Task Force”を結成しています。このタスクフォースが、ハリケーン「カトリーナ」の教訓を活かすために、図書館や文書館、博物館等向けに、災害のための準備と災害時の復旧活動に必要なツールキットとして、3つのウェブサイト、1つの資料をまとめて紹介しています。

Lessons Applied: Katrina and Cultural Heritage
http://www.heritagepreservation.org/lessons/index.html

なお同様の情報源は、米国図書館協会(ALA)も作成しています。

Disaster Preparedness and Recovery

E618 - 被災した“家宝”を助ける方法,教えます(LC)

大切なコレクションを災害で駄目にしてしまうことなど,誰も考えたくはない。しかし現実に毎年各地で自然災害がおこり,多くの人が大切なコレクションを失う悲しみを味わっている。“家宝”ともいえる貴重なコレクションを守るための知識を,多くの人が必要としている。 2007年2月,米…

E560 - NDL,『スマトラ沖地震・津波による文書遺産の被災と復興支援‐平成17年度国立国会図書館公開セミナー記録集‐』を刊行

国立国会図書館(NDL)は,平成17年12月に開催した公開セミナー「スマトラ沖地震・津波による文書遺産の被災と復興支援」(E420参照)の記録集『スマトラ沖地震・津波による文書遺産の被災と復興支援‐平成17年度国立国会図書館公開セミナー記録集‐』(図書館研究シリーズNo.39)を社団法人…

E516 - ワシントンを襲った洪水の被害状況とLCの洪水対策ポリシー

 6月25日から26日にかけて,ワシントンD.C.は一日で180mmを超える記録的な豪雨に見舞われた。この影響で連邦政府省庁が入居するビルの一部は,建物の一時的閉鎖や冠水などの被害を受けた。 米国公文書館(NARA)には,建物に8フィート(約2.4メートル)の洪水が押し寄せ,1階が水没した。所…

NARAは休館中ですが、でもいらっしゃい!

米国公文書館(NARA)は洪水被害のため、現在(2006年7月12日)のところ休館中で、観光客も中に立ち入れない状況がつづいています。
当初は入り口前にテントを張って、グッズの販売をしたり、館内ツアーを目当てにやってきた観光客にパンフレットを渡したりしていたそうですが、先週の水曜日(7月5日)から、アーキビストたちは所蔵資料のファクシミリ版を館外に展示して、そこでミュージアムトークを始めているそうです。

At National Archives, the Show Must Go On
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/
2006/07/05/AR2006070501697.html

上記記事を紹介している記事(Lisnews)
http://college.lisnews.org/academic/06/07/10/2131217.shtml

LCの災害対策

米国議会の専門新聞、The Hill紙によると、6月末にワシントンD.C.を襲った豪雨と洪水によって米国公文書館(NARA)をはじめとする多くの機関が被害を受けた際、LCは高地にあり特に被害を受けなかったものの、資料保存・修復部門のスタッフは24時間体制で有事に対応できるようにしていたとのことです。このほか同紙では、LCで行っている資料を救出するための訓練や、救出方法のプログラムについて紹介しています。LCでは、全国レベルの資料保存・災害対策プログラムの開発も計画している、とのことです。

Library strengthens its flood defenses - The Hill
http://www.hillnews.com/thehill/export/TheHill/News/Frontpage/070506/loc.html
Thursday, July 06, 2006付けLISNewsの記事

E460 - 図書館防災計画のつくりかた-IFLA/PACがマニュアルを公表

国際図書館連盟資料保存コアプログラム(IFLA/PAC)は,国立図書館177館を対象とした防災計画の制定状況に関するアンケート調査を2003年に行ったが,回答を寄せた73館のうち実際に防災計画を制定しているのは半数強にとどまり,大規模なところでも防災計画を制定していないことが明らかにな…

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