災害

日本書籍出版協会、東日本大震災に対する取り組みと会員各社への協力依頼を発表

日本書籍出版協会は、2011年4月5日付けで、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に関する文書を2点公表しています。「東日本大震災に対する出版界ならびに当協会としての取り組みについて」では、今後の取り組みとして、義援金への協力、被災地へ本を送ること、各社の出版物で被災地で役立つコンテンツの無償提供、被災地の児童に対する読み聞かせ等に関する特例措置、復興のための基金募集があげられています。「大震災被災者支援活動に関する情報提供に関するお願いと日本図書館協会からの要請等について」では、会員各社の書籍・雑誌に掲載されている情報をホームページ上で期間限定で公開することや、日本図書館協会から要請のあった、図書館から被災地にFAXやメールで出版物の複製物を送付する特別措置について、会員に理解と協力を依頼しています。

東日本大震災に対する出版界ならびに当協会としての取り組みについて(日本書籍出版協会 2011/4/5付け)
http://www.jbpa.or.jp/pdf/documents/saigai-torikumi.pdf

大震災被災者支援活動に関する情報提供に関するお願いと日本図書館協会からの要請等について(日本書籍出版協会 2011/4/5付け)

科学技術振興機構(JST)、災害対応に携わる機関へJDreamIIを無料提供

科学技術振興機構(JST)が、震災への対応として、復興・医療等の災害対応に携わる機関・団体に対し、科学技術文献有料データベース「JDreamII」を無料提供しています。

災害対応に携わる機関へのJDreamII無料提供について(JSTのウェブサイトの情報)
http://pr.jst.go.jp/new/info20110328.html

文化庁、東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)の実施へ

2011年3月31日に、文化庁が、東北地方太平洋沖地震によって被災した動産文化財(美術工芸品等)を中心に緊急に保全するとともに、我が国の貴重な文化財の廃棄・散逸を防止するため、「東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業」(文化財レスキュー事業)を実施すると発表しました。報道発表資料によると、事業の内容は、地震等による直接の被災や、被災地各県内の社寺、個人及び博物館・美術館・資料館等の保存・展示施設の倒壊又は倒壊等の恐れ等により、緊急に保全措置を必要とする文化財等について、救出し、応急措置をし、当該県内又は周辺都県の博物館等保存機能のある施設での一時保管を行うというもののようです。対象となる文化財等は、国・地方の指定等の有無を問わず、当面、絵画、彫刻、工芸品、書跡、典籍、古文書、考古資料、歴史資料、有形民俗文化財等の動産文化財及び美術品を中心とするとのことです。なお、同事業は2011年4月1日から2012年3月31日までとのことです。

東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)について (文化庁 2011/3/31付けの報道発表)
http://www.bunka.go.jp/bunkazai/tohokujishin_kanren/pdf/bunkazai_rescue_jigyo.pdf

※2011-06-30追記

地震に負けず掲げられ続けている茨城県立図書館のJリーグ・クラブチームのフラッグ

東北地方太平洋沖地震で被災した茨城県立図書館に掲げられたプロサッカーリーグ「Jリーグ」のクラブチームのフラッグが、復興に立ち向かう地元の象徴として紹介されています。茨城空港開港1周年の記念展示に伴って、茨城県内のクラブチームと、同空港が結ぶ北海道と神戸のクラブチーム、合計4つのクラブチームのフラッグが2011年3月8日から館内のエントランスホールに掲げられ、地震の後も落ちることなく掲げられ続けているとのことです。

【茨城県立図書館より】被災者に勇気を与える、東日本大震災で被災した茨城県立図書館に掲げられた鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホックのフラッグ(11.03.30)(J's GOAL 2011/3/30付けの記事)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00116685.html

新潟県立図書館、被災地に対し「復旧復興関連文献の送信提供サービス」を開始

新潟県立図書館は、東北地方太平洋沖地震による被災地域の住民を対象にした「復旧復興関連文献の送信提供サービス」の開始を発表しています。中越地震・中越沖地震の震災復旧・復興に関する図書・文献を紹介するとともに、ファクシミリ、Eメールにより提供するものとのことです。
・期間:2011年4月30日まで
・対象地域:青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県、
・紹介資料:中越地震・中越沖地震の震災復旧・復興に関する文献(※文献リストは近日中に公開)
・送付手段:ファクシミリ、緊急性が高い又は他に通信手段がない場合はEメール

「復旧復興関連文献の送信提供サービス」の開始について(新潟県立図書館 2011/3/30付けのお知らせ)
http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/news/sinsaisienkatudo.html

Internet Archiveのウェブアーカイブで、東北地方太平洋沖地震関連のサイトを収集したページが公開

Internet Archiveによるウェブアーカイブサービス“ARCHIVE-IT”において、日本の東北地方太平洋沖地震に関連するウェブサイトを収集した“COLLECTION: Japan Earthquake”のページが公開されています。バージニア工科大学が中心となり、米国議会図書館や日本の国立国会図書館も協力をしているものです。

COLLECTION: Japan Earthquake
http://www.archive-it.org/public/collection.html?id=2438

ARCHIVE-IT
http://www.archive-it.org/index.html

参考:
CA1733 - 動向レビュー:ウェブアーカイブの課題と海外の取組み / 中島美奈
http://current.ndl.go.jp/ca1733

岩波書店と講談社が原子力関連の雑誌掲載論文や図書の一部を無料公開

東北地方太平洋沖地震の支援のため、岩波書店と講談社が、原子力関連の雑誌掲載論文や図書の一部を、著者の了解を得て各社のウェブサイトで無料公開しています。岩波書店からは、当面の間、『世界』2011年1月号の特集「原子力復興という危険な夢」のうち以下の3論文を、
・マイケル・シュナイダー/田窪雅文訳「原子力のたそがれ──米・仏・独のエネルギー政策分析から浮かび上がる再生可能エネルギーの優位性」
・明石昇二郎「原発輸出──これだけのリスク」
・葉上太郎「原発頼みは一炊の夢か──福島県双葉町が陥った財政難」
そして、『科学』からは、次の2論文を、
・青山道夫・大原利眞・小村和久「動燃東海事故による放射性セシウムの関東平野への広がり」(1999年1月号)
・石橋克彦「原発震災──破滅を避けるために」(1997年10月号)
それぞれPDFファイルで公開しています。
また、講談社のブルーバックス出版部が、『日本の原子力施設全データ』(北村行孝・三島勇著 講談社ブルーバックス2001年刊)の一部を公開しています。

『日本の原子力施設全データ』(北村行孝・三島勇著 講談社ブルーバックス2001年刊)一部公開のお知らせ (講談社BOOK倶楽部のウェブサイト)

エルゼビア社、東北地方太平洋沖地震で被災した研究者向けの支援内容を発表

2011年3月29日にエルゼビア社が東北地方太平洋沖地震で被災した研究者向けの支援内容を公表しています。その内容は、すでに2011年3月16日にカレントアウェアネス-Rで「東京大学附属図書館、被災した大学の研究者等に対し電子ジャーナル等のアクセスを提供」としてご紹介した内容のほかに、3月18日に京都大学図書館機構が発表した「東北地方太平洋沖地震で被災された大学の研究者・医療従事者への電子ジャーナル等の提供について」における電子ジャーナルのフルテキスト等の無料公開、米国国立医学図書館(NLM)等による“Emergency Access Initiative”への協力等とのことです。

エルゼビア、東北地方太平洋沖地震で被災した研究者向けの支援内容を公表
― 研究開発環境の維持と復興支援に向けて ―(エルゼビア・ジャパン 2011/3/29付けのプレスリリース)
http://japan.elsevier.com/news/newsreleases/PressRelease_eai_20110329_jpn.pdf

エルゼビア、東北地方太平洋沖地震で被災した研究者向けの支援内容を公表 (エルゼビア・ジャパン 2011/3/29付けのニュース)
http://japan.elsevier.com/news/newsreleases/20110329.html

日本図書館協会、「東日本大震災について」のページを開設

日本図書館協会が、2011年3月28日に、「東日本大震災について」のページを開設しています。『図書館雑誌』の震災関連記事等についての「震災関連文献一覧」も掲載されています。

東日本大震災について(日本図書館協会)
http://www.jla.or.jp/earthquake/index.html

参考:
日本図書館協会、被災者支援のための公衆送信権の時限的制限について権利者団体へ協力を依頼
http://current.ndl.go.jp/node/17856

東北大学附属図書館、附属図書館本館の被災状況と復旧状況の写真を公開

東北大学附属図書館は、ウェブサイトの2011年3月29日付けの「図書館サービス復旧情報」で、東北地方太平洋沖地震による附属図書館本館の被災状況と復旧状況の写真を公開しています。

図書館サービス復旧情報[3/29](東北大学附属図書館 2011/3/29付けの情報)
http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=260

被災状況の写真(2011/3/14付け)
http://tul.library.tohoku.ac.jp/pub/jishin/restart20110314.pdf

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