オープンアクセス

UNESCOドイツ委員会、Wikimedia Deutschland等、クリエイティブコモンズライセンスの実践ガイドを公開

UNESCOのドイツ委員会やWikimedia Deutschland等が、クリエイティブコモンズライセンスの実践ガイド“Open Content – A practical guide to using Creative Commons Licences”を公開しました。関心を持っている個人や団体に、オープンコンテンツライセンスの利用や活用のためのガイドラインを提供することを目的とし、ライセンスの機能の説明や個人の必要にあったライセンスの選び方、オンライン上のオープンコンテンツの見つけ方等が掲載されているとのことです。

Open Content – A practical guide to using Creative Commons Licences (PDF:80ページ)
http://www.unesco.de/fileadmin/medien/Dokumente/Kommunikation/Open_Content_A_Practical_Guide_to_Using_Open_Content_Licences_web.pdf

Open Content - A Practical Guide to Using Creative Commons Licences(Wikimedia)

Open Knowledge Foundation、世界規模でのオープンデータ現況調査にもとづいた“Global Open Data Index 2014”を公開

2014年12月9日、Open Knowledge Foundationが、世界規模でのオープンデータ現況調査にもとづいた“Global Open Data Index 2014”を公開しました。政府支出、選挙結果、交通時刻表、環境汚染レベル等を含む主要10領域における情報の可用性とアクセシビリティに基づいて、各国をランク付けしたとのことです。Open Knowledge Foundation Japan(OKFJ)の発表によると、日本はこのインデックスで、2013年の27位から19位に上昇したとのことです。

The Global Open Data Index 2014 is now live! (Open Knowledge Foundation Blog, 2014/12/9)
http://blog.okfn.org/2014/12/09/the-global-open-data-index-2014-is-now-live/

“OpenAIRE”が新しいフェーズ“OpenAIRE2020”へ

欧州の新しい研究開発・イノベーション政策“Horizon2020”の開始から1年を経た2015年1月より、EUが助成した研究成果をオープンアクセスで提供するリポジトリを連携させる“OpenAIRE”が、“OpenAIRE2020”という新しいフェーズへと移行するとのことです。“OpenAIRE2020”は、“Horizon2020”の研究成果の監視を支援し、欧州委員会のITのバックエンドシステムと緩やかに連携して、研究成果公開をレポートするインフラとなるとのことです。

OpenAIRE2020には、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)等も参加を表明しているようです。

OpenAIRE2020: A new horizon for open science(OpenAIRE, 2014/12/2)
https://www.openaire.eu/news-events/openaire2020-press-release

Open Access in Horizon 2020(OpenAIRE)
https://www.openaire.eu/oa-publications/h2020/open-access-in-horizon-2020

Research data management(JISC, 2014/12/5)

香川県立図書館、『香川県立図書館デジタルライブラリー』を公開

2014年12月9日、香川県立図書館で、『香川県立図書館デジタルライブラリー』が公開されました。江戸時代や明治時代に作成された古地図や古文書など、県立図書館が所蔵する郷土資料をデジタル化し、公開したものとのことです。資料は、「四国遍路」、「空海」、「金毘羅」、「その他讃岐(香川)の歴史」の4分野に分けられています。

香川県立図書館デジタルライブラリー
http://kagawa.digilib.jp/index.html

香川県立図書館
http://www.library.pref.kagawa.jp/index.html

Princeton University Press、アインシュタイン論文集をオープンアクセスで公開

米国のPrinceton University Pressが出版しているアインシュタイン(Albert Einstein)の論文集"The Collected Papers of Albert Einstein"をオープンアクセスで公開するウェブサイト“The Digital Einstein Papers”が、2014年12月5日に公開されました。この論文集は現在13巻まで出版されており、25巻以上のシリーズになる予定のものとのことです。今回公開されたのは、1巻から13巻に収録されている、1923年までのアインシュタインによる文書で、今後新たに出版される巻は、出版後約18か月でウェブサイトに追加される予定とのことです。

The Collected Papers of Albert Einstein
http://einsteinpapers.press.princeton.edu/

The Digital Einstein Papers Website (Princeton University Press, 2014/12/5)
http://press.princeton.edu/einstein/digital/

Einstein Papers Project
http://www.einstein.caltech.edu/

参考:

SCOAP3 Webinar & Forum 2014の動画とスライド公開

2014年11月18日に開催された高エネルギー物理学分野のOAプロジェクト“SCOAP3”のWebinar & Forumの様子を撮影した動画と、当日のスライドが、同プロジェクトのウェブサイトで公開されています。

SCOAP3 Webinar & Forum 2014
http://scoap3.org/webinar2014

Video and Slides of the SCOAP3 Webinar & Forum available(SCOAP3、2014/11/21付け)
http://scoap3.org/news/video-and-slides-of-the-scoap3-webinar-forum-available.html

オープンアクセス方針に関するスキーマ、ドラフト版公開 フィードバック受付中

2014年12月1日付けの英Jisc Scholarly Communicationsブログで、オープンアクセス(OA)方針に関するスキーマのドラフト版(OA Policy Schema)が公開されています。作成には同ブログ記事を書いたJISCのNeil Jacobs氏のほか、Alma Swan氏、Stevan Harnad氏らが参加しています。

このスキーマはOA方針を定める助成団体や研究機関が増えてきた一方、それぞれの方針の内容は非常に多様であり、特に二つ以上のOA方針を同時に満たさなければいけない場合等に著者が混乱するであろうことを想定し、作成されたものです。各OA方針について、それを定める機関の情報、方針そのものに関する情報(策定日時や開始日時、公開URL等)、リポジトリへの登録に関わる項目、OA雑誌での出版に関わる項目、その他の5セクション、40項目によって整理することが想定されています。ドラフト版事態を公開すると同時に、意見等のフィードバックをコメント等で寄せるよう、呼びかけられています。

A schema for OA policies(Jisc Scholarly Communications、2014/12/1付け)

日本学術会議SCJフォーラムの『学術の動向』2014年11月号で「世界のオープンアクセス政策と日本: 研究と学術コミュニケーションへの影響」特集

日本学術会議SCJフォーラムが刊行している『学術の動向』2014年11月号で、「世界のオープンアクセス政策と日本: 研究と学術コミュニケーションへの影響」という特集が組まれています。これは2014年3月13日に日本学術会議講堂にて開催されたフォーラム「世界のオープンアクセス政策と日本:研究と学術コミュニケーションへの影響」を取り上げたものです。

月刊 学術の動向
http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/

「月刊 学術の動向」11月号、オープンアクセス政策を特集(STI Updates、2014/11/27付け)
http://johokanri.jp/stiupdates/education/2014/11/010560.html

欧州の研究データのオープンアクセスを推進するプロジェクト“RECODE”がカンファレンスを開催

2015年1月15~16日に、ギリシャのNational Documentation Centreにて、研究データのオープンアクセス(OA)をテーマにしたカンファレンス“Open Access to Research Data as a Driver for Open Science”が開催されます。

欧州の研究データをOAにするための政策提言を行う、欧州連合(EU)助成のプロジェクト“The Policy RECommendations for Open Access to Research Data in Europe:RECODE”によるもので、カンファレンスでは、このプロジェクトの成果として、“RECODE Policy Recommendations”が発表される予定とのことです。

研究データのOAにあたっては、関係者が、学問分野や地理的要因等により、さまざまなネットワークや、プロジェクトに断片化され、孤立し、さまざまな課題を抱えているとのことです。RECODEは、欧州の研究データのOAを支援するための包括的な政策の枠組の提案を目指しているとのことです。

Open Access to Research Data as a Driver for Open Science
RECODE Final Conference

E1632 - 「オープン世代」のScience<報告>

2014年10月21日,国立情報学研究所(NII)において第3回SPARC Japanセミナー2014「「オープン世代」のScience」が開催された。同セミナーはオープンアクセス・サミット2014の第1部であると同時に,世界各地でオープンアクセス(OA)に関連するイベントが開催されるオープンアクセスウィーク(OAW)にあわせて行われたものでもあった。2014年のOAWのテーマは“Generation Open”で,若手研究者のOAへの参加に焦点をあてていくとしていた。筆者は本セミナーの企画に参加し,他の企画者とも話し合い,OAWというある種の「祭り」に際して,日本国内で科学,研究のあり方を変えるような取り組みを行っている若手研究者にその活動を紹介してもらうとともに,図書館員と彼らの架け橋となる場を設けたいと考えた。以下、概要を報告する。...

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