オープンアクセス

科学技術・学術政策研究所の『科学技術動向』2014年9・10月号に科学技術・学術情報共有の枠組みの国際動向と研究のオープンデータに関する記事が掲載

2014年9月22日、科学技術・学術政策研究所が、「科学技術動向」9・10月号を公表しました。レポート2「科学技術・学術情報共有の枠組みの国際動向と研究のオープンデータ」が掲載されています。

レポートでは、科学技術・学術の存在基盤である研究データに着目し、その共有とオープン化について、G8の会合の合意等、国際動向を含めて解説しているとのことです。また、研究データを研究論文とおなじく研究成果として捉えて出版や引用を行い、保存することについても論じられているようです。日本においても、科学技術・学術研究システムの再構築に、科学技術・学術研究情報の電子化・オープン化を進める制度の整備まで含めて取り組むことが求められてると指摘されているようです。

レポート2「科学技術・学術情報共有の枠組みの国際動向と研究のオープンデータ」
http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-STT146J-12.pdf

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、2013/2014年年報を公開

2014年9月19日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が、2013/2014年年報を公開しました。戦略や年次総会、執行委員会及び作業部会の活動、出版物等についての情報が含まれているとのことです。

COAR Annual Report 2013/14 published (COAR, 2014/9/19)
https://www.coar-repositories.org/news-media/coar-annual-report-201314-published/

Annual Reports(COAR)
https://www.coar-repositories.org/about/coar-ev/annual-reports/

欧州における多分野の灰色文献を収録したリポジトリ“OpenGrey”に、英国の学位論文のデータが追加

2014年8月27日、欧州における多分野の灰色文献を収録したリポジトリ“OpenGrey”に、英国の電子学位論文データベース“Electronic Theses Online Service:EThOS” から英国の2003年以降の学位論文11万3千件が追加されたとのことです。

今回のデータ追加は、英国図書館(BL)とフランス国立科学研究センターの科学技術情報研究所(Inist-CNRS)の提携により実現したものとのことです。

OpenGreyから、EThOSの対応するデータへのリンクにより、学位論文のフルテキストのダウンロード、もしくは、各機関の所蔵資料へのリンクやBLへの学位論文のスキャニングデータの入手依頼が利用できるとのことです。33,000件のデータについては、電子版の学位論文のフルテキストにリンクしているとのことです。

OpenGrey
http://www.opengrey.eu/
※NewsにOpenGrey includes 113000 doctoral theses records from EThOS(2014/8/27)の記述あり。

EThOS (Electronic Theses Online Service)
http://www.opengrey.eu/partner/ethos

Library of the Year 2014の大賞候補(優秀賞)に選ばれた4つの機関が発表

2014年9月19日、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与する“Library of the Year”の2013年の対象候補となる優秀賞に選ばれた4つの期間・活動が発表されました。対象は2014年11月7日に横浜で開催される第16回図書館総合展での最終選考で決定されます。

優秀賞は以下の4館です。

海士町中央図書館(島根県)
http://lib.town.ama.shimane.jp/

京都府立総合資料館
http://hyakugo.kyoto.jp/

福井県鯖江市図書館「文化の館」
http://www.city.sabae.fukui.jp/

NPO法人情報ステーション「民間図書館」(千葉県)
http://www.infosta.org/library/

Ref:
Library of the Year 2014優秀賞の決定および最終選考について
http://www.iri-net.org/loy/loy2014-prel.pdf

Library of the Year 2014
http://www.iri-net.org/loy/loy2014.html

参考:
Library of the Year 2014の優秀賞候補機関が発表 Posted 2014年7月18日

NISOがInformation Standards Quarterly刊行、今号はオープンアクセスのインフラストラクチャーがテーマ

2014年9月17日、米国情報標準化機構(NISO)が、季刊誌“Information Standards Quarterly”(2014, vol.26, no. 2)を刊行しました。今号はオープンアクセスのインフラストラクチャーが特集テーマとなっており、OA出版を管理するにあたっての規格の役割や、出版社からのOAへの視点をまとめた記事の他、SHared Access Research Ecosystem(SHARE)、Clearinghouse for the Open Research of the United States(CHORUS)等のプロジェクトについての記事等も掲載されているようです。

Information Standards Quarterly (ISQ) Summer 2014, volume 26, no. 2
http://www.niso.org/publications/isq/2014/v26no2/

Themed Information Standards Quarterly Issue on Open Access Infrastructure Published by NISO(NISO, 2014/9/17付)

米SHAREプロジェクト、公式ロゴとブランドアイコンを発表

2014年9月12日、米国のSHARE(SHared Access Research Ecosystem)プロジェクトが公式ロゴとブランドアイコンを発表しました。

SHAREは北米研究図書館協会(ARL)等が進める研究成果の共有や公開、保存のためのプロジェクトです。今回発表されたアイコンは一部が開いた形の「∞」を信号電波のようなサインが囲った形をしています。ARL Newsに掲載された説明では、アイコンの形だけではなく配色にも意図があることが述べられています。

SHARE Launches Brand Identity(ARL News、2014/9/12付け)
http://www.arl.org/news/arl-news/3375-share-launches-brand-identity#.VBk0gaxM7fN

参考:
研究成果の共有や公開、保存のためのプロジェクト“SHared Access Research Ecosystem: SHARE”の概要(記事紹介)
Posted 2014年3月25日
http://current.ndl.go.jp/node/25760

米SHAREプロジェクト、IMLSとスローン財団から100万ドルの助成を獲得
Posted 2014年4月1日

米国コピーライト・クリアランス・センター(CCC)、Ringgoldの機関情報を“RightsLink”に統合し、APC管理等に活用

米国の著作権集中管理団体であるコピーライト・クリアランス・センター(CCC)が、機関にIDを付与し、管理しているRinggoldの機関情報を、“RightsLink for Open Access”のプラットフォームに統合し、オープンアクセスの論文処理費用(APC)の管理に活用すると発表しています。

Ringgoldのデータベースは、学術情報流通に関わる39万件以上の機関についての典拠情報を提供しており、複雑な機関管理を容易にするものとのことです。

Copyright Clearance Center Integrating Ringgold Identify Database into RightsLink for Open Access(CCC, 2014/9/9)
http://www.copyright.com/content/cc3/en/toolbar/aboutUs/newsRoom/pressReleases/press_2014/press-release-14-09-09.html

Ringgold
http://www.ringgold.com/

参考:
米国化学会(ACS)がコピーライトクリアランスセンターのAPC管理サービスを導入
Posted 2014年1月22日

【イベント】NII、オープンアクセス・サミット 2014(第1部は第3回SPARC Japan セミナー2014「「オープン世代」のScience」)開催(10/21、22・東京)

2014年10月21日、22日に東京の国立情報学研究所にて、オープンアクセス・サミット 2014が開催されます。オープンアクセス促進のための世界的なイベントであるOpen Access Week(2014年10月20日から26日)にあわせて開催されるもので、今年のテーマ、“Generation Open”に沿って、第1部は第3回SPARC Japan セミナー2014「「オープン世代」のScience」、第2部は「未来への飛躍~機関リポジトリの更なる発展を目指して」と題したイベントが行われるとのことです。

講演会への参加費は無料ですが、事前に申し込みが必要とのことです。

オープンアクセス・サミット2014(NII)
http://www.nii.ac.jp/content/event/2014/OA_summit.html

第3回 SPARC Japan セミナー2014 (オープンアクセス・サミット2014 第1部)「「オープン世代」のScience」(NII)
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2014/20141021.html

オープンアクセス・サミット2014
https://krs.bz/nii/m?f=178
※申し込みページ

参考:

独マックスプランク協会、PeerJ機関向けプランに加入

独マックスプランク協会(Max Planck Society)が生涯投稿料モデルのオープンアクセス誌“PeerJ”の機関向けプラン(Institutional Plan)に加入したことが、2014年9月9日付けのPeerJブログで報じられています。これによりマックスプランク協会に属する80を超える研究所の研究者らは、PeerJに論文が採録されると機関から自動で料金が支払われ、以降は永続的に、年間2本まで無料で論文が投稿できるようになるとのことです。

Max Planck Authors Can Now Publish For Free In PeerJ(PeerJ Blog、2014/9/9付け)
http://blog.peerj.com/post/97050873493/max-planck-authors-can-now-publish-for-free-in-peerj

参考:
英国の大学の研究者がPeerJに自己負担なしで出版可能に:JISCとPeerJが合意
Posted 2014年1月31日
http://current.ndl.go.jp/node/25394

PeerJ機関版にカリフォルニア大学バークレー校とケンブリッジ大学が加入
Posted 2013年9月12日

E1606 - 大学/研究機関はOA費用とどう向き合うべきか<報告>

2014年8月4日,国立情報学研究所において第1回SPARC Japanセミナー2014「大学/研究機関はどのようにオープンアクセス費用と向き合うべきか-APCをめぐる国内外の動向から考える」が開催された。以下,概要を報告する。...

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