オープンアクセス

【イベント】第2回SPARC Japan セミナー2014「大学におけるOAポリシー : 日本版OAポリシーのモデル構築に向けて」(9/26・東京)

2014年9月26日に、第2回SPARC Japan セミナー2014「大学におけるOAポリシー : 日本版OAポリシーのモデル構築に向けて」が、国立情報学研究所で開催されます。

今回のSPARC Japan セミナーでは、国内外におけるポリシー策定の先行事例やオープンアクセス(OA)の現況を参照しながら、今後日本のOAを推進していく上で、大学におけるOAポリシー策定が持つ意義・効果について議論し、今後のあり方を考えるとのことです。

第2回 SPARC Japan セミナー2014「大学におけるOAポリシー : 日本版OAポリシーのモデル構築に向けて」(SPARC Japan)
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2014/20140926.html

IFLAとLIBERが覚書を締結、図書館における著作権についてのアドボカシー等で協力

国際図書館連盟(IFLA)(2014年7月9日署名)と欧州研究図書館協会(LIBER)(2014年7月8日署名)が覚書を締結したことが発表されています。

両者は、教育、学習、研究のための知識へのアクセスを推進するという共通の目的を持っており、特に、テキスト・データ・マイニング、研究データの共有、コンテンツへのアクセス、電子情報保存等の枠組みを発展させること等において協力するとのことです。

Memorandum of Understanding between Ligue des Bibliothèques Européennes de Recherche (LIBER) and International Federation of Library Associations(IFLA)
http://libereurope.eu/wp-content/uploads/2014/08/LIBER-IFLA-MoU-AUG2014.pdf

New Memorandum of Understanding approved between IFLA and the Association of European Research Libraries (LIBER)
http://www.ifla.org/node/8920

eLifeの論文出版にかかるコストは1本あたり14,000ドル?(記事紹介)

2014年8月18日付けの学術出版系ブログ“The Scholarly Kitchen”に、”How Much Does It Cost eLife to Publish an Article?”と題した記事が掲載されています。著者はKent Anderson氏です。

この記事では英国のウェルカムトラスト、米国のハワードヒューズ医学研究所、ドイツのマックスプランク協会が創刊した、当面はAPCも無料の完全OA雑誌eLifeについて、発表された2013年の財務報告に基づき、論文1本の出版にかけているコストを見積もっています。Anderson氏は米ドル換算で論文1本あたり14,000ドルのコストがかかっていると見積もっており、過去にNatureが行った、同誌をOA誌として刊行するならば1本あたり10,000ドルは料金をとる必要がある、という主張と対比しています。

How Much Does It Cost eLife to Publish an Article?(The Scholarly Kitchen、2014/8/18付け)
http://scholarlykitchen.sspnet.org/2014/08/18/how-much-does-it-cost-elife-to-publish-an-article/

120万本以上の学術論文がクリエイティブ・コモンズライセンスを導入(記事紹介)

2014年8月15日の米PLOSのブログ”PLOS Opens”に、学術論文におけるクリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスの導入状況の見積もりに関する記事が掲載されています。同記事の見積もりでは世界中で少なくとも120万の論文がCCライセンスを導入しており、うち72万以上はCC-BYであろうとされています。

この見積もりはDirectory of Open Access Journals(DOAJ)のデータに基礎を置きつつ、DOAJに含まれていない個別の論文に関わる数字を大手のOA雑誌等のデータによって補う等して算出された、とのことです。

The rise and rise of Creative Commons: Over 1.2M CC Licensed Scholarly Articles(PLOS Opens、2014/8/15付け)
http://blogs.plos.org/opens/2014/08/15/rise-rise-creative-commons-1-2m-cc-licensed-scholarly-articles/

参考:
オープンアクセス雑誌におけるCCライセンスの導入状況(記事紹介)
Posted 2014年6月24日
http://current.ndl.go.jp/node/26423

PorticoがCHORUSに協力し、OSTPの指令による公的助成を得た研究の長期アクセスを保障するための保存を支援することで合意

2014年8月14日、Porticoが、公的助成研究成果のパブリックアクセスに向けた官民連携イニシアティブ“Clearinghouse for the Open Research of the United States(CHORUS)”と保存についての取組みで合意したと発表しています。米国大統領府科学技術政策局(OSTP)が2013年2月に出した、政府機関に対して、政府助成を受けた研究の成果出版物やデータへのパブリックアクセスを促進させるための計画案策定を求めた指令に関して、その長期的なアクセスを保障するため、保存を支援することで合意したとのです。

CHORUS-Portico Agreement Supports Preservation Requirements of U.S. Federal OSTP Policy(Portico, 2014/8/14)
http://www.portico.org/digital-preservation/news-events/news/chorus-portico-agreement-supports-preservation-requirements-of-u-s-federal-ostp-policy

米国国立衛生研究所(NIH)、パブリックアクセス方針についてのウェブセミナーを開催

米国国立衛生研究所(NIH)が、同研究所のパブリックアクセス方針についてのウェブセミナーを開催します。セミナーは、2014年8月19日と8月26日の開催が予定されており、1日目は、図書館員向けにNIHのパブリックアクセス方針の概要と図書館員が果たす役割についての紹介、2日目は3つの図書館の図書館員から、どのように研究者コミュニティを支援し、研究者にその方針を順守させるかについて紹介されるとのことです。

いずれも視聴には登録が必要になるとのことです。

1. The NIH Public Access Policy - Information for Librarians
2014年8月19日 13:00-14:30(米国東部夏時間:EDT)
https://www3.gotomeeting.com/register/269124766

2. The NIH Public Access Policy - Views from the Library Trenches
2014年8月26日 15:00-16:30(米国東部夏時間:EDT)
https://webmeeting.nih.gov/npap

Webinar Series on the NIH Public Access Policy(NIH, 2014/8/8)

国際STM出版社協会にOA出版のライセンス条件サンプルを取り下げるように求める共同文書が発表される

国際STM出版社協会が7月に公開した、オープンアクセス出版に対応するライセンス条件のサンプルについて、クリエイティブコモンズ・ライセンスと相容れず、混乱を生じさせるとし、取り下げるように求める共同文書を、約60の機関、団体、出版社等が共同で発表しました。共同文書には、PLOS、ALA、LIBER、ARL等が参加しています。

Global Coalition of Access to Research, Science and Education Organizations calls on STM to Withdraw New Model Licenses (PLOS, 2014/8/7)
http://www.plos.org/global-coalition-of-access-to-research-science-and-education-organizations-calls-on-stm-to-withdraw-new-model-licenses/

ARL Opposes STM Model Licenses, Recommends Creative Commons as Alternative(ARL, 2014/8/7)

公共図書館で学術文献を提供する英国のプロジェクト“Access to Research”、開始から半年

2014年2月から開始された、公共図書館で学術文献を提供する英国のプロジェクト“Access to Research”が、半年を経過し、現況を伝えるプレスリリースを公開しています。現在では、英国の163の地方自治体がこのプロジェクトに参加しており、さらに参加を予定している自治体もあるとのことです。これまでのところ、14,500以上の個人がこのサービスを利用したとのことで、ユーザからの反応は上々とのことです。

Six months in, and 80% of UK library services sign up to Access to Research(Access to Research, 2014/8/6)
http://www.pls.org.uk/media/65839/80-of-UK-library-services-sign-up-to-Access-to-Research.pdf
※プレスリリース

Six months in, and 80% of UK library services sign up to Access to Research(PLS, 2014/8/6)
http://www.pls.org.uk/news-events/n-050814-a2r-6-month-press-release/

参考:

米SPARC、米国エネルギー省の“Public Access Plan”に対して声明を発表

米国のエネルギー省(Department of Energy:DOE)が公開した“Public Access Plan”に対して、2014年8月4日、米SPARCが声明を発表しました。声明は、DOEの“Public Access Plan”が記事の再利用の権利について明確に述べていない点等を問題であるとし、記事の出版後12か月以内に一般公開するとしている点等は評価する内容となっています。

SPARC responds to the Department of Energy's Public Access Plan(SPARC, 2014/8/4)
http://www.sparc.arl.org/news/sparc-responds-department-energys-public-access-plan

米国エネルギー省“Public Access Gateway for Energy and Science(PAGES)”を公開

2014年8月4日、米国のエネルギー省(Department of Energy:DOE)が、DOEの資金による研究の学術論文とデジタルデータへのアクセスを増加させる新しい方策として、査読済み原稿や出版済みの科学雑誌記事を提供するポータルサイト“Public Access Gateway for Energy and Science(PAGES)”のテスト版の公開を発表しました。今後1年間で更にメタデータや記事へのリンクを追加し、毎年20,000から30,000の記事等の増加が予想されるとのことです。

DOEは、米国大統領府科学技術政策局(OSTP)が2013年の2月22日に公表した文書“Memorandum for the heads of executive departments and agencies”に応えて、2014年7月24日に“Public Access Plan”を完成させ、その中でPAGESの設置について明言しています。

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http://www.osti.gov/pages/

U.S. Department of Energy Increases Access to Results of DOE-funded Scientific Research(DOE, 2014/8/4)

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