オープンアクセス

岡山大学学術成果リポジトリ、PubMedのLinkOutに対応

2017年5月15日、岡山大学附属図書館が、岡山大学学術成果リポジトリ(OUSAR)が、PubMedのLinkOutに対応したと発表しています。

PubMedに掲載されている学術論文の内、OUSARでオープンアクセスになっているものに岡山大学のアイコンが表示され、Pubmedからリンクが形成されています。

岡山大学学術成果リポジトリがPubMedのLinkOutに対応(岡山大学附属図書館,2017/5/15)
http://www.lib.okayama-u.ac.jp/news/news_id6687.html

参考:
米国国立医学図書館、Pubmedにおいて機関リポジトリに登録されているフルテキストへのリンク機能を追加
Posted 2017年3月23日
http://current.ndl.go.jp/node/33705

マンダレー大学とヤンゴン大学、オープンアクセスの機関リポジトリを開設(ミャンマー)

2017年5月12日付のEIFLのブログ記事によると、ミャンマーのマンダレー大学とヤンゴン大学がオープンアクセスの機関リポジトリを開設しました。

これらのリポジトリは、途上国において図書館を通じてデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFL(Electronic Information for Libraries)のEIFL eLibrary Myanmarプロジェクトを通してEIFLの支援のもと開設され、査読誌の雑誌記事や研究論文などが収録されています。

開設時、マンダレー大学の機関リポジトリ“University of Mandalay Open Access Repository(UMOAR)”には、163の著者による134の出版物、ヤンゴン大学の機関リポジトリ“University of Yangon Repository(UYR)”には、物理学や化学関係の著者を中心に、342の著者による144の出版物が収録されています。

国・地域を超えたリポジトリネットワークの連携に関する国際協定発表

2017年5月8日、国・地域を超えたリポジトリネットワークの連携に関する国際協定”Aligning Repository Networks: International Accord”がCOARのウェブサイトで公開されました。

この協定は具体的な行動を起こし、グローバルなサービスの構築につなげていくために共通の原則と強調すべき領域を定め、リポジトリネットワーク間の協力を促進することを目的に、COARの準備の下で作成されたものです。定期的なコミュニケーションの機会を設けること、API、標準、プロトコルの共通化、技術移転と共同開発の実施等について各リポジトリネットワークは協働していくとされています。欧州のOpenAIRE、南米のLA Referencisaをはじめ、カナダ、中国、米国、南アフリカのリポジトリネットワークが参加しています。日本からはJPCOARがこの協定に参加しています。

オープン・ピア・レビューは主流になりつつある?

2017年5月2日、OpenAIREは2016年9月から10月にかけて実施したオープン・ピア・レビューに関するオンライン調査の結果をまとめた報告書、”OpenAIRE Survey on Open Peer Review”を公開しました。また、報告書の公開にあわせ、OpenAIREブログに同報告書の内容を紹介する記事も掲載されています。

概要(Abstract)の記述によれば、同調査には3,062人から回答が寄せられ、回答者の多くはオープン・ピア・レビューが主流となることを支持していたとのことです。さらに、回答者の約4分の3はなんらかの形でオープン・ピア・レビューに関わったことがあったとしています。オープン・ピア・レビューに関する試みの中でも、オープンなやり取りの実施、査読報告や最終版へのコメント等のオープン化を支持する意見が多かったとのことです。

“FP7 Post-Grant Open Access Pilot”、2018年2月末まで期間を延長

第7次研究開発枠組み計画(FP7)による助成期間終了後のオープンアクセス(OA)支援プロジェクト“FP7 Post-Grant Open Access Pilot”について、同プロジェクトを運営するOpenAIREが、2017年5月2日、その期間を2018年2月28日まで、10か月間延長すると発表しています。

OpenAIRE FP7 Post-Grant Open Access Pilot: extension(OpenAIRE,2017/5/2)
https://blogs.openaire.eu/?p=1880

FP7 Post-Grant Open Access Pilot
https://postgrantoapilot.openaire.eu/

米国物理学会、2018年からSCOAP3に参加

2017年4月27日、米国物理学会(APS)が、2018年からSCOAP3に参加することで、欧州原子力研究開発機構(CERN)と合意したと発表しています。

これにより、2018年1月から、APSのジャーナル3誌(Physical Review Letters,Physical Review D,Physical Review C)掲載の高エネルギー物理学分野の論文がオープンアクセス(CC BYライセンス)で公開されます。

この合意により、高エネルギー物理学分野の論文の87%をSCOAP3でカバーできるようになると説明されています。

APS and CERN Sign an Open Access Agreement for SCOAP3(APS,2017/4/27)
https://www.aps.org/newsroom/pressreleases/scoap3.cfm

E1909 - 2017年NCCワークショップ・CEAL及びAAS年次大会<報告>

2017年3月,カナダ・トロントにて,13日から14日まで北米日本研究資料調整協議会(NCC)主催のワークショップ,15日から16日まで東亜図書館協会(CEAL)年次大会(E1671ほか参照),さらに16日から19日までアジア学会(AAS)の年次大会が開催された。国立国会図書館(NDL)からは,筆者を含め2名の職員が参加した。

E1908 - デジタルリポジトリ連合(DRF)の活動を振り返って

日本の機関リポジトリの連合組織,デジタルリポジトリ連合(Digital Repository Federation:DRF)は2017年3月末で解散し,およそ10年に及ぶ歴史の幕を閉じた。DRFの歴史はこの間の日本における機関リポジトリおよびオープンアクセス(OA)運動の歴史とほぼ重なると言っても過言ではない。この機会にDRF設立以来の活動を振り返り,その意義や解散に至る経緯と今後の見通しなどについて整理してみたい。

文部科学省、第9期学術情報委員会(第1回)の配布資料を公開

文部科学省が、2017年4月12日に開催された、科学技術・学術審議会学術分科会 第9期学術情報委員会(第1回)の配布資料を公開しています。

第9期における審議事項(案)として「電子化の進展を踏まえた学術情報流通基盤の整備と大学図書館機能の強化等について」が掲げられています。

文部科学省 新着情報
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※「平成29年04月24日 第9期学術情報委員会(第1回) 配付資料」とあります

第9期学術情報委員会(第1回) 配付資料(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/040/shiryo/1384544.htm

トップ出版者はAPCをどれくらいに設定しているのか?(記事紹介)

オープンアクセス出版者De Gruyter OpenのブログOpen Scienceに、2017年4月20日付けで主要な出版者の発行するOA雑誌において、APC(論文処理加工料)がどのくらいに設定されているかをまとめた記事”How Much Do Top Publishers Charge for Open Access?”が掲載されています。

同記事によれば、主要出版者でOA雑誌におけるAPCの平均が最も高いのはPLOSで、次いでWiley、BioMed Central(Springerとは分けて集計)、Elsevierといった順になっているとのことですが、平均ではなく雑誌ごとのAPCの分布を見ると出版者ごとにそれぞれ異なる傾向があるとのことです。

How Much Do Top Publishers Charge for Open Access?(Open Science、2017/4/20付け)
http://openscience.com/how-much-do-top-publishers-charge-for-open-access/

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