オープンアクセス

Elsevier社、生物学分野のプレプリントサービスBioRNを開始

Elsevier社は新たに、生物学分野のプレプリントサービスBioRNを開始しています。BioRNは2016年5月にElsevier社が買収したSSRN(Social Science Research Network)のResearch Networksのひとつとして開設されています。

BioRNはプレプリントを共有するほか、4,000本あまりの生物学関連の論文を閲覧することができます。

SSRNのResearch Networksは2017年6月2日時点で25あります。社会科学分野以外には、古典(CLN)・文学(LIT)・哲学(PRN)などの人文科学分野のResearch Networksがあり、BioRNは唯一の理系分野のものです。

Introducing BioRN, an SSRN network (Elsevier)
https://www.elsevier.com/solutions/ssrn/biorn

『大学図書館研究』の冊子の発行が終了、今後はオープンアクセス誌に

2017年6月1日、国公私立大学図書館協力委員会は、『大学図書館研究』の冊子の発行を106号をもって終了する旨のお知らせをウェブサイトに掲載しました。

今後はJ-STAGEからオープンアクセス誌として公開する予定とのことです。

「大学図書館研究」冊子発行終了のお知らせ(国公私立大学図書館協力委員会, 2017/6/1)
http://julib.jp/blog/archives/619

参考:
『大学図書館研究』の電子的公開が開始
Posted 2015年2月19日
http://current.ndl.go.jp/node/28014

CHORUSに英国王立化学協会(RSC)が参加

2017年5月26日、出版社・学協会が公的助成研究成果のパブリックアクセス拡大に向けて組織した官民イニシアティブであるCHORUSは、英国王立化学協会(Royal Society of Chemistry)が参加したことを発表しました。

Royal Society of Chemistry joins CHORUS!(CHORUS, 2017/5/26)
https://www.chorusaccess.org/royal-society-chemistry-joins-chorus/

英国化学会、CHORUS新メンバーに(STI Updates, 2017/5/30)
http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=9747

国立大学図書館協会、「オープンアクセスへの取り組み状況に関する実態調査」報告書を公表

2017年5月26日、国立大学図書館協会は同協会のオープンアクセス委員会が作成した「オープンアクセスへの取り組み状況に関する実態調査」報告書をウェブサイトで公開しました。

この報告書は国立大学図書館協会に加盟する92機関を対象に、2016年12月25日から2017年1月20日にかけて実施された質問紙調査に基づくもので、80機関から回答が寄せられたとのことです。機関リポジトリについて、学位論文(博士)の公表について、ID管理について、オープンアクセス(OA)への取り組みについて、研究データについて、デジタルアーカイブについて、OAに関連する外部組織への関与について、等の設問に会する回答結果がまとめられています。

「オープンアクセスへの取り組み状況に関する実態調査」報告書(国立大学図書館協会)
http://www.janul.jp/j/projects/oa/OA_report_201703.pdf

米アリゾナ州立大学が「ハイブリッド」なオープンアクセス方針を制定

2017年5月19日、米国のアリゾナ州立大学が、オープンアクセス(OA)方針を採択したことを発表しました。

同大学のOA方針は大学評議会のOA方針タスクフォースが策定し、大学評議会と学長の承認を経て制定されたものです。アリゾナ州立大学図書館の学術コミュニケーション担当図書館員Anali Perry氏によれば、同方針は他に類を見ない、「ハイブリッド方針」であるとされています。具体的には、同方針では所属する研究者らが、OA方針を有する助成機関から助成を受けて行った研究の成果についてはその助成機関のOA方針に従うこととし、助成機関等のOA方針がない場合にはアリゾナ州立大学の方針を選択することができる、とされています。

ASU approves Open Access Policy(Arizona State University、2017/5/19付け)
https://asunow.asu.edu/20170519-asu-approves-open-access-policy

中野区立図書館(東京都)、「中野区立図書館デジタルアーカイブ」を公開:IIIFに対応

東京都の中野区立図書館が、2017年6月1日に、「中野区立図書館デジタルアーカイブ」を公開すると発表しています。

同館の指定管理者であるヴィアックス・紀伊國屋書店共同事業体の代表企業、ヴィアックスからのプレスリリースによると、IIIFに対応したデジタルアーカイブシステムとのことです。

「中野区立図書館デジタルアーカイブ」を開始します(中野区立図書館,2017/5/29)
https://www3.city.tokyo-nakano.lg.jp/tosho/text/oshirase_201705_archive.html

京都府立図書館、NDLデジタルコレクションを活用したワークショップを開催:図書館活用講座 講演「『非水創作図案集』と広告デザイン」とワークショップ

2017年7月29日、京都府立図書館が、第48回図書館活用講座 講演「『非水創作図案集』と広告デザイン」とワークショップを開催します。

明治から昭和にかけて活躍したデザイナー・図案家の杉浦非水に関して、同志社大学社会学部メディア学科教授の竹内幸絵氏が講演した後、国立国会図書館デジタルコレクションを活用し、講演テーマと関連するデザインのブックカバーをパソコンで作成するワークショップを行ないます。

定員は20名で、事前の申込が必要です(先着順)。

なお、同館近隣の細見美術館では、展示会「愛媛県立美術館所蔵 杉浦非水 モダンデザインの先駆者」が6月11日まで開催されています。

オープンアクセス学術出版協会、加盟機関が2016年にCC BYライセンスで出版したオープンアクセスの論文数を公表:2016年は18万9,529本

2017年5月26日、オープンアクセス学術出版協会(OASPA)が、加盟機関が2016年にCC BYライセンスで出版したオープンアクセス(OA)の論文数を公表しました。

2016年に公開された数は、18万9,529本で、今年からはジャーナルのタイプ(完全、ハイブリッド)や、CC BYライセンスの種類ごとの統計も集計しています。

2000年以降の累計では90万5,687本で、年14~15%のペースで着実に増加しています。

Steady Growth of Articles in Fully OA Journals Using a CC-BY License(OASPA,2017/5/27)
https://oaspa.org/steady-growth-fully-oa-journals-ccby-license/

E1915 - JPCOAR「オープンアクセス方針策定ガイド」の公開

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR;E1830参照)は,2017年2月28日,「オープンアクセス方針策定ガイド」(以下,OA方針策定ガイド)及び「オープンアクセス方針リンク集」(以下,OA方針リンク集)を作成し,JPCOARのウェブサイトで公開した。本稿では,作成の背景・経緯や概要,今後の展望について紹介する。

E1914 - 東京外国語大学オープンアクセス宣言・方針の策定経緯

2015年4月の京都大学でのオープンアクセス(以下,OA)方針の採択(E1686参照)を皮切りに,2017年4月5日現在,オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)によると国内では15機関がOA方針を公表している。

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