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災害

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示

滋賀大学経済学部附属史料館、平成28年度企画展「東日本大震災5年 近江商人とみちのく」を開催

2016年10月11日から11月11日まで、 滋賀大学経済学部附属史料館において、平成28年度企画展「東日本大震災5年 近江商人とみちのく」が開催されます。

江戸時代の近江商人は北関東や東北地方で盛んに活動していたため、かつての商家に伝わる史料群には、東日本大震災の被災地となった地域の歴史が記録された史料が数多く含まれており、そのような史料を用いて、近江商人が見た仙台・石巻・中村をはじめとする東北地方の歴史を復元し、いま被災地で行われている、地元の歴史や伝承、民俗芸能などについて自ら学び、受け継ごうという取組みに協力することを目的としています。

平成28年度企画展 東日本大震災5年 近江商人とみちのく(滋賀大学経済学部)
http://www.econ.shiga-u.ac.jp/main.cgi?c=10/1:1

チラシ
https://drive.google.com/file/d/0B7uEOtIu7yJeLWZBLTZfTG9IV28/view

参考:
【イベント】地域歴史文化大学フォーラム「地域歴史文化継承における大学と研究機関の役割―広域災害への備えと人材育成―」(11/12・兵庫)
Posted 2016年9月23日
http://current.ndl.go.jp/node/32591

【イベント】地域歴史文化大学フォーラム「地域歴史文化継承における大学と研究機関の役割―広域災害への備えと人材育成―」(11/12・兵庫)

2016年11月12日、神戸大学文学部において、神戸大学大学院人文学研究科/地域連携センターにより、地域歴史文化大学フォーラム「地域歴史文化継承における大学と研究機関の役割―広域災害への備えと人材育成―」が開催されます。

・地域歴史文化資料の保全・継承にあたっては、災害発生後の救出活動だけではなく、平時からの取り組みがより重要であることが明らかになっていること
・一握りの専門家だけではなく、多様な価値観を持つ一般の人々がその担い手となることが望まれていること
・各地の大学は、そうした担い手を育成するための教育・研究拠点としての役割も果たしていること
・災害からの地域歴史文化資料の保全や、その担い手育成のためには、大学間、さらに大学共同利用機関の連携による基盤の構築が必要であること

という動向を踏まえ、これまでの地域歴史文化をめぐる、各地の大学の取り組みの成果や到達点を改めて確認し、今後の課題解決や連携強化に向けて議論するとのことです。

参加費は無料ですが、事前の申し込み(定員70名)が必要です。

地域歴史文化大学フォーラム地域歴史文化継承における大学と研究機関の役割―広域災害への備えと人材育成―(神戸大学大学院人文学研究科/地域連携センター)
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~area-c/osirase.html

内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室、「SNSの防災活用に関する自治体WEB調査」を公開

2016年9月23日、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室の防災・減災班による「SNSの防災活用に関する自治体WEB調査」と題した資料が公開されました。

自治体のウェブページから、SNSの活用状況を調査したもので、2016年5月1日から7月26日まで行われた2016年度調査の結果が示されており、2014年度、2015年度の調査のデータも紹介されています。

調査対象の自治体(1,741)のうち、934(53.6%)が防災にSNSを利用しており、Facebookを利用する自治体が725と最も多く、また、情報発信に利用する自治体は817ある一方、情報収集に利用しているのは11であるなどといった結果が示されています。

SNSの防災活用に関する自治体WEB調査(内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室, 2016/9付)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/pdf/h2809bosaikatsuyo.pdf

高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部)(首相官邸, 2016/9/23)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/index.html

高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部)

岩泉町歴史民俗資料館(岩手県)、古文書や民具などの歴史民俗資料を廃棄しないよう呼びかけ:廃棄情報の収集にFacebookを活用

台風10号の被害を受けた岩手県岩泉町の、岩泉町歴史民俗資料館の民俗室が、町民に対して、古文書や民具などの歴史民俗資料を廃棄しないよう呼びかけています。

古文書の保全に関しては岩手歴史民俗ネットワークが活動しており、遠野市で被害を受けた図書館資料が奈良文化財研究所に運び出されて修復中であるほか、民具についても、泥をかぶっただけなど被害の軽いものは、同館で預かることができるものがあるとし、廃棄を検討している町民に対して、同館のFacebookに、どこの地区でどんなものを捨てようとしているのか画像と共に書き込むようにお願いしています。

なお、同館自体の収蔵品や建物にはほとんど被害がなかったとのことですが、再開館の目途は立っていないとのことです。

Facebook(岩泉町歴史民俗資料館・民俗室(山研),2016/9/18)
https://www.facebook.com/sansonken/photos/a.230394110503265.1073741829.225480730994603/545325382343468/?type=3&theater

岩泉町歴史民俗資料館
http://www.town.iwaizumi.lg.jp/minzoku/m-top.htm

参考:

埼玉県立久喜図書館、資料展「災害を記憶する2 -災害を知る、命を守る-」を開催

2016年9月28日から10月27日まで、埼玉県立久喜図書館で、資料展「災害を記憶する2 -災害を知る、命を守る-」が開催されます。

2016年1月に東日本大震災から5年になることを機に開催した資料展「災害を記憶する」の内容に「防災」「共助」の視点を新たに加えた資料展で、関係各機関から借用したパネルを展示するほか、埼玉県発行の防災に役立つチェックシートや自治防災会の活動などの「防災」「共助」に関する取組が紹介されます。

県立久喜図書館 資料展「災害を記憶する2 -災害を知る、命を守る-」を開催します(埼玉県, 2016/9/13)
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/160913-08.html

参考:
埼玉県立久喜図書館、資料展「災害を記憶する」を開催
Posted 2016年1月14日
http://current.ndl.go.jp/node/30438

熊本県、「熊本地震デジタルアーカイブ事業」を開始へ

2016年9月6日、熊本県が、「平成28年度9月補正予算」について資料を公開しています。その中に、「平成28年熊本地震への対応分」として熊本地震の教訓等を収集し、デジタルデータとして記録・整理・蓄積をする事業「熊本地震デジタルアーカイブ事業」が盛り込まれました。

平成28年度9月補正予算について(熊本県, 2016/9/6)
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_16871.html

平成28年度9月補正予算のポイント
https://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=16871&sub_id=1&flid=79303

平成28年度9月補正予算の主な事項
https://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=16871&sub_id=1&flid=79298

熊本地震の記録をデジタル保存、公開 防災教育に活用(熊本日日新聞, 2016/9/9)
http://this.kiji.is/146792258267824133

関連:
平成28年熊本地震に関する要望(熊本県)

米・ルイジアナ州南部で発生した洪水と図書館:図書館による被災住民の支援活動

2016年9月8日付けのLibrary Journal(オンライン版)が、2016年8月中旬に米国ルイジアナ州南部で発生した洪水による図書館の被害状況や、図書館による被災住民の支援活動などをリポートしています。

図書館への影響としては、学校図書館に大きな被害があった一方で、ほぼすべての公共図書館は洪水中に閉館したが、大きな被害は免れ、翌週には概ね再開館したとのことです。

公共図書館が大きな被害を受けなかった要因の1つとして、記事では、同州が2005年にハリケーン・カトリーナの被害を受けた結果、災害に耐えられるように多くの公共図書館が改装されていたことがあげられています。

公共図書館が洪水被害を受けなかった結果、平均1/3の図書館職員がなんらかの被害を受けたものの、再開館した図書館には、現状から逃れ、癒される場所として多くの住民が読書をしに来館しているほか、勤務可能な図書館職員により、保険や援助の申請手続きの支援、住宅再建のための情報提供、ノートパソコンやWi-Fiのホットスポットの避難所への貸出、避難所での児童サービス等、被災した住民を支援するためのサービスを提供することができていることが述べられています。

イタリア中部での地震で被災した図書館、復興に向け情報を発信

2016年8月24日の午前3時36分(日本時間午前10時36分)にイタリア中部で発生した地震を受け、9月6日に、ラツィオ州リエーティ県のコムーネ、アマトリーチェにあるジョバンニ・ジャンニ・フォンタネッラ図書館がウェブサイトに記事を投稿しています。

記事では、建物が崩壊してしまった図書館の外観が写真とともに紹介されており、今回の地震の記憶を忘れないために震災前のウェブサイトを保存するとともに、これからの図書館づくりに向け、同館の新たなウェブサイトを立ち上げたことを紹介し、今後新たな図書館づくりに向けて取り組んでいく、としています。

Biblioteca comunale di Amatrice Giovanni "Gianni" Fontanella …….. e poi vennero le 3,36 del 24 agosto 2016(Biblioteca comunale di Amatrice Giovanni "Gianni" Fontanella, 2016/9/6)
https://bibliotecadiamatrice.wordpress.com/2016/09/06/e-poi-vennero-le-336-del-24-agosto-2016/

新潟県立図書館古本再生市実行委員会・新潟県立図書館、福島県立図書館に、東日本大震災被災地復興のため62冊の図書を寄贈:今回が5回目

福島県立図書館が、新潟県立図書館古本再生市実行委員会及び新潟県立図書館から、東日本大震災被災地復興のため62冊の図書の寄贈を受けたと発表しています。

新潟県立図書館古本再生市実行委員会からの寄贈は、2011年度の開始以来通算5回目で、寄贈本は、同館の移動図書館「あづま号」に搭載して活用するとのことです。

福島県立図書館 お知らせ
https://www.library.fks.ed.jp/
※「新潟県立図書館古本再生市実行委員会様・新潟県立図書館様から、東日本大震災被災地復興のため62冊の図書をご寄贈いただきました。・・・(2016.9.1)」と記載があります。

ご寄贈ありがとうございました ― 寄贈の記録 ―(福島県立図書館)
https://www.library.fks.ed.jp/ippan/library/kisokiroku.html
※平成28年8月10日に、新潟県立図書館古本再生市実行委員会及び新潟県立
図書館からの寄贈についての情報があります。

熊本市立図書館、「震災と再生のビブリオ・トーク」をテーマとし、本の情報交換会ビブリオ・トーク等のイベントを開催(10/28、29)

2016年10月28日と29日に熊本市立図書館が「震災と再生のビブリオ・トーク」をテーマとし、ビブリオ・トーク等のイベントを開催します。

写真家の長野良市氏と、京都大学人文科学研究所の藤原辰史氏を講師としてまねき、第1部では講演会「熊本地震-阿蘇・ゼロからの再生-」、第2部では慶誠高校調理室でキッチン・トーク、第3部では「地震」「震災」「再生」をテーマとしたビブリオ・トークを開催されます。

なお、「ビブリオ・トーク」は、同館が毎月第3日曜日に開催している、参加者と図書館員が井戸端会議のようにお薦めの本を紹介し合う本の情報交換会です。

ビブリオトーク(熊本市立図書館)
http://www2-library.kumamoto-kmm.ed.jp/?page_id=159

ビブリオ・トークとは
http://www2-library.kumamoto-kmm.ed.jp/?action=common_download_main&upload_id=696

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