災害

E1886 - 2016年熊本地震発生後の図書館等の状況

2016年4月14日と4月16日に熊本県熊本地方を震源とする震度7の地震が発生し,様々な被害が生じた。本稿では,2017年2月22日までの情報を基に,地震の被害を受け復旧に時間を要している熊本県内の図書館の状況を中心に紹介する。...

国土地理院、指定緊急避難場所データを「地理院地図」から公開

2017年2月22日、国土地理院が、指定緊急避難場所データを「地理院地図」から公開したと発表しています。

2013年6月に災害対策基本法が改正され、市町村長による「指定緊急避難場所」と「指定避難所」の指定制度が2014年4月に施行されたことを受け、国土地理院、内閣府及び消防庁では、都道府県、市町村等と協力し、ウェブ地図上に表示できる指定緊急避難場所データの整備を進めてきたとのことです。

今後も、整備が完了した市町村のデータを順次公開していくとともに、指定内容に変更があった場合はデータが更新されます。

指定緊急避難場所データを「地理院地図」から公開(国土地理院,2017/2/22)
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/bousaichiri60030.html

地理院地図(電子国土Web)
https://maps.gsi.go.jp/

国立公文書館が『アーカイブズ』第63号を公開:富岡町(福島県)での文化財保全活動に関する記事を掲載

国立公文書館が、『アーカイブズ』第63号を、同館ウェブサイトで公開しました。

福島県富岡町教育委員会の三瓶秀文氏による「東日本大震災と原子力発電所事故からの文化財保全への取り組み」という記事が掲載されています。

『アーカイブズ』第63号(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/publication/archives/

東日本大震災と原子力発電所事故からの文化財保全への取り組み
http://www.archives.go.jp/publication/archives/no063/5774

【イベント】宮城県被災文化財等保全連絡会議公開シンポジウム「被災した文化財を次世代に伝えるために」(3/20・宮城)

2017年3月20日、宮城県多賀城市にある東北歴史博物館において、宮城県被災文化財等保全連絡会議が、公開シンポジウム「被災した文化財を次世代に伝えるために」を開催します。

宮城県被災文化財等保全連絡会議は、被災文化財等の保全管理を行うべく2011年10月21日に組織された組織で、所期一定の役割を終え、今年度末をもって解散することとなったことから、これまでの活動を振り返り、この経験を今後に活かす道筋を考える場として本シンポジウムを開催するものです。

参加は無料で、事前申込も不要です。

公開シンポジウム-被災した文化財を次世代に伝えるために-(東北歴史博物館)
http://www.thm.pref.miyagi.jp/event/detail.php?data_id=890

京丹後市(京都府)、丹後震災90年関係行事を開催:図書館や資料館でも関連展示を実施

京都府の京丹後市が、1927年3月7日の北丹後地震(丹後震災)発生から、今年で90年を迎えるにあたり、丹後震災90年関係行事を開催し、図書館や資料館でも関連展示が実施されます。

京丹後市立峰山図書館、あみの図書館、久美浜図書室、丹後図書室、弥栄図書室、大宮図書室では、震災・防災に関する図書展示が2017年2月から3月にかけて行われます。

丹後古代の里資料館では冬季企画展示「丹後震災90年」が開催され(2017年2月4日から4月16日)、火災で焼けたお金(峰山図書館震災関係資料)、丹後但馬震災画報、丹後大震災写真画報、峰山町大震災誌、峰山町報(小林善九郎関係資料)、丹後地震誌原稿、財団法人丹後震災記念館書類、震災画下絵(個人所蔵)などが展示されます。

その他、峰山地域公民館において、第5回京丹後市文化財セミナー「丹後震災90年」(2/25)、丹後震災パネル展(2/25から3/12)、第46回丹後震災記念展(3/4から3/7)などが行われるほか、京都府立峰山高等学校の生徒および教員の案内により丹後震災ゆかりの地をまわる「歩いて辿る丹後震災の記憶」(3/19)が行われます。

岩手県立図書館、特別展示「復興へ~これまでをこれからへ~」を実施

2017年3月1日から3月24日まで、岩手県立図書館が、特別展示「復興へ~これまでをこれからへ~」を実施します。

東日本大震災発生から6年目となる時期にあわせ、震災に関する資料や震災からの復興に関する資料の展示・貸出を行なうものです。

特別展示「復興へ~これまでをこれからへ~」(岩手県立図書館)
https://www.library.pref.iwate.jp/info/evecale/minitenji/201703_mini_fukkou.html

参考:
岩手県立図書館、企画展「5年目の3.11~震災関連資料コーナーの資料から~」を開催(2/19~4/10)
Posted 2016年1月18日
http://current.ndl.go.jp/node/30468

東北大学、「動画でふりかえる3.11―東日本大震災公開動画ファインダー―」を公開

2017年2月10日、東北大学災害科学国際研究所は、東日本大震災の津波の発生状況・被害を映像でたどることができる動画検索システム「動画でふりかえる3.11-東日本大震災公開動画ファインダー-」を公開しました。

このウェブサイトでは、インターネット上に公開されている動画から、東日本大震災に関連するものだけを選んでリンクし、「どこで」撮影されたものか分かるように、撮影された「場所」を地図上にプロットしています。2017年2月現在、約1,700件の東日本大震災に関する動画がリンクされています。

津波の来襲状況や被害に関する動画検索システム「動画でふりかえる3.11 ―東日本大震災公開動画ファインダー―」を公開しました(東北大学、2017/2/10)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/02/press20170210-01.html

「動画でふりかえる3.11」-東日本大震災公開動画ファインダー-
http://311movie.irides.tohoku.ac.jp/SearchPage?16

参考:
【イベント】「第8回DAN(Digital Archive Network)ワークショップ」開催(2/17・岩手)
Posted 2017年2月1日

ふくしま震災遺産保全プロジェクト アウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」会津セッション「震災遺産展~6本の年輪~」が福島県立博物館で開催中

2017年2月11日から4月11日まで、ふくしま震災遺産保全プロジェクト アウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」会津セッション 「震災遺産展~6本の年輪~」が、福島県立博物館で開催中です。

2014年から同プロジェクトで調査・保全を開始した、震災が産み出したモノやバショからなる「震災遺産」を展示するものです。

開催期間中には、関連行事として、3Dデジタル震災遺構アーカイブ体験展示(3/10から3/12まで)及びトークセッション 「県外避難者のいま」(3/12)が行われます。

ふくしま震災遺産保全プロジェクトアウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」会津セッション 震災遺産展~6本の年輪~(福島県立博物館)
http://www.general-museum.fks.ed.jp/01_exhibit/kikakuten/2016/20170211_shinsaiisan/20170211_shinsaiisan.html

参考:
ふくしま震災遺産保全プロジェクト アウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」明治大学セッション 震災遺産展「我暦(が)→ガレキ(れ)→我歴(き)」が開催中
Posted 2017年1月12日
http://current.ndl.go.jp/node/33239

大槌町(岩手県)、大槌町立図書館等を含む複合施設「(仮称)御社地エリア復興拠点施設」の建設を着工

岩手県の大槌町は、大槌町立図書館等を含む複合施設である「(仮称)御社地エリア復興拠点施設」の建設を着工し、2017年1月15日に、安全祈願祭が行われています。

同施設は2018年4月にオープンし、図書館は2018年6月の開館が予定されています。

図書館は、基本設計ワークショップで寄せられた意見・要望を可能な限り反映した内容になっており、同施設の3階に設置され、郷土の歴史・産業、震災関連の蔵書等の充実を行なって、約4万冊の蔵書での開館が予定されています。

2017年2月9日には、同施設内に設けられる震災伝承に関する展示の企画を立てるにあたり、町民の意見を聞くためのワークショップが開催されています。

「(仮称)御社地エリア復興拠点施設が着工」『広報おおつち』2017年2月号
http://www.town.otsuchi.iwate.jp/gyosei/docs/2017013000031/files/koho638_Part5.pdf

(仮称)御社地エリア復興拠点施設での震災伝承の展示企画に関するワークショップについて(大槌町,2017/2/3)
http://www.town.otsuchi.iwate.jp/gyosei/docs/2017013100014/files/osyachi.pdf

参考:

はま・なか・あいづ 文化連携プロジェクト、現地視察ツアー「福島・文化・文化財~被災地のミュージアムと文化財のこれから~」を実施(2/17-19・福島)

2017年2月17日、2月18日、2月19日の3日間、はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会が、現地視察ツアー「福島・文化・文化財~被災地のミュージアムと文化財のこれから~」を実施します。

人、土地、文化の結びつきが絶たれたまま時が過ぎゆくなかで、文化財はこの地域の歴史を、どのように次世代に語り得るかを、映像作家である藤井光氏と福島各地の文化財の常用を視察しながら、このような問題についての対話を重ねてゆくための3日間のツアーとなっています。

参加費は3日間いずれも無料で、定員は、1日目・50名(申込不要)、2日目・20名(要申込、先着順)、3日目・20名(要申込、先着順、16歳以上)です。

視察先は、1日目・福島県立博物館、2日目・南相馬市博物館~南相馬市立福浦小学校~朝日座、3日目・アートスペース盛高屋~双葉町歴史民俗資料館、図書館~ヘルスケアーふたば~復興記念公園・アーカイブ拠点施設予定地、です。

現地視察ツアー「福島・文化・文化財~被災地のミュージアムと文化財のこれから~」(はま・なか・あいづ 文化連携プロジェクト)

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