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災害

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示

E1864 - 鳥取県中部を震源とする地震による図書館等への影響

2016年10月21日に鳥取県中部を震源とする地震が発生し,様々な被害が生じた。本稿では,2016年12月7日までの情報を基に,地震の影響を受けた図書館等の状況を紹介する。...

全国市長会の機関誌『市政』2016年11月号が、「特集:自然災害から文化財を守る」を掲載

全国市長会の機関誌『市政』2016年11月号が、「特集:自然災害から文化財を守る」として以下の記事を掲載しています。

・文化遺産防災ことはじめ 立命館大学 衣笠総合研究機構教授 土岐憲三氏
・文化財防災ネットワーク推進事業について 独立行政法人国立文化財機構 文化財防災ネットワーク推進室長/東京文化財研究所保存科学研究センター長 岡田健氏
・文化財を守り生かしそして伝える 白河市長 鈴木和夫氏
・文化首都・京都の文化財を火災から守る~文化財関係者、市民、行政一体の取り組み~ 京都市長 門川大作氏
・太宰府市の文化財と防災の取り組み 太宰府市長 芦刈茂氏

岡田氏の記事では、2016年の台風10号被害で、蔵書2,000冊に被害を受けた、岩手県の遠野市立図書館・博物館での、被災資料のレスキュー活動の様子も紹介されています。

『市政』2016年11月号
http://www.toshikaikan.or.jp/shisei/2016/201611.html

特集:自然災害から文化財を守る(PDF:1.58MB)
http://www.toshikaikan.or.jp/shisei/2016/pdf/201611/2016_11_special.pdf

米・ハーバード大学図書館、過去から現代までの災害被害を可視化した地図の展示を開催

米・ハーバード大学のピュージー図書館(Pusey Library) が、2016年12月14日から2017年4月19日まで、展示“Where Disaster Strikes: Modern Space and the Visualization of Destruction”を開催します。

1666年のロンドン大火や1945年の広島原爆から、映画内で破壊された都市を含む、災害で荒廃した様子を示す地図を、同館の地図コレクションから展示することで、現代空間が何を災害とみなすかについてや、災害が現代空間を形作ってきた様子などを理解することを目的にしています。

Where Disaster Strikes: Modern Space and the Visualization of Destruction(ハーバード大学図書館)
http://library.harvard.edu/where-disaster-strikes-modern-space-and-visualization-destruction

くまもと文学・歴史館(熊本県)、熊本地震記録「震災万葉集」作成のための作品を募集中

熊本県のくまもと文学・歴史館が、2017年3月17日まで、熊本地震記録「震災万葉集」作成のための作品を募集中です。

震災の記憶を現代に、また後世に伝えるため、震災に関連する文学作品(短歌・俳句・詩・川柳・肥後狂句・散文・随筆・その他)を広く集め、同館で保存し、活用することを目的としており、集められた作品は、2017年4月予定の展示会で一部パネル展示されるほか、インターネット・ホームページでの公開、印刷物の作成が計画されています。

熊本地震記録「震災万葉集」募集について(くまもと文学・歴史館,2016/12/3)
http://www.library.pref.kumamoto.jp/news/2016/3451/

熊本地震記録「震災万葉集」募集要項
http://www.library.pref.kumamoto.jp/files/event-info/manyosyuyoko.pdf

倉吉博物館(鳥取県)、一部開館

鳥取県中部で発生した地震による被災で臨時休館していた、鳥取県倉吉市の倉吉博物館が、2016年12月3日から一部開館しています。

地元紙の報道によれば、地震により、建物にひびが入ったほか、収蔵品の古墳時代の土器が破損しましたが、修繕が必要な展示室5を除き、再開したとのことで、2017年8月には全面開館を目指すと報じられています。

倉吉博物館
http://www1.city.kurayoshi.lg.jp/hakubutsu/

待望の芸術文化鑑賞 倉吉博物館が一部再開(日本海新聞,2016/12/4)
https://www.nnn.co.jp/news/161204/20161204007.html

参考:
倉吉博物館(鳥取県)、鳥取県中部で発生した地震の影響によりしばらく休館
Posted 2016年10月24日
http://current.ndl.go.jp/node/32785

岩泉町歴史民俗資料館(岩手県)、活動を再開

2016年11月28日、台風10号の影響で休館していた岩手県の岩泉町歴史民俗資料館が、同館のFacebookで、活動を再開したと発表しています。

被災された住民から、山道具や槍など、保管場所である倉庫ともに泥をかぶってしまった計8点の民俗資料が寄贈され、調査を行なったとのことです。

Facebook(岩泉町歴史民俗資料館,2016/11/28)
https://www.facebook.com/sansonken/posts/579671545575518

参考:
岩泉町歴史民俗資料館(岩手県)、古文書や民具などの歴史民俗資料を廃棄しないよう呼びかけ:廃棄情報の収集にFacebookを活用
Posted 2016年9月20日
http://current.ndl.go.jp/node/32572

Springer Nature社、地震による被害を受けたイタリアの2大学に、同社の全ての電子ジャーナルへのアクセスを無償で提供

2016年11月25日、Springer Nature社は、8月と10月の地震による被害をうけたイタリア・マルケ州のカメリーノ大学とマチェラータ大学に対して、購読済の学術雑誌に加え、同社の全ての電子ジャーナルへのアクセスを、2017年6月まで無償で提供すると発表しています。

Springer Nature provides Italian universities hit by earthquake free access to electronic content(Springer Nature,2016/11/25)
http://www.springernature.com/jp/group/media/press-releases/springer-nature-provides-italian-universities-hit-by-earthquake-free-access-to-electronic-content-/11093250

参考:
イタリア中部での地震で被災した図書館、復興に向け情報を発信
Posted 2016年9月8日
http://current.ndl.go.jp/node/32498

【イベント】シンポジウム「よみがえる文化財と博物館の復興」開催(11/27・陸前高田)

2016年11月27日10:00~16:30、陸前高田市コミュニティホールに於いてシンポジウム「よみがえる文化財と博物館の復興」が開催されます。このシンポジウムは、「津波により被災した文化財の保存修復技術の構築と専門機関の連携に関するプロジェクト」(文化庁による平成28年度文化芸術振興費補助金事業)の一環として行われるものです。

日本博物館協会会長(東京国立博物館長)銭谷眞美氏の基調講演のほか、シンポジウム 共助の精神―広がる広域連携の輪―、プロジェクト特別展示開催館からのメッセージ等が予定されています。参加無料で、申込不要です。

なお、2016年11月26日から12月5日まで、同会場にて展覧会「ずっとずっとふるさと陸前高田―こころに生きるたからもの-」も開催されます。

陸前高田市で開催する特別展とシンポジウムのご案内(日本博物館協会、2016/11/15)
https://www.j-muse.or.jp/
https://www.j-muse.or.jp/02program/pdf/ootsunamitirashi.pdf?cat=10
https://www.j-muse.or.jp/02program/pdf/shinpo%20gaiyou.pdf?cat=10

【イベント】シンポジウム「災害史研究と資料保存」(12/11・新潟)

2016年12月11日、新潟大学災害・復興科学研究所が、新潟大学総合教育研究棟において、シンポジウム「災害史研究と資料保存」を開催します。

・矢田俊文氏(新潟大学災害・復興科学研究所)「安政2年江戸地震と安政3年台風」
・中村元氏(新潟大学人文学部)「1964年新潟地震と歴史資料―20世紀後期日本の災害を歴史学から考えるために―」
・三村昌司氏(東北未来大学モチベーション行動科学部)「東京足立の災害史と郷土史」
・蝦名裕一氏(東北大学災害科学国際研究所)「岩手県・宮城県における被災資料保全と歴史津波研究」
・原田和彦氏(長野市立博物館)「善光寺地震と2014年長野県北部地震資料保全」
・添田仁氏(茨城大学人文学部)「関東・東北豪雨水損文書に刻まれた水害史」
・田中洋史氏(長岡市立中央図書館文書資料室)「昭和36年豪雪・長岡地震・集中豪雨・第2室戸台風の記録写真ー長岡市災害復興文庫・歴史公文書と災害史研究ー」

の各報告の後、矢田氏を司会に、報告者によるパネルディスカッションが行われます。

申し込みは不要です。

シンポジウム「災害史研究と資料保存」(新潟大学災害・復興科学研究所)
http://www.nhdr.niigata-u.ac.jp/pdf/flyer-201161211.pdf

【イベント】平成28年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-震災から6年経過した震災アーカイブの進化と深化-(1/20・宮城)

2017年1月20日、国立国会図書館(NDL)は、東北大学災害科学国際研究所との共催で、東北大学災害科学国際研究所多目的ホールにおいて、「平成28年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-震災から6年経過した震災アーカイブの進化と深化-」を開催します。

発災直後から東日本大震災を対象としたアーカイブを構築したハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所のアンドルー・ゴードン教授をによる、参加型デジタルアーカイブの可能性について論じる特別講演のほか、国内の震災アーカイブに関して様々な立場からの報告を行ない、その後、特別講演者・報告者全員による「震災から6年経過した震災アーカイブの進化と深化」をテーマとしたパネルディスカッションを実施します。

参加費は無料ですが、事前の申込みが必要で、定員は200名(先着順)です。

「平成28年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-震災から6年経過した震災アーカイブの進化と深化-」を2017年1月20日に東北大学で開催します(付・プレスリリース)(NDL,2016/11/22)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2016/1218332_2754.html

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