CARL(カナダ研究図書館協会)

カナダ・Portage、“Federated Research Data Repository”の検索ツールを用いた研究データの発見性向上のためのパイロット事業のレポートを公開

2017年8月16日、カナダ研究図書館協会(CARL)の研究データ管理(RDM)に関するプロジェクト“Portage”が、レポート“Portage Data Discovery Expert Group - Collections Development Working Group : Phase One Report”を公開しました。

開発中のプラットフォーム“Federated Research Data Repository ”(FRDR) の検索ツールを用いた、カナダの10の研究データリポジトリの研究データの発見性向上のためのパイロット事業の第1段階において明らかになった、課題・推奨事項・次の段階に向けての提案が述べられています。

カナダ研究図書館協会、持続可能な学術出版のための枠組みモデルに関する最終報告書を公開

2017年7月4日、カナダ研究図書館協会(CARL)のCanadian Scholarly Publishing Working Group(CSPWG)が、同国における持続可能な学術出版のための枠組みモデルを提示する最終報告書を公開しました。

枠組みは、各々の現状が異なる事から、単行書、雑誌、その他新しい学術型式におけるいくつかの関連した取り組みをまとめたものとなっています。

また、重要な原則として、以下の6点を示しています。

・Accountable to the academy
・Supporting openness
・Supporting high-quality publishing practices
・Well-informed authors
・Rich Canadian publishing opportunities
・Building on strength

カナダ研究図書館協会、研究データ管理のプラットフォーム“Federated Research Data Repository”のbeta版を公開

2017年6月16日、カナダ研究図書館協会(CARL)の研究データ管理(RDM)に関するプロジェクト“Portage”は、学術・産業部門の研究者向けに計算機システムサービスとインフラを提供している“Compute Canada”と共同で行っているカナダの研究データの管理と発見のためのプラットフォーム“Federated Research Data Repository ”(FRDR) の開発に向けた作業がbeta版のテストに移行したと発表しています。

テストでは多様な利用者が様々なデータセットを登録することで行なわれ、ユーザーインターフェイスやソフトウェアの基本性能が評価されます。

また、データリポジトリに詳しい利用者からの意見も集められます。

Compute Canada and CARL-Portage Announce Start of Beta Testing Stage in FRDR Development(CARL,2017/6/16)
https://portagenetwork.ca/news/frdr-beta-testing/

カナダ研究図書館協会、ウェブアーカイブに関する課題に取り組む“Canadian Web Archiving Coalition”を創設

2017年6月1日、カナダ研究図書館協会(CARL)が、“Canadian Web Archiving Coalition”の創設を発表しています。

カナダの図書館、アーカイブズなど、ウェブアーカイビングを実施、もしくは、関心を持つ機関による実践コミュニティとして位置付けられるもので、そのような機関の職員に参加を呼びかけています。

カナダでは、ウェブアーカイブを実施している機関は多いものの、国レベルで協調して体系的に課題に取り組む仕組みがなかったことから創設されたものです。

カナダ研究図書館協会とオンタリオ州大学図書館コンソーシアム、研究データ管理及びデジタル保存に関して連携協定を締結

2017年5月3日、カナダ研究図書館協会(CARL)とオンタリオ州大学図書館コンソーシアム(OCUL)が、カナダの研究コミュニティにおける、研究データ管理(RDM)及びデジタル保存に関するニーズに関する、地域的・国家的課題の進展のため、連携協定を締結したと発表しています。

この合意に基づき、CARLのPortageネットワークによるRDMに関する知見と、OCULが運営するデジタルリポジトリ“Scholars Portal”におけるデジタル保存に関する知見を統合し、カナダでのRDMを支援するための統合性と相互運用性の検討を進めることになります。

カナダ研究図書館協会による研究データ管理に関するプロジェクト“Portage”が、“Dataverse”を用いた実践コミュニティを創設

2017年3月23日、カナダ研究図書館協会(CARL)による研究データ管理(RDM)に関するプロジェクト“Portage”が、カナダの研究図書館に、RDMの専門知識、サービス、インフラを提供するための図書館界の能力強化を目的とした実践コミュニティを創設すると発表しています。

オープンソースのデータリポジトリ“Dataverse”を用いた実践コミュニティ“Dataverse North Working Group”を立ち上げ、トレーニング、インフラ開発、研究者支援など“Dataverse”を用いた国家規模での戦略やサービスによって対処するための課題や条件を調査するものです。

Call for Participation in the Portage Dataverse North Working Group(Portage,2017/3/23)
https://portagenetwork.ca/news/call-participation-portage-dataverse-north-working-group/

カナダ研究図書館協会、同国における持続可能な学術出版のための原則の草案を含む、カナダの学術出版の現状を概観した中間報告書を公開

2017年1月31日、カナダ研究図書館協会(CARL)のCanadian Scholarly Publishing Working Groupが、現在のカナダにおける学術出版の現状を概観し、カナダにおける持続可能な学術出版のための原則(非営利、高品質、カナダ製、柔軟性、最大限の開放性、既存の強みを生かす)の草案を掲載した中間報告書を公開しました。

同ワーキンググループでは、学術出版社、研究図書館、資金提供者、研究者から構成されており、この草案へのフィードバックを得て、カナダの学術出版界全体は勿論、ジャーナル、モノグラフ、その他新しい形式それぞれのためのフレームワークや推奨モデルを提案する最終報告書を作成します。

Canadian Scholarly Publishing Working Group Releases Interim Report(CARL,2017/1/31)
http://www.carl-abrc.ca/news/cspwg-releases-interim-report/

Canadian Scholarly Publishing Working Group Interim Report(Canadian Scholarly Publishing Working Group)

カナダ研究図書館協会、持続可能な学術コミュニティ構築のためのロードマップを公開

2017年1月27日、カナダ研究図書館協会(CARL)が、持続可能な学術コミュニティ構築のためのロードマップ“Scholarly Communications Roadmap”を公開しました。

オープンで持続可能で、効果的で、革新的な学術コミュニケーションシステムに積極的に変化することを促すという協会の活動を明確にするために作成されたもので、今後数年間で取組む主な活動として、

・オープンアクセス(OA)の利益と変化の必要性について利害関係者の理解と関与を高める(オープンサイエンスポリシーの採用の促進・加速)
・学術出版物の作成、普及のための経済的障壁を下げる
・信頼できる研究のインパクトや生産性のための基準の適用の促進
・正式な学術コミュニケーションシステムに寄与する研究成果の種類を増やす

をあげています。

このロードマップは、状況にあわせて更新されることになっています。

CARL Releases Roadmap Towards Sustainable Scholarly Communication(CARL,2017/1/27)
http://www.carl-abrc.ca/news/scholarly-communications-roadmap/

研究図書館協会の国際的組織IARLA、デジタル学術情報の長期保存とアクセス保障に関する声明への支持を発表

2016年12月12日、カナダ研究図書館協会(CARL)・オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)・欧州研究図書館協会(LIBER)・英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)によって2016年に結成された、大学・研究図書館協会の国際的な連合体である“ International Alliance of Research Library Associations” (IARLA) が、ISSN国際センターと英・国立データセンターEDINAによる声明“Working Together to Ensure the Future of the Digital Scholarly Record”を支持すると発表しました。

同声明は、デジタル学術情報の長期保存とアクセス保障に関する課題に取り組むために必要な行動を概説し、出版社・研究図書館・国立図書館のアーカイブと保存に関する取組みにおいて推奨される一連の活動を示したものです。

これに伴いIARLAでは、会員館の課題に対する理解と下記の行動を促進・支援すると述べています。

・専門知識により、消失のリスクがある重要なコンテンツのタイトルと分野の特定及びそれらコンテンツの保存の優先付
・設置母体の大学が発行したジャーナルのアーカイブの保証
・出版社と購読契約交渉中のジャーナルの保存について議論

研究データ管理、学術コミュニケーション・オープンアクセス支援業務における図書館員のコンピテンシーの分析結果が公表される

e-Research、学術コミュニケーション支援における図書館員のコンピテンシーを理解するために、欧州研究図書館協会(LIBER)、北米研究図書館協会(ARL)、カナダ研究図書館協会(CARL)、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が協同で取組んでいるタスクフォース“Task Force on Librarians’ Competencies in Support of E-Research and Scholarly Communication”が、研究データ管理と、学術コミュニケーション・オープンアクセスに関する支援業務に必要な図書館員の能力の分析結果を公表しました。

図書館の責任者が、自組織のスキルの現状理解、職務記述書の作成、自己評価の実施や、研修プログラムの開発の基礎として活用できるようになっています。

今後、デジタル人文学支援や、電子保存業務に必要な能力の分析結果が公表される予定とのことです。

Librarian Competencies in Support of Research Data Management, Scholarly Communication, Open Access(ARL,2016/6/15)

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