CARL(カナダ研究図書館協会)

カナダ研究図書館協会(CARL)・カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)、Dataciteのナショナルコンソーシアム創設に関し調査を行っていると発表

2019年7月31日、カナダ研究図書館協会(CARL)とカナダ研究知識ネットワーク(CRKN)は、Dataciteのナショナルコンソーシアム創設に関し、調査を行っていると発表しました。

カナダ国家研究会議(National Research Council of Canada)の支援を受け、DataciteによりDOIが付与されたカナダの研究成果は40万以上あり、2018年だけでも5万7,000を超しますが、この取組が2020年1月1日をもって終了することを受けてのものです。

CARLとCRKNではコミュニティを支援するため、CRKNがライセンスと支払いに関する支援を行ない、研究データ管理に関するプロジェクトCARL・Portageの“Network of Expertise”(研究データ管理のためのリソース開発やアドバイスを実施する事業)を活用する、その基盤にDataciteを組み込んだ持続可能なモデルを研究するとしています。

カナダ研究図書館協会(CARL)、研究者向けに出版社との著作物の共有・再利用のための権利交渉に関するガイド等を公開

2019年5月14日、カナダ研究図書館協会(CARL)は著作物の共有や再利用にあたって出版社と権利交渉を行うことを検討する研究者向けに3種類の文書を公開しました。

1つ目の文書は、改訂された“Canadian Author Addendum to Publication Agreement”です。リポジトリを通してオープンアクセス(OA)化するなど、著作物の共有・再利用に関して出版社と権利交渉を行う際に、研究者が契約書の添付書類(Addendum)として利用できるものです。主要な改訂のポイントは、OAポリシー等による研究者の所属機関、助成機関への事前の非独占的な権利付与を認める条項を盛り込んだこと、権利交渉の対象を論文だけでなく図書の章単位に拡大したことです。

2つ目の文書は、“CARL Guide to Using the Canadian Author Addendum”です。上述の添付書類の使い方を案内したガイドで、出版社との契約締結にあたって、具体的にどのような権利への影響を考慮すべきか、添付書類をどのような形で作成し出版社へ提出すればよいかなどについて説明しています。

カナダ研究図書館協会(CARL)、大学図書館員の役割の要点を説明する声明を発表

2019年3月14日、カナダ研究図書館協会(CARL)が、大学図書館員の役割の要点を説明する声明“The University Librarian: Providing Value to the Research University”を発表しました。

大学の研究事業や教育目標を進展させるために、情報サービス・リソース・設備の提供において大学図書館員がいかに優れた役割を果たしているかを概説したものです。

CARL Releases a Statement on the Role of the University Librarian(CARL,2019/3/14)
http://www.carl-abrc.ca/news/carl-releases-a-statement-on-the-role-of-the-university-librarian/

OCLC Researchとカナダ研究図書館協会(CARL)、研究図書館界の動向・優先事項等に関する調査を実施中

2018年9月13日、OCLCは、OCLC Researchが、カナダ研究図書館協会(CARL)と連携し、カナダの31機関を対象に研究図書館のイノベーションの動向と優先事項に関する調査を実施していると発表しています。

研究図書館界における動向・能力・優先事項に関する知見を得るために行なわれているもので、今後のOCLC・OCLC Research・CARLの連携の可能性を明らかにすることが期待されています。

同調査は、英国・オランダ・ドイツ・オーストリア・スイス・デンマーク・スペイン・フランス・イタリアの238機関を対象に2017年に行った調査に続くもので、今後は、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)との連携のもと、オーストラリア・ニュージーランドの研究図書館を対象とした調査も行われる予定です。

カナダ研究図書館協会(CARL)、加盟館の2016・2017年度分の電子ジャーナル及びデータベースのライセンス契約料に関するデータを公表

2018年5月11日、カナダ研究図書館協会(CARL)は、大学図書館の加盟館がカナダ研究知識ネットワーク(Canadian Research Knowledge Network:CRKN)を通じてライセンス契約した2016・2017年度分の電子ジャーナルとデータベースの利用料のデータセット及び集計表を公表しました。

CARLの持続可能な学術コミュニティ構築のためのロードマップ“Scholarly Communications Roadmap”において、加盟館間でのライセンス情報の透明性向上の必要性を指摘しており、その一環として公表されたものです。

ただし、同データは会員館を網羅しておらず、掲載分についても、ライセンス契約全てを含んではいないと説明されています。

カナダ研究図書館協会(CARL)、研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)に署名

2018年4月3日、カナダ研究図書館協会(CARL)が、研究評価の改善を求める「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に署名したと発表しました。

CARL Joins Thousands Calling for Improvements to Research Assessment(CARL,2018/4/3)
http://www.carl-abrc.ca/news/carl-signs-dora-declaration/

DORA
https://sfdora.org/

参考:
オープンアクセス学術出版協会(OASPA)、研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)に署名
Posted 2018年2月13日
http://current.ndl.go.jp/node/35477

大学・研究図書館協会の国際的な連合体IARLA、行動規範(values statement)を発表

2018年3月5日、カナダ研究図書館協会(CARL)・オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)・欧州研究図書館協会(LIBER)・英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)による大学・研究図書館協会の国際的な連合体“International Alliance of Research Library Associations” (IARLA) が、行動規範(values statement)を発表しました。

研究や学習のための公共財であること、研究や学習のための情報へのグローバルなアクセスを第一に考えること、公共財として情報資源の管理・生産・保存を重視すること、学問の自由・知的自由を原則とすること、多様性・包摂性を重視すること、職務基準・倫理基準を遵守すること、を掲げています。

図書館が、研究や学習に役立つ一連のサービスを実施する最良の機関であることを示すことも目的としており、全ての研究図書館が、キャンパス内の関係者や他の研究機関等との交渉において利用することを推奨しています。

カナダ研究図書館協会(CARL)、ケベック州の大学連合BCIと研究データ管理・電子情報保存に関する協力協定を締結

2018年2月22日、カナダ研究図書館協会(CARL)は、ケベック州の大学連合である“Bureau de coopération interuniversitaire” (BCI)と、カナダの研究コミュニティーにおける研究データ管理と電子情報保存へのニーズに関する地域的・国家的課題に関して協力協定を締結したと発表しています。

CARL and BCI Reach Agreement for the Advancement Research Data Management and Digital Preservation in Canada(CARL,2018/2/22)
http://www.carl-abrc.ca/news/carl-bci-rdm-agreement-feb-2018/

カナダ研究図書館協会(CARL)、国際的な学術雑誌の価格高騰問題に関するブリーフィングペーパーを公表

2018年2月15日、カナダ研究図書館協会(CARL)が、ブリーフィングペーパー“Responding to Unsustainable Journal Costs”を公表しました。

国際的な学術雑誌の価格高騰問題の現状を概観するとともに、問題の原因となっているシステム上の問題について考察し、国による適切な対応を明確にすることを目的にしています。

CARL Releases New Brief on the Unsustainability of International Journal Costs(CARL,2018/2/15)
http://www.carl-abrc.ca/news/brief-unsustainability-international-journal-costs/

カナダ研究図書館協会(CARL)がOpenAIREとの連携を発表

2018年1月9日、カナダ研究図書館協会(CARL)がOpenAIREとの連携を発表しています。

OpenAIREのサービスを活用して、カナダが助成している研究成果のオープンアクセス(OA)コンテンツを把握し、同国がオープンサイエンスの最新の議論に参加できるようにすることを目的としています。

同事業では、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)による調整のもと、カナダのリポジトリ、ジャーナル、助成機関にとって必要な、著者・助成機関・研究機関といった情報をメタデータに含めるための取組が行われます。OpenAireでは、これらの情報をデータベースに集約するとともにカナダの助成機関や研究機関と連携して分析等を実施します。

CARL Announces Collaboration with Major European Open Science Initiative, OpenAIRE(CARL,2018/1/9)
http://www.carl-abrc.ca/news/collaboration-with-openaire/

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