図書館情報学

米・イリノイ大学アーバナシャンペーン校のiSchool、図書館・公文書館による無形文化遺産の保護をテーマとしたホワイト・ペーパーを公表

2017年9月14日 イリノイ大学アーバナシャンペーン校のiSchoolが、図書館・公文書館による無形文化遺産の保護の可能性についての議論・研究の活性化を目的としたホワイト・ペーパー“Libraries and Archives and the Preservation of Intangible Cultural Heritage: Defining a Research Agenda”を公表しました。

米国内の様々な無形文化遺産の保護にかかわる研究者や実務家と連携して行なわれた無形文化遺産の保存プロジェクト“Preserving Intangible Cultural Heritage project”の一環です。

ホワイト・ペーパーでは、これまで有形文化遺産の保護に関する研究が中心であった図書館情報学において、無形文化遺産の保護において有用と考えられる分野について以下のように指摘しています。

図書館情報学分野のLISSAを含む6つのプレプリントサービスが公開

2017年8月29日、非営利団体Center for Open Science(COS)は、今週、新たに、図書館情報学分野のLISSA(LIS Scholarship Archive)を含む6つのプレプリントサービスが公開されたことを発表しています。

その他公開されたものは、INA-Rxiv(インドネシア)、MindRxiv(mind and contemplative practicesに関する研究)、NutriXiv(栄養学)、paleorXiv(古生物学)、SportRxiv(スポーツ科学)で、ともに、COSの提供するオープンソースプレプリントサービス、OSF Preprintsを利用しています。

【イベント】アジア太平洋図書館情報学会日本支部(LISSASPAC Japan Chapter)設立セレモニー・記念研究講演会(8/12・大阪)

2017年8月12日、大阪府立中之島図書館別館2階にて、アジア太平洋図書館情報学会(Library and Information Science Society for Asia and the Pacific, LISSASPAC)の日本支部(Japan Chapter)設立セレモニー・記念研究講演会が開催されます。

LISSASPACは2015年にインドで開催されたInternational Conference on Innovation Driven Librarianshipの中で、韓国・啓明大学の呉東根教授に参加者が賛同する形で設立された国際学会です。日本支部は志保田務氏を支部長とし、2016年度に設立されました。

今回のイベントではその設立セレモニーのほか、呉教授らによる記念講演、発表申込者による研究発表等が行われます。

Commemorative Conference for LISSASPAC Japan Chapter
http://www.lissaspac.org/Nakanoshima_japan.html

【イベント】第65回日本図書館情報学会研究大会(11/4、5・名古屋)

2017年11月4日、5日に、愛知県名古屋市の椙山女学園大学 星が丘キャンパスを会場として、第65回日本図書館情報学会研究大会が開催されます。

研究大会では、4日の午後から5日午前にかけて研究発表が行なわれるほか、5日午後には会員集会・学会賞等授与式に加え、シンポジウム「研究者が現場と関わりながら研究をすること:医療健康分野で考える」(仮題)が行われます。

なお、研究大会には参加費が必要です。また、シンポジウムは、研究大会参加者以外も参加可能で、無料とのことです。

第65回日本図書館情報学会研究大会 ご案内(日本図書館情報学会)
http://www.jslis.jp/conference/2017Autumn.html

参考:
E1879 - 第64回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.318 2017.01.26
http://current.ndl.go.jp/e1879

トロント大学の図書館とiSchoolが連携して実施するインターンシップ制度“Toronto Academic Libraries Internship (TALint) ”(カナダ)(記事紹介)

2017年8月にポーランドのヴロツワフで開催される第83回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、カナダ・トロント大学図書館のJulie Hannaford氏と同大学情報学部のSiobhan Stevenson氏による“TALint at the University of Toronto: Bridging the Gap Between iSchool and Academic Librarianship”と題する記事が公開されています。

大学院で得た知識と実務を、図書館現場で結びつけることを通じて、複雑化する情報環境の中でリーダーシップを発揮できる図書館員、アーキビスト、記録管理者を養成することを目的に、2014/2015学年度から、トロント大学図書館と同大学のiSchoolとが連携して行っている2年間のインターンシップ制度“Toronto Academic Libraries Internship (TALint) ”を紹介するものです。

開始当初から現在までのプログラムの詳細や、プログラムの評価方法や評価結果の紹介に加え、大学理事会から如何にして継続的な財政支援を得たかについて報告されています。

日本図書館情報学会図書館情報学教育に資する事業ワーキンググループ、「図書館情報学教育の拡がりと今後の方向性に関する調査報告書」を公表

日本図書館情報学会のウェブサイトで、同学会図書館情報学教育に資する事業ワーキンググループによる調査報告書「図書館情報学教育の拡がりと今後の方向性に関する調査報告書」が公表されています。

このワーキンググループは2016年度に設置されたもので、図書館情報学分野の拡がりを調査し、今後の図書館情報学教育を検討したものであるとのことです。具体的には、(1) 日本国内の司書課程、図書館情報学専門課程を設置している教育組織におけるカリキュラム等の調査、(2) 北米の大学における図書館情報学教育の動向、(3) 隣接領域からみた図書館情報学、を中心とした調査結果がまとめられています。

図書館情報学教育の拡がりと今後の方向性に関する調査報告書(2017 年3 月)
http://www.jslis.jp/publications/JSLIS-EduWG-Report.pdf

米国図書館協会、図書館情報学を学ぶ際の助成金ダイレクトリ2017-2018年版を公開

2017年5月4日、米国図書館協会(ALA)が、図書館情報学の学部課程・大学院課程で学ぶ際に資金援助を行なう、州の図書館担当機関、国及び州の図書館協会、地域の図書館、研究機関、財団からの助成金のダイレクトリーである“Financial Assistance for Library and Information Studies Directory”の2017-2018年版を公開しました。

2017-2018 Edition of Financial Assistance for Library and Information Studies Directory available(ALA,2017/5/4)
http://www.ala.org/news/member-news/2017/05/2017-2018-edition-financial-assistance-library-and-information-studies-directory

米・図書館情報学教育協会、戦略計画“ALISE Strategic Plan 2017-2020”を発表

2017年4月24日、米・図書館情報学教育協会(ALISE)が、戦略計画“ALISE Strategic Plan 2017-2020”を発表しています。

以下の4点が掲げられています。

戦略的方向1:高品質な図書館情報学分野の教育と研究をリードする
戦略的方向2:あらゆるレベルの教育において教育的な卓越と革新を促進する
戦略的方向3:会員の拡大
戦略的方向4:財政運営の効率化

E1902 - 図書館情報専門職養成史の再検討<報告>

2017年2月10日,筑波大学知的コミュニティ基盤研究センターは,筑波大学春日エリア情報メディアユニオンにてシンポジウム「図書館情報専門職養成史の再検討:組織記憶を構築する試み」を開催した。

オーストラリア図書館協会、研究と実務の連携促進を目的に実施した調査の報告書を公開

2017年2月15日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、チャールズスタート大学と連携して、2016年後半にオーストラリア首都特別地域で行なった、調査の結果をまとめた報告書“Relevance 2020 LIS Research in Australia”を公開しました。

図書館情報学の将来の研究プロジェクトや活動を支援するために必要な研究者と実務者の連携の促進を目的に実施された調査であり、172人の大学院生、研究者、図書館員等が参加しました。

報告書では、研究や連携のための7つの障壁を指摘するとともに、

・図書館や図書館員は、自身の役割を変更し、その一部として研究を含めること
・図書館情報学分野の大学院や研究者が、研究と実務の連携促進を促す担い手になること
・情報サービスやそれらサービスの促進を含む、実務者にとってのいくつかの優先分野に対して、図書館情報学分野の研究者による更なる配慮が考えられること
・ALIAが、研究と実務者のニーズの間のギャップを繋ぐ役割を引き続き果たすこと

を推奨しています。

Launch of ALIA report: Relevance 2020, LIS Research in Australia (ALIA,2017/2/15)

ページ