図書館情報学

オーストラリア図書館協会、研究と実務の連携促進を目的に実施した調査の報告書を公開

2017年2月15日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、チャールズスタート大学と連携して、2016年後半にオーストラリア首都特別地域で行なった、調査の結果をまとめた報告書“Relevance 2020 LIS Research in Australia”を公開しました。

図書館情報学の将来の研究プロジェクトや活動を支援するために必要な研究者と実務者の連携の促進を目的に実施された調査であり、172人の大学院生、研究者、図書館員等が参加しました。

報告書では、研究や連携のための7つの障壁を指摘するとともに、

・図書館や図書館員は、自身の役割を変更し、その一部として研究を含めること
・図書館情報学分野の大学院や研究者が、研究と実務の連携促進を促す担い手になること
・情報サービスやそれらサービスの促進を含む、実務者にとってのいくつかの優先分野に対して、図書館情報学分野の研究者による更なる配慮が考えられること
・ALIAが、研究と実務者のニーズの間のギャップを繋ぐ役割を引き続き果たすこと

を推奨しています。

Launch of ALIA report: Relevance 2020, LIS Research in Australia (ALIA,2017/2/15)

米国図書館協会(ALA)の会長は図書館情報学修士号(MLIS)保有者でなくてはならない(記事紹介)

米Library Journal誌オンライン版に米国図書館協会(ALA)の会長は図書館情報学修士号(MLIS)保有者でなくてはならない、とする論考”The Devalued MLIS: ALA’s Leader Must Be a Librarian”が掲載されています。著者はLibrary Journal誌のEditors-at-large、John N. Berry3世氏です。

この論考は2017年2月1日発行のLibrary Journal本誌に掲載されたものの再掲で、ALA冬季大会において、会長のMLIS保持規定に関する議論が行われるのに先立って執筆されたものです。ALAでは現在、会長はMLISを保持する図書館員から選出されることとなっていますが、2017年のALA冬季大会ではこの規定の見直しについて議論される予定でした。本論考はALA会長はMLISを持つ図書館員であるべき、という立場からの意見を述べたものです。

なお、2017年1月23日に行われた投票の結果、78対75と僅差ではあったものの、次期ALA会長については従来同様、MLIS保有者でなくてはならないとすることになった、とのことです。

E1879 - 第64回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>

2016年11月13日,天理大学杣之内キャンパスにて,第64回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム「学校図書館への研究的アプローチ」が開催された。パネリストは,足立幸子氏(新潟大学),今井福司氏(白百合女子大学),岩崎れい氏(京都ノートルダム女子大学),中村百合子氏(立教大学),野口武悟氏(専修大学)の5名が,コーディネータ・司会は,平久江祐司氏(筑波大学)が務めた。...

【イベント】第64回日本図書館情報学会研究大会(11/12、13・奈良)

2016年11月12日、13日に、天理大学を会場として、第64回日本図書館情報学会研究大会が開催されます。

研究大会では、12日の午後から13日午前にかけて研究発表が行なわれるほか、13日午後には会員集会・学会賞等授与式のほか、シンポジウム「学校図書館への研究アプローチ」が行われます。

なお、研究大会には参加費が必要です。また、シンポジウムは、研究大会参加者以外も参加可能で、無料とのことです。

第64回日本図書館情報学会研究大会 ご案内 (日本図書館情報学会)
http://www.jslis.jp/conference/2016Autumn.html

発表プログラム(日本図書館情報学会)
http://www.jslis.jp/conference/2016JSLIS_Autumn_Program.pdf

参考:
E1732 - 第63回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.292 2015.11.12
http://current.ndl.go.jp/e1732

E1636 - 第62回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.272 2014.12.12
http://current.ndl.go.jp/e1636

【イベント】三田図書館・情報学会2016年度研究大会(10/29・東京)

2016年10月29日、慶應義塾大学三田キャンパスで、「三田図書館・情報学会2016年度研究大会」が開催されます。

3つのセッションと、「図書館・情報学研究に求められる「論理」」を演題とした前三田図書館・情報学会会長/慶應義塾大学の糸賀雅児氏による講演などが開催されます。

三田図書館・情報学会 研究大会
http://www.mslis.jp/annual.html

プログラム(三田図書館・情報学会)
http://www.mslis.jp/am_2016.html

参考:
【イベント】三田図書館・情報学会2015年度研究大会(11/14・東京)
Posted 2015年9月15日
http://current.ndl.go.jp/node/29441

国際図書館連盟(IFLA)の教育研修分科会、世界の図書館情報学等についてまとめた教育に関する書籍を刊行

2016年8月5日、国際図書館連盟(IFLA)の教育研修分科会は、欧州、アフリカ、米大陸、アジア、オーストラリアにおける図書館情報学等に関する教育のこれまでとこれからについてまとめた書籍“Educating the Profession: 40 years of the IFLA Section on Education and Training”を刊行しました。

編者は、ドイツのフンボルト大学のMichael Seadle氏、ノースカロライナ大学グリーンズボロ校のClara Chu氏らです。

Educating the Profession: 40 years of the IFLA Section on Education and Training(IFLA, 2016/8/5)
http://www.ifla.org/publications/ifla-publications-series-170

40th anniversary book on IFLA SET is now availale for purchase(IFLA, 2016/8/13)
Educating the Profession: 40 years of the IFLA Section on Education and Training

米国図書館協会(ALA)、図書館情報学を学ぶ際の助成金のダイレクトリ2015-2016年版を公開

2015年12月29日、米国図書館協会(ALA)が、“Financial Assistance for Library and Information Studies Directory”2015-2016年版を公開しています。

図書館情報学の学部課程・大学院課程で学ぶ際に金融支援を行なう、州の図書館担当機関、国及び州の図書館協会、地域の図書館、研究機関、財団からの助成金の年間ダイレクトリーとのことです。

2015-2016 edition of Financial Assistance for Library and Information Studies Directory available(ALA,2015/12/29)
http://www.ala.org/news/member-news/2015/12/2015-2016-edition-financial-assistance-library-and-information-studies-directory

Financial Assistance for Library and Information Studies Directory 2015-2016(ALA)

【イベント】第63回日本図書館情報学会研究大会(10/17、18・東京)

2015年10月17日、18日に、学習院女子大学を会場として、第63回日本図書館情報学会研究大会が開催されます。

研究大会では、17日の午後から18日午前にかけて計21本の研究発表が、18日午後には会員集会・学会賞等授与式のほか、シンポジウム「情報資源組織化が切り拓く未来: RDA、新NCR、BIBFRAME、Linked Data がもたらすもの」が行われます。

なお、研究大会には参加費が必要です。また、シンポジウムは、研究大会参加者以外も参加可能で、無料とのことです。

第63回日本図書館情報学会研究大会(日本図書館情報学会)
http://www.jslis.jp/conference/2015Autumn.html

第63回日本図書館情報学会研究大会・会員集会 ご案内(日本図書館情報学会, 2015/9/15付け)
http://www.jslis.jp/conference/2015JSLIS_Autumn.pdf

参考:
【イベント】第62回日本図書館情報学会研究大会(11/29-30・大阪)
Posted 2014年10月28日
http://current.ndl.go.jp/node/27325

E1636 - 第62回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>

Ithaka S+R、Research Librarianの司書教育の不十分さについてのイシューブリーフを公開

2015年5月7日、Ithaka S+Rが、“Educating the Research Librarian: Are We Falling Short?”と題するイシューブリーフを公開しました。

著者のDeanna Marcum氏は、Research Librarianに発生している巨大な変化と図書館課程のカリキュラムが合致していないとし、このイシューブリーフで、教育と実践の間のギャップを調査しているとのことです。

Educating the Research Librarian: Are We Falling Short?(Ithaka S+R,2015/5/7)
http://www.sr.ithaka.org/blog-individual/educating-research-librarian-are-we-falling-short

ISSUE BRIEF Educating the Research Librarian: Are We Falling Short?(May 7,2015)
http://sr.ithaka.org/sites/default/files/files/SR_Issue_Brief_Educating_the_Research_Librarian050715.pdf

参考:

米国の大学・研究図書館協会、C&RL誌75周年記念号を公開

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、College and Research Libraries (C&RL)誌75周年記念号を公開しました。過去の掲載記事の中から選ばれた、C&RL誌の歴史において影響を与えた記事の再掲載バージョンや、それらの記事についての解説文等が掲載されています。

College and Research Libraries (C&RL), 75th Anniversary Issue; 76 (3)
http://crl.acrl.org/content/76/3.toc

College & Research Libraries – 75th Anniversary Issue (ACRL insider, 2015/3/13)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/10036

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