美術館

Internet Archive(IA)・ニューヨークアート資料コンソーシアム(NYARC)、美術関連資料のウェブアーカイブにおける美術図書館の連携を促進する事を目的としたフォーラムを開催

2018年5月15日、Internet Archive(IA)は、インターネット上の歴史的に貴重な美術関連資料のウェブアーカイブにおける美術図書館の連携を促進する事を目的としたフォーラム“Advancing Art Libraries and Curated Web Archives:National Forum”を開催すると発表しています。

博物館・図書館サービス機構(IMLS)の助成を得て、ニューヨークアート資料コンソーシアム(NYARC)と共同で行なうもので、フォーラムの開催に加え、予備調査、ニーズ調査、フォーラム参加者対象のハンズオン(研修)、同活動に関する出版物の作成、今後の連携のためのロードマップの策定といった事業も行なわれます。

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、全米博物館・図書館サービスメダル2018を発表

2018年5月1日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米博物館・図書館サービスメダル2018(2018 National Medal for Museum and Library Service)の受賞館を発表しました。同賞は、市民や家庭、コミュニティに対して著しい貢献を果たした博物館・図書館等を称えて贈られる全米規模の賞です。

図書館では、次の5館が選ばれています。

Georgetown Public Library(テキサス州・ジョージタウン)
Orange County Library System(フロリダ州・オーランド)
Pueblo City-County Library District(コロラド州・プエブロ)
Reading Public Library(ペンシルバニア州・レディング)
Rochester Public Library(ミネソタ州・ロチェスター)

これに先立って、2018年3月5日に、図書館14館、博物館等15館がファイナリストとして発表されていました。

東京文化財研究所、ゲッティ研究所副所長キャスリーン・サロモン氏講演会「日本美術資料の国際情報発信に向けて」の報告書を公開

2018年5月8日、東京文化財研究所は、2017年12月6日に開催したゲッティ研究所副所長キャスリーン・サロモン氏講演会「日本美術資料の国際情報発信に向けて」の報告書をウェブサイトで公開しました。

東京文化財研究所 新着情報
http://www.tobunken.go.jp/index_j.html
※「ゲッティ研究所副所長 キャスリーン・サロモン氏講演会報告書公開のお知らせ 18.05.08」とあります。

研究会 キャスリーン・サロモン氏(ゲッティ研究所副所長)講演会
―日本美術資料の国際情報発信に向けて(東京文化財研究所)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/publication/seminar/index.html

E2014 - 国立美術館の映画専門機関「国立映画アーカイブ」

2018年4月1日,独立行政法人国立美術館「国立映画アーカイブ」が東京・京橋に誕生した。前身は,東京国立近代美術館(1952年設置当時は国立近代美術館)のフィルム・ライブラリー事業から始まった東京国立近代美術館フィルムセンター(以下「フィルムセンター」)である。同美術館の中の一課として半世紀以上にわたって行ってきた映画の収集・保存・公開・活用の活動をふまえて,他の国立美術館と同格の,一つの独立した館に改組されたことになる。

米国ジョージ・メイソン大学ロイ・ローゼンツヴァイク・歴史・ニューメディアセンター、“Omeka Everywhere”の公開を発表

2018年4月12日、米国ジョージ・メイソン大学ロイ・ローゼンツヴァイク・歴史・ニューメディアセンター(CHNM)が、“Omeka Everywhere”の公開を発表しました。

同アプリ(Android,iOS)をインストールすることで、デジタルコレクション展示用オープンソースソフトOmeka Classicで公開しているデジタルコンテンツがモバイル端末で閲覧できるほか、Omeka APIを用いて展示室内のタッチパネル等にコンテンツを配信することも可能です。また、展示室内に貼付されたQRコードを読み取ることで、展示室内のタッチパネルに表示されている作品をモバイル端末内に保存できるようにすることも可能です。

Explore Omeka Everywhere(CHNM,2018/4/12)
http://omeka.org/news/2018/04/12/omeka-everywhere/

Omeka Everywhere
https://omeka.org/everywhere/

国立映画アーカイブ、所蔵映画フィルム検索システムを公開

2018年4月1日、国立映画アーカイブは、所蔵映画フィルム検索システムを公開しました。

国立映画アーカイブが所蔵する日本劇映画を収録しており、映画の題名、スタッフ・キャスト、製作年代から検索できます。

国立映画アーカイブ「所蔵映画フィルム検索システム」開設のお知らせ(国立映画アーカイブ, 2018/4/1)
http://www.nfaj.go.jp/ge/topics/20180401-3/

所蔵映画フィルム検索システム(国立映画アーカイブ)
http://nfad.nfaj.go.jp/

参考:
独立行政法人国立美術館、2018年4月に「国立映画アーカイブ」を設置
Posted 2018年2月7日
http://current.ndl.go.jp/node/35440

美術図書館連絡会(ALC)、「美術図書館横断検索」をリニューアル

2018年4月2日、国内美術図書館のコンソーシアムである美術図書館連絡会(ALC)が、「美術図書館横断検索」をリニューアルしました。

リニューアルの主な特徴として、

・横断検索の高速化。
・デザインの一新。
・全件検索に加え、美術図書館を特徴づける資料種別である「展覧会カタログ」などの切り口で検索対象を絞り込む「展覧会カタログ・図書」「雑誌」の画面を設置。
・検索結果に対し、「タイトル」「著者名」「出版年」などの項目ごとに表示順を操作する機能を追加。
・検索結果に対し、「展覧会カタログ」といったキーワードや所蔵館を切り口にした表示切替え機能を追加。

があげられています。

株式会社ブレインテックのサイト構築・管理体制のもと、バックグラウンドに株式会社カーリルの超高速横断検索API「カーリル Unitrad API」が採用されています。

東京文化財研究所保存科学研究センター、「文書館・文化財展示収蔵施設における「生物被害対策」」の啓発普及ポスターを公開

2018年3月28日、東京文化財研究所保存科学研究センターが、「文書館・文化財展示収蔵施設における「生物被害対策」」の啓発普及ポスターを作成したと発表しています。

電子ファイル(PDF)をウェブサイトで公開するとともに、希望者には無償でポスターを配布する(先着順)としています。

更新履歴(東京文化財研究所)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/update.html
※「2018.03.28 文書館・文化財展示収蔵施設における「生物被害対策」 ポスター公開のお知らせ」とあります。

文書館・文化財展示収蔵施設における「生物被害対策」(東京文化財研究所)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/publication/pestdamages/index.html

米国で歳出法案成立 IMLSの2018年度予算は増額、研究予算も増額

2018年3月23日、米国で2018年度の歳出法案が成立しました。歳出額は1.3兆円で、博物館・図書館サービス機構(IMLS)をはじめ、図書館や研究関連の予算が2017年度より増額されました。

IMLSについてはトランプ政権により、段階的廃止に向けた予算教書が発表され、図書館関係機関等の反発を招いていましたが、今回成立した歳出法案では2017年度に比べて900万ドル増額した、2億4千万ドルが計上されたとのことです。州への助成金など複数の事業について予算が増額され、そのほかの事業についても2017年度と同水準を維持しています。ALAのJim Neal会長もこの歳出法案を歓迎するコメントを発表するとともに、本件の教訓として、図書館が声をあげれば、意思決定者は耳を貸すのだとして、2017年度来の米国の図書館関係者の働きかけが実を結んだこと、アドヴォカシーの重要性を述べています。

また、NIH、NSFなどの他の研究関連予算についても2017年度より増額しており、研究関連予算額の増加幅としては過去10年で最大であると報じられています。

『UNESCO・ICCROMによる非常時における文化財の救出と保全の手引き』が刊行され、京都国立博物館のウェブサイトで公開

2018年3月23日、ユネスコ(UNESCO)及び文化財保存修復研究国際センター(ICCROM)により2016年に編纂・刊行されたハンドブック“Endangered Heritage, Emergency Evacuation of Heritage Collections”の日本語訳『UNESCO・ICCROMによる非常時における文化財の救出と保全の手引き』が刊行され、京都国立博物館のウェブサイトで公開されました。

同ハンドブックは、緊急時における博物館・美術館等の施設が収蔵する文化財の救出・保全に関するマニュアルで、一つの指針として広く用いられているものです。

日本語訳版の翻訳及び編集は、京都国立博物館及び国立文化財機構文化財防災ネットワーク推進室が行なっています。

刊行物等(文化財防災ネットワーク)
http://ch-drm.nich.go.jp/news
※「2018年03月23日 【刊行物のご案内】『UNESCO・ICCROMによる 非常時における文化財の救出と保全の手引き』が刊行されました。」とあります。

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