美術館

愛知県美術館、1993年度の創刊号から2011年度までの『愛知県美術館研究紀要』掲載論文をウェブサイトで公開

2017年12月13日、愛知県美術館が、1993年の創刊号から2011年度までの『愛知県美術館研究紀要』掲載論文のpdfファイルをウェブサイトで公開したと発表しています。

同館は、既に、2017年8月3日、2012年度以降分を同館ウェブサイトで公開しています。

@apmoa(twitter,2017/12/13)
https://twitter.com/apmoa/status/940794318931054593

研究紀要・年報(愛知県美術館)
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/research/index.html

韓国・ソウル特別市、図書館での本の貸出など186の公共施設で利用可能な「ソウル市民カード」アプリを公開

2017年12月11日、韓国・ソウル特別市が、公共施設で利用可能な「ソウル市民カード」アプリの公開を発表しています。

美術館、劇場、体育施設など市立・区立の公共施設の会員証として利用できるほか、おもちゃ図書館や市立図書館での玩具や図書の貸出などでも利用でき、今後186の公共施設で利用できるようになる予定です。

その他、施設・イベント情報や図書返却日などのプッシュ通知機能があるほか、世宗文化会館での公演・展示やソウル演劇協会所属劇団の一部公演のチケット購入に際して割引が適用されます。

今後、国立の施設や民間企業との連携も視野に入れています。

공공시설 186개 이용, 공연할인까지…‘서울시민카드’ 앱 출시(서울특별시,2017/12/11)
http://spp.seoul.go.kr/main/news/news_report.jsp#view/240339

ウィキペディアンによく引用される米・ルイジアナ州の文化遺産機関が公開しているデジタルコンテンツは何か?(文献紹介)

2017年11月28日、Journal of Web Librarianship誌のウェブサイトで、米・ルイジアナ州ニューオーリンズにあるロヨラ大学ニューオリンズの図書館に勤めるケリー(Elizabeth Joan Kelly)氏による論文“Use of Louisiana's Digital Cultural Heritage by Wikipedians”が公開されました。

利用者ニーズを把握し、蔵書構築・デジタル化の優先順位の方針を確定させる事を目的に、Wikipediaの記事に引用されたルイジアナ州の文化遺産機関が公開しているデジタルコンテンツの種類やそのWikipediaの記事内容の分析を試みたものです。

文献では、デジタルライブラリのアイテムやアーカイブ資料の調査手引きである“finding aids”へのリンクが多いことや、特に、ルイジアナ固有の社会・社会科学・文化・芸術に関する記事にリンクが多いとの結果が紹介されるとともに、得られた知見に基づいて、蔵書構築・デジタル化の優先順位方針を決定するためのいくつかの有力な戦略も述べられています。

博物館コレクション情報横断検索ゲートウェイサービス「MAPPS Gateway」が公開

2017年11月29日、早稲田システム開発株式会社が、全国のミュージアムのコレクション・データベースを横断検索できるウェブサイト「MAPPS Gateway」の公開を発表しています。

同社のクラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」を利用して情報を公開している各館のコレクション・データベースに対して横断的に検索をかけることができるゲートウェイサイトです。

サービス開始時には全国128館のデータベースが対象となっており、約250万点のコレクションを検索できます。

今後の課題として、コンテンツの充実(検索対象数、画像・解説の充実)、検索方法の追加、「ジャパンサーチ(仮称)」と持続可能な形での連携の3点を掲げています。

博物館コレクション情報横断検索ゲートウェイサービス  <MAPPS Gateway>サービス開始のご案内(早稲田システム開発株式会社,2017/11/29)
http://www.waseda.co.jp/news/detail/display/235

大岡信ことば館(静岡県)閉館:所蔵資料は明治大学に寄贈

静岡県三島市にある、大岡信ことば館が、2017年11月26日閉館しました。

同館が所蔵する詩人大岡信氏の蔵書・著書・原稿・美術品等は、同館を運営する増進会出版社から明治大学に寄贈されます。

明治大学では2020年開設予定の「大岡信文庫」でそれら資料を収蔵するとともに、大岡信氏の功績についての研究や詩歌・ことばに関する文化的講座の開設等について増進会出版社と協働で企画・検討します。

大岡信ことば館閉館と今後につきまして(大岡信ことば館,2017/11/24)
http://kotobakan.jp/info/post-7123.html

大岡信ことば館の閉館と今後の展開について(増進会出版社,2017/11/24)
http://www.zkai.co.jp/home/news/press/171124_kotobakan.html

米国の博物館・図書館サービス機構、2017年度の業績報告書を公開

2017年11月15日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、2017年度(2016年10月1日から2017年9月30日まで)の業績報告書(Performance and Accountability Report)を公開しました。

IMLSが実施している、

・図書館・博物館が地域の触媒となることを目指す“Community Catalyst”
・退役軍人とその家族のニーズを満たす図書館・博物館を目指す“Community Salute”
・地域のSTEM分野の専門家が6歳から10歳の子どもや、彼ら家族を対象としたプログラムを、図書館・博物館で実施するための助成金“STEMeX”
・郊外や小規模なコミュニティにおいて図書館・博物館が提供するブロードバンド接続を拡大し、住民が仕事やその他重要な情報にアクセスできるようにする取組

といった事業が説明されています。

大阪新美術館建設準備室、準備室特設ホームページ「Artrip Museum」内に「戦後日本美術オーラルヒストリー」を開設

2017年11月14日、大阪新美術館建設準備室が、準備室特設ホームページ「Artrip Museum」内に「戦後日本美術オーラルヒストリー」を開設しました。

戦後日本美術を「作品」だけではなく、その作り手や、作り手の周辺の人々の「オーラルヒストリー」の聴取を通じて、制作にいたるプロセスや時代背景に目を向け、新たな、多角的な視点で捉えなおすことを目的としています。

公開時点では、元「具体美術協会」メンバーの向井修二氏と今井祝雄氏のインタビューが掲載されています。

Artrip Museum information(大阪新美術館建設準備室)
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu120/artrip/index.html
※「2017.11.14 本ホームページ内に新コーナー「戦後日本美術オーラルヒストリー」を開設しました。」とあります。

【イベント】キャスリーン・サロモン氏(ゲッティ研究所副所長)講演会「日本美術資料の国際情報発信に向けて」(12/6・東京)

2017年12月6日、東京国立博物館黒田記念館において、東京文化財研究所文化財情報資料部が主催する、ゲッティ研究所副所長のキャスリーン・サロモン氏による講演会「日本美術資料の国際情報発信に向けて」が行なわれます。

「視野の拡大に向けて:ゲッティ研究所と美術研究情報の国際的発信」と題して、美術図書館を運営し国際的な情報発信・情報共有を推進しているゲッティ研究所副所長のキャスリーン・サロモン氏が、ゲッティ研究所図書館のこれまでの歩みと現在の世界的な取り組みについての紹介や美術資料の情報発信の国際動向についての講演を行なうとともに、日本において美術資料の国際情報発信に向けての課題と展望を考える場とするとされています。

定員は40人で、事前の申し込みが必要です。

キャスリーン・サロモン氏(ゲッティ研究所副所長)講演会―日本美術資料の国際情報発信に向けて(東京文化財研究所)
http://www.tobunken.go.jp/info/info171206/index.html

米・バーンズ財団、印象派の絵画等の画像2,000点余りをオープンアクセスで公開

美術関係の情報メディアartnetの2017年11月1日付の記事が、米国・フィラデルフィアのバーンズ財団が、印象派・後期印象派、モダンアートの絵画等のコレクション2,000点余りの画像をオープンアクセス(OA)で公開したことを報じています。これは同財団が所有するコレクション約4,000点の半分にあたります。

公開された画像のうちパブリックドメインの1,429点は、商用・非商用問わず誰でも無料で高精細画像のダウンロードおよび再利用が可能です。著作権保護期間中または不明な絵画の場合、画像はダウンロード不可で、高精細画像が必要な場合は同財団に申請する必要があります。

Breaking Further With Its Secluded Past, the Barnes Foundation Makes Half Its Art Collection Available Online(artnet,2017/11/1)
https://news.artnet.com/art-world/barnes-foundation-open-access-1134467

韓国・国立アジア文化殿堂、「ACCラウンドテーブル:文化機関とソーシャルメディアの現在」を開催:世界の美術館のSNS活用事例を報告

2017年10月28日、韓国・国立アジア文化殿堂(ACC)が、同所において「ACCラウンドテーブル:文化機関とソーシャルメディアの現在」を開催します。

米・ニューヨークのグッゲンハイム美術館・ブルックリン美術館、フランス・パリのポンピドゥー・センター、 香港のアジア・アート・アーカイブ、中国・北京のMウッズ美術館、韓国・光州広域市の国立アジア文化殿堂といったソーシャルメディアで世界の人々とコミュニケーションを取っている機関のSNS活用事例が報告されます。

ACCラウンドテーブル:文化機関とソーシャルメディア(ACC)
https://www.acc.go.kr/jp/board/schedule/event/1716

美術館がソーシャルメディアを通じて進化する(東亞日報,2017/10/26)
http://japanese.donga.com/List/3/all/27/1106650/1

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