図書館建築

2018年10月1日、生涯学習センター(図書室)等との複合施設として女川町(宮城県)の新庁舎が開庁

東日本大震災による津波で全壊した宮城県・女川町の新庁舎が、2018年10月1日開庁します。

新庁舎は、生涯学習センター・保健センター・子育て支援センターとの複合施設で、庁舎1階に位置する生涯学習センターには、開架3万冊・児童書1万冊・閉架4万冊からなる図書室があり、開庁にあわせ10月1日からサービスが開始されます。

「新女川町庁舎のご案内」『広報おながわ』2018年9月号 [PDF:28ページ]
http://www.town.onagawa.miyagi.jp/kouhou/2018_09.pdf

参考:
図書室が津波で全壊した宮城県女川町に「女川つながる図書館」が開館
Posted 2012年3月26日
http://current.ndl.go.jp/node/20458

図書館デザインショーケース2018(米国)(記事紹介)

米国図書館協会(ALA)が発行するamerican libraries誌の2018年9月/10月号において、2018年に北米で新しく建てられた、もしくは改築された図書館17館が写真とともに掲載されています。

以下の図書館に関する簡単な説明と、建築家、面積、費用などの情報がまとめられています。

国際図書館連盟(IFLA)“Public Library of the Year Award 2018”は、オランダ・School 7(KopGroep Bibliotheken)

2018年8月28日、国際図書館連盟(IFLA)“Public Library of the Year Award 2018”にオランダのデン・ヘルダー市にあるSchool 7(KopGroep Bibliotheken)が選ばれました。

マレーシア・クアラルンプールで開催されていたIFLAの年次大会で発表されたもので、同賞のスポンサー企業であるSystematic社からのプレスリリースによると、年齢や言語を問わず多様な住民が、読書に加え、仕事のために利用、講座やワークショップへの参加が可能なほか、熱心なボランティアが子どもにプログラミングを教えたり、子どもが大声で本を読んだりするなど、地域のリビングルームのような利用のされ方をされていること、そして、そのことを反映した建築が評価されたようです。建物内の劇場で結婚式をあげたり、カフェで誕生日を祝ったりすることも可能となっています。また、社会の持続可能性に焦点を当てた活動を行っていることや、古い学校の建物と新しい図書館を調和させた建築であることも指摘されています。

同館長によると、賞金5,000米ドルは、児童書の購入や、図書館員やボランティアと祝賀会に開催に充てるとしています。

スペイン・カタルーニャ州のInclusive Libraries Project(文献紹介)

2018年8月にマレーシアのクアラルンプールで開催される第84回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、スペインのカタルーニャ州・ビラノバにあるArmand Cardona Torrandell図書館のSusana Peix Cruz氏による“Inclusive Libraries: Architecture, Services, Library Collections and Training Combine in an Acessibility Project in the Libraries of Catalonia ”と題する文献が公開されています。

同文献では、まず、2015年に開始された、カタルーニャの公共図書館ネットワークによるInclusive Libraries Projectが紹介されています。

同プロジェクトでは、公共図書館利用における既存の障壁を特定・改善するために、建築、サービス・アクティビティ、蔵書、研修の4つのワーキンググループが設置され、アクセシブルな図書館モデルのための提言が策定されたとのことです。

ユニバーサルデザインに基づいた英国の公共図書館建築の事例(文献紹介)

2018年8月にマレーシアのクアラルンプールで開催される第84回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、英・ストックトン-オン-ティーズ市公共図書館のフリーマン(FREEMAN, Mark)氏による“Universal Design in UK Libraries: Best practice in British public libraries”と題する文献が公開されています。

同文献では、英国の公共図書館においては、近年、認知症や自閉症の方などに対するサービスなど、図書館サービスへの普遍的なアクセスの提供が重視され、同ニーズを考慮した新しいイニシアチブ・サービスが見られるようになってきていると紹介されています。

そして、図書館建築においても、現在では、特定の目的・ニーズのために別室を設ける館は少なくなり、より柔軟に、より幅広いニーズに対応した設計が行われているとし、ヤーム図書館、チェルムズフォード児童図書館、ウォリントン図書館、アンマンフォード図書館といった、ここ数年間に新築・改築された館を優良事例として紹介しています。

独ケルンで発掘された遺構が古代ローマ時代の図書館と判明 2万巻の巻物を収蔵か

2018年7月31日付けの英ガーディアン紙記事で、独ケルンで発掘された古代ローマ時代の図書館と推定される遺構が紹介されています。

発掘されたのは80cm×50cmの隙間を持つ壁の跡で、ケルン市内中心部の教会の敷地から2017年に見つかりました。当初、この隙間はなんのためのものかわかりませんでしたが、エフェソスに存在する古代図書館の遺構にもこの隙間が存在していることから、巻物を保管するための棚であったと推定されています。

ケルンRoman-German MuseumのDirk Schmitz博士はガーディアン紙の取材に答え、この図書館にどれだけの巻物があったかは正確にはわからないものの、かなりの量、例えば2万巻はあったかも知れないとしています。開館は2世紀半ばと考えられ、少なくとも発見されている中ではドイツ最古の図書館であり、ローマの北西属州内でも最古のものかもしれないとされています。

この遺構は現在建設中の教会コミュニティセンターにおいて保存され、一般に公開される予定であるとのことです。

【イベント】図書館総合展2018 フォーラム in 高知(9/22・高知)

2018年9月22日、高知県高知市のオーテピア高知図書館において、「図書館総合展2018 フォーラム in 高知」が開催されます。

「連携する図書館」を大テーマに、新に開館したオーテピア高知図書館についてや、施設内外との様々な連携について紹介されるとのことです。フォーラムの当日・翌日にはオーテピア高知図書館の見学ツアーも開催されます。

2018年9月22日(土)、図書館総合展2018 フォーラム in高知 開催のお知らせ(図書館総合展、2018/7/18付け)
https://www.libraryfair.jp/news/6831

参考:
新図書館等複合施設「オーテピア」(高知県)が開館
Posted 2018年7月24日
http://current.ndl.go.jp/node/36369

第34回日本図書館協会建築賞に、市立小諸図書館(長野県)・ふみの森もてぎ図書館(栃木県)が選ばれる

日本図書館協会(JLA)図書館施設委員会は、「優れた図書館建築を顕彰し、それを広く世に知らせることによって、図書館建築の質の向上を図ること」を目的とした第34回日本図書館協会建築賞に、市立小諸図書館(長野県)・ふみの森もてぎ図書館(栃木県)を選んだと発表しています。

『図書館雑誌』2018年8月号に選考結果・講評が掲載され、第104回全国図書館大会にて表彰式が行われます。

日本図書館協会図書館施設委員会
http://www.jla.or.jp/committees/shisetu/tabid/283/Default.aspx
※「第34回 日本図書館協会建築賞  発表」とあります。

市立小諸図書館「『第34回日本図書館協会建築賞』を受賞しました」(県立長野図書館,2018/7/28)
http://www.library.pref.nagano.jp/omedeto_1807komoro

第59回BCS賞に太田市美術館・図書館(群馬県)、立川市立第一小学校・柴崎学習館・柴崎図書館・柴崎学童保育所(東京都)等が選ばれる

2018年7月23日、一般社団法人日本建設業連合会が、国内の優秀な建築作品を表彰する第59回BCS賞を発表しました。

応募作品73件のなかから受賞作品として16件(うち特別賞1件)が選ばれ、図書館関係では太田市美術館・図書館(群馬県)及び立川市立第一小学校・柴崎学習館・柴崎図書館・柴崎学童保育所(東京都)が選ばれています。

「第59回BCS賞」受賞作品決まる -「パナソニック スタジアム 吹田」(大阪府吹田市)を含む16件-(一般社団法人日本建設業連合会, 2018/7/23)
https://www.nikkenren.com/kenchiku/bcs/result_year.html?y=2018

太田市美術館・図書館
https://www.nikkenren.com/kenchiku/bcs/detail.html?r=2018&ci=936

新図書館等複合施設「オーテピア」(高知県)が開館

2018年7月24日、オーテピア高知図書館(高知県立図書館と高知市民図書館本館の合築)、オーテピア高知声と点字の図書館、高知みらい科学館からなる新図書館等複合施設「オーテピア」が開館しました。

@pref_kochi(Twitter,2018/7/24)
https://twitter.com/pref_kochi/status/1021515521550897158
https://twitter.com/pref_kochi/status/1021559690621214720
https://twitter.com/pref_kochi/status/1021591024747958272

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