図書館員

CA1034 - レファレンス・ライブラリアンはいかにして生き残るか / 加藤浩

情報化社会の到来が言われて久しい。そのまっただ中で,情報の提供に密接に関わる図書館員が,いかなる課題を抱え,それらを克服していくべきか,すでに様々な形で論じられてきた。今回の特集を機会に,レファレンス部門に焦点を当てて再考してみよう。モリソン(Margaret Morrison)やフェ…

E415 - 東南アジアにおける日本研究資料の状況と司書育成支援

東南アジアにおいて,主に経済界の需要から日本語学習熱が高いのは周知の事実であり,もはや「熱」ではなく中等教育の段階から定着している。そうした日本語教育の背景あるいは延長として,日本文化を教育機関で教えることも当然盛んである。また,学術的な研究機関も日本研究の歴史が…

CA1033 - 図書館員の将来像 / 横山順子

図書館員の将来像は,どのようなものとして描かれているのだろうか。イリノイ大学のランカスター(F. Wilfrid Lancaster)は,電子化が進み,情報が印刷物で流通しなくなる日を思い描く。本の形で残るのはただ楽しみで読むものだけ。人々が,事務所や家にいながらコンピュータを使って直接必…

CA1032 - 中国図書館情報学教育の発展 / 伊東敦子

1987年以来,中国の図書館情報学教育は急速に発展してきた。これは,文化大革命が終わり,中国政府が政策転換を図る中で,図書館情報学教育が注目され始めたことによるだろう。すなわち,中国社会の近代化を早めるためには,図書館情報サービスの発達が必要とされ,その充実が求められる…

E406 - 中国国家図書館の業務改革

中国国家図書館は,2003年から中国政府が推し進める文化体制改革のテストケースとして業務改革に取り組んでいる。この業務改革の様子について,10月27日の新華網に館長のインタビューが掲載されている。インタビューによると,国家図書館は,人材,科学技術,サービスを3大重点領域に定め…

E386 - 英国公共図書館,職員不足が今後いっそう深刻に

英国博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)は8月,イングランドの図書館を対象に行った職員の採用に関する調査について,報告書を公開した。この調査は5月末から149の図書館行政庁に対して行われ,3分の1強から回答を得た。報告書によると,29%の職員が今後10年以内に定年退職を迎える…

CA997 - 図書館とセキュリティ / 小林昌樹

20年間に2万8千冊もの本を盗んだ図書館員ブランバーグ(Stephen C. Blumberg)は,現在懲役6年の刑で服役中である。この事件は蔵書の保全に関する認識を高めたが,蔵書の保全だけが図書館のセキュリティではない。1980年代の半ば犯罪学者リンカン(Alan J. Lincoln)が1700館を対象に行った調査では,…

CA995 - 米国法律図書館員の処遇 / 三浦良文

図書館員の処遇は,古くて新しい問題である。米国の法律図書館員の処遇等に関しては,1970年代から専門図書館協会(SLA),研究図書館協会(ARL),米国弁護士会(ABA)等による様々な調査が実施され,多くの報告がなされた。そしてわずかずつではあるが,改善に向けて努力されつつあるのが…

CA991 - インターネットのレファレンス・ワークへの活用をめぐる議論 / 田中久徳

急激な成長を遂げているインターネットの情報資源を図書館サービス,特にレファレンス・ワークへ活用する試みは,米国では大学研究機関はもとより,公共図書館へと広がりを見せている(CA982)が,一方では,昨年OCLCの主催で「エンドユーザーアクセス,我々はまだ必要とされているのか?…

CA985 - 海外の図書館員のための第2回短期受託研修 / 本田千春

国立国会図書館では,昨年11月14日から18日までの5日間,平成6年度の短期受託研修を実施した。これは,海外の図書館員を招へいし主に当館の業務について研修を行うもので,第1回は昨年3月,中国,韓国,オーストラリアの3名の研修生を対象に実施した(CA933参照)。第2回目の今回は,モンゴ…

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