カタール

カタール国立図書館(QNL)、ブリティッシュ・カウンシル・カタールと覚書を締結

2018年12月16日、カタール国立図書館(QNL)は、ブリティッシュ・カウンシル・カタール(British Council Qatar)と覚書を締結したと発表しました。

会議・ワークショップ・研修・研究・文化活動の共同実施を強化することが目的です。

第5回Qatar British Festivalの一環として、QNLではブリティッシュ・カウンシル及び在カタール英国大使館と共同で26万個以上のレゴを使った33メートルの橋を作成し、2019年1月6日まで館内で展示しています。

カタール国立図書館(QNL)、フランス外務省文書館と覚書を締結

2018年11月12日、カタール国立図書館(QNL)が、フランス外務省文書館(French Diplomatic Archives)と覚書を締結したと発表しました。

今回の連携により、共同研究プロジェクト等を含む連携を促進させるとしています。

カタール国立図書館は、今回の連携は、カタールや湾岸地域の歴史的記録のカタールデジタルライブラリ(Quatar Digital Library)のためのデジタル化プロジェクトの第一歩であるとしています。

カタール国立図書館(QNL)、アラブ地域の文書遺産を所蔵する図書館を支援する共同プロジェクトの実施に関しユネスコ(UNESCO)と合意

2018年7月19日、カタール国立図書館(QNL)が、ユネスコ(UNESCO)と「アラブ地域の文書遺産図書館の支援」(Supporting Documentary Heritage Libraries in the Arab Region)に関する共同プロジェクトの実施に関し合意したと発表しています。

同プロジェクトは、アラブ地域の消滅・破損の恐れがある文書遺産の保存に関する両機関の既存の取組を強化するもので、18か月間かけて、アラブ地域の全ての国の文書遺産をマッピングして職員の能力開発や追加支援が必要な地域が特定されます。また、能力開発訓練のためにセッションや危険な状態の国において文書遺産保護を行なっている人のためのワークショップの実施、緊急事態時の文書遺産の予防のための保全に関するガイダンスの提供なども行われます。

カタール国立図書館(QNL)、2018年オープン予定の子ども向け職業体験型テーマパーク内に、図書館員として働く体験ができるコーナーを設置へ

2018年5月10日、カタール国立図書館(QNL)が、2018年の第4四半期にオープン予定の子ども向け職業体験型テーマパーク「キッザニアドーハ」内に、図書館員として働く体験ができるQNLコーナーを設置すると発表しています。

同コーナーでは、利用者として本を読むことや、ストップモーション・アニメの作成体験もできると紹介されています。

QNLでは同事業を他機関と連携しての読書振興の一環として、また、デジタル時代の次世代の図書館員への動機づけとして位置付けているとのことです。

QNL area to be established at Kidzania Doha(QNL,2018/5/10)
https://www.qnl.qa/en/about/news/qnl-area-be-established-kidzania-doha

カタール国立図書館、正式に開館

カタールのPeninsula紙に、カタール国立図書館の正式な開館に関する2018年4月15日付けの記事が掲載されています。

記事では、2018年4月16日にカタール国立図書館が正式に開館すること、2週間にわたって講演、展示などのイベントが開催されること、蔵書は100万冊であること、“Heritage Library”では、4,000点以上の手稿、1,400点以上の古地図など約5万点を所蔵すること、2017年11月の開館以降、16万1,000人以上が利用していること、貸出冊数は30万冊を超え、そのうち約18万6,000冊は児童書であること、などが言及されています。

カタール国立図書館の新館が開館

2017年11月7日、カタール国立図書館(QNL)の新館が開館しました。

オランダの建築家コールハース(Rem Koolhaas)氏の設計で、学術機関の多くが集まる「エデュケーションシティ」内に建設されました。

アラブやイスラム文明に関する貴重書(写真・地図・古写真)や地球儀・科学機器を所蔵する“Heritage Collection”、英語・アラビア語・フランス語・ドイツ語等で書かれた15万冊以上の図書や教育用の玩具などを備える「児童図書館」、3万冊以上の図書やコンピュータ室・イベントスペースなどを備える“Teen Collection”や、グループ学習室・ライティングセンター、3Dプリンターや録音・編集機器、楽器を備えた“Innovation Station”といった設備があることが紹介されています。

@QNLib(twitter,2017/11/7)
https://twitter.com/QNLib/status/927776874683539456

カタール国立図書館と米・図書館情報資源振興財団が“Digital Library of the Middle East” に関する覚書を締結

2017年8月22日、カタール国立図書館(QNL)と米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、“Digital Library of the Middle East” (DLME)によるデジタルコンテンツの開発や、その充実・利用可能化の促進に関する覚書を締結したと発表しています。

CLIRが国内外の機関と協力して実現に向けて活動しているDLMEでは、コンテンツの充実、検索機能の強化等のためのアプリケーション・ツール・製品の提供を通じた、中東・北アフリカ地域の文化遺産の持続可能なデジタル環境の構築が目標とされています。

今回の覚書の締結により、上記の実現のほか、当該地域の文化遺産への理解の強化、文化遺産の破壊への対応、教育、歴史記録への尊重の促進ための活動の支援が目指されています。

カタール国立図書館、ギリシャのシリア難民キャンプに図書を寄贈

カタール国立図書館(QNL)が、難民キャンプでの生涯学習と教育機会を支援するため、カタールチャリティ(Qatar Charity)と共同で、ギリシャのネア・カバラ (Nea Kavala)の難民キャンプで活動するドイツのNPO“InterEuropean Human Aid Association”のプロジェクト“We Are Here - Community Centre”に図書を寄贈したと発表しています。

寄贈した図書は児童書328冊と大人向けの図書110冊で、アラビア語と英語のものが含まれます。

これらの本は、難民キャンプで毎週実施されている語学講座の教材としても用いられます。

Qatar National Library Donates Books to Refugee Camp in Greece(QNL,2017/7/24)
http://www.qnl.qa/news-events/news-details?item=343&backArt=76

カタール大学図書館、ScienceDirectから機関リポジトリへのデータ自動取得についてElsevier社と連携

2016年9月28日、Elsevier社はカタール大学図書館と、同大学の教員・研究者が発表した論文のビジビリティ、インパクト、流通を最大化するために連携を結んだことを発表しました。具体的には、Elsevier社の電子ジャーナルプラットフォームScienceDirectのAPIを用い、カタール大学の機関リポジトリQSpaceに対し、同大学の研究者による論文データを自動で配信していくとのことです。

この連携により、Elsevier社の雑誌に掲載されたカタール大学の研究者の論文については、論文のメタデータのみならず、エンバーゴの終了期間や、論文本文のデータもQSpaceに配信されるようになるとのことです。QSpaceはElsevier社から提供された本文データか、あるいはローカルサーバにホストしてある著者最終稿のデータか、リンクする対象を選ぶことができます(双方にリンクすることもできます)。ただしScienceDirect版が有料の雑誌に掲載されている場合、購読機関以外の利用者は最初の1ページのみが閲覧できるとのことです(ScienceDirect版がオープンアクセスの場合、当然ですが誰でもQSpaceから全文を利用できます)。

CA1877 - 動向レビュー:カタール、サウジアラビア、ウズベキスタンの図書館事情 / 山本直樹

筆者は2015年3月に児童書出版事情の調査及びリヤド国際ブックフェア(1)参加のため、出版情報の入手が困難な地域である中東のカタールとサウジアラビア、及び中央アジアのウズベキスタンの3か国を訪問した。ここでは、それぞれの国で訪れた図書館の概要について紹介する(2)。...

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