カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。

図書館員

OCLCによる図書館員向け研修サービス“WebJunction”が10周年

2013年5月にOCLCの提供する図書館員向け研修サービスWebJunctionが10周年を迎え、5月12日に米国議会図書館(LC)で記念式典が開催されました。また、WebJunctionは、図書館コミュニティに対してWebJunctionから得たものを紹介する動画やSNSへの投稿等を呼び掛けています。

OCLC’s WebJunction Marks 10 Years of Supporting and Serving Libraries (Webjunction 2013/5/22付けの記事)
http://www.webjunction.org/news/webjunction/oclc-webjunction-marks-10-years.html

E1428 - 図書館の現場につなぐ(2):同志社大学図書館ガイダンス

同志社大学では,2013年4月28日に「図書館ガイダンス」というイベントを開催した。このイベントの開催は今年で23回目となる。...

「図書館が私の人生を変えた」というストーリーを共有する場所を(米国)

“Libraries Changed My Life”というタイトルのTumblrサイトが立ち上がっていました。このサイトは、ニューヨーク市の児童サービス担当の図書館員Ingridさんと、フロリダのシステム担当の図書館員Natalieさんの発案でうまれたものとのことで、人々が自身の図書館についてのストーリを語り、また図書館の価値に疑問を持つ人が図書館のもつ驚くべきインパクトについて見ることのできる場所を作りたい、との願いから、このサイトを立ち上げたとのことです。図書館の利用者にむけ、ポジティブなストーリーの投稿を呼びかけています。

あわせてFacebookのページもたちあがっています。

Libraries Changed My Life
http://librarieschangedmylife.tumblr.com/

Libraries Changed My Life; About
http://librarieschangedmylife.tumblr.com/about

Libraries Changed My Life(Facebook)
https://www.facebook.com/LibrariesChangedMyLife

オーストラリア図書館協会、専門職の将来をテーマとしたディスカッションペーパーとWikiサイトを公開

2013年5月1日付けで、オーストラリア図書館情報協会(ALIA)が、専門職の将来をテーマとしたディスカッションペーパー“ The Future of the Profession”を公開しました。また、同名のWikiサイトを作成し、参加者に編集や内容の記述を求めています。その他、図書館員や情報専門職の将来をテーマとした文献レビューの資料も公開されています。

THE FUTURE OF THE PROFESSION Themes and scenarios 2025
http://aliafutures.wikispaces.com/

The Future of the Profession (NAPLE Blog 2013/5/14付けの記事)
http://napleblog.wordpress.com/2013/05/14/the-future-of-the-profession/

参考:
スペインの情報専門職の現状と将来展望に関する報告書
http://current.ndl.go.jp/node/19766

米Vermont Library Association、公共図書館員の給与に関する調査結果を公表

米国バーモント州のVermont Library Associationの人事委員会が、バーモント州の公共図書館員の給与に関する調査結果を2013年5月6日に発表していました。この調査は2012年に行われたもので、回答した105人の図書館員の給与は、平均時給$17.88で、最高額は時給$38.26だったとのことです。

2012 VT Public Library Salary Survey(Vermont Library Association 2013/5/6付け)
http://www.vermontlibraries.org/2012-vt-public-library-salary-survey

Salaries and Benefits: A Survey of Vermont Public Librarians(Vermont Library Association)(PDF)
http://www.vermontlibraries.org/wp-content/uploads/2007/08/PublicSalaryPrelimReport2012.pdf

デューク大学図書館、新しい部署として“Duke Collaboratory for Classics Computing”を創設へ:古典研究者が図書館の役職を兼務

米国のデューク大学図書館が、新しい部署“Duke Collaboratory for Classics Computing(DC3)”を創設すると発表しています。DC3は、デジタル技術を用いて同館の古典籍資料等の分析を担うもので、アンドリュー・メロン財団から50万ドルの助成を受け、同大学の古典研究者であるJoshua D. Sosin准教授が、役職を兼務し、DC3を率いることになる予定とのことです。DC3は2013年7月に正式にデューク大学図書館内に設置されます。

Duke Todayに掲載されたDeborah Jakubs氏のコメントによると、同大学では、図書館員はこれまで大学の様々な学部にエンベディッドされてきたものの、図書館が教職員を図書館に受け入れることは初めてであり、この兼務は、教職員と図書館との新しい関係構築にむけた大きな一歩であるとのことです。

Duke Libraries Uses Mellon Grant to Support Digital Classics(ARL, 2013/5/7付け)
http://www.arl.org/news/community-updates/2701-duke-libraries-uses-mellon-grant-to-support-digital-classics

「一番の喜びは若者たちを読書や生涯学習につなぐこと」 学校図書館員や若者・子ども向けサービスを担当する公共図書館員の職業満足度調査(米国)

2013年5月6日付のSchool Library Journal誌の記事で、同誌が2012年10月に実施した、学校図書館員や公共図書館で若者・子ども向けのサービスを担当する職員の職業満足度調査の結果が報じられています。

この調査は現在の職業に対する満足度や最も満足している点、最も不満を感じる点、仕事の上で直面している課題、賃金や雇用の安定の度合いなどを尋ねたもので、米国の713人の学校図書館員と294人の公共図書館員が回答しました。

学校図書館員の70%、公共図書館員の69%が現在の職業に「非常に満足している」もしくは「満足している」と回答し、特に満足している点としては学校図書館員・公共図書館員とも「若者たちを読書や生涯学習につなぐ」職業であることを挙げた者が最も多かったとのことです。一方、不満を感じる点は、学校図書館員は「尊敬・正しい評価を得られないこと」と「図書館の予算が不十分であること」、公共図書館員は「賃金が低いこと」を挙げる者が最も多かったそうです。また、賃金の中央値は公共図書館員よりも学校図書館員の方が高く、学校図書館員の中でも図書館情報学の修士号(MLS)を持っている者の方が持っていない回答者よりも有意に賃金が高かったとのことです。

E1423 - 図書館の現場につなぐ:図書館就職のためのMULUのセミナー

みちのく図書館員連合(MULU)では,図書館への就職を希望する人たちのためのセミナーを2012年から開催している。MULUとは2009年7月7日に発足した,東北地方の図書館員を中心とした“顔が見える”コミュニティである。メンバー数は約150名であり,主にメーリングリストによる情報交換と月に一度の茶話会を開催している。最近では,図書館員の日常業務と東日本大震災の教訓を体操にした「図書館体操第一」でよく話題となる。...

図書館員が“Google Glass”を使ってできる7つのこと(記事紹介)

メガネ型のウェアラブルコンピュータ“Google Glass”が話題になっていますが、そのGoogle Glassを図書館員が活用する場合に考えらえれる7つのケースを、ブログ“iLibrarian”が紹介しています。

それによると、AR等を利用することで図書館ツアーをこれまで以上に充実した内容にできたり、メイカースペースで作業内容の確認しながら作業できたりする。あるいは、イベントやビデオチュートリアルを録画したり、リアルタイムでのOCRやTTS(Text to Speeach)の提供、利用者と異なる言語で会話しても翻訳機能で意思疎通が可能になるだろうとあります。

7 Things Libraries Can Do with Google Glass (iLibrarian 2013/4/18付けの記事)
http://oedb.org/blogs/ilibrarian/2013/6-things-libraries-can-do-with-google-glass/

Google Glass
http://www.google.com/glass/start/

“NARAとLCはどう違うの?”両機関の教育担当のスタッフがブログで解説

米国国立公文書館(NARA)と米国議会図書館(LC)とは何が違うのか?“What’s the Difference Between the National Archives and the Library of Congress?”と題して、NARAのStephanie Greenhut氏とLCのStephen Wesson氏が、共著でブログ記事を書き、公開しています。記事は、両機関が運営する教育関係者等向けのそれぞれのブログに掲載されています。

両機関の共通項と相違点を簡単に説明するとともに、あわせてそれぞれの教育関係者向けサイトが紹介されています。

■NARA
ブログ“Education Updates”
What’s the Difference Between the National Archives and the Library of Congress? (NARA, 2013/4/18)
http://blogs.archives.gov/education/2013/04/18/difference-library-of-congress-and-national-archives/

“Education Updates”の紹介とブロガー

自転車でクール バイシクールライブラリー(ポーランド)

2013年4月18日のNAPLEのブログで、ポーランドの“バイシクールライブラリー(Bicycool Library)”というプロジェクトが紹介されています。

2010年に始まったこのプロジェクトは、本と自転車を愛する図書館員によって行なわれているもので、読書振興と自転車振興、そして図書館アドヴォカシーを目的に実施されているものです。また、図書館員に対するステレオタイプな見方を打破する狙いもあるようです。

活動マップを見ると、活動はポーランド全域に広がっているようで、ポーランドの様々な都市で図書館や書店近くを自転車で巡ったり、ブッククロッシングや文芸コンテスト、ピクニック等の各種イベントを実施しているようです。

Bicycool Library
http://bicycoollibrary.org/

Bicycool Library (NAPLE 2013/4/18付けの記事)
http://napleblog.wordpress.com/2013/04/18/bicycool-library/

参考:
コペンハーゲンからベルリンへ、“Cycling for Libraries”快走中!
http://current.ndl.go.jp/node/18326

自転車をこよなく愛す図書館員たち、IFLA大会会場を目指す

韓国国立中央図書館、図書館員の研修用iOSアプリをリリース

2013年3月12日に、韓国国立中央図書館は、図書館員の研修用のアプリ(iOS用)をリリースしました。既にアンドロイド版も提供されているようです。

「ビブリオセラピーの基礎」や「図書館と著作権」等の5講座が提供され、受講は無料のようです。

전국 어디라도 찾아간다! 사서교육의 내비게이션 등장 (韓国国立中央図書館 2013/3/12付けの記事)
http://www.nl.go.kr/nl/bodo/notice_view.jsp?board_no=6737&site_code=nl&notice_type_code=3&currentPage=0&srch=&searchWord=&cate_no=0

“Shhh!”: 図書館司書がレゴに(米国)

米国で発売されたレゴミニフィギュアシリーズ第10弾に、図書館司書のミニフィギュアが登場しました。各フィギュアのページにはキャラクターの説明とスキルポイント表示があります。図書館司書は世界中で図書を最も愛し、貸出図書の延滞を絶対に許さず、そのスキルポイントは「強さ」3、「創造力」4、「素早さ」2、とのことです。

LEGO minifigures (LEGO)
http://minifigures.lego.com/en-us/Bios/Librarian.aspx

"世界最強のライブラリアン"、本を出す

“世界最強のライブラリアン”というタイトルのブログを運営しているJosh Hanagarne氏は、身長が2メートルある大柄の男性で、300ポンドのベンチプレスを持ちあげたり、大きな石を持ち上げたりします。そして、ソルトレイクシティ公共図書館(米国)の中央館でフルタイムで働く図書館員でもあります。

このHanagarne氏が、“The World's Strongest Librarian: A Memoir of Tourette's, Faith, Strength, and the Power of Family”というタイトルの本を出版するそうです。

Hanagarne氏は、少年期にトゥレット症候群を発症したとのことで、それにまつわる経験など、現在に至るまでの回想録となっているようです。現在の彼は、雄弁に、パワフルに図書館の社会における役割や将来の可能性について考えているとのことで、SerlfAwarenessに、本の紹介と本人へのインタビュー記事が掲載されています。

Maximum Shelf: The World's Strongest Librarian(2013/4/9付け)
http://www.shelf-awareness.com/max-issue.html?issue=46#m95

クールすぎる10人の図書館員(記事紹介)

2013年3月27日、Flavorwireが“10 of the Coolest Librarians Alive”という記事を掲載しています。

Urban Librarians Uniteという図書館アドヴォカシー活動を展開するグループの(個性的な)メンバーや、80年代から90年代にかけて米国でムーヴメントとなったRiot Grrrl(ライオット・ガール)のコレクションを有する図書館の職員、利用者からオンラインで相談を受けて、後日その利用者が気にいるような曲をリストアップしてお勧めする図書館員等が紹介されています。

10 of the Coolest Librarians Alive (Flavorwire 2013/3/27付けの記事)
http://flavorwire.com/380345/10-of-the-coolest-librarians-alive/view-all

司書が著した文芸作品たち(記事紹介)

オンライン書店AbeBooksのサイトで、図書館員によって執筆された小説などの文芸作品のリストが掲載されています。

Literature from Librarians: Great Reads Written by the Experts(AbeBooks)
http://www.abebooks.com/blog/index.php/2013/03/18/literature-from-librarians-great-reads-written-by-the-experts/

オックスフォード大の図書館内での“ハーレム・シェイク”で図書館員が解雇に(英国)

2013年3月19日および20日に、BBC等各メディアが、オックスフォード大学のカレッジの一つであるSt Hilda's College図書館で行われた“ハーレム・シェイク(Harlem Shake)”が原因で、同館の図書館員が解雇されたと報じています。

“ハーレム・シェイク”とは、2月上旬からYouTubeでシリーズ化している、踊り狂った様子を映している一連の動画です。それがこのほど約30名の学生によって、St Hilda's College図書館内で行われ、その様子がYouTubeで公開されました。結果、同館での実施を阻止できなかったとして、職員のCalypso Nash氏が解雇されたとのことです。

学生らは、このハーレム・シェイクが日曜の深夜11時30分に行なわれたものであり他の学生の勉強の妨げにならなかったこと、7分程度と短いものであったこと等から、Nash氏の復職を求めています。

St Hilda's Librarian Calypso Nash Sacked After Oxford Students' Harlem Shake (Huffington Post 2013/3/19付けの記事)

図書館“体操”1987(動画紹介)

やや古い記事になりますが、1987年ごろの米アリゾナ州立大学図書館で、司書たちがキャビネットやブックトラックを使って運動(workout)を行っている映像が、YouTubeにアップされていると紹介されていました。

Retro Weird: Librarians' Workout Video from 1987(Neatorama 2013/2/13付け記事)
http://www.neatorama.com/2013/02/13/Retro-Weird-Librarians-Workout-Video-from-1987/

参考:
図書館体操第一(動画紹介)
http://current.ndl.go.jp/node/22403

図書館専門職を“定義”する スペイン文化省内ワーキンググループが文書を公表

2013年2月付けで、スペイン文化省の図書館協力委員会(Consejo de Cooperacion Bibliotecaria)の専門職プロフィールワーキンググループが、同国の各種図書館でそれぞれ異なる図書館員の職位や専門職の名称、その役割やコンピテンシー等をまとめた文書“Perfiles profesionales del Sistema Bibliotecario Español: fichas de caracterización”を公表しています。

文書では、「館長」や「図書館技術者」、「レファレンスライブラリアン」、「文書分析担当者」等の21項目が挙げられており、統一的な指針を示すことで、館種間での議論の土台にする狙いがあるようです。

Perfiles profesionales del Sistema Bibliotecario Español: fichas de caracterización (PDF)
http://travesia.mcu.es/portalnb/jspui/bitstream/10421/6841/1/perfilesprofesionalesSBE.pdf

Grupo de Trabajo de Perfiles Profesionales

IFLAの“Code of Ethics for Librarians and other Information Workers”の日本語訳「IFLA倫理綱領」掲載

2012年8月に国際図書館連盟(IFLA)の情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)のサイトに公表され、検討されている“IFLA Code of Ethics for Librarians and other Information Workers”について、同サイトに日本語版(2013年1月付)が掲載されています。訳責は、FAIFE委員の井上靖代氏です。

「IFLA倫理綱領」(日本語版:PDF)
http://www.ifla.org/files/assets/faife/codesofethics/japanesecodeofethicsfull.pdf

Professional Codes of Ethics for Librarians
http://www.ifla.org/faife/professional-codes-of-ethics-for-librarians

参考:
国際図書館連盟(IFLA)、「図書館員と情報労働者の倫理綱領」を公表 Posted 2012年8月13日
http://current.ndl.go.jp/node/21600

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