エストニア

欧州の公共図書館のアドボカシー活動への助成、最初の対象が決定

欧州の公共図書館を対象とした、社会的包摂、デジタルインクルージョン、生涯教育の分野における図書館の役割についてのアドボカシー活動を支援するプロジェクト“Public Libraries 2020”の最初の助成対象が決定しました。2014年10月17日まで募集が受け付けられていたもので、2014年12月4日に公表されました。

ルーマニア、ブルガリア、スロベニア、エストニアの以下の4つのプロジェクトが対象となっています。

・“EUSPHERE - European Union Libraries Space - HERE”
ANBPR - National Association of Librarians and Public Libraries in Romania

・“Libraries - Inspiration and Lifelong Learning for All”
BLIA - Bulgarian Library and Information Association

・“Public Libraries Supporting Social Inclusion”
Slovenian Public Libraries Association

・“Vote for your local library!”

ジャパンリンクセンター(JaLC)がDataCiteの会員に

2014年3月31日、ジャパンリンクセンター(Japan Link Center: JaLC)を含む4機関が、新たに、研究データの共有と活用の向上にむけて活動を行っている国際コンソーシアムであるDataCiteの会員となったとのことです。

今回参加したのは、それぞれの国や地域でDOI登録の活動を行っている機関で、JaLCのほか、エストニアのUniversity of Tartu (UT) 、the South African Environmental Observation Network (SAEON)、 European Organisation for Nuclear Research (CERN) の4つです。

これにより、DataCiteは、15か国の計22の会員と8の連携機関から構成されることとなりました。

DataCite General Assembly welcomes 4 new full member(DataCite, 2014/3/31付)
http://www.datacite.org/node/116

Japan Link Center
http://japanlinkcenter.org/jalc/

Members(DataCite)
http://www.datacite.org/members

E1457 - 図書館員,自転車で快走:Cycling for Libraries

この夏も,図書館員が,各地で自転車を使った様々なイベントを開催している。例えば米国のシアトル公共図書館では地域のイベントに本やサービスを届ける“Books on Bikes”というプログラムを実施している。6月に新しい中央図書館のデザインを発表したフィンランドのヘルシンキ公共図書館では,専用のトレーラーを付けた自転車6台が,街を走る企画を行っている。新しい時代の図書館を市民に印象づけるものとなったようだ。またポーランドでも,“バイシクールライブラリー(Bicycool Library)”というイベントが国内各地で開催されている。これは図書館利用者の参加するサイクリングを企画し,読書振興のプログラムなどを提供するもので,2010年以来実施されている。昨年は延べ100回ほど開催され参加者は3,500人にのぼったという。...

IFLA、第11回国際マーケティング賞の受賞図書館を発表

IFLA(国際図書館連盟)が2013年の国際マーケティング賞(IFLA International Marketing Award)の受賞館を発表しています。第1位には、視覚障害のある学生にニーズに応えるサービスを提供するタルトゥ大学図書館(エストニア)が選ばれています。第2位にはSaskatoon Public Library(カナダ)、第3位にはKhakas Republican Children's Library(ロシア)が選ばれています。

IFLA 2013 International Marketing Award winners !(IFLA, 2013/5/3付け)
http://www.ifla.org/node/7679

PRESS RELEASE – 11th IFLA International Marketing Award
http://www.ifla.org/files/assets/management-and-marketing/marketing-award/award2013/11th-award-press-release.pdf

University of Tartu Library

Library Review誌2013年春号、IFLAのサテライトミーティング「ホームレスと図書館」で公表された報告のリサーチペーパー等を掲載

国際図書館連盟(IFLA)の“特別なニーズのある人々に対する図書館サービス分科会”(Library Services to People with Special Needs)が2012年8月に開催したサテライトミーティング「ホームレスと図書館」について、そのプレゼン資料の内容がLibrary Review誌の2013年春号で出版されるとのことで、Earlyciteとして既にウェブで公開されています。

From Presentation To Publication(IFLA, 2013/4/15付け)
http://www.ifla.org/node/7641

Library ReviewT able of contents:
Volume 62 issue 1/2
Published: 2013
http://www.emeraldinsight.com/journals.htm?issn=0024-2535&volume=62&issue=1%2F2&WT.mc_id=journaltocalerts

参考:
E1322 - ザグレブ市図書館のホームレス社会復帰支援(クロアチア) カレントアウェアネス-E
No.220 2012.08.09
http://current.ndl.go.jp/e1322

エストニアの視覚障害者向け録音図書ダウンロードサービス“Veebiraamatukogu”

エストニアには視覚障害者等が録音図書をダウンロードやストリーミングして聞くことのできる“Veebiraamatukogu”というウェブサービスがあるそうです。

これは、エストニア視覚障害者図書館(Estonian Library for the Blind)が、エストニア文化省の支援を受け、同国のIT企業Iceit Teenusedと共同で開発したものです。2010年9月に開発が始まり、2010年12月にはテスト版サイトが公開、2011年中の改善を経て、2012年4月2日にサービスが開始されました。2012年10月にはエストニア視覚障害者連盟(Estonian Federation of the Blind)による “Deed of the Year 2012”賞を、2013年2月にはエストニア図書館員協会の“Deed of the Year of Special Library”賞を受賞しています。2013年3月現在では、2,200点近くの録音図書、新聞、雑誌が利用可能で、その言語は、エストニア語、ロシア語、フィンランド語、英語、ドイツ語、アイスランド語に渡っているそうです。

Veebiraamatukoguの利用には、エストニア視覚障害者図書館への登録が必要ということです。

日本でも同様のサービスとして「サピエ図書館」があります。

IFLA2012サテライトミーティング「ホームレスと図書館」 プレゼン資料が公開

2012年8月10日にエストニアのタリン中央図書館において、国際図書館連盟(IFLA)の“特別なニーズのある人々に対する図書館サービス分科会”(Library Services to People with Special Needs)が、「ホームレスと図書館:すべての人のための情報と知識の権利」をテーマとしたサテライトミーティングを開催していました。このほど、そのプレゼンテーション資料が公開されたようです。

"The Homeless and the Libraries - The Right to Information and Knowledge For All": Satellite Program Presentations
http://www.ifla.org/node/6939

Presentations From: The Homeless and the Libraries -- The Right to Information and Knowledge For All (INFOdocket 2012/10/19付けの記事)