資金調達

千葉大学、改築中の附属図書館松戸分館でのオンライン「園芸植物ライブラリー」開設と市民公開スペース設置のためのクラウドファンディングを開始:アカデミック・リンク松戸プロジェクト

2018年10月24日、千葉大学が、附属図書館松戸分館(園芸学部図書館)でのオンライン「園芸植物ライブラリー」開設と市民公開スペース設置のためのクラウドファンディングを開始した事を発表しています。

園芸学部では、2019年5月完成予定で図書館の改築を行なっており、あわせて、園芸に関する最新の知と歴史的な知を社会と共有するための基盤形成を目指す「アカデミック・リンク松戸プロジェクト」を始めています。新図書館では、オンライン「園芸植物ライブラリー」の開設と、伝統ある庭園とひとつながりの開放的なスペースを使いながらサイエンスカフェなどにより地域との交流を図ることが予定されており、そのための資金調達を目的に実施されるものです。

期間は11月30日までで、目標金額は100万円です。

広島県教育委員会、広島版「学びの変革」推進寄附金の寄附メニューを拡充し、学校図書館のリニューアルを推進すると発表

2018年10月12日、広島県教育委員会が、広島版「学びの変革」推進寄附金の寄附メニューを拡充し、学校図書館のリニューアルを推進すると発表しました。

広島県教育委員会では、2014年12月に、これからの新しい教育の方向性(学びの変革)と、その施策を整理した、広島版「学びの変革」アクション・プランを策定し、同取組を支援するための寄付金事業を実施しています。

教育委員会では、県内の多くの公立学校において古い本が長期間配架されている等、学校図書館が読書活動を行う場として十分機能していないことに鑑み、寄附メニューに「学校図書館のリニューアル」を追加し、学校図書館のリニューアルを推進するものです。

寄附金は、ふるさと納税の対象となります。

リニューアル内容としては、教育図書の充実、環境整備、その他学校図書館の活性化に係る取組があげられており、対象となる学校は県内の公立小中高等学校となっています。

リニューアルは、予算の範囲内で順次実施するとしています。

フィリピンの貧困地域の教育環境整備を目的に子どものための図書室を建設するクラウドファンディングプロジェクトが実施中:「プリキュア15周年キャンペーン」が協力

2018年10月4日、国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパンが、フィリピン・サマール島に子どものための図書室を建設するためのクラウドファンディングプロジェクト「プリキュアも応援します♡「おしごと体験図書室」建設プロジェクト!」を開始しています。

就学率が低い同地域の子どもの教育環境を整備するため、「おしごと体験図書室」を建設し、本を配置するとともに、科学実験・料理・裁縫・楽器作成/演奏などの、仕事や「ものづくり」を体験することで、将来への夢や希望を育むことが目的とされています。

その他、スポーツをするためのスペースや、アニメや絵本作成のためのスペースも計画されているほか、図書室ではフィリピンの子どもにも人気がある日本のアニメやキャラクターにも触れることもできるとしています。また、これまで十分な教育を受けることができなかった保護者の利用も想定されています。

建設が計画されているのは、台風による被害が大きいサンタリタ市アニボンゴン村内の学校です。

なお、「プリキュア15周年キャンペーン」の協力を得て、返戻品が「プリキュア」コラボレーショングッズとなっています。

松竹大谷図書館、クラウドファンディングプロジェクト第7弾「世界へ翔んだ、川上音二郎・貞奴の軌跡を未来へ。」を開始

2018年9月4日、松竹大谷図書館が、クラウドファンディングプロジェクト第7弾「世界へ翔んだ、川上音二郎・貞奴の軌跡を未来へ。」を開始しました。

今回のプロジェクトは、同館運営費及び所蔵資料の120年前の「川上音二郎・貞奴アルバム」を修復・デジタル化のための資金調達を目的としています。

募集期間は2018年10月24日までで、目標金額は250万円(図書館運営金180万円、「川上音二郎・貞奴アルバム」修復・デジタル化費用70万円)と設定されています。

松竹大谷図書館 お知らせ
https://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/
※2018/09/04欄に「ネットを通じて当館への支援募集を開始しました」とあります。

カーネギー英国財団による革新的実践を支援する資金援助プログラム“Carnegie Library Lab”に新たに選ばれた図書館員(記事紹介)

2018年8月24日付けの英・Libraries Taskforceのブログが、カーネギー英国財団(Carnegie UK Trust)による図書館の革新的実践を支援する資金援助プログラム“Carnegie Library Lab”に新たに選ばれた図書館・図書館員を紹介しています。

・オールダム図書館のスミス(Kate Smyth)氏
3歳児から6歳児及びその保護者を対象とした基礎的計算能力養成プロジェクト“Count and Code”

・ポーイス図書館のファー(Nichola Farr)氏
グリーティングカードの購入が寄付につながるオックスファム・アンラップトの活動を参考にした、同館の資金調達のためのグリーティングカード等作成プロジェクト“#MyBooks”

・ウェイクフィールド図書館のピカリング(Claire Pickering)氏
読書会と回想法キットを組み合わせたプロジェクト“Unhampered Reads”

・ベクスリー図書館のハバード(Emma Hubbard)氏
閉館中の夜間の図書館を活用した文化活動のビジネスモデルを構築するプロジェクト“Libraries at night”

平塚市図書館(神奈川県)、図書館設置70周年記念キャラクター「ぶくまる」のLINEスタンプの販売開始:売上金の35%が図書購入費に

2018年8月16日、神奈川県の平塚市図書館が、4月の図書館設置70周年を受け、平塚市図書館協議会からの提案を受け職員が考案した記念キャラクター「ぶくまる」のLINEスタンプの販売を開始しました。

販売価格は、1セット24スタンプ120¥(50LINEコイン)で、売上金の35%が市の収入となり、図書購入費に充てられます。

ぶくまるLINEスタンプ販売(平塚市図書館,2018/8/16)
https://www.lib.city.hiratsuka.kanagawa.jp/info?1&pid=209

平塚市図書館キャラ「ぶくまる」(LINE STORE)
https://store.line.me/stickershop/product/4040283

大垣共立銀行、名古屋大学附属図書館所蔵「高木家文書」の整理・保存・活用事業等への10年間で総額3,000万円の支援を発表:同館「ビブリオサロン」を「OKB大垣共立銀行高木家文書資料館」と改称

2018年7月27日、大垣共立銀行が、名古屋大学附属図書館が所蔵する「高木家文書」の整理・保存・活用事業等への支援を発表しました。

名古屋大学附属図書館特定基金に対し、大垣共立銀行より10年間で総額3,000万円の支援を行なうものです。

「高木家文書」は旧旗本交代寄合高木家の旧蔵文書群で、高木家の第13代当主高木貞正氏は大垣共立銀行の初代監査役だったとのことです。

また、支援に関係し、名古屋大学附属図書館中央図書館2階にある「ビブリオサロン」は、「OKB大垣共立銀行高木家文書資料館」と改められるとのことです。

名古屋大学附属図書館「高木家文書」の整理・保存・活用事業等への支援[PDF:1ページ](大垣共立銀行,2018/7/27)
https://www.okb.co.jp/all/news/2018/20180727.pdf

三重県立美術館、県にゆかりのある若手作家の作品・資料の購入を目的としたクラウドファンディング実施

2018年7月31日、三重県立美術館が、2018年8月1日から10月31日まで、県にゆかりのある若手作家の作品・資料の購入を目的としたクラウドファンディング実施すると発表しました。

三重県にゆかりのある若手作家等の中で、現在活躍中、もしくは、これからの活動が期待される人の作品・資料を収集することで、作家の芸術活動を支援するとともに三重県の芸術文化の振興に寄与するための資金を募集するものです。

目標金額は169万8,000円ですが、目標金額にかかわらず、寄せられた寄附金の範囲内で事業を実施するとしています。

「三重県ゆかりの才能発掘!若手作家を中心としたアーティストの作品収集」のためのクラウドファンディングのご案内(三重県立美術館,2018/7/31)
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0013900044.htm

山梨盲ろう教育資料電子化事業実行委員会、「山梨盲ろう教育資料電子化事業」への募金を呼びかけ

山梨県立盲学校の元校長らを発起人とする団体・山梨盲ろう教育資料電子化事業実行委員会が、「山梨盲ろう教育資料電子化事業」への募金を呼びかけています。

現在、経年劣化により損傷が激しい、山梨県立盲学校が所蔵する同校で行われた教育実践に関する資料2,250点(紙資料・指導中の映像・音声・写真、立体模型の教材等)の保存のための電子化の取組が行われており、墨字の資料に関しては、早稲田大学教授藤本浩志氏等による先天盲ろう児教育資料電子化プロジェクトにより電子化・データベース化していくことになっています。

一方で、点字の教材、点字の資料、録音・映像資料、立体模型教材の電子化のめどが立っていないことから、そのための募金を呼びかけるものです。

@yamanashimourou(Facebook,2018/6/24)
https://www.facebook.com/yamanashimourou/posts/250308808886619

北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第359号を公開:図書館開発(Library Development)がテーマ

2018年7月11日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”第359号を刊行しました。

会員館における図書館開発(Library Development)事業に関する組織・資源(人的・財政的等)・活動等の情報を集約したものです。

多くの研究図書館で、現在、もしくは、まもなく、資金調達活動・古い建物の改修・新築等が実施されることから行われた調査です。

景気後退前後の比較を可能とするため、2006年に実施した類似調査の調査項目は維持するとともに、今回の調査では、近年の傾向を把握するため、フレンドレイジング(関係団体・関係者との関係構築)、図書館の価値を強化する利害関係者とのコミュニケーション、それらコミュニケーション活動において行なわれる説明方法についての項目が含められています。また、資金調達における諮問委員会の役割についても調査されています。

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