図書館事情

E1986 - 市民が計画づくりに参画した瀬戸内市民図書館もみわ広場

2017年11月,先進的な活動を実践する図書館などを表彰する“Library of the Year(LoY)2017”の大賞とオーディエンス賞に,岡山県の瀬戸内市民図書館もみわ広場(以下,当館)が選ばれた。LoY(CA1669参照)は2006年,学識経験者らでつくるNPO法人「知的資源イニシアティブ」が創設したものである。12回目の開催となる2017年は,自薦,他薦による40の機関の中から,第1次・第2次選考を経て,3機関(当館・大阪市立中央図書館・ウィキペディアタウン(CA1847参照))に優秀賞が授与された。2017年11月8日,第19回図書館総合展のフォーラムとして最終選考会が実施され,審査員5人の投票による大賞と,来場者等の投票によるオーディエンス賞を当館が受賞した。本稿では,2010年度に本格始動した瀬戸内市の図書館づくりについて振り返るとともに,授賞理由となった「6年間に及ぶ的確な図書館整備プロセスとこれからの図書館サービスのモデルを示した」ことについて紹介をしたい。なお,「もみわ広場」という愛称は,「もちより・みつけ・わけあう広場」という当館の基本理念を表すものとして,全国公募で名付けられたものである。

米・政府機関の閉鎖が解除:米国議会図書館(LC)等業務を再開

米・連邦政府の暫定予算が2018年1月22日に可決・成立したことを受け、米国議会図書館(LC)等が1月23日から業務を再開しています。

@librarycongress(Twitter,2018/1/23)
https://twitter.com/librarycongress/status/955630100099358721
※米国議会図書館(LC)

@nlm_news(Twitter,2018/1/23)
https://twitter.com/nlm_news/status/955807962458656769
※米国国立医学図書館(NLM)

【イベント】講演会「北米大学における学習支援サービス ~マサチューセッツ大学アマースト校図書館(UMass)ラーニングコモンズの活用事例/図書館の事例~」(1/30-31・札幌)

2018年1月30日と31日に、北海道大学附属図書館において、講演会「北米大学における学習支援サービス ~マサチューセッツ大学アマースト校図書館(UMass)ラーニングコモンズの活用事例/図書館の事例~」が開催されます。

UMass図書館のライブラリアンであるCarol Will氏による同館の学習支援サービスに関する、講演会です。

1月30日の講演は、ラーニングコモンズの活用事例として、人類学者とのコラボレーションにより、 UMassラーニングコモンズにおける学生の態度や行動を発見し、学生のニーズを満たすように設計された学習/学習領域の作成方法を考察するとともに、UMassラーニングコモンズの詳細と、それが学習をどのようにサポートしているかに関する話しを聞くものです。

対象は北海道内の大学図書館職員で、講演は英語で行われます。

1月31日の講演は、図書館の事例として、ラーニングサポート・留学支援・特別修学支援・ライティング支援・デジタルメディアサービス等のサービス拠点を図書館におくUMass図書館において、そのサービスの調整・連携を担当しているCarol Will氏から同館の学習支援サービス話を聞くものです。

対象は学習支援サービスに関心のある学内外の方となっており、内容は以下の通りです。

米・政府機関の閉鎖により、米国議会図書館(LC)、米国国立公文書館(NARA)等でサービスが停止中

米・連邦政府の暫定予算の期限切れにともなう1月20日からの政府機関の一時閉鎖に関して、米国議会図書館(LC)などから、サービスの一部停止等について、以下の通り発表が行なわれています。

・米国議会図書館(LC)
施設の閉鎖、イベントの中止、ウェブを通じたサービスへの不対応、ウェブサイトの不更新
(Copyright.govとCongress.govは利用可)

・米国国立医学図書館(NLM)
ウェブサイトの不更新、ウェブを通じたサービスへの不対応、問い合わせへの不回答

・米国国立農業図書館(NAL)
ウェブサイトの不更新

・米国国立公文書館(NARA)
施設の閉鎖、ウェブサイト・SNSの不更新、行事の中止
(連邦記録センター、連邦官報、ロナルドレーガン博物館、ジョージW.ブッシュ博物館は除く)

Federal Government Shutdown (LC,2018/1/20)
https://www.loc.gov/item/prn-18-a02

第20回図書館サポートフォーラム賞、推薦受付中

図書館サポートフォーラムが、ユニークで社会的に意義のある各種図書館活動を表彰する「図書館サポートフォーラム賞」について、第20回の候補者の推薦を受け付けています。推薦締切期日は、2018年2月28日となっています。

なお、表彰式は2018年4月23日、「図書館サポートフォーラム総会2018」とともに開催予定です。

★第20回図書館サポートフォーラム賞推薦募集 〆切迫る!(図書館サポートフォーラム)
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html

図書館サポートフォーラム LSF News Letter no.74(PDF 113KB)
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/pdf/n74.pdf

国立国会図書館、『外国の立法』2018年1月号で、中国における公共図書館法の制定に関する記事を掲載

国立国会図書館は、『外国の立法』No.274-1(2018年1月号)において、中国における公共図書館法の制定に関する記事を掲載しました。

2017年11月4日に制定された中国の公共図書館法は、公共図書館の定義及び機能を明確化し、国内の公共図書館事業の発展を促進することを目的としています。同法について、背景と経緯、法律の構成及び主な内容などを紹介しています。

外国の立法 2018年刊行分 No.274-1~(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/legis/2018/index.html

【中国】公共図書館法の制定(PDF: 963KB)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11019012_po_02740109.pdf?contentNo=1

図書館友の会全国連絡会、ミニパンフレット「「ツタヤ図書館」の“いま”- 公共図書館の基本ってなんだ? 」の改訂版を公開

2018年1月1日、図書館友の会全国連絡会が、同会が2016年に作成したミニパンフレット「「ツタヤ図書館」の“いま”- 公共図書館の基本ってなんだ? 」の改訂版を同会のウェブサイトで公開しています。

【2018年1月1日】パンフレット「ツタヤ図書館」の“いま”改訂版 発行(とともれん活動報告,2018/1/1)
http://totomoren.net/blog/?p=780

「ツタヤ図書館」の“いま”改訂版- 公共図書館の基本ってなんだ? -(2018.1.1発行)(図書館友の会全国連絡会)
http://totomoren.net/katudo.html#tsutayalib

2019年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会はギリシャのアテネで開催

2017年12月14日、国際図書館連盟(IFLA)は、2019年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会をギリシャのアテネで開催することを発表しました。

アテネでは、ギリシャ国立図書館の新館への移転が進められており、またアテネは2018年の“World Book Capital(本の首都)”に選ばれています。

IFLA is Coming to Greece: World Library and Information Congress 2019 to be held in Athens(IFLA, 2017/12/14)
https://www.ifla.org/node/19412

香港大学図書館のセラピー犬、ジャスパー(記事紹介)

2017年12月8日付けのSouth China Morning Post紙が、香港大学図書館のセラピー犬であるジャスパー(Jasper)を紹介しています。

ジャスパーは、同館の職員のペットであるイングリッシュ・シープドッグで、必要なテストと認定を受けて、2017年11月に同館の「職員」となりました。

同館では、試験期間中に30分間、ジャスパーと遊んだり話しかけることで学生にリラックスしてもらうパイロットプロジェクトを計画し、当初は、12月11日・13日・15日の3日間で9回実施し、各回4人計36人の参加を見込んでいたところ、160人の申し込みがあったため、追加で12月19日・20日・22日の3日間で9回実施することとなりました。

記事によると、1回限りのイベントとして他機関と連携して実施するところはあるものの、香港の大学で犬を「雇用」して実施したのは同館が初めてとのことです。

【イベント】シンポジウム「図書館・文書館の国際動向 2017」(11/24・東京)

2017年11月24日、東京都の立教大学池袋キャンパスにおいて、立教大学司書課程主催のシンポジウム「図書館・文書館の国際動向 2017」が開催されます。

3名の講師(中村百合子氏(立教大学司書課程教授)、古賀崇氏(天理大学教授)、原修氏(立教大学図書館利用支援課課長))が、2017年の夏に開催された第83回国際図書館連盟年次大会、第81回米国アーキビスト協会年次大会、台湾図書館研修2017の参加者からの報告に基づき、その場の議論や図書館・文書館の実践や文化・情報専門職養成の国際動向を検討するものです。

事前申し込みは不要で、参加費も無料です。

シンポジウム「図書館・文書館の国際動向 2017」(立教大学)
http://www.rikkyo.ac.jp/events/2017/11/mknpps0000006z6t.html

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