アルメニア

英国図書館の消滅の危機に瀕した文化遺産をアーカイブするプロジェクトEndangered Archives Programmeが、2つのコレクションをオンラインで公開

2016年4月6日、英国図書館(BL)の消滅の危機に瀕した文化遺産をアーカイブするプロジェクトであるEndangered Archives Programme(EAP)が、以下の2つの新しいコレクションをオンラインで公開したことを発表しています。

(1)18世紀から19世紀にかけて存在した、コーカンド・ハン国の裁判所図書館における手稿類、、(2)アルメニア国立図書館が所蔵する地図や定期刊行物、新聞等が今回公開された資料となっています。

New collections online - March 2016(BL Endangered archives blog,2016/4/6)
http://britishlibrary.typepad.co.uk/endangeredarchives/2016/04/new-collections-online-march-2016.html

EAP613: Digital preservation and cataloguing of early printed Armenian maps, periodicals and newspapers, and making them accessible online

EIFL、法学分野のデータベース“HeinOnline”をパートナーであるコンソーシアム・会員館に提供

EIFL(開発途上国において図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)が、法学分野のデータベース“HeinOnline”を提供するWilliam S. Hein and Company社と提携し、2,200点以上の法律や法律関係雑誌がHeinOnlineで利用できるようになったと発表しています。

この提携は、2017年12月31日までの契約で、EIFLのパートナーである31か国のコンソーシアムや会員館で利用できるとのことです。

対象となる31か国は以下の国々です。

アルジェリア、アンゴラ、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カンボジア、エチオピア、フィジー、ガーナ、ケニア、コソボ、キルギスタン、ラオス、レソト、マケドニア、マラウイ、モルディブ、モルドバ、ナミビア、ネパール、パレスチナ、セネガル、セルビア、スーダン、タンザニア、タイ、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、ザンビア

HeinOnline agreement expanded to include Law Journal Library(EIFL,2016/2/2)
http://www.eifl.net/news/heinonline-agreement-expanded-include-law-journal-library

アルメニア、電子学位論文のリポジトリ“The Armenian ETD-OA”を公開

EIFL(図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)が資金援助し、Electronic Library Consortium of Armenia (ELCA)とともに開発した、アルメニアの電子学位論文のリポジトリ“Open Access Repository of the Armenian Electronic Theses and Dissertations”(The Armenian ETD-OA) が公開されたとのことです。

アルメニアでは8万8,000点もの科学論文がOA化されている一方、これまで、博士論文についてはオンラインで見ることができなかったとのことです。

The Armenian ETD-OAはアルメニア国立図書館によって運営され、600以上の電子学位論文を含み、博士論文の書誌情報、フルテキスト、抄録から構成されているとのことです。

収録されている博士論文は、OAI-PMHのプロトコルを用いて、Googleによってメタデータがハーベストされインデックス化されているとのことです。

New Armenian OA ETD repository(EIFL,2016/1/21)
http://www.eifl.net/news/new-armenian-oa-etd-repository

アルメニアにおいて初となる国家規模の電子学位論文のオープンアクセスリポジトリ構築など開始へ(記事紹介)

途上国において図書館を通じ、デジタル情報へのアクセスを推進しているEIFL(Electronic Information for Libraries)は、アルメニアにおいて、初となる国の電子学位論文に関するリポジトリの構築と、若手研究者や学生や大学関係者等を対象とした、オープンアクセス(OA)の促進を図る取組み“Enabling Open Access Electronic Theses and Dissertations as High Priority Scholarly Resources for Armenian Research and Education Communities”の開始を発表しています。

EIFLの援助を受け、アルメニア電子図書館コンソーシアム(Electronic Library Consortium of Armenia:ELCA)が、アルメニア国立図書館やNational Academy of Sciences of Armeniaなどと連携しつつ、大学や研究センターやなどにおけるワークショップ開催、世界各地でもイベントが開催される「オープンアクセスウィーク」の祝賀、リポジトリに関する出版物の刊行、などを実行していくとのことです。

なお、アルメニアでは、2011年に初のOA機関リポジトリが創設されたとのことです。

E1425 - 農家の生活向上を支援する各国の公共図書館サービス5事例

農業が基幹産業である地域にとって,農家の生活や所得の向上は重要な課題である。農業発展への取組みのパートナーとして,公共図書館に着目する動きがある。国際NGOであるEIFL(Electronic Information for Libraries)の公共図書館イノベーションプログラム(PLIP)では,ICTを活用して農業支援プログラムに取り組む各国の図書館に着目し,複数の革新的なプログラムに対し資金提供をするなどして,支援している。2011年から2012年にかけて行われたEIFLから1万5,000米ドルの助成金が提供された5つの事例について,それらが農家の生活・所得向上に貢献したことが報告されている。その中には,ベーシックなICTの利活用の研修プログラムから,日本にはあまり見られない実践も含まれており,興味深い。...

農家を支援する5つの公共図書館―EIFL公共図書館イノベーションプログラムの評価結果より

2013年4月8日、Beyond Accessが、EIFL-PLIP(EIFLの公共図書館イノベーションプログラム)の2011-2012年の助成図書館の評価を紹介しています。

助成図書館として紹介しているのは、農家支援を行なった5つの公共図書館です。その5館とは、オーガニック農法とオンライン販売への関心を高める農家にモバイルでのICT研修を提供したアルメニアのBerd Public Library、遠隔地の農家に対してインターネット等の使い方支援をしたコロンビアのPublic Library Laboratorio del Espiritu、ウェビナーを利用して農家と農業の専門家との橋渡しをしたラトビアのKlintaine Public Library、農家向けにモバイルでの情報提供とビジネス支援サービスを提供したリトアニアのPasvalys Marius Katiliskis Public Library、INFOBUSという図書館バスで農村をめぐり農家が助成金を得る支援をしたマケドニアのRegional public and university library Goce Delcev-Stipです。

エレバンで世界の本の首都を祝うイベント開催(アルメニア)

アルメニアの首都エレバンは、2012年の世界の“本の首都”(World Book Capital)に指名されています。4月21日から22日にかけて、エレバン各所でイベントが開催されたとのことです。

なお、エレバンは“本の首都”の企画が2001年にユネスコ、IFLA、国際出版連盟(IPA)などにより開始されて以来、12番目の"首都"であり、次の"首都"はタイのバンコクに決定されています。2014年の応募はまもなく4月27日に締め切られるとのことです。

Ref.
JOIN US FOR THE CELEBRATIONS OF YEREVAN WORLD BOOK CAPITAL 2012. DOZENS OF CULTURAL EVENTS ALL OVER THE DOWNTOWN FOR FREE!(2012/4/22付けアナウンスメント)
http://www.yerevan2012.org/index.php?option=com_content&view=category&layout=blog&id=43&Itemid=127&lang=en

World Book Capital City: An acknowledgement of the best programme dedicated to books and reading.