図書館システム

オープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のバージョン4.0が公開

米国のヴィラノヴァ大学図書館が開発しているオープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のVersion 4.0が、2017年7月10日に公開されました。

VuFind 4.0 Press Release(VuFind,2017/7/10)
https://vufind.org/wiki/changelog:release-4-0

参考:
オープンソースの次世代OPAC“VuFind”のバージョン3.0が公開
Posted 2016年4月26日
http://current.ndl.go.jp/node/31450

鹿嶋市立中央図書館、読書履歴を管理できる「マイ本棚」機能の提供を開始

茨城県の鹿嶋市立中央図書館が、図書館システムの更新にあわせて2017年6月からインターネットサービスを拡充しています。

貸出中ではない資料の予約、インターネットからの貸出延長に加え、読みたい本の整理や読書履歴の管理ができる「マイ本棚」機能も提供を開始したとのことです。借りた本の履歴が管理できるほか、読みたい本として登録したものについてそのまま予約すること等も可能とのことです。

インターネットサービスが拡がります。(2017年6月1日付け、鹿嶋市立中央図書館)
http://opac.city.kashima.ibaraki.jp/news/?id=8

借りた本の履歴がHPに 鹿嶋市立中央図書館、読書手帳も無料配布(茨城新聞、2017/6/29付け)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14986512221341

高知県立図書館、Beaconを活用したスマホ向け図書館アプリ「びーこん館」の実証実験を開始:高知工業高等専門学校が開発

高知県立図書館が、2017年6月23日から12月にかけて、Beaconを活用したスマホ向け図書館アプリ「びーこん館」の実証実験を行うと発表しています。

高知工業高等専門学校・今井研究室が行っている、Beaconを活用したスマホアプリの開発の研究成果で、同館も2015年度から開発に協力していました。

アプリは、Android版のみで、同館の資料検索、検索した資料の近くへの誘導(同館2階開架書架のみ)、資料を借りた際の履歴を残せる読書通帳機能、借りている資料の返却期限日のプッシュ通知、等の機能があり、誰でも実験に参加できます。

2018年夏開館予定のオーテピア高知図書館での活用については、実証実験の状況等をふまえ検討するとのことです。

Beaconを活用したスマホ向け図書館アプリ「びーこん館」の実証実験の開始(高知県,2017/6/22)
http://www.pref.kochi.lg.jp/press2/2017061400036/

欧州の小規模文化遺産機関向けクラウド型電子図書館プラットフォーム“LoCloud”(記事紹介)

2017年8月にポーランドのヴロツワフで開催される第83回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の発表資料として、ポーランドのPoznan Supercomputer and Networking CenterのWERLA, Marcin氏による、クラウド型(SaaS)電子図書館プラットフォーム“LoCloud”を紹介する“Cloud technologies as a solution for digital collections management in small libraries”と題する記事が公開されています。

クラウド技術の発展により、所蔵資料のデジタル化公開に必要なサーバを安価に利用することが可能となってきた一方で、小規模な文化遺産機関では、ITに詳しい職員を雇用することは困難であり、また、IT関連企業も、文化遺産機関のシステムやEuropeanaとの相互運用性については関心がないことから、小規模館の地域資料が埋もれてしまうという課題認識のもと、小規模館にクラウド技術を提供することで、その潜在力を活用し、コレクションをオンラインやEuropeanaでも公開できるように、ECの資金援助のもと開発されたものです。

OCLC、クラウド型図書館システム“WorldShare Management Services”のアプリ“Digby”を開発

2017年6月19日、OCLCは、クラウド型図書館システム“WorldShare Management Services”(WMS)のモバイルアプリ“Digby”を開発したと発表しています

“Digby”は、図書館で働く学生アシスタント(student library worker)が、自身のモバイル端末を用いて図書館業務を行なえるよう、米・インディアナ州の研究図書館ネットワーク“PALNI”の会員館と連携して作成したものです。

アプリは、2017年8月にApple Store及びGoogle Playで公開されますが、それに先立ち、2017年米国図書館協会 (ALA) 年次総会開催中の6月24日と25日に会場内に設置されるブースで紹介されます。

OCLC WorldShare Management Services expands mobile capabilities(OCLC,2017/6/19)
http://www.oclc.org/en/news/releases/2017/201717dublin.html

アイルランドの333の公共図書館で、Innovative Interfaces社のクラウド型図書館システム“Sierra”の共同運用を開始

2017年6月15日、米・Innovative Interfaces社が、アイルランドの公共図書館333館への同社のクラウド型図書館システム“Sierra”の導入が4月に完了したと発表してます。

システムの共同運用により、コスト削減・国民サービスの改善をはかり、2013年から2017年にかけての戦略計画の実現を目指すものです。

Nationwide Public Library System in Ireland with Over 300 Locations Now Live on a Single Innovative System(Innovative,2017/6/16)
https://www.iii.com/nationwide-public-library-system-ireland-300-locations-now-live-single-innovative-system/

「より協力的で透明性のある連携に向けて: 非営利のメタデータサプライヤーからリンクリゾルバ・情報システムベンダーへの公開状」

2017年6月2日、日本のERDB-JP、フランスのBACON、英国のKB+ら非営利のメタデータサプライヤー(提供者)が連名で、リンクリゾルバ・情報システムベンダーに向け、利用すべきメタデータや情報提供等に関する要求をまとめた公開状「より協力的で透明性のある連携に向けて: 非営利のメタデータサプライヤーからリンクリゾルバ・情報システムベンダーへの公開状」を公開しました。

名古屋市図書館、市内の47の図書館の資料を一括検索できる「まるはち横断検索」を正式公開

2017年6月1日、名古屋市図書館が、市内の公共、大学、専門図書館47館の資料を一括検索できる「まるはち横断検索」を正式公開したと発表しています。

正式公開に先立ち、2016年12月1日から2017年2月28日にかけて、同館ホームページを通じ、実証実験が行なわれていました。

まとめて検索!すぐに見つかる!「まるはち横断検索」スタート!(名古屋市図書館,2017/6/1)
https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_sonota/entries/20170601_02.html

「まるはち横断検索」について:公共・専門・大学図書館の本を探す(名古屋市図書館)
https://www.library.city.nagoya.jp/kensaku/maruhachi_kensaku.html

早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンター(図書館)、図書館システムの共同運用に関する覚書を締結

2017年5月12日、早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンター(図書館)は、図書館システムの共同運用に関する覚書を締結しました。

これは、共同で利用する図書館システムを選定し、そこに両大学の図書データを格納して相互利用することにより利便性の向上を図るもので、次のようなメリットがあるとしています。

・システム共同運用による運用の安定化とコスト削減
・目録形式の標準化、目録作成のコスト削減
・早慶間での知識/経験の共有、人的交流の促進
・共同運用による利用者サービス・資料の充実

両大学によると、図書館システムの共同運用は日本初とのことで、2020年度を目途としています。

早稲田大学・慶應義塾大学 日本初・図書館システムの大学間共同運用に向けた覚書締結(早稲田大学, 2017/5/16)
https://www.waseda.jp/top/news/51024

共立女子大学、図書館及びラーニング・コモンズの活性化を目的に開発したスマホ用アプリ「リブコモ!」の提供開始

共立女子大学が、2017年4月3日から、図書館及びラーニング・コモンズの活性化を目的に開発したスマホ用アプリ「リブコモ!」の提供を開始したと発表しています。

「リブコモ!」と図書館内やラーニング・コモンズ内に設置されたビーコンを連携させ、学生の所在位置に応じて、施設の混雑状況やセミナー情報等を提供することで利用の活性化を目指すほか、学内アカウントとアプリを提携させて各種予約システムへのシングルサインオンを実現したり、利用回数に応じてポイントを付与する機能も持たせたりしています。

システム導入にあわせて、4月28日まで、図書館の利用方法を学ぶ、セルフツアー「図書館クエスト」を実施しており、クリアするとアプリのポイントがプレゼントされます。

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