図書館システム

美術図書館連絡会(ALC)、「美術図書館横断検索」をリニューアル

2018年4月2日、国内美術図書館のコンソーシアムである美術図書館連絡会(ALC)が、「美術図書館横断検索」をリニューアルしました。

リニューアルの主な特徴として、

・横断検索の高速化。
・デザインの一新。
・全件検索に加え、美術図書館を特徴づける資料種別である「展覧会カタログ」などの切り口で検索対象を絞り込む「展覧会カタログ・図書」「雑誌」の画面を設置。
・検索結果に対し、「タイトル」「著者名」「出版年」などの項目ごとに表示順を操作する機能を追加。
・検索結果に対し、「展覧会カタログ」といったキーワードや所蔵館を切り口にした表示切替え機能を追加。

があげられています。

株式会社ブレインテックのサイト構築・管理体制のもと、バックグラウンドに株式会社カーリルの超高速横断検索API「カーリル Unitrad API」が採用されています。

国立公文書館、「公文書館等におけるデジタルアーカイブ・システムの標準仕様書(平成30年3月改訂)」を公表

国立公文書館が、「公文書館等におけるデジタルアーカイブ・システムの標準仕様書(平成30年3月改訂)」を公表しています。

全国の公文書館等を対象に2008年度に作成され、2012年度に一部改定を実施したものの改訂版です。

公文書館等におけるデジタルアーカイブ・システムの標準仕様書を改訂しました(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/news/20180330124409.html

公文書館等におけるデジタルアーカイブ・システムの標準仕様書(平成30年3月改訂)[PDF:93ページ]
http://www.archives.go.jp/about/report/pdf/da_180330.pdf

これからの学術情報システム構築検討委員会、「電子リソース管理システムの利用可能性の検証について(2017年度最終報告)」を公表

2018年3月29日、これからの学術情報システム構築検討委員会の電子リソースデータ共有作業部会が、「電子リソース管理システムの利用可能性の検証について(2017年度最終報告)」(2018年3月28日付)を公表しました。

同部会で実施している、電子リソース業務のワークフロー改善に関する検討結果で、2017年度に実施した、Ex LibrisのAlmaを利用した電子リソース業務のワークフロー検証報告です。

2018年度は、検証結果をもとに実運用時におけるさらなる課題の洗い出しを進めるとし、実際の業務で発生するものと同一の情報を図書館サービスプラットフォーム(LSP)に登録し、試行的な業務運用を行なうとしています。

電子リソース管理システムの利用可能性の検証について(2017年度最終報告)の公開について(これからの学術情報システム構築検討委員会,2018/3/29)
https://www.nii.ac.jp/content/korekara/2018/03/2017.html

図書館システムに関する国際調査の2017年版が公開

Library Technology Guidesを運営するブリーディング(Marshall Breeding)氏による、図書館システムに関する国際調査の第11回目となる2017年版の結果が公表されています。製品版・オープンソースシステムの両方を含む127の製品について、米国、カナダ、オーストラリア、英国、スペイン、スウェーデン、ニュージーランドなど、87か国から3,992件の回答を得ました。

今回は国際的な傾向を把握するために、質問フォームは英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、フィンランド語で提供されました。3,992件の回答のうち、公共図書館からは1,641件、大学図書館からは1,201件、学校図書館からは526件などとなっています。20件以上の回答があったのは23の製品でした。

今回の調査結果として、大規模な公共図書館と小規模な公共図書館は製品版、中規模の公共図書館はオープンソースシステムを好むこと、ほとんどの大学図書館は新世代のLSP(Library Services Platform)に対して高い評価を与えているものの、従来の統合図書館システム(ILS)に比べて紙媒体の資料の管理には適してないと認識していることなどを挙げています。

早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンター、共同運用図書館システムにEx LibrisのAlma・Primo VEの採用を決定

2018年3月8日、早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンターは、共同運用図書館システムにEx LibrisのAlma・Primo VEを採用することを決定したと発表しました。

2017年5月に両大学が締結した図書館システムの共同運用に関する覚書に基づき、同システムは導入されます。両大学が連携すると1,000万冊規模の蔵書数となりますが、同システムの導入により、図書館業務の改善や、電子資料の契約・アクセス管理を一元的に行うことが可能になるとしています。両大学は2019年度中の稼働を目指して準備を進める予定です。

早稲田大学図書館・慶應義塾大学メディアセンター共同運用図書館システムにEx Libris社のAlma・Primo VEの採用を決定(早稲田大学,2018/3/8)
https://www.waseda.jp/top/news/topic/57500

E2003 - 学校図書館でのリブライズの活用と地域住民への開放の取組

岐阜県山県市(以下「当市」)では,2016年度に公立小中学校として全国で初めてコミュニティ型図書館ウェブサービス「リブライズ」を学校図書館の蔵書管理システムとして導入し,蔵書のデータベース化,ネットワーク化を進めている。2017年11月,他の学校に先駆けて約6,500冊の蔵書のデータベース化が完了した桜尾小学校では,リブライズの導入を機に将来的な地域住民への学校図書館の開放を目指し,2017年12月1日に一部地域住民への学校図書館の開放を始めた。ここでは,当市におけるリブライズの導入までの道のりと新たに始まった取組について紹介したい。

日本図書館協会(JLA)図書館システムのデータ移行問題検討会、「図書館システムのデータ移行問題検討会報告書」を公表

日本図書館協会(JLA)図書館システムのデータ移行問題検討会が、2018年3月2日に開催されたJLAの2017年度第5回理事会にて報告した「図書館システムのデータ移行問題検討会報告書」及び別紙「データ移行仕様書」を、JLAのウェブサイトで公表しました。

検討会では、報告書や別紙への意見や活用事例のフィードバックを受け付けており、寄せられた意見や事例は検討の上ウェブサイトで紹介されます。

図書館システムのデータ移行問題検討会(JLA)
http://www.jla.or.jp/committees/tabid/590/Default.aspx
※進捗状況の項目に「本検討会は約2年半の検討結果を報告書としてまとめ、2018年3月2日の2017年度第5回理事会に報告しました。」とあります。

米国の図書館ネットワークLYRASIS、オープンソースソフトウェア(OSS)に関するガイドブックを公開

2018年2月28日、米国の図書館ネットワークLYRASISが、ガイドブック“It Takes a Village: Open Source Software Sustainability”を公開しました。

米・博物館・図書館サービス機構(IMLS)の支援を受け、文化遺産・科学遺産機関による長期的な持続可能性計画に役立つオープンソースソフトウェア(OSS)を支援するための実践的な参考資料として作成されたものです。

Press Release: LYRASIS Announces Release of New Guidebook for Open Source Sustainability as Part of “It Takes a Village” Project(LYRASIS,2018/2/27)
http://lyrasisnow.org/press-release-itav-guidebook/

【イベント】三田図書館・情報学会、第174回月例会「マイクロタスク型クラウドソーシングを活用した図書館における取り組み」(3/17・東京)

2018年3月17日、三田図書館・情報学会は慶應義塾大学三田キャンパスにおいて第174回月例会「マイクロタスク型クラウドソーシングを活用した図書館における取り組み」を開催します。発表者は千葉大学アカデミック・リンク・センターの池田光雪氏です。開催概要によれば、クラウドソーシングの中でも、「問題を細かく分割するマイクロタスク型クラウドソーシングという方式に着目し解説しつつ、図書館領域におけるクラウドソーシングについて考える場としたい」とされています。

三田図書館・情報学会 月例会
http://www.mslis.jp/monthly.html

参考:
京都府立図書館、「京都府図書館総合目録ネットワークシステムの充実を図る産官学連携プロジェクト」のクラウドソーシングを開始
Posted 2017年2月16日
http://current.ndl.go.jp/node/33479

【イベント】大図研関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る~国内初、慶応義塾大学と早稲田大学の2020年図書館システム共同運用の背景~」(3/10・京都)

2018年3月10日、京都国際交流会館において、大学図書館問題研究会関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る~国内初、慶応義塾大学と早稲田大学の2020年図書館システム共同運用の背景~」が開催されます。

同イベントでは慶應義塾大学メディアセンターの入江伸氏を講師に招き、2017年5月に締結された慶應義塾大学メディアセンターと早稲田大学図書館による図書館システムの共同運用に向けた覚書に関連して、いったい何を考え、何に狙いを定めて2020年の大学図書館システムを構築しようとしているのか、その先をどう描いているのか語っていただくとのことです。

大学図書館問題研究会の会員は参加費無料、非会員は500円が必要で、2018年3月3日までの事前申し込みが必要です。

大図研関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る」~国内初、慶応義塾大学と早稲田大学の2020年図書館システム共同運用の背景~(大学図書館問題研究会 京都地域グループ)
https://www.daitoken.com/kyoto/event/20180310.html

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