図書館サービス

3Dプリンターで少女の手に義手を(米国)(記事紹介)

2016年8月22日付のワシントン・ポストなどで、米国テキサス州のヒューストン市にある、ハリス郡とヒューストン市双方の公共図書館であるクリアレイク市・郡フリーマン分館(Clear Lake City-County Freeman Branch Library)の3Dプリンターを活用し、5歳の女の子Katelyn Vincikさんの左手の義手が製作されたことが報じられています。

娘のための義手を探していたKatelynさんの両親が、3Dプリンターを使って義手などを作成することに取り組むボランティアコミュニティ“E-NABLE”のウェブサイトで義手のデザインを見つけ、同じウェブサイトに3Dプリンターが使用できる場所のリストがあり、住んでいるところから一番近い図書館を探し、同館のイノベーションラボのPatrick Ferrell氏らによって義手は製作された、とのことです。

市販の義手であれば、5,000~6,000ドル必要なところ、全体の費用は100ドル以内に収まったとのことです。

A 5-year-old girl needed a prosthetic hand. So a public library used its 3-D printer(The Washington Post, 2016/8/22)

E1828 - 都道府県立図書館サミット2016<報告>

 2016年7月1日,長野県の塩尻市市民交流センター(えんぱーく)で「信州発・これからの図書館フォーラム・都道府県立図書館サミット2016『直接・間接・併用の議論を超えて-新しい都道府県立図書館モデル』」が開催された。本イベントは県立長野図書館の事業「信州発・これからの図書館フォーラム」の一環として,全国の都道府県立図書館の現状と将来像を集約・共有し,これからの時代の都道府県立図書館のモデルを確立することを目指して開催されたものである。当日は,全国34の都府県立図書館の職員を含む150名の参加があった。

岸和田市立図書館(大阪府)、館内での情報交換や談笑、打合せを一定の時間OKにする「会話OKタイム」開始

2016年8月12日、大阪府の岸和田市立図書館は同館において「会話OKタイム」を8月から開始していることを発表しました。

火曜日から金曜日の午前10時~正午まで、同館の1階フロアを、子どもへの読み聞かせや、親同士の情報交換、打合せ、談笑の場として使用できるようにするものとなっています。

静かに本を読みたい人は、2階閲覧室や3階自習室を利用できることが案内されています。

市立図書館(岸城町)で会話OKタイムはじめました(岸和田市立図書館, 2016/8/12)
http://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/toshokan/kaiwa-ok.html
http://www.city.kishiwada.osaka.jp/uploaded/attachment/40031.pdf
※2つ目のリンクは案内資料です。

カラオケブースを設置するフィンランドのティックリラ図書館(記事紹介)

2016年8月10日付けのBBC NEWSで、フィンランドの南部のウーシマー県ヘルシンキ郡ヴァンター市にあるティックリラ図書館が取り上げられています。

報道によると、2016年はじめに同館はカラオケブースを設置したとのことで、約3,300曲のリストが同館のウェブサイトに掲載されています。

防音ブースとなっており、誰からも批判されることなく、また、お酒を飲むバーなどではなく、誰でも歌を歌える場所を提供するものとなっています。

Finland library installs karaoke booth(BBC NEWS, 2016/8/10)
http://www.bbc.com/news/blogs-news-from-elsewhere-37034264

Karaokea kirjastossa(Helmet)
http://www.helmet.fi/fi-FI/Musiikki/Uutta_musiikissa/Karaokea_kirjastossa

Tikkurilan kirjastossa joka paiva on karaokepaiva: "Moni on huomannut, etta laulaminen on mukavaa ilman alkoholiakin"(Yle Uutiset, 2016/8/9)

ALAの公共図書館協会(PLA)とHarvard Family Research Project、子どもの学習を支援する“Family Engagement”と図書館の関わりについて報告書を発表

2016年8月9日、米国図書館協会(ALA)の一部門である米国の公共図書館協会(PLA)と、米国マサチューセッツ州にある、子どもや若者、家族、地域社会における学習について取組むHarvard Family Research Projectにより、“Public Libraries: A Vital Space for Family Engagement”と題したレポートが公開されました。

子どもたちの学習と成長を家族、教育者、地域社会で共に支援しようという“Family Engagement”についてその説明と、図書館がなぜ“Family Engagement”に携わるべきか、図書館が“Family Engagement”において実施することなどについてまとめた報告書となっています。

Public Libraries: A Vital Space for Family Engagement(Harvard Family Research Project, 2016/8/9)
http://www.hfrp.org/publications-resources/browse-our-publications/public-libraries-a-vital-space-for-family-engagement

韓国・国会図書館、研究者向けに、今年下半期から所蔵する外国語図書の館外貸出しサービスを開始

2016年8月1日、韓国の国会図書館は、今年下半期から、所蔵する外国語図書の研究者向け館外貸出しサービスを開始すると発表しています。

大学の教授、国策研究機関の研究者、博士の学位を持つ研究者などが対象で、同館では、現在、会員登録の手続きや関連法規、貸出しシステム等の準備を行なっているとのことです。

국회도서관, 학술연구자에 대한 관외대출 서비스 실시(韓国・国会図書館,2016/8/1)
http://www.nanet.go.kr/06_introduce/06_cyberhongbo/02/detail_Broadcast_All.jsp?seq=36621

ミシガン湖畔で「図書館間ウォーキング」開催(米国)

2016年8月20日、米国ウィスコンシン州にある、とマニトウォク公共図書館とレスター公共図書館の両館の間をウォーキングするというイベント“Library to Library Fun Walk 2016”が開催されます。

ミシガン湖畔のツー・リバーズ地域を走るMariners Trailを通り、約10kmをウォーキングするものです。出発地点はマニトウォク公共図書館で、9:30に出発します。参加費は大人が15ドル、子どもが12ドルで、当日オリジナルのTシャツがもらえます。集められたお金は両館の資料費などになるとのことです。

競走ではなく、両館に対する認知度向上を目的としたイベントで、2015年度に引き続き2回目の開催となります。

“Herald Times Reporter”によると、2015年度の開催時には約70名の参加があり、途中図書館サービスについて学べる給水スポットが設けられたようです。

Second annual Library to Library Fun Walk set(Herald Times Reporter, 2016/8/2)

韓国国会図書館、18歳未満でも利用可能に:2016年8月中に年齢制限を撤廃

韓国の国会図書館が、利用にあたっての年齢制限を2016年8月中に撤廃し、18歳未満でも自由に利用できるようにすると発表しています。

現在、18歳未満の人が同館の利用を希望する場合、校長もしくは司書教諭等の推薦書が必要ですが、年齢制限撤廃後は、初回訪問時に申請書を作成すれば自由に資料を利用できるようになるとのことです。

同館では、年齢制限撤廃のため、関連法規の整備、ウェブサイト等での広報の準備等を行なっているとのことです。

국회도서관 문턱을 낮추다! “18세 미만 청소년 자유이용제 실시”(韓国・国会図書館,2016/8/5)
http://www.nanet.go.kr/assets/common/filedown/fileDown.jsp?filename=1470271297357.pdf&real_filename=%EB%B3%B4%EB%8F%84%EC%9E%90%EB%A3%8C%2820160805%29-%EC%B2%AD%EC%86%8C%EB%85%84+%EC%9E%90%EC%9C%A0%EC%9D%B4%EC%9A%A9%EC%A0%9C.pdf&enc=Y&path_type=8

参考:
中国国家図書館が創立104周年にあわせ利用者サービスを拡充
Posted 2013年9月12日

国立教育政策研究所教育図書館、所蔵資料を紹介するコラムを開始

2016年7月28日、国立教育政策研究所教育図書館が、ウェブサイトで所蔵資料について紹介するコラムを開始しています。

第1回目では、『小学入門教授図解』が扱われています。

国立教育政策研究所 教育図書館 所蔵資料紹介
http://www.nier.go.jp/library/shiryoannai.html

国立教育政策研究所教育図書館所蔵資料案内(国立教育政策研究所教育図書館)
http://www.nier.go.jp/library/shiryoannai/shiryo1.html

国立教育政策研究所教育図書館
http://www.nier.go.jp/library/index.html
※2016/7/28付で「教育図書館所蔵資料を紹介するコラムを開始しました!」とあります。

参考:
国立教育政策研究所 教育図書館、蔵書検索で国定期・旧制中学校教科書の検索ができるようになったことを発表
Posted 2015年2月24日
http://current.ndl.go.jp/node/28046

国立教育政策研究所教育研究情報センター教育図書館、図書館蔵書検索(OPAC)をリニューアル 新規データベースとして同館所蔵の「戦後教科書」「往来物」「個人文書」の書誌情報等も公開
Posted 2016年1月5日

E1825 - ライブラリアンの見た世界の大学と図書館<報告>

 2016年6月25日,同志社大学でシンポジウム「ライブラリアンの見た世界の大学と図書館 ~図書館利用行動を中心に~」が開催された。このシンポジウムは科学研究費基盤研究(C)プロジェクト(研究代表者は同志社大学の原田隆史氏)「人の真の情報ニーズを汲み取るコンシェルジュ型資料検索システムの構築」主催によるものである。このシンポジウムはUstreamによる中継も行われ,主催者発表によると,来場した参加者は約200名,中継のリアルタイムの視聴者は約100名にのぼり,テーマへの関心の高さが伺えた。

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