図書館サービス

韓国・ソウル特別市、図書館での本の貸出など186の公共施設で利用可能な「ソウル市民カード」アプリを公開

2017年12月11日、韓国・ソウル特別市が、公共施設で利用可能な「ソウル市民カード」アプリの公開を発表しています。

美術館、劇場、体育施設など市立・区立の公共施設の会員証として利用できるほか、おもちゃ図書館や市立図書館での玩具や図書の貸出などでも利用でき、今後186の公共施設で利用できるようになる予定です。

その他、施設・イベント情報や図書返却日などのプッシュ通知機能があるほか、世宗文化会館での公演・展示やソウル演劇協会所属劇団の一部公演のチケット購入に際して割引が適用されます。

今後、国立の施設や民間企業との連携も視野に入れています。

공공시설 186개 이용, 공연할인까지…‘서울시민카드’ 앱 출시(서울특별시,2017/12/11)
http://spp.seoul.go.kr/main/news/news_report.jsp#view/240339

韓国国立中央図書館(NLK)、「モバイル利用証」の試行運用開始

韓国国立中央図書館(NLK)が、2017年12月12日から、「モバイル利用証」の試行運用を開始すると発表しています。

「モバイル利用証」は、モバイルアプリやウェブサイトからログインして発行することができます。

「モバイル利用証」は、入退館、館内での貸出・返却、夜間図書館サービス等で利用することが可能ですが、出力・コピーサービス、セミナー室やスタジオの利用、非図書資料の自動貸出機の利用には、定期利用証や毎日利用証の発行が必要です。

모바일 이용증 서비스 시범운영 안내(NLK,2017/12/11)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/notice_view.jsp?board_no=9391&notice_type_code=1&cate_no=1&site_code=nl

E1976 - 第59回北海道図書館大会<報告>

2017年9月7日と8日の2日間,北海道江別市の札幌学院大学を会場に,第59回北海道図書館大会を開催した。北海道図書館振興協議会,北海道地区大学図書館協議会,私立短期大学図書館協議会北海道地区協議会,北海道学校図書館協会,専門図書館協議会(北海道地区連絡会)の5団体からなる北海道図書館連絡会議及び北海道立図書館が主催した。今大会は,近年,図書館を取り巻く環境が大きく変化する中,図書館がその存在を維持し,高めていくためにはどのようにすればよいのか,未来の図書館のあり方について考えようとするもので,「その先の,図書館 ~図書館の新たな可能性を考える~」をテーマに,基調講演,各団体による6つの分科会,図書館の今日的な話題等を情報提供するトピック,協賛図書館団体・企業11社(団体)と大会参加者有志8団体による計19のブース展示を実施した。

E1979 - 環太平洋研究図書館連合(PRRLA)2017年総会<報告>

2017年10月17日から20日まで,環太平洋研究図書館連合(Pacific Rim Research Libraries Alliance:PRRLA)の2017年総会が中国・浙江大学で開催された。12の国・地域の34の大学図書館から62人が出席し,日本からは植木俊哉東北大学附属図書館長と筆者の2人が参加した。

高知工科大学附属情報図書館、24時間利用可能なスペース・サービスを拡大

高知工科大学附属情報図書館が、2017年12月4日から、24時間利用可能なスペースを拡大させると発表しています。

同館では開学当初から1階メディア学習室と2階情報閲覧室を24時間利用できましたが、学術書が排架されている3階の開架スペースが利用可能となるほか、24時間使用可能な自動貸出返却装置が設置されるなどします。

【12/4(月)】24時間開館がますます便利に!&地震避難訓練 (高知工科大学附属情報図書館,2017/11/26)
http://www.kochi-tech.ac.jp/library/news/m000111.html

参考:
E1471 - 深夜の図書館は誰がどのように利用しているのか<文献紹介>
カレントアウェアネス-E No.243 2013.08.29
http://current.ndl.go.jp/e1471

スコットランド、1枚のカードで全公共図書館を利用できる“One Card”プロジェクトの試行事業を開始

2017年11月17日、スコットランド政府は、1枚のカードで全公共図書館を利用できる“One Card”プロジェクトの試行事業を開始したと発表しています。

スコットランド図書館・情報協議会(SLIC)が管理する政府ファンド“Public Library Improvement Fund”から1万5千ドルの拠出を得て、アバディーン、アバディーンシャー、アンガス、ハイランド、パース・アンド・キンロスの5つの地方公共団体が参加し、半年間実施されるもので、成功すればスコットランド全土に拡大される予定です。

これまでは、ビジターチケットを申請する必要がありましたが、試行期間中は、同地域内のある120館を超す図書館の160万冊の蔵書・600台を超すパソコン・WiFiの利用や、プログラムへの参加が可能です。

SLICは、同事業は、2017・2018年度の政府公約の1つで、公共図書館のための国家戦略“A Strategy for Public Libraries in Scotland 2015-2020”の実現を促すものと説明しています。

カナダ・トロント公共図書館による美術館・博物館等の無料パスを貸出す事業の支援企業、2018年末をもって資金提供を中止(記事紹介)

2017年11月16日付けのToronto Star紙が、カナダ・オンタリオ州のトロント公共図書館(TPL)が実施する“Museum + Arts Pass”プログラムに資金を提供するSun Life Financial社が、2018年末をもって同プログラムへの資金提供を中止することを報じています。

大人2人と子供5人までが利用可能な美術館・博物館等の無料パスを貸出すサービスで、今年でサービス開始から10年目になります。

報道によると、同社は年20万ドルの資金を提供してきたものの、事業の再検討を行なった結果、新しい優先事項と合致せず中止を決めたとのことです。同社が同じく支援しているTPLの楽器貸出プログラムへの支援は継続するとのことです。

TPLの担当者は、同サービスが無ければ訪問できなかった150万人を超す人々が17の施設を利用することができた、成功しているサービスであると述べ、他のスポンサーを探すとしています。

カナダ・バンクーバー公共図書館、館内にカナダ国立図書館・文書館のサービスポイントを設置

2017年11月8日、カナダ・バンクーバー公共図書館(VPL)が、中央図書館内に、カナダ国立図書館・文書館(LAC)のサービスポイントを設置したと発表しています。

LACのレファレンス専門家が、オリエンテーション、レファレンスサービスを実施するほか、LACのデジタルコレクションへのアクセス等も可能です。

Library and Archives Canada is now at the Vancouver Public Library(VPL,2017/11/8)
https://www.vpl.ca/library/news/2017/library-and-archives-canada

米・アリゾナ州立大学図書館、開架の冊子体資料利用促進に関するホワイト・ペーパーを公表

2017年10月19日、米・アリゾナ州立大学図書館が、ホワイト・ペーパー“The Future of the Academic Library Print Collection: A Space for Engagement”を公表しました。

冊子体の印刷物の将来について調査するアンドリューW. メロン財団による助成事業の一部で、冊子体の利用、特に、開架の資料のコミュニティ内での利用を促進するための分析をすることが目的とされています。

ASU Library releases white paper on future of print (ASU Library,2017/10/19)
https://lib.asu.edu/librarychannel/asu-library-releases-white-paper-future-print

【イベント】情報と人をつなぐ じょいんと懇話会「Pepperと仕事を一緒にやってみて」(11/24・大阪)

2017年11月24日、大阪市中央公会堂において、一般社団法人情報科学技術協会(INFOSTA)西日本委員会が企画する、情報関連分野の専門家の講演と参加者各自の人的ネットワークの構築を目的とする懇親会をセットにしたじょいんと懇話会「Pepperと仕事を一緒にやってみて」が開催されます。

公共図書館の図書館職員のサポートとして人型ロボットPepperを導入し、利便性の向上につなげている江戸川区立篠崎図書館(東京都)の吉井潤館長の講演をきっかけに、どのようにすれば利用者の役に立つロボットを育てていくことができるのか、考えます。

参加費は、懇親会費込みで3,500円ですが、一部の人は2,000円となります。事前の申込が必要です。

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