図書館サービス

CA1281 - 本はラクダの背に乗って / 加藤徹

赤道直下の国ケニアは国土の三分の一が年間雨量100ミリ以下の準砂漠地域である。遊牧民の集落が点在する人口過疎地域に,ケニア国立図書館(Kenya National Library Service)は1996年11月,ユニークな移動図書館サービスを開始した。それが,ラクダを輸送手段とするキャメル・ライブラリー・サービ…

CA1259 - 図書館と書店の関係 / 吉川博史

人々の読書活動に関わる点で,図書館と書店とは共通している。しかし,両者が競合関係にあると見なされることは,日本ではそう多くない。両者の「棲み分け」が確立しているためであろうか。昨年米国の図書館雑誌上で,両者の競合について意見が交わされた。口火を切ったのはニューヨー…

CA1239 - 公共図書館の有料化に関する世論調査 / 田村英彰

公共図書館サービスへの課金について,一般市民はどのように考えているのだろうか。その判断を決定する要因は何か。アメリカの世論調査を分析した研究を紹介する。アメリカの公共図書館は,19世紀来ほとんどが税によってまかなわれている。公教育同様,サービスの効用は個々の受益者に…

CA1234 - OPLIN−オハイオ州から世界へ− / 永村恭代

オハイオ州の公共図書館ネットワークであるOPLIN(Ohio Public Library Information Network)は,OhioLINK(CA1165参照),INFOhio(学校図書館のネットワーク)のようなネットワークを求める公共図書館長達からの声で,1994年はじめに州図書館協会であるオハイオ図書館評議会により計画され,1995年6月に活動…

E263 - 図書館サービスにおけるRSSの活用可能性とは? <文献紹介>

インターネット上のニュースサイトやブログ(E194参照)等において,近年,最新・更新情報を公開するために盛んに使われている記述フォーマット「RSS(注)」は,図書館サービスへの活用可能性をも秘めているようだ。9月20日発行のLLRX.comに,図書館におけるRSSの活用事例やその可能性が紹介されて…

E448 - これからの目録サービスに望まれること−カリフォルニア大学図書館の改革

カリフォルニア大学図書館目録サービスタスクフォースは,2005年12月,これからの図書館目録サービスに必要な機能を検討するレポートを発表した。レポートでは,GoogleやAmazonなどのサービスが利用者にとってのスタンダードになっている現状の中で,現在の目録サービス(OPAC)はいまだに資料…

CA1178 - 勤労者に対する公共図書館サービスのあり方 / 白石英理子

A. L. ワドレー(A. L. Wadley)らは,イギリスの公共図書館がフルタイムで働く人々に対して適切なサービスを行っていないと指摘する。そしてマーケティングの手法を用いて現在行われているサービスを評価し,その問題点を明らかにする。その上で,効果的サービスの方法を館内・館外サービス…

CA1174 - 英国における”セルフサービス・ライブラリー”の流れ / 鈴木三智子

近年,図書館関係の雑誌に,図書自動貸出返却装置の広告を見かけるようになった。これは,閲覧者自身に貸出や返却を行わせる一種のセルフサービス・システムで,いわゆる“無人カウンター”を目指すものである。現在主流となっているのは,銀行のATM(現金自動引出・預入機)と類似のも…

CA1173 - 相互貸借サービスのコスト−誰がどのくらい負担するか− / 立松真希子

近年,図書館サービスへの課金の問題が様々に議論されている(CA805参照)。最近ではとりわけオンラインデータベース検索サービスと相互貸借(ILL)サービスの2つに焦点が絞られる。「無料サービス」を伝統としてきたアメリカの公共の図書館においては,有料サービスの是非もさることなが…

CA1170 - コンピュータをすべての人に−汎用ユーザ・インタフェースの試み− / 石橋隆宏

コンピュータの普及と増加に伴い,ユーザは数が増えるだけでなく質的にも多様化する。誰もがコンピュータを使う時代には,老人や子供,障害者といったユーザが使用することも考慮しなければならない。また,使用目的・使用条件も多種多様になり,平均的なユーザの使用環境を想定するだ…

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