図書館サービス

京都大学図書館機構、英国の大学図書館に関する調査研修報告書を公開

京都大学図書館機構が、学術情報リポジトリ「KURENAI」において、平成28年度図書系職員海外調査研修報告書「英国大学図書館における教職員へのガイダンス・トレーニング及び広報の実態調査」を公開しています。

英国6大学の、授業に必要な参考資料をオンラインで管理し学生に公開するオンラインリーディングリストシステムによる教育支援と、研究データの管理による研究支援について、調査が行われています。

CA1892 - 学校図書館をひらく―東京・学校図書館スタンプラリーの試み― / 杉山和芳

2014年6月に学校図書館法が一部改正され「学校司書」の配置が努力義務とされた。次期学習指導要領でも学校図書館が果たすべき役割は大きくなると予想されている。また、文部科学省が「学校図書館ガイドライン」を作成するなど、学校図書館の機能強化を目指す動きが現れている。このように学校図書館をめぐる状況は大きく変化しつつある。

「ホライズン・レポート」の2017年図書館版が刊行

2017年3月23日、米国のニューメディア・コンソーシアム(NMC)が、「ホライズン・レポート」(Horizon Report)の2017年図書館版(Library edition)を公開しています。

今後5年間の大学図書館・研究図書館界の変革を推進する傾向や技術を解説したもので、チュール応用科学大学(スイス)、スイス連邦工科大学チューリヒ校図書館(ETH-Bibliothek)、ドイツ国立科学技術図書館(TIB)及び米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の協力を得て作成したものです。

報告書では、教育、調査、情報管理といった、図書館の戦略、運営、サービスに影響を与える

・6つの主要な傾向(組織横断的連携、学術レコードの進化、クリエイターとしての利用者、図書館空間の再考、研究データ管理、ユーザエクスペリエンスの評価)

・6つの主要な課題(図書館サービスとリソースへのアクセシビリティ、デジタルリテラシーの改善、組織設計の将来の業務への適用、継続的な統合・総合運用性・連携プロジェクトの維持、経済的・政治的圧力、根本的な改革の必要性の受け入れ)

E1897 - 「認知症の人にやさしいまちづくりと図書館」<報告>

2016年12月3日,フォーラム「認知症の人にやさしいまちづくりと図書館」を開催した。このフォーラムは,雑誌『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第16号(2016年夏号・2016年9月7日)の刊行を記念したものである。本誌でフォーラムと同タイトルの論考を執筆した加藤学氏(浜銀総合研究所),図書館の現場から取り組みを進めている野口和夫氏(福岡県・直方市立図書館),加藤氏の論考の中で紹介した認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)の活動に取り組む岡田誠氏(富士通研究所)を招いた。司会進行は,岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社)が務めた。当日の参加者は33名であった。...

カナダ・トロント公共図書館、光療法用の照明器具を試行的に設置

カナダ・オンタリオ州のトロント公共図書館が、2017年2月6日から、ブレントウッド分館及びモルバーン分館において、試行的に、季節性情動障害(SAD)の住民を対象に、光療法(light therapy)用の照明器具を設置しています。

試行期間は4月までで、サービスの継続・拡大についての検討材料とするため、利用者からのフィードバックを求めています。

カナダメンタルヘルス協会(オンタリオ州)の調査では、州民の2%から3%がSADに、15%の州民がSADよりは軽い“winter blues”という症状に苦しんでいるとのことです。

カナダ国内では、エドモントン市(2014年)とウィニペグ市(2016年)の公共図書館で既に実施されており、高評価を得ているとのことです。

E1886 - 2016年熊本地震発生後の図書館等の状況

2016年4月14日と4月16日に熊本県熊本地方を震源とする震度7の地震が発生し,様々な被害が生じた。本稿では,2017年2月22日までの情報を基に,地震の被害を受け復旧に時間を要している熊本県内の図書館の状況を中心に紹介する。...

日本図書館協会(JLA)図書館の自由委員会、緊急学習会「マイナンバーカードの図書館利用とは」の当日配布資料を公開

2017年2月1日、日本図書館協会(JLA)図書館の自由委員会は、1月30日に開催された緊急学習会「マイナンバーカードの図書館利用とは」の当日配布資料を公開しました。

緊急学習会「マイナンバーカードの図書館利用とは」(日本図書館協会図書館の自由委員会)
http://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/jiyu/seminar2017.html

配布資料(論点整理)(PDF: 2.2MB)
http://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/jiyu/mynorev_okuno_20170130.pdf

専門図書館協議会、平成28年度北海道地区研修会「議会図書室の議会における役割と図書館サービスについて」を開催(2/21・北海道)

2017年2月21日、専門図書館協議会北海道地区連絡会が、北海道議会事務局において、平成28年度北海道地区研修会「議会図書室の議会における役割と図書館サービスについて」を開催します。

北海道議会図書室の議会における役割と業務内容を学ぶもので、専門図書館としての図書館サービスの意義と、現在道議会図書室で実施されている北海道立図書館のサービスのコンセプト並びにその現状についての報告をもとに、これからの議会図書室の可能性を考えるものです。

参加費は無料ですが定員は15名で事前の申し込みが必要です。

2/21 研修会(北海道地区)「議会図書室の議会における役割と図書館サービスについて」(専門図書館協議会)
http://www.jsla.or.jp/2017-2-21-reference/

参考:
札幌大学・札幌大学女子短期大学部、北海道議会図書室にて、議会の議論と関連が深い研究などを紹介する特別展示「札幌大学を知る」を開催
Posted 2017年1月30日
http://current.ndl.go.jp/node/33359

第11回マニフェスト大賞・最優秀賞・特別賞が発表される:議会図書室改革で優秀賞を受賞の呉市議会(広島県)は選ばれず
Posted 2016年11月25日

場の創造と公共図書館:米国図書館協会冬季大会での発表(記事紹介)

2017年1月27日付のLibrary Journal(LJ)誌(オンライン)が、米国図書館協会(ALA)冬季大会において、コロラド州のデンバー公共図書館のMichelle Jeske氏が行った、場の創造と公共図書館に関する発表を紹介しています。

同氏は、コミュニティ形成には、場の創造が必要であるとし、利用者が、席を移動させる等の行動により即席で場をつくっているのは、何かを伝えているのであり、その行動に着目する必要があると指摘するとともに、低予算で場の創造を実現した同館での取組事例を挙げています。

・机や椅子の移動(低予算で利用者と図書館の関係性を変更する方法)
・ポストイットを用いた“Kind Note”のディスプレイ
・未使用の机にボートゲームを設置し、放置されたスペースを活性化
・ガーデニング関連のプログラムを行ない、図書館に人を呼ぶとともに、屋外スペースを美化
・スクラブル(アルファベットの駒を並べ、単語を作って得点を競うゲーム)のコマに磁石を付けて、そばを通る人がそれを用いて会話をする
・コンピューター利用席に複数人で座れるイスを設置

E1875 - ことば蔵が市民と共に“Library of the Year 2016”大賞受賞

2016年11月,先進的な活動を実践する図書館などを表彰する“Library of the Year(LoY)2016”の大賞に兵庫県の伊丹市立図書館ことば蔵(以下,ことば蔵)が選ばれた。LoYは2006年,学識経験者らでつくるNPO法人「知的資源イニシアティブ」が創設したものである(CA1669参照)。図書館及びそれに準ずる施設・機関における,他の図書館にとって参考となる優れた活動や独創的で意欲的に取り組んでいる具体的な事例を評価し選考するもので,毎年実施されている。11回目となる2016年は,審査基準などが見直されるなか,自薦・他薦の53機関の中から,3度にわたる公開選考会によって大賞が決定した。...

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