図書館サービス

米・デンバー公共図書館、自転車修理キットの利用提供を開始:身体活動を通じた健康維持に取り組む自治体プログラムからの提供

米・コロラド州のデンバー公共図書館は、2019年6月7日付けのブログ記事において、自転車修理キットの利用提供を開始したことを紹介しています。

修理キットは、身体活動を通じた健康維持に取り組むデンバー市郡公衆衛生・環境局のプログラムDenver Community Active Living Coalition (CALC)から提供されたものであり、パンク修理用のパッチ、空気入れ、工具類等からなります。デンバー公共図書館の中央館及び分館全26館の施設内で提供されており、利用者カードの提示により2時間までの利用が可能です。

デンバー市郡公衆衛生・環境局も6月12日に本件に関するプレスリリースを出しており、自転車利用促進の利点として、健康維持以外に大気汚染や渋滞の改善等を挙げています。

長崎県立・大村市立一体型図書館「ミライon図書館」、部分開館を実施:利用カードの事前交付も

長崎県立・大村市立一体型図書館「ミライon図書館」が、2019年7月24日から7月28日まで部分開館を実施すると発表しました。

同館は10月5日に開館しますが、夏休みに子どもが多くの本に触れ、読書に親しむ機会を提供するとともに、図書館をより身近に感じてもらうため部分開館を実施するものです。

開館場所は、1階のこどもしつ、おはなしのへやと、2階の学習スペースです。図書の貸出は行いませんが、「こどもしつ」に配架している児童書の閲覧や「学習スペース」での自習は可能です。

利用カードの事前交付も行なわれます。

オーストラリア図書館協会(ALIA)、先住民と図書館に関するレポートのアップデート版を公開

2019年5月30日、オーストラリア図書館協会(ALIA)は“Library and Information Week 2019”に合わせて、キャンベラで「アボリジニとトレス海峡諸島民の知識・文化・遺産への有意義で敬意ある取り組み:私たちがさらにすべきことは何か?」をテーマとしたALIA Leadership & Innovation Forumsを開催したことを報告し、開催報告の中で先住民と図書館に関するレポートを“Indigenous matters: A report on the ALIA Leadership & Innovation Forums 2018–2019”としてアップデートしたことを発表しました。

上記テーマによるフォーラムは、2018年にニューサウスウェールズ州をはじめとする7つの州で開催されており、レポートは今回を含めた8度のフォーラムの内容を受けてアップデートされたものです。

米国の図書館におけるモノの貸出:インスタントポットから動物の頭蓋骨まで(記事紹介)

2019年5月16日付けの米国の“Money”紙で、図書館における本以外のモノの貸出“Library of Things”に関する記事が掲載されています。

記事では、米国ではここ数年、図書館で本以外のモノも貸出するプロジェクト“Library of Things”の動きが拡大しており、種、ケーキ型、子ども向け科学キットのように比較的標準的なモノだけでなく、充電器や自転車を貸出するような図書館も現れていることを紹介しています。

2018年夏から“Library of Things”を開始したオレゴン州ビーバートン市図書館のGlenn Ferdman氏は、取材にこたえて、1人のコミュニティメンバーからのアンケート回答をきっかけに“Library of Things”を開始したこと、「買う前に試す」機会を与え「数か月に1回程度しか使わないもの」へのニーズを満たすサービスであること、“Library of Things”は進化を続ける図書館の一事例であること、貸出されるモノは寄付ではなく購入によって揃えていること、台所用品、アウトドア用品等は「飛ぶように」貸出され棚に留まっていることがほとんどないこと、などを説明しています。

E2137 - 「ニューヨーク公共図書館と<図書館の未来>」<報告>

2019年4月9日に日比谷図書文化館コンベンションホール(東京都千代田区)で,株式会社ミモザフィルムズ/ムヴィオラ主催のパネルディスカッション「ニューヨーク公共図書館と<図書館の未来>」が開催された。

オタゴ大学、図書館に3D・バーチャル技術を用いた館内フロア案内用キオスク端末を設置

2019年5月24付の“Otago Daily Times”紙で、ニュージーランドのオタゴ大学(University of Otago)が中央図書館 の1階に、3D・バーチャル技術を用いた館内フロア案内用キオスク端末2台 を設置したことが報じられています。

これはニュージーランド・ダニーデンのPunch Marketing社がGoogle Street View等から作成した1000枚以上の館内パノラマ写真をシームレスにつなぎ合わせて、キオスク端末の55インチのタッチスクリーンに映し出すことで実現しています。オタゴ大学の学生は、スクリーン上のQRコードにより、図書館内のグループ学習エリアを携帯電話から予約する際にもこのキオスク端末を利用することができます。

米・ミシガン州ケント地域図書館、高校卒業資格等が得られるプログラムの提供開始

2019年5月22日、米・ミシガン州ケント郡のケント地域図書館(KDL)が、高等学校の卒業資格取得プログラムの提供開始を発表しています。Cengage社・Galeのの“Career Online High School(COHS)”を提供するもので、同州内では初めてです。

現在、キャリアの向上、就職準備、生涯教育を望む21歳以上の成人に対して、19の分館で実施しており、受講料は無料ですが、受講生数は制限があり、図書館カードの登録が必要です。

受講生は、自身のパソコン・タブレットや図書館のパソコンを用いて受講することができ、18か月で同プログラムを終了することができます。卒業資格とともに、10の分野の労働技能の証明書も取得可能です。

【イベント】「超高齢社会と読書 -図書館の底力-“生涯、社会に関わりながら生きていくために”」(6/10・東京)

2019年6月10日、日比谷図書文化館(東京都千代田区)において、公益社団法人日本図書館協会(JLA)が主催するシンポジウム「超高齢社会と読書 -図書館の底力-“生涯、社会に関わりながら生きていくために”」が開催されます。

生涯にわたり社会と関わりを持ちながら健康に生きていくために、読書の果たす働きや図書館の役割に注目が集まりつつある中で、情報工学研究者、出版関係者、図書館現場からの報告と討論を通じ、読書と図書館の持つ新しい可能性について未来志向で語り合う集いです。

参加費1,000円(資料代)と事前の申込みが必要です。
パネラーは次のとおりです。

坂田一郎氏(東京大学工学系研究科教授、同イノベーション政策研究センター長)
上田渉氏(日本オーディオブック協議会常任理事)
豊山希巳江氏(山武市成東図書館、日本図書館協会認定司書第1119号)
植松貞夫氏(兼コーディネーター、筑波大学名誉教授)

E2134 - 地域コミュニティにおける公共図書館の役割:米国の実践事例

2018年10月,米・ニューヨーク州立大学オールバニ校のCenter for Technology in Government(CTG)は研究報告書“The role of public libraries in engaging citizens in smart, inclusive and connected communities - A current practices report”を公開した。

大阪府泉南地域5市3町(岸和田市・貝塚市・泉佐野市・泉南市・阪南市・熊取町・田尻町・岬町)の図書館、6月1日から図書館相互利用を開始

2019年6月1日から、大阪府泉南地域(岸和田市・貝塚市・泉佐野市・泉南市・阪南市・熊取町・田尻町・岬町)5市3町で図書館相互利用協定に基づき、地域内の図書館の相互利用が開始されます。

泉南地域の在住者は5市3町全ての図書館(室)で、当該市町の利用条件に基づいて、その図書館(室)の所蔵資料を貸出することができます。

6月1日(土曜日)から、泉南地域図書館の相互利用が開始されます (岸和田市立図書館,2019/5/2)
http://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/toshokan/sennan-koiki.html

泉南地域図書館相互利用ちらし  [PDF:219KB] (岸和田市立図書館)
http://www.city.kishiwada.osaka.jp/uploaded/attachment/73399.pdf

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