図書館サービス

No.16 超高齢社会と図書館~生きがいづくりから認知症支援まで~

 本調査研究では、「高齢化社会における図書館サービス」をテーマとして取り上げました。

 日本社会の高齢化の急速な進展に対応して、外部機関と連携して高齢者にサービスを提供したり、地域の高齢者と協働してサービスを提供したりするなど、公共図書館のサービスと地域の高齢者との関係に新しい動向が見られます。このような背景を踏まえ、今回の調査研究では、高齢者との関係が先進的あるいは特徴的な図書館サービスを提供している公共図書館の事例をいくつか取り上げ、調査分析を行いました。

 具体的には、調査対象機関を3機関選定し、現地調査などの事例調査を行いました。また、事例調査対象の3機関のうち2機関について、サービス提供地域に居住する高齢者にインタビュー調査を行いました。報告書では、事例調査の3機関が提供しているサービスの概要や、サービスを実施するに至った経緯などを紹介しています。また、高齢者へのインタビュー調査の結果を踏まえ、高齢者の図書館利用の現状と今後のサービスのあり方について、6つの観点から考察しています。そのほか、日本の図書館サービスにおける高齢者の位置付けの変遷や、超高齢社会における図書館サービスの実態・課題など、超高齢社会と図書館についての論考を掲載しています。

E1906 - 京都府立総合資料館が京都学・歴彩館として再出発

京都は日本文化の心のふるさとであり,京都に関する歴史・文化の研究は,日本文化全体と大きく繋がっている。京都府立京都学・歴彩館(以下,京都学・歴彩館)では,京都や京都との関わりの中で成立・発展してきた特色豊かな文化について,国内外からの幅広いアプローチにより研究していくことを「京都学」ととらえ,これを推進・発信することで京都文化のさらなる発展を目ざすことを目標としている。

韓国、「第2次図書館発展総合計画(2014-2018)」の2017年度実施計画を発表

2017年4月25日付けで、韓国の大統領所属図書館情報政策委員会と文化体育観光部が、「第2次図書館発展総合計画(2014-2018)」の2017年度の実施計画を発表しています。

・公共図書館の地域間不均衡是正を目的に「公共図書館建設事前評価制」を導入
・「U-図書館サービス」事業の推進
・17の広域自治体(市・道)の公共図書館で司書256人を採用/学校図書館の司書教諭を55人増員
・自由学期制全面実施への対応や創意的な人材育成を目的に、学校図書館における教科連携授業の強化や読書活動を推進
・大学図書館での海外学術データベース28件の契約にあたってのショナル・サイト・ライセンスの導入
・兵営図書館の拡充
・矯正施設における読書環境の整備

などが計画されています。

共立女子大学、図書館及びラーニング・コモンズの活性化を目的に開発したスマホ用アプリ「リブコモ!」の提供開始

共立女子大学が、2017年4月3日から、図書館及びラーニング・コモンズの活性化を目的に開発したスマホ用アプリ「リブコモ!」の提供を開始したと発表しています。

「リブコモ!」と図書館内やラーニング・コモンズ内に設置されたビーコンを連携させ、学生の所在位置に応じて、施設の混雑状況やセミナー情報等を提供することで利用の活性化を目指すほか、学内アカウントとアプリを提携させて各種予約システムへのシングルサインオンを実現したり、利用回数に応じてポイントを付与する機能も持たせたりしています。

システム導入にあわせて、4月28日まで、図書館の利用方法を学ぶ、セルフツアー「図書館クエスト」を実施しており、クリアするとアプリのポイントがプレゼントされます。

富山大学附属図書館、大学院生スタッフによる学修相談を開始

富山大学附属図書館が、中央図書館入口ホールにおいて、大学院生スタッフによる学修相談を開始すると発表しています。

期間は2017年4月19日から7月27日までの毎週水・金曜日の13時から15時までで、「授業で習ったけど、よくわからなかった」「レポートや論文の書き方がわからない」「プレゼンのコツを知りたい」「資料や文献の集め方を知りたい」「進学しようか悩んでいる」等の悩みに大学院生スタッフが回答します。

【ご案内】大学院生スタッフによる学修相談を開始します (富山大学附属中央図書館ブログ,2017/4/18)
http://u-toyamalib.blogspot.jp/2017/04/blog-post_18.html

参考:
E1658 - 千葉大学アカデミック・リンク・シンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.277 2015.03.05
http://current.ndl.go.jp/e1658

野田市立図書館(千葉県)、openBDを使った資料情報提供の試行を開始

2017年4月19日、千葉県の野田市立図書館が、openBDを活用した資料情報提供を試験的に開始すると発表しています。

図書館に新しく入った図書をテーマ別に紹介するページ「新着RSS」において、従来の仕組みに加えて、openBDを活用して書影(表紙画像)などを提供すると説明されています。

openBDを使った資料情報提供の開始について(野田市立図書館,2017/4/19)
https://www.library-noda.jp/homepage/info/info2017.html#20170419

新着図書RSS(野田市立図書館)
https://www.library-noda.jp/homepage/info/usrss/index.html

関連:
openBD
https://openbd.jp/

京都府立図書館、京都府立図書館協議会を設置

2017年4月4日、京都府立図書館は、2017年4月1日付けで京都府立図書館協議会を設置したことを発表しました。

2016年3月に策定された「京都府立図書館サービス計画(平成28年度~平成32年度)」には、図書館協議会を設置して、計画の進捗状況を外部の視点で評価してもらうことが明記されていました。

お知らせ(京都府立図書館)
http://www.library.pref.kyoto.jp/?page_id=91
※「2017.04.04」に「京都府立図書館協議会を設置しました!」とあります。

京都府立図書館協議会を設置しました!(京都府立図書館, 2017/4/4)
http://www.library.pref.kyoto.jp/?p=9537

鳥取県、県庁内図書室と県議会図書室を併置してリニューアルオープン

鳥取県が、2017年4月3日から、県庁内図書室と県議会図書室を併置し、リニューアルオープンすると発表しています。

「県庁内図書室」と「県議会図書室」を一つの部屋に併置し、県職員と県議会議員にレファレンス等の業務を行うものです。

県庁内図書室と県議会図書室の併置・リニューアルオープンについて(鳥取県,2017/3/29)
http://db.pref.tottori.jp/pressrelease.nsf//webview/0CBDFDB9F06F20EC492580F20000EAAC

参考:
CA1794 - 地方議会図書室に明日はあるか―都道府県議会図書室を例に― / 塚田洋
カレントアウェアネス No.316 2013年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1794

京都大学図書館機構、英国の大学図書館に関する調査研修報告書を公開

京都大学図書館機構が、学術情報リポジトリ「KURENAI」において、平成28年度図書系職員海外調査研修報告書「英国大学図書館における教職員へのガイダンス・トレーニング及び広報の実態調査」を公開しています。

英国6大学の、授業に必要な参考資料をオンラインで管理し学生に公開するオンラインリーディングリストシステムによる教育支援と、研究データの管理による研究支援について、調査が行われています。

CA1892 - 学校図書館をひらく―東京・学校図書館スタンプラリーの試み― / 杉山和芳

2014年6月に学校図書館法が一部改正され「学校司書」の配置が努力義務とされた。次期学習指導要領でも学校図書館が果たすべき役割は大きくなると予想されている。また、文部科学省が「学校図書館ガイドライン」を作成するなど、学校図書館の機能強化を目指す動きが現れている。このように学校図書館をめぐる状況は大きく変化しつつある。

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