ベトナム

CA1843 - ベトナムの図書館における目録作成ツール / 木村麻衣子

 ベトナムの図書館に関して、日本語ではGiem Trinh(1)、黒古(2)、Nguyen Hoa Binh(CA1615参照)、松村(3)などにより散発的に短い報告がなされてきたものの、依然としてよく知られていないのが実情である。特に、目録作成に際してどのような目録規則や分類表が用いられているのか、現状を報告する文献はほとんど見当たらない。筆者は、漢字文化圏の典拠コントロールについて研究を進めていることから、2014年4月に、ベトナム国家図書館(The National Library of Vietnam: NLV)および国立科学技術図書館(National Library for Science & Technology)に対して、目録作成の状況に関する訪問調査を行い、通訳を介してそれぞれ3時間程度のインタビューを行った(4)。さらに2014年10月に、ホーチミン市総合科学図書館に対して質問紙調査を行い、回答を得た。その概要を、ベトナムの図書館における目録作成ツールに関するいくつかの先行研究とともにここに報告する。

TPPで著作権の保護期間が20年延長されると失われるもの(記事紹介)

環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉において、著作権の保護期間が著作権者の死後70年とする案で調整されていることをうけ、2015年2月10日、電子フロンティア財団(EFF)が、カナダ、ニュージーランド、マレーシア、ブルネイ、日本、ベトナムの各国において、著作権の保護期間が20年延長された場合の影響をまとめています。これらの6か国のうち1国でも反対すれば成立しないため、反対に向けて立ち上がるよう呼びかけています。

A Few Global Cultural Treasures We Will Lose For 20 Years Under the TPP(EFF, 2015/2/10)
https://www.eff.org/deeplinks/2015/02/few-global-cultural-treasures-lose-20-years-under-tpp

TPPで著作権の保護が20年延長されると何が失われてしまうのか?(Gigazine, 2015/2/12)
http://gigazine.net/news/20150212-tpp-20-years/

参考:
TPPの著作権法に関連する動きに対し、交渉関係者宛てに公開書簡:EFF、Creative Commons、図書館関連団体等
Posted 2014年7月10日

Singapore International Foundationと共同し、ホーチミン市で移動デジタル図書館プログラム開始

シンガポールの非営利・非政府組織"Singapore International Foundation"(SIF)がホーチミン市の"General Sciences Library"(GSL)と共同し、ホーチミン市で移動デジタル図書館プログラム"Words and Wheels (WoW) mobile digital library programme"を開始したことが報じられています。プログラムの期間は3年間で、移動デジタル図書館がベトナムの5つのの学校と3つの文化センターを巡り、3,000人以上の児童に英語と異文化交流学習の楽しさを伝えるとのことです。また、シンガポールの専門家がボランティアで、24名のGSLスタッフ、地域の図書館員、教師等に対し、図書館経営やIT技術に関するトレーニングクラスを行うとのことです。

THE WOW JOURNEY (SIF)
http://www.sif.org.sg/story_details-311

HCM City rolls out mobile digital library (the Nation, 2014/5/19)
http://www.nationmultimedia.com/national/HCM-City-rolls-out-mobile-digital-library-30233935.html

【イベント】国際交流基金、講演会「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」を開催(4/24・東京)

2014年4月24日、国際交流基金JFICライブラリーが講演会「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」を開催します。講師は早稲田大学教授の和田敦彦氏です。東南アジア地域6ヶ国 (タイ・ベトナム・フィリピン・シンガポール・インドネシア・マレーシア) の研究機関や図書館にある日本資料について、その来歴や現状を紹介しながら、研究や学習を支援するための日本資料の在り方や、より効果的な資料/情報の提供について探る講演会とのことです。

参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。

国際交流基金JFICライブラリー講演会 東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~(国際交流基金)
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/news140424.html

案内チラシ
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/pdf/news140424.pdf

【イベント】日本アーカイブズ学会2012年度大会(4/21-22・東京)

2012年4月21日と22日に、学習院大学で日本アーカイブズ学会2012年度大会が開催されるそうです。21日には日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する規程案の審議を含んだ総会や、ベトナム国家記録アーカイブズ局局長・ICA副会長のヴー・ティ・ミン・フォン博士による講演会が行われる予定です。22日には、午前中に様々なテーマの自由論題研究発表会が、午後には「東日本大震災1年―これまでの活動と今後の課題―」をテーマとする企画研究会が行われるそうです。

日本アーカイブズ学会2012年度大会について(日本アーカイブズ学会 2012/3/27付けニュース)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=101

「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト(仮称)」の資格認定制度の提案の「別案」が公開
http://current.ndl.go.jp/node/19760

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