図書館サービス

『国立国会図書館月報』692号刊行:30年前の若手館員による未来予測を振り返る記事「未来を読めたかな?」を掲載

このほど刊行しました『国立国会図書館月報』692号(2018年12月)では、『国立国会図書館月報』322号(1988年1月)に掲載された国立国会図書館の若手館員による未来予測を振り返り、当時の執筆者5人にインタビューする記事「未来を読めたかな?」を掲載しています。

『国立国会図書館月報』 692号(2018年12月) [PDF:6.2MB]
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11182119_po_geppo1812.pdf?contentNo=1

国立国会図書館月報
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/index.html

公共図書館が地域コミュニティに果たす役割に関する報告書が公開(米国)

2018年10月付で、米・ニューヨーク州立大学オールバニ校の“Center for Technology in Government”(CTG)は、米国内の公共図書館によるコミュニティへの支援活動に関する報告書を公開しています。

報告書は米国の地域や規模の異なる32の公共図書館を対象に行われた調査をまとめたものであり、図書館が地域のコミュニティが学び、交流するために集う空間として機能している事例が紹介されています。具体的には、ロボットや3Dプリンタ、ソーシャルメディアに関するワークショップや、植物の種、ボードゲーム、赤外線カメラ、ガーデニング用の設備といった図書以外のモノの貸出などの例が挙げられています。

Libraries a Key to Smart Cities? CTG UAlbany Report Explains How(University at Albany, State University of New York,2018/11/1)
https://www.albany.edu/news/89064.php

沖縄県立図書館・できるかも図書委員会が「「できる」「できるかも」「できると言いたい」」を判定する「沖縄県立図書館リニューアル記念ートークセッション&できるかも図書委員会ー」が開催

2018年11月23日、那覇市のおきなわダイアログにおいて、「【沖縄県立図書館リニューアル記念】ートークセッション&できるかも図書委員会ー」が開催されます。

沖縄県立図書館の司書が、図書館の成り立ち・司書の仕事・未来の図書館の在り方について話すとともに、後半では、「もしかしたら、あの日あの時あの図書館で、勇気を出して、わたしの“やりたい”を伝えたならば…」をテーマに、沖縄県立図書館の「できるかも図書委員会」(予定)が、「できる」「できるかも」「できると言いたい」を判定するイベントを行ないます。

料金は500円です。

@OkinawaPrefLib(Twitter,2018/11/8)
https://twitter.com/OkinawaPrefLib/status/1060499597808742400

図書館と図書館にかかわる人たちのサイト“Jcross”、新コレクション「図書館の読書記録手帳」を公開

2018年11月8日、株式会社ブレインテックが運営する「図書館と図書館にかかわる人たちのサイト」“Jcross”は、新たなコレクション「図書館の読書記録手帳」をウェブサイトで公開したことを発表しました。

「図書館の読書記録手帳」コレクションは「図書館利用者が自分で自分の図書館で借りた本の読書履歴を記録するために図書館が提供する手帳大の冊子」の情報をまとめたもので、専用の機械で貸出記録を印字するいわゆる「読書通帳」のみならず、利用者が自身で記録を書き込むタイプや、貸出記録が印字されたシールを貼り付けるタイプ等も含めてまとめられています。各読書記録手帳について、表紙や中身等の画像が確認できるほか、上記の種別のうちどれにあたるかや、どのような記入欄が設けられているか、図書館からのコメント等が掲載されています。新たな情報の掲載申し込みフォームも用意されています。

新しいコレクション「図書館の読書記録手帳」を公開しました。(Jcross、2018/11/8付け)
https://www.jcross.com/information/post-43.html

図書館流通センター(TRC)、離島での電子図書館実証事業を開始

2018年11月2日、図書館流通センター(TRC)は、2018年11月1日から「平成30年度久米島町電子図書館実証事業」を開始したことを発表しています。

内閣府及び久米島町協働による平成30年度沖縄離島活性化推進事業として採択されたものであり、久米島町内に在住、または在勤・在学している人を対象に、電子書籍全5,458タイトルの提供が行われます。

実証事業の目的として、離島における情報格差の解消や読書機会の提供促進を図るため、電子図書館を導入する実証事業を行い、導入の際の課題、対処方法などを整理し、他の離島市町村での図書館の検討に資するよう取りまとめることを挙げています。

図書館のない島で 沖縄県初の電子図書館サービス開始 久米島町(沖縄県)電子図書館実証事業に採択 11/1より実施(TRC, 2018/11/02)
https://www.trc.co.jp/information/181102_trc.html

県立長野図書館、カーリルと連携・協力に関する協定を締結

2018年11月1日、株式会社カーリルが、10月31日に県立長野図書館との間で「連携・協力に関する協定書」を締結したと発表しています。

今後、同館が計画する信州・知の情報基盤の構築や、各種検索サービスの充実など、様々な領域での連携協力を進めるとともに、研究結果・実証結果などの幅広い公開を進めるとしています。

県立長野図書館とカーリルが連携協定を締結しました(カーリルのブログ, 2018/11/1)
http://blog.calil.jp/2018/11/nagano.html

参考:
京都府立図書館、図書館システム・ホームページ・館内データベースをリニューアル カーリルとも「連携・協力に関する協定」を締結
Posted 2016年4月7日
http://current.ndl.go.jp/node/31285

【イベント】大図研京都ワンディセミナー「米国図書館界の新潮流「エンベディッド・ライブラリアン」サービス」(11/4・京都)

2018年11月4日、京都ノートルダム女子大学において、大学図書館問題研究会京都地域グループ主催のワンディセミナー「米国図書館界の新潮流「エンベディッド・ライブラリアン」サービス」が開催されます。

同セミナーでは米国図書館界の潮流となっている「エンベディッド・ライブラリアン」について、アリゾナ大学から招いた講師により、同大学ヘルスサイエンス図書館における状況に関して講演を行うとのことです。また、日本の大学図書館員の調査報告として、富山大学附属図書館の金田氏より、コーネル大学・ミシガン大学の図書館における、他部署と連携した学習支援サービスに関する講演も行うとされています。

なお、参加には事前申し込みが必要で、会員は参加費無料、非会員は500円とのことです。

大図研京都ワンディセミナー「米国図書館界の新潮流「エンベディッド・ライブラリアン」サービス」(大学図書館問題研究会 京都地域グループ)
https://www.daitoken.com/kyoto/event/20181104.html

【イベント】中国・四国地区 図書館&がん相談支援センター連携ワークショップ「いつでも、どこでも、だれでもが、がんの情報を得られる地域づくりの第一歩」(in 広島)(12/14・広島)

2018年12月14日、広島国際会議場(広島県)において、中国・四国地区 図書館&がん相談支援センター連携ワークショップ「いつでも、どこでも、だれでもが、がんの情報を得られる地域づくりの第一歩」(in 広島)が開催されます。

公立図書館とがん相談支援センターの新たな連携や活動状況を広く紹介し、各地域での住民を対象にした医療・健康情報の連携に係る課題等について話し会う場を設け、取り組みをさらに推進する機会として開催されます。

参加費は無料です。また、事前の申込が必要です。

がん相談支援センターの連携プロジェクトについて
「図書館とがん相談支援センターの連携プロジェクトについて」
八巻知香子(国立がん研究センターがん対策情報センター)
「公共図書館からみたがん相談支援センターとの連携の意義」
田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)

米国議会図書館(LC)、2019年から2023年の戦略計画“Enriching the Library Experience”及びデジタル戦略を発表

2018年10月1日、米国議会図書館(LC)、2019年から2023年までの戦略計画“Enriching the Library Experience”を発表しました。

LCの方向性を、利用者中心・デジタル対応・データ駆動型へと転換することを目指すもので、新しいビジョン・ステートメント“all Americans are connected to the Library of Congress”は、利用者と利用者の経験を豊かにしたいというLCの願いに焦点を当てたものです。

戦略計画では以下の4つの目標が掲げられています。

1.アクセスの拡大:利用者がいつどこでどのように望んでもLCの貴重なコレクション・専門家・サービスを利用できるようにする
2.サービスの強化:全ての利用者とLCとの一生の繋がりを育む貴重な経験を創造する
3.リソースの最適化:LCの経営の現代化・強化・合理化
4.インパクト評価:データを用いてLCの世界的評価を測定し、説得力のある説明を共有する

また、同時に発表された新しいデジタル戦略“Digital Strategic Plan”は、今後5年間のデジタル変革のためのLCの目標を説明することで、戦略計画の目標を補完するものとなっています。

神戸市、三宮図書館と西図書館の再整備に係る基本計画案を公表 パブリックコメントを受け付け(2018年10月23日まで)

2018年9月28日、神戸市は三宮図書館と西図書館の再整備に係る基本計画案を公表しました。10月2日よりパブリックコメントの受け付けも開始されています(10月23日まで)。

三宮図書館は新たに建築される「中・長距離バスターミナル」内に設置予定で、平成37年度の開館を目指しています。また、西図書館は平成33年秋の西区庁舎移転に伴い、西区美賀多台に音楽・文化ホール・住宅とともに整備予定とのことです。

今回公表された基本計画案はいずれもアンケート調査や、有識者等の検討会の結果を参考に作成されたものとされています。

三宮図書館と西図書館の再整備に係る基本計画(神戸市)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/institution/institution/library/plan/

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