ディスカバリインターフェース

国立国会図書館、「国立国会図書館サーチの外部提供APIの利用に関する調査報告」を公開

2017年4月21日、国立国会図書館は、「国立国会図書館サーチの外部提供APIの利用に関する調査報告」を公開しました。

この調査は、国立国会図書館サーチの外部提供APIサービスに関するニーズ等を把握するとともに、今後実施すべき事項の検討課題について整理することを目的としています。調査では、APIユーザを対象としたアンケートを実施し、また問合せ内容・API利用申請内容・アクセス統計を整理しています。

報告では、外部提供APIサービスの利用自体は多いこと、国立国会図書館サーチのAPIを利用している理由に、取得できるメタデータの量や収録範囲の広さを挙げる回答が多かったこと、図書館パッケージシステムでNDL-OPACのデータ取込機能を実装するなど、図書館システム等で機能実装する用途のAPI利用申請が最も多いこと、書影画像の提供、検索項目や出力形式の拡張等に関する要望が一定程度あることなどを明らかにしています。

全国遺跡報告総覧、ディスカバリーサービス“EBSCO Discovery Service”とのデータ連携を開始

2017年4月11日、奈良文化財研究所が、全国遺跡報告総覧とEBSCO社のディスカバリーサービス“EBSCO Discovery Service”(EDS)間のデータ連携を開始したと発表しています。

全国遺跡報告総覧:ディスカバリーサービスのEDSが全国遺跡報告総覧に対応(なぶんけんブログ,2017/4/11)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2017/04/eds.html

CA1896 - 動向レビュー:共同運用による図書館システム導入の新たな可能性 / 上野友稔,香川朋子,片岡 真

日本の学術機関で運用する図書館システムは、冊子資料の書誌ユーティリティであるNACSIS-CATを中心とした構成により30年以上の歴史を持つ。図書館システムは安定、成熟した状態にある一方、急速に進展した電子リソースの管理やサービスの利活用など、学術情報流通の変化に十分に対応できていない。

東ミシガン大学、図書館業務管理システムAlmaとディスカバリーサービスSummonを統合運用する初の事例に

2016年11月17日、Ex Librisは米国の東ミシガン大学が、従来運用していた同社の統合図書館システム(ILS)Voyagerから、同じくEx Libris社の図書館サービスプラットフォーム(LSP)Almaにシステムを移行することを決定したと発表しました。東ミシガン大学ではProQuest社のディスカバリーサービスSummonが既に導入されています。Ex Librisのプレスリリースによれば、SummonとAlmaを統合運用するのは東ミシガン大学が初の事例になるとのことです。なお、Ex Librisは2015年にProQuest社に買収されています。

Eastern Michigan University Library Will Be First to Integrate Alma and Summon(Ex Libris、2016/11/17付け)

【イベント】借りるだけではもったいない!『もっと』使える!図書館(10/1・大阪)

2016年10月1日、大阪市立中央図書館において、「借りるだけではもったいない!『もっと』使える!図書館」が開催されます。

著作家・ライターの奥野宣之氏による基調講演のほか、大阪市立図書館、京都府立図書館、佛教大学図書館の担当者からの各館の蔵書検索システムやデータベースに関する発表及びジャパンナレッジに関する発表があり、最後に奥野氏を司会としたパネルディスカッションが開かれます。

定員は100名で、当日先着順です。

【中央】借りるだけではもったいない!『もっと』使える!図書館 10月1日(大阪市立図書館,2016/9/5)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=5226&comment_flag=1&block_id=510#_510

チラシ
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?action=common_download_main&upload_id=13687

関連:
多機能OMLIS(オムリス)のご案内(大阪市立図書館)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1350

【イベント】JapanKnowledge Forum 2016『情報革命と図書館の運命』(9/28・東京)

2016年9月28日、東京国際フォーラムにて株式会社ネットアドバンス主催のイベント「JapanKnowledge Forum 2016『情報革命と図書館の運命』」が開催されます。

このフォーラムは学習・研究支援に携わる図書館員が今後目指す方向について、コンテンツプロバイダーと共に考察を深めることを目的とするとのことです。以下の講演・プレゼンテーション等が行われます。参加は無料ですが、事前登録が必要で、定員は先着順に80名とのことです。

基調講演「情報革命と図書館の運命」/福井健策氏
ディスカッション「出版流通の現状と展望」/紀伊國屋書店、東洋経済新報社、八木書店、ゆまに書房、吉川弘文館
ランチョンセミナー「経済出版社121年目の決意」/西村雄吉氏
講演「ラーニングコモンズを超えて:学習・研究・交流の場としての図書館再考」/米澤誠氏
講演「利用者の目に映る図書館ウェブサービス~その向こう側にあるもの」/飯野勝則氏
講演「これからの学術情報サービス:2020年に向けての検討」/大向一輝氏
プレゼンテーション「デジタル・アーカイブ構築支援ツールとしてのジャパンナレッジ」/桑原博文氏

JapanKnowledge Forum 2016『情報革命と図書館の運命』

国立国会図書館サーチ、J-STAGEのメタデータのAPI提供を開始

国立国会図書館サーチに収録されているJ-STAGEのデータについて、外部提供インタフェース(API)により、データの検索とハーベストが可能となりました。

データの検索は、SRU、SRW、OpenSearch、Z39.50、ハーベストは、OAI-PMHの各APIで可能です。また、対象となるデータ件数は約250万件、OAI-PMHでのデータの起点日(datestamp)は2016年6月23日です。

ただし、定期的なデータの更新は、2016年度下半期に開始する予定です。 

「J-STAGE」メタデータのAPI提供を開始しました(2016年6月27日)(国立国会図書館サーチ, 2016/6/27)
http://iss.ndl.go.jp/information/2016/06/27_announce_1/

参考:
国立国会図書館サーチ、全国書誌データのOAI-PMH形式での提供を開始
Posted 2014年3月26日
http://current.ndl.go.jp/node/25770

国立国会図書館の「NDL新着図書情報」、API(OAI-PMH)による提供を開始
Posted 2011年7月4日
http://current.ndl.go.jp/node/18579

E1759 - NDL,技術文書「OAI-PMHの要点」を公開

Publishers Communication Groupが2016年の学術・専門図書館の予算に関するホワイトペーパーを発表 世界全体では1.4%の増加と予想

2016年5月31日、Ingenta社の出版コンサルタント部門Publishers Communication Group(PCG)が、2016年の学術・専門図書館の予算に関するホワイトペーパー”Library Budget Predictions for 2016”を公開しました。

このホワイトペーパーは大学・研究機関や企業、政府、病院等の図書館の、予算に関する権限・知識を持つ図書館員を対象とする電話調査の結果に基づくもので、調査には世界中の686機関が回答したとされています。調査結果の実数そのものではなく、世界全体における各国の図書館予算の割合に基づき重みづけした結果が報告されています。

結果の概要によれば、既にマーケットが成熟した国では予算の増加は少なく、北米では前年比1%程度の増加、ヨーロッパでは0.1%程度の減少が見込まれるとのことです。特に北米では図書向け予算は1.9%の増加が見込まれるものの、雑誌予算は0.2%の増加にとどまるとされており、多くの雑誌の購読中止が発生すると見込まれています。一方、南アメリカや中東、アフリカ、アジアでは数%程度の予算増が見込まれていますが(アジアについては中国・インド等の影響)、一昨年から昨年の増加に比べると、増加の幅が小さくなった地域が多いとのことです。世界全体では前年比1.4%程度の増加になるだろうとしています。

【イベント】大学図書館問題研究会オープンカレッジ 「大学図書館の最新トピック学びなおし」(7/2・京都)

2016年7月2日、キャンパスプラザ京都にて大学図書館問題研究会オープンカレッジ実行委員会主催、大学図書館問題研究会京都支部共催のイベント、オープンカレッジ 「大学図書館の最新トピック学びなおし」が開催されます。

同イベントでは京都大学障害学生支援ルーム助教の村田淳氏が障害者サービスについて、株式会社アイキュームの井村邦博氏がメタデータと名寄せについて、佛教大学図書館専門員の飯野勝則氏がディスカバリサービスについて講演し、大学図書館の最新トピックを学びなおす機会を提供する予定であるとのことです。

大学図書館問題研究会オープンカレッジ 「大学図書館の最新トピック学びなおし」(大学図書館問題研究会 京都支部)
http://www.daitoken.com/kyoto/event/20160702.html

EBSCO社、オープンアクセスに関するサービスを提供するカナダの1Science社と提携

2016年5月3日、オープンアクセス(OA)に関するサービス(oaFindr、oaFoldr、oaFigrなど)を提供するカナダの会社である1ScienceはEBSCO社と提携することを発表しました。

提携によってEBSCO Discovery Serviceを通じて学術図書館に提供されるOA学術論文が増加し、約1,550万のOAの学術論文にアクセスできるようになります。また、EBSCO Discovery Serviceで、1Science社のoaFindrが利用可能になると発表されています。

1SCIENCE AND EBSCO INFORMATION SERVICES ANNOUNCE PARTNERSHIP(1SCIENC, 2016/5/3)
http://www.1science.com/press_3.html

関連:
EBSCO Discovery Service
https://www.ebscohost.com/discovery

参考:
EBSCO Discovery Serviceが新機能Research Starterをリリース
Posted 2014年3月4日
http://current.ndl.go.jp/node/25612

CA1772 - 動向レビュー:ウェブスケールディスカバリの衝撃 / 飯野勝則

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