アラブ首長国連邦(UAE)

米国の大学・研究図書館協会、情報リテラシーに関する各国の事例の情報共有を目的としたホワイトペーパーを公開

2017年3月13日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の“Student Learning and Information Literacy Committee” (SLILC) が、ホワイトペーパー“Global Perspectives on Information Literacy: Fostering a Dialogue for International Understanding”を公開しました。

情報リテラシーの国際的な見方、考え方、概念化のされ方を示す各地域の事例を共有することが目的で、アフリカ、カナダ、欧州、オセアニア、アジア、ラテンアメリカ各国の情報リテラシーの専門家が寄稿しています。

ホワイトペーパーは13章に分かれており、研究傾向、情報リテラシーの枠組み、理論と実践、図書館員の役割、将来のビジョンという要素が、各著者の地域的・文化的視点から記述されています。

マラケシュ条約、2016年9月30日に発効:批准国が20か国に到達

世界知的所有権機構(WIPO)は、2016年6月30日、カナダがマラケシュ条約(盲人,視覚障害者及び読字障害者の出版物へのアクセス促進のためのマラケシュ条約)を批准したことにより、発効に必要な批准国数20か国に到達したと発表しています。

マラケシュ条約は、2016年9月30日に発効することになります。

批准20か国は、インド、エルサルバドル、アラブ首長国連邦、マリ、ウルグアイ、パラグアイ、シンガポール、アルゼンチン、メキシコ、モンゴル、韓国、オーストラリア、ブラジル、ペルー、北朝鮮、イスラエル、チリ、エクアドル、グアテマラ、カナダです。

関係団体もコメントを発表しています。

Canada’s Accession to Marrakesh Treaty Brings Treaty into Force(WIPO,2016/6/30)
http://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2016/article_0007.html

WIPO-Administered Treaties
Contracting Parties > Marrakesh VIP Treaty (Treaty not yet in force)

米・Boopsie社、アブダビ大学図書館と共同でモバイルアプリを開発

2016年4月18日、米・Boopsie社がアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ大学図書館と共同でモバイルアプリを開発したと発表しています。

このアプリでは、研究者が、EBSCO社やElsevier社といった企業の信頼できるコンテンツにシームレスにアクセスできるようになっています。

Boopsie Develops Mobile App for Abu Dhabi University Library(Boopsie,2016/4/18)
http://www.boopsie.com/abu-dhabi-university-library-chooses-boopsie-to-develop-user-friendly-custom-mobile-app/

参考:
Baker & Taylor社の“Axis 360”と Boopsie社の図書館向けアプリを統合、Boopsieのモバイル向けアプリで“Axis 360”のコンテンツの利用が可能に
Posted 2014年7月31日
http://current.ndl.go.jp/node/26700

Boopsie社がProQuest社と連携:Boopsie社の図書館アプリからeLibraryコンテンツが利用可能に:シアトル公共図書館もテスト段階
Posted 2014年6月20日

アラブ首長国連邦・ドバイに2017年に開館する、ムハンマド・ビン・ラシド図書館の概要

2016年2月1日付けのGulf News紙が、アラブ首長国連邦を構成するドバイ首長国の首都・ドバイが、1億ディルハム(※ディルハムはアラブ首長国連邦の通貨の単位)の予算規模で図書館を新設すると発表したと報じています。

2017年に開館するムハンマド・ビン・ラシド(Mohammad Bin Rashid)図書館の設置場所は、ドバイの中心部、ドバイ文化村に隣接しており、7階建て、100万平方フィートの広さで、書籍の形状にデザインされた建物になるとのことです。  

蔵書は、150万冊の印刷された書籍、200万の電子書籍、100万のオーディオブックを含む450万冊以上の書籍を所蔵するとのことです。

建物内には、イベントや教育・文化活動のためのスペース、展示室、500席規模の講堂、工芸品の展示や写本の保存修復を行なう博物館が配置されるとともに、利用者の座席は2,600席用意され、年間900万人の利用が想定されているとのことです。

また、同図書館には、以下の6つの柱に基づいて運営されるとのことです。

1.メインライブラリにおける、児童・若者・家族・ビジネス・アラビア語・インターナショナル・ポピュラー・マルチメディアの8つの各専門室でのサービス。

2.200万タイトルを超える書籍と100万タイトルのオーディオブックを含む電子図書館。

LinkedInのデータに基づいて明らかにする 専門職が転職のために入国・出国する国トップ20

2015年8月11日付けのLikedInブログで、LinkedInのデータに基づいて明らかにした、専門職が転職のために入国または出国する国トップ20を明らかにしています。

LinkedInはビジネス目的に特化したSNSです。今回明らかにされた分析はLinkedInで2014年中にプロフィールを変更し、所在国を変えた利用者のデータに基づいています。また、新たに入国した利用者と出国した利用者数の差と、当該国の利用者数に基づいて、1年間に新たにその国に入国した・出国した利用者の割合も示しています。

この分析によれば、2014年に新たに入国した利用者の割合が最も高かったのはアラブ首長国連邦、出国した利用者の割合が最も高かったのはインドでした。ブログ記事では両国についてどこからやってきたのか・どこへ出国したのかや、どのような職種で働く人が多いのか等の詳細も示しています。

The Top 20 Countries Where Professionals Are Moving For Work Based on LinkedIn Data(LinkedIn Official Blog、2015/8/11付け)

アラブ首長国連邦(UAE)の国立公文書館、来年からの政府機関ウェブアーカイブを計画

アラブ首長国連邦(UAE)の国立公文書館が来年から政府機関のウェブサイトとソーシャルメディアの保存と分類を開始すると報じられています。

国立公文書館ではポータルサイトの開設も計画しているようです。

National Archives’ digital project to preserve e-data(The Gulf Today,2015/8/10付け記事)
http://gulftoday.ae/portal/2501a4d8-93b0-483a-9d6c-82af107456ff.aspx

参考:
CA1733 - 動向レビュー:ウェブアーカイブの課題と海外の取組み / 中島美奈
カレントアウェアネス No.306
http://current.ndl.go.jp/ca1733

OCLC、WorldCatへの電子コンテンツの追加について、国際的なコンテンツプロバイダと合意

2013年10月10日、OCLCは、WorldCatとWorldCat knowledge baseにより多くの電子コンテンツを追加することについて国際的なコンテンツプロバイダと合意しました。これにより、OCLC WorldShare Metadata Serviceを利用する図書館にとっては、電子コンテンツへのアクセスが容易になり、コンテンツの管理もシンプルになるとのことです。

コンテンツの追加を予定しているプロバイダは、UAEのAl Manhal、米国のConfidential Concepts, Inc、Ecological Society of America (ESA)、Internet Scientific Publications (ISPUB)、New York University Press、英国のHenry Stewart Talks Ltd、ブラジルのSciELO、ドイツのThe ciando GmbHなどとのことです。契約自体は2013年6月に行われており、今後数ヶ月間でコンテンツの追加が行われる予定とのことです。

Publishers around the world partner with OCLC to improve library workflows for electronic content(OCLC)

アラブ首長国連邦(UAE)の国立図書館、World Digital Libraryに参加へ

アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ文化遺産庁(Abu Dhabi Authority for Culture and Heritage)管轄の国立図書館が、World Digital Libraryに参加することで合意に達したと報じられています。国立図書館が所蔵するアラビア語の資料や同国の過去の様子を写した写真等をデジタル化し、World Digital Libraryで公開するとのことです。

National Library to post historical content online(The National 2011/2/20付けの記事)
http://www.thenational.ae/arts-culture/national-library-to-post-historical-content-online