出版

PLOS ONEが創刊10周年

2016年12月20日でオープンアクセス誌PLOS ONEが創刊10周年を迎えました。PLOSのコミュニティブログEveryONEで10年間の歩みが紹介されているほか、PLOS公式ブログに編集長のJoerg Heber氏が寄稿しています。

創刊から最初の10年間でPLOS ONEが発表した論文数は165,000本以上に上ったとのことです。

The Ride of Your Life: ONE to the Power of 10(EveryONE、2016/12/20付け)
http://blogs.plos.org/everyone/2016/12/20/the-ride-of-your-life-one-to-the-power-of-10/

Ten Years of Advancing Science as ONE(The Official PLOS Blog、2016/12/20付け)
http://blogs.plos.org/plos/2016/12/ten-years-of-advancing-science-as-one/

参考:
PLoS ONE、創刊
Posted 2006年12月25日
http://current.ndl.go.jp/node/5121

PLOS ONE、出版論文数が10万本に到達

国際出版連合、出版社向けのマラケシュ条約ガイドを公開

2016年12月16日、国際出版連合(IPA)が、マラケシュ条約(盲人,視覚障害者及び読字障害者の出版物へのアクセス促進のためのマラケシュ条約)のもとでの出版社の義務を理解するためのガイド(pdf版)を公開しました。

法律面や技術面であったり、社会習慣的な面で障壁を理解し、除去・克服するためのガイドとなっており、加えて、条約制定の背景、重要な用語や専門用語の解説、法規定の詳細な解説なども掲載し、出版社への影響を示しています。

2017年にはインタラクティブでアクセシブルな形式のものが公開される予定です。

IPA releases guide unpacking the Marrakesh Treaty for publishers (IPA,2016/12/16)
http://www.internationalpublishers.org/news/press-releases/492-ipa-releases-guide-unpacking-the-marrakesh-treaty-for-publishers

IPA Guide to the Marrakesh Treaty

OpenAIRE、“FP7 Post-Grant Open Access Pilot”の第8次進捗報告書を公開

2016年12月5日、オープンアクセスリポジトリに関する欧州の地域ネットワークである“OpenAIRE”が、第7次研究開発枠組み計画(FP7)による助成期間終了後のOA支援プロジェクト“FP7 Post-Grant Open Access Pilot”の第8次進捗報告書を公開しています。

11月30日時点の数値に基づいています。

8th progress report for the FP7 Post-Grant Open Access Pilot(OpenAIRE,2016/12/5)
https://blogs.openaire.eu/?p=1665

FP7 Post-Grant Open Access Pilot: Eighth Progress Report-5 months to go
https://blogs.openaire.eu/wp-content/uploads/2016/12/FP7PostGrant_OA_Pilot_8th_progress_report.pdf

参考:
OpenAIRE、“FP7 Post-Grant Open Access Pilot”の第7次進捗報告書を公開
Posted 2016年9月8日
http://current.ndl.go.jp/node/32495

Center for Open Science、オープンソースの包括的プレプリントサービスを開始 PsyArXiv、SocArXiv、engrXivも正式公開

2016年12月5日、非営利団体Center for Open Scienceは新たにオープンソースのプレプリントサービス”OSF |Preprints”の中で、個別のブランドを立ち上げられるサービスを開始したことを発表しました。これにあわせて、心理学分野のPsyArXiv、社会科学分野のSocArXiv、工学分野のengrXivの3つのプレプリントサービスが、実際にOSF|Preprints内の個別ブランドとして正式リリースされています。

The Center for Open Science Releases a Comprehensive, Open Source Preprints Solution(Center for Open Science、2016/12/5付け)
https://cos.io/pr/2016-12-05/

PsyArXiv
https://osf.io/preprints/psyarxiv

SocArXiv
https://osf.io/preprints/socarxiv

engrXiv
https://osf.io/preprints/engrxiv

参考:
心理学分野のオープンアクセスリポジトリ“PsyArXiv”が公開
Posted 2016年8月22日

韓国・文化体育観光部、改正図書定価制施行2年を受けての調査結果を発表

2016年12月1日、韓国・文化体育観光部が、改正図書定価制施行2年を受けての出版流通市場の変化についての調査結果を発表しています。

市場の動向について、以下のように指摘されています。

・大型書店でのベストセラー本における新刊本の割合増加や、販売点数の増加
・地域の書店数の減少傾向の鈍化と、複合書店・専門書店など新しい形態の書店の増加
・出版社の売上高の減少傾向の鈍化
・単行本の価格バブルの抑制と、新刊発行点数の増加

今後の課題としては、改正の恩恵が、出版界、取次業者、消費者にバランスよくもたらされるために、出版社の図書供給量(定価に対する書店への納品価格の比率)の改善が必要だとされています。

개정 도서정가제 시행 2년 조사 결과 발표(韓国・文化体育観光部,2016/12/1)
https://www.mcst.go.kr/web/s_notice/press/pressView.jsp?pSeq=15746

韓国出版文化産業振興院、2016年世宗図書教養部門の選定図書を発表:選定図書は公共図書館や学校図書館に配布

2016年12月2日、韓国出版文化産業振興院が、2016年世宗図書教養部門の選定図書450点を発表しました。

学会や団体の推薦を受けた専門家や読書コラムニストら88人によって選定されたもので、出版産業振興と読書文化向上を目的としています。

選定された図書は、同院が、各タイトルごとに1千万ウォン以内で購入し、それら購入された34万1千点の図書は、公共図書館や情報から疎外されている地域の学校図書館など2,700箇所に配布されます。

帝国データバンク、出版関連業者の経営実態調査の結果を公開

2016年11月29日、帝国データバンクが、出版関連業者の経営実態調査の結果を公開しています。

企業概要ファイル「COSMOS2」(約146万社収録)から、2005年度、2013年度、2014年度、2015年度において、年売上高1億円以上の出版関連業者を抽出し、売上動向や損益状況について分析したものです。

出版関連業者の経営実態調査(帝国データバンク,2016/11/29)
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p161106.html

英国物理学会出版局(IOP Publishing)、Altmetric社と連携

2016年11月21日、英国物理学会出版局(IOP Publishing)はAltmetric社およびDigital Science社と提携を結んだことを発表しました。この提携により、IOP Publishingのプラットフォーム上でAltmetricスコア等が閲覧できるようになりました。

IOP Publishing partners with Altmetric to improve author services(IOP Publishing、2016/11/21付け)
http://ioppublishing.org/news/iop-publishing-partners-with-altmetric-to-improve-author-services/

参考:
ディスカバリサービスSummon上でAltmetricスコアが閲覧可能に
Posted 2016年2月16日
http://current.ndl.go.jp/node/30757

Wiley社、Altmetricを全ジャーナルに導入
Posted 2014年7月9日
http://current.ndl.go.jp/node/26531

IEEE Xplore上でAltmetricスコアが閲覧可能に
Posted 2016年3月15日

韓国・ソウル図書館、読書文化と地域の書店の振興を目的に「移動書店」イベントを実施中

韓国のソウル図書館が、2016年11月24日から11月27日まで、4つの区の図書館で「移動書店」イベントを実施しています。

同イベントは読書文化と地域の書店の振興を目的にしており、「近所の書店が愛した本」をテーマにした書店が推薦する書籍の展示では、購入を希望する書籍を購入用本棚から購入可能なほか、書店の店主による「書店の一日」「書店の発見」「書店の理由」をテーマとしたトークプログラムや、様々な国の言語での童話の読み聞かせなどが行われています。

[보도] 동네 서점이 지역 도서관으로 찾아온다…'움직이는 책방'(ソウル図書館,2016/11/21)
http://lib.seoul.go.kr/bbs/content/3_27412

[국내] 우리 동네 도서관에서 서점을 만나세요, ‘움직이는 책방’(韓国国立中央図書館,2016/11/28)
http://wl.nl.go.kr/1350.su?00005172 http://wl.nl.go.kr/user/0032/nd17680.do?View&uQ2=&uQ=&pageST=SUBJECT&pageSV=&page=1&pageSC

参考:
韓国、改正図書定価制の施行から2年(記事紹介)
Posted 2016年11月21日

韓国、改正図書定価制の施行から2年(記事紹介)

2016年11月20日付けの韓国・連合ニュースが、全ての書籍の割引率を定価の15%以内に制限する改正図書定価制が2014年11月21日に施行されて2年を迎えるにあたっての記事を掲載しています。

同改正は、過度の価格競争の止揚、地域の書店の活性化、出版される図書の多様化を目的に行われたものですが、図書館に関係するものでは、これまで大型書店や専門業者が独占していた、公共機関との本の販売契約に、地域の書店が同等の条件で参加できるようになったこと(韓国出版文化産業振興院の調査では、公共機関の契約の53.6%が地域の書店と締結)、図書館が購入する本にも図書定価制が適用されるため、図書館の図書購入予算の拡充が問題となっていることが紹介されています。

<도서정가제 2년> ①서점 살렸지만 책값 올라…'절반의 성공'(連合ニュース,2016/11/20)
http://m.yna.co.kr/kr/contents/?cid=AKR20161118151400005

<도서정가제 2년> ②'이해 충돌'…공급률 조정 숙제로(連合ニュース,2016/11/20)
http://m.yna.co.kr/kr/contents/?cid=AKR20161118169700005

参考:
韓国、改正図書定価制を施行
Posted 2014年11月25日

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