出版

株式会社メディアドゥ、出版物の販売促進サービスNetGalleyへの取次を開始

2018年5月17日、株式会社メディアドゥが、海外での日本の出版コンテンツの販売促進施策の一環として、図書館員・書店員・書評家・ブロガー・教師などの登録会員に電子書籍のゲラを提供するサービスNetGalleyへの日本の出版コンテンツの取次を開始したことを発表しました。

NetGalleyは、北米では大手を含む300以上の出版社がコンテンツを掲載し31万人以上の会員が利用しています。同社は取次を開始することにより、日本の出版コンテンツの海外での情報拡散や販売促進効果等が期待できるとしています。

日本書籍の海外販売促進ソリューションとして北米献本サイトへの掲載取次サービスを開始(株式会社メディアドゥホールディングス,2018/5/17)
https://www.mediado.jp/group/2268/

NetGalley
https://www.netgalley.com/

Springer Nature社が予定していた32億ユーロの新規株式公開を中止

2018年5月9日、Springer Nature社が同日に予定していた32億ユーロの新規株式公開を中止したことが報じられました。

投資家の需要が伸びないことが理由とされており、今後、改めて新規公開を検討する可能性があるとのことです。

Weak demand forces Springer Nature to cancel 3.2 billion euro float at last minute(Reuters、2018/5/9付け)
https://uk.reuters.com/article/uk-springer-nature-ipo/weak-demand-forces-springer-nature-to-cancel-3-2-billion-euro-float-at-last-minute-idUKKBN1I928O

クリムゾンインタラクティブ社、新サービス「オープンアクセス・ジャーナルファインダー(Open Access Journal Finder:OAJF)」の提供を開始

インドに本社を置き、日本においても英文校正・校閲サービス「エナゴ」等を手掛けるクリムゾンインタラクティブ社が、新サービス「オープンアクセス・ジャーナルファインダー(Open Access Journal Finder:OAJF)」の提供を開始しました。

同サービスはDirectory of Open Access Journals (DOAJ)のオープンアクセス(OA)雑誌インデックスを用い、独自のアルゴリズムで検索者の投稿予定論文と適合するOA雑誌を検索できる、というものです。利用者は自身の論文の英語アブストラクト(50単語以上)を入力すると、適合すると考えられる雑誌を検索できます。検索結果からは雑誌名のほか、査読プロセス、分野、APC価格等が一覧できます。

オープンアクセス・ジャーナルファインダー
https://www.enago.jp/academy/journal-finder/

【イベント】日本出版学会2018年度春季研究発表会・総会(5/12・東京)

2018年5月12日、東京都千代田区の専修大学神田キャンパスで、日本出版学会2018年度春季研究発表会・総会が開催されます。

参加費は、会員1,000円、一般2,000円、学部生無料(学生証提示者のみ)です。事前の申込みが必要です。

内容は次のとおりです。

・研究発表 第1分科会
初期誌面内容の変化にみる『少女倶楽部』〈らしさ〉の創出(嵯峨景子氏)
近代メディアミックスの形成過程Ⅱ――出版の音楽化と音楽出版を中心に(本間理絵氏)
戦後出版界の一コマ――水上勉の虹書房・文潮社時代(掛野剛史氏)
近代木版口絵とその二次利用の可能性(常木佳奈氏)

・研究発表 第2分科会
書店員特性からみた営業担当者の信頼性に関する研究(横山仁久氏)
電子書籍 : 2014年と2015年の紙発行書籍の電子書籍化率(伊藤民雄氏)
「情報の自治」に寄与するための取材・編集活動に根ざした冊子制作の教育上の意義と効果に関する研究(酒井信氏)
業界出版社・紙業タイムス社に関する一考察――日米ビジネス文化比較の視点から(前田正晶氏)

・2018年総会
・日本出版学会賞授賞式

ブロックチェーン技術によるピアレビュー支援検証プロジェクトにTaylor & Francisとケンブリッジ大学出版局(CUP)が参加

2018年4月26日、Digital Science社は、同社らによるブロックチェーン技術によるピアレビュー支援を検証するパイロットプロジェクトに、新たにTaylor & Francis社とケンブリッジ大学出版局(CUP)が参加したことを発表しました。

このプロジェクトは3月にDigital Science社がオランダのスタートアップKatalysis、Springer Nature社、ORCIDと共同で開始していたものです。

【イベント】専門図書館協議会2018年度全国研究集会『“情報氾濫社会”における専門図書館の価値を考える』(6/27-28・東京)

専門図書館協議会の2018年度全国研究集会が、2018年6月27日及び28日に、総合テーマを「“情報氾濫社会”における専門図書館の価値を考える」として開催されます。会場は、東京ウィメンズプラザです。

参加には事前の申し込みが必要です(有料)。

27日には、東京国立近代美術館館長・神代浩氏の記念講演「最近恋をしていますか」が行われ、翌28日には以下の分科会が開かれます。

第1分科会: 利用者のアウトプットを促進する情報リテラシー
第2分科会: 著作権法をめぐる最新の動向2018
第3分科会: 専門図書館をうまく活用するには
第4分科会: 研究成果の発信力強化に向けて:今図書館ができること
第5分科会: 専門図書館とデジタルアーカイブ
第6分科会: 専門図書館をジェンダーの視点で考える~連携の構築をキーワードとして~

6/27・28 平成30年度通常総会・全国研究集会のご案内(専門図書館協議会,2018/4/23)
http://www.jsla.or.jp/h30-soukai/

英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)、Code Oceanとの提携を発表

2018年4月12日、英国のケンブリッジ大学出版局(CUP)は研究者・技術者向けに学会・会議予稿集内で公開されたコードを発見・実行するためのプラットフォーム、Code Oceanとの提携を発表しました。

Political Science Research & Methods (PSRM)誌がCUP最初のCode Ocean導入誌となります。電子ジャーナルプラットフォーム上に組み込まれたウィジェットにより、論文内でコードを実行することが可能になります。

Cambridge University Press and Code Ocean Announce Partnership(CUP、2018/4/12付け)
http://admin.cambridge.org/about-us/news/cambridge-university-press-and-code-ocean-announce-partnership/

SCOAP3、オープンアクセス論文が20,000件に達したことを発表

2018年4月12日、高エネルギー物理学分野のオープンアクセス(OA)プロジェクト“SCOAP3”が、公開したOA論文が20,000件になったと発表しています。

OA論文は全てCC BYで公開されており、出版社のウェブサイトとSCOAP3のリポジトリの両方からアクセスすることができます。最近では米国物理学会(APS)が発行するジャーナル3誌が追加され、これによりSCOAP3のリポジトリは高エネルギー物理学分野の雑誌出版の約90%を網羅したとしています。

SCOAP3 celebrates the publication of its 20,000th Open Access article(SCOAP3,2018/4/12)
https://scoap3.org/20000_scoap3_articles/

SCOAP3 Repository
http://repo.scoap3.org/

国際出版連合(IPA)・世界知的所有権機構(WIPO)、世界の出版業界統計のパイロット調査報告書を公開

2018年3月29日、国際出版連合(IPA)は、世界知的所有権機構(WIPO)と連携して実施した、世界の出版業界統計のパイロット調査報告書“The Global Publishing Industry in 2016”を公開しました。

年度比較や政策の影響、市場の変化等を測定することを目的とした今後の年度調査の継続的実施のために行なわれたものです。

今回のパイロット調査は、35か国の出版協会・著作権管理団体を対象に行われており、商業出版、教育出版、学術出版の3分野を含みます。

主な知見として、比較可能な11か国のデータによる販売・ライセンスによる総売上高は419億米ドル、中国の出版数が最も多く5,780万タイトル、冊子体による収益が大部分を占めるが中国では28%/コロンビアでは24%が電子版による、ことが指摘されています。

査読登録サービスPublonsがTaylor & Francis社とのパートナーシップ締結を発表

2018年3月20日、研究者の査読レポート等を登録できるサービスPublonsが、Taylor & Francis社とパートナーシップを結んだことを発表しました。最大250のTaylor & Francis社発行誌でPublonsのサービスが利用できるようになります。

PublonsとTaylor & Francis社は2017年4月から、30誌を対象にパイロットを行っていました。その結果、研究コミュニティにおいてPublonsへの需要が高いことが確認され、対象誌を拡大してのパートナーシップ締結に至ったとのことです。

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