出版

CA1452 - 図書館情報学分野における電子ジャーナルの現況 / 芳鐘冬樹

近年の電子ジャーナルの目ざましい発展ぶりは,国内国外を問わず幾度も指摘されているところである。特に科学技術分野では,増大する電子ジャーナルの役割が注目されている。むろん,図書館情報学分野も例外ではなく,電子ジャーナルを媒体に出版される文献の数は年々増加している。例…

CA1444 - 中国の出版学教育カリキュラム / 諸橋邦彦

中国では近年,出版業界の成長が著しい。1979年以来の「改革・開放」に伴う市場経済導入政策によるところが大きく,現在では出版業界が中国経済に占めるポジションも無視できなくなっている。出版業界を担う人材を養成するための教育・訓練の制度も,やはり1980年代から整備され始めた。…

CA1435 - 英国における出版教育 / 高澤美有紀

英国出版産業の世界市場における占有率は5%とされている。世界市場で成功を続けるには知識と能力のある人材を生み出していく必要があるが,これを可能にしたのは,英国で過去20年ほどの間に出版教育における大きな発展があったからである。英国では,後述する出版教育センター(Publishing T…

CA1433 - Public Library of Science (PLoS)の試み / 田中久徳

科学技術系学術雑誌(医学を加えて「STM雑誌」と略称される)の価格高騰と電子ジャーナルの拡大が急速に進むなかで,米国の生物医学分野の研究者グループが商業学術出版に対するボイコット運動を提唱し,波紋を広げている。Public Library of Science(PLoS)と命名された公共アーカイブを主張するこの…

CA1429 - イタリアの出版業・出版物に関する新たな法律 / 芦田淳

今年2月21日の上院における承認を経て,3月21日,「出版業および出版物に関する新たな規則ならびに1981年8月5日法律第416号の改正」が公布された。要点としては,出版業に対する助成措置の改正と書籍の固定価格制の法定が挙げられる。まず,この法律にいう「出版物(prodotto editoriale)」とは,電…

CA1312 - 南アフリカ共和国の児童書の状況 / 山崎美和

アフリカ諸国にはインクや紙,印刷機器も容易には手に入らない国々がある中で,南アフリカ共和国は,それらの国々と比較すると児童書の出版点数が多い国であり,毎年約200タイトルの児童書が新刊書として出版されている。また,他のアフリカ諸国と比較して児童文学作品は良質であり,挿…

CA1299 - 英国の書籍再販協定消滅の影響(2) / 寺倉憲一

前号に続き,本号では,英国におけるNBA消滅の影響についてのクランフィールド(Cranfield)大学による調査報告書の中から,公立図書館の資料収集が受けた影響に関する調査結果を紹介する。まず,参考までに,英国における図書館向け書籍販売状況を1995年4月から1996年3月までの会計年度につい…

CA1292 - 英国納本制度の動向 / 平田紀子

英国の納本制度においては,現在のところ,電子出版物に対する納本規定はない。また,地方出版物の納本状況も概してよいとはいえない。「英国社会の偉大な遺産のひとつ」である,納本制度による「国の出版物アーカイブ」の形成に,このことは今後どのように影響するのだろうか。英国の…

CA1290 - 英国の書籍再販協定消滅の影響(1) / 寺倉憲一

英国では,1995年9月に書籍再販協定(Net Book Agreement: NBA)がその効力を事実上失うに至った。書籍の長期的需要低迷,出版コストの上昇等により,同国出版業界の業績が悪化する中,幾つかの大手出版社がNBAを脱退し,大手書店やスーパーマーケットと提携してベストセラーの値引き販売を始めた…

CA1245 - 東南アジア諸国における子どもの本と図書館 / 大貫美佐子

一口にアジアといっても,様々な国がそれぞれ独自の歴史と多様な民族構成をもっており,全体をまとめて述べることはできない。それにもかかわらず「アジア」という言葉で一括りにされてしまうことが,この地域の大きな問題である。日本のマスメディアを通じて得られる情報だけでは,固…

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