出版

CA1090 - ベストセラーに、聞き耳を立てて−米国「オーディオブック」事情− / 鈴木智之

国内の出版業界におけるマルチメディア市場の動向に目を向けた時,ひときわ目立つのは電子出版物,ことにCD-ROMの急成長ぶりだ。このところのパソコンの急速な普及にともない,電子出版物の将来は大きく開けてきたかに見える昨今だが,見落としてはならないのは,その影にあって気を吐い…

CA1065 - 曲がり角に来たロシア・東欧との国際交換 / 軽部運代

1989〜1990年のソ連・東欧の政治変動は,同地域の出版物にも大きな影響を与えた(CA762参照)。良くも悪くも政府の傘下にあった出版そのものが次々と民営化し,従来発行されていた逐次刊行物の休・廃刊も相次いだ。これまで,西側の図書館が購入のほかに,この地域の資料を効果的に入手する…

CA1064 - ロシアのブックスインプリント / 酒井剛

ロシアでは,計画経済から市場経済への移行にともなって,出版物市場においても自由化が進められた。ソ連時代の出版社数は約2百社にすぎなかったが,現在ではすでに7千社以上が登録されている。しかし,出版社の大部分は年間数点の書籍を発行するにとどまり,まったく出版活動を行わな…

CA1048 - スウェーデンの書籍市場 / 佐藤幹子

本には定価がある。スーパーで安売りしている一般日用品とは違い,全国どこで買っても同じ値段だ。これは,再販売価格維持制度があって独占禁止法の適用を除外されているためである。日頃当たり前のように思っているが,この再販制を廃止したため,書籍の定価がなくなった国もある。ス…

E421 - 図書館へのRFID技術導入に関する調査報告書を公開(米国)

CA1574でも紹介されたとおり,去る11月,米国サンフランシスコ公共図書館(SFPL)の図書館技術・プライバシーに関する諮問委員会(LTPAC)は,図書館におけるRFID技術の導入可能性に関する報告書を刊行した。蔵書等の管理が容易になることからバーコードに代えてRFIDタグを導入する図書館は増え…

CA1028 - Wilson Library Bulltenが廃刊に

1914年11月にThe Wilson Bulletinとして創刊されて以来81年もの間刊行を続け,ニュースや論説記事,新刊図書の紹介などを通じて米国図書館界に貢献してきたWilson Library Bulletin誌が本年6月号をもって廃刊となった。発行元のH.W. Wilson社の説明では,経済的に立ちゆかなくなったことが廃刊の理由であっ…

CA1027 - 宗教書の隆盛は「世紀末」現象か? / 大柴忠彦

「年」を示すための単なる序数であるかにみえる西暦は,しかしながらそれ自体にキリスト教的な意味を含んでいる。たとえば,百年や千年には特別な意味が付随しており,「世紀末」という観念もまた同様である。単に序数にすぎないのならば「世紀末」はありえない。しかしながら,「世紀…

E389 - 出版業界におけるRFID実証実験 <文献紹介>

日本出版インフラセンター. 出版業界における電子タグ実証実験に関する調査報告書 : エネルギー使用合理化電子タグシステム開発調査事業. 2005. 210p. (オンライン), 入手先 <http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/tag/tag_jisshou/book.pdf>, (参照 2005-09-26).非接触で情報のやり取りを行うことができる電子タグ…

E385 - デジタル時代における科学研究出版,出版産業の動向

経済協力開発機構(OECD)は,9月22日,デジタル環境下における科学研究出版(CA1543参照)の動向についてレポートを発表した。レポートは,2003年時点で学術雑誌の75%がオンラインで入手可能になっていること,ビッグ・ディール,オープンアクセス出版,オープンアクセス・リポジトリといっ…

E384 - 歴史的録音資料の復刻の可能性−米国CLIRの調査報告

米国連邦法では,1972年以前に作成された録音資料は著作権の保護対象外であるが,州法または慣習法に基づいてその著作権が2067年まで保護されることになっている。そのため,他の著作物が一定期間後にパブリック・ドメインとなるのに対して,録音資料は一部を除いてパブリック・ドメイン…

ページ