出版

CA1429 - イタリアの出版業・出版物に関する新たな法律 / 芦田淳

今年2月21日の上院における承認を経て,3月21日,「出版業および出版物に関する新たな規則ならびに1981年8月5日法律第416号の改正」が公布された。要点としては,出版業に対する助成措置の改正と書籍の固定価格制の法定が挙げられる。まず,この法律にいう「出版物(prodotto editoriale)」とは,電…

CA1312 - 南アフリカ共和国の児童書の状況 / 山崎美和

アフリカ諸国にはインクや紙,印刷機器も容易には手に入らない国々がある中で,南アフリカ共和国は,それらの国々と比較すると児童書の出版点数が多い国であり,毎年約200タイトルの児童書が新刊書として出版されている。また,他のアフリカ諸国と比較して児童文学作品は良質であり,挿…

CA1299 - 英国の書籍再販協定消滅の影響(2) / 寺倉憲一

前号に続き,本号では,英国におけるNBA消滅の影響についてのクランフィールド(Cranfield)大学による調査報告書の中から,公立図書館の資料収集が受けた影響に関する調査結果を紹介する。まず,参考までに,英国における図書館向け書籍販売状況を1995年4月から1996年3月までの会計年度につい…

CA1292 - 英国納本制度の動向 / 平田紀子

英国の納本制度においては,現在のところ,電子出版物に対する納本規定はない。また,地方出版物の納本状況も概してよいとはいえない。「英国社会の偉大な遺産のひとつ」である,納本制度による「国の出版物アーカイブ」の形成に,このことは今後どのように影響するのだろうか。英国の…

CA1290 - 英国の書籍再販協定消滅の影響(1) / 寺倉憲一

英国では,1995年9月に書籍再販協定(Net Book Agreement: NBA)がその効力を事実上失うに至った。書籍の長期的需要低迷,出版コストの上昇等により,同国出版業界の業績が悪化する中,幾つかの大手出版社がNBAを脱退し,大手書店やスーパーマーケットと提携してベストセラーの値引き販売を始めた…

CA1245 - 東南アジア諸国における子どもの本と図書館 / 大貫美佐子

一口にアジアといっても,様々な国がそれぞれ独自の歴史と多様な民族構成をもっており,全体をまとめて述べることはできない。それにもかかわらず「アジア」という言葉で一括りにされてしまうことが,この地域の大きな問題である。日本のマスメディアを通じて得られる情報だけでは,固…

CA1228 - 電子ジャーナルの価格 / 小笠原綾

多くの出版社が,雑誌の発行形態を冊子体からオンラインに切り替えようとしている。その数は爆発的に増えており,1997年夏には4,000タイトルにも及んだ。しかし,電子ジャーナルは将来の可能性を探ってまだ手探りの状態である。電子ジャーナルは,雑誌価格高騰の問題を解決する,万能薬の…

CA1211 - HMSO民営化のその後 / 飛田由美

1996年10月,HMSO(Her Majesty's Stationery Office:英国印刷庁)は200年以上の歴史にピリオドを打ち,The Stationery Office Ltdという民間企業に生まれ変わった。このことはイギリスで最も巨大な,最も多様な情報を出版する企業が創り出されたということを意味する。民営化されてから2年近く経つわけだ…

CA1112 - ポスト・グーテンベルグの銀河系−電子出版物の台頭− / 小沢信子

社会が情報化時代へと変化するにつれ,多大な情報の中から必要な情報を早く正確に選び出せることが求められるようになり,情報伝達メディアはその形を変化させた。電子出版物の出現もその一つである。「電子出版物」といえば,書籍や雑誌などとフロッピーディスクやCD-ROMといった異種媒…

CA1090 - ベストセラーに、聞き耳を立てて−米国「オーディオブック」事情− / 鈴木智之

国内の出版業界におけるマルチメディア市場の動向に目を向けた時,ひときわ目立つのは電子出版物,ことにCD-ROMの急成長ぶりだ。このところのパソコンの急速な普及にともない,電子出版物の将来は大きく開けてきたかに見える昨今だが,見落としてはならないのは,その影にあって気を吐い…

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