楽譜

ミシガン大学図書館、女性作曲家のコレクションをデジタル化して公開

ミシガン大学図書館が女性作曲家のコレクションのデジタル化を完了したことが発表されています。

コレクションには、700名以上の作曲家の、楽譜をはじめとする約2,800点の作品が含まれており、そのうち約250点は自筆の楽譜です。これらの作品は19世紀と20世紀の作品にほぼ二分されます。歌曲やピアノ独奏曲など様々なジャンルの作品が含まれています。約80%の作品はパブリックドメインに属しており、全文が利用可能とのことです。

これらの作品は、ミシガン大学図書館のOPAC“Mirlyn”のほか、HathiTrustから検索・閲覧することができます。また、エクセル形式の目録でも、検索やMirlynの書誌のページへのリンクが可能です。

Women Composers Collection now online(IAML, 2016/11/23)
http://www.iaml.info/news/women-composers-collection-now-online

Mirlyn(University of Michigan Library)
http://mirlyn.lib.umich.edu/

Women Composers Collection(HathiTrust)

デジタル化された楽譜や雑誌記事などを、コンテンツの有料・無料の別なくシームレスに検索・利用できる“Open Music Library”

2016年10月12日、Library Journal誌のサイトで、現在開発中の“Open Music Library”(OML)が取り上げられています。

OMLは、米国議会図書館(LC)、英国図書館(BL)、フランス国立図書館(BnF)などによって提供された、オープンアクセスやパブリックドメインのコンテンツを検索・利用できるオンラインリソースです。開発元である、ストリーミングメディアなどの出版社Alexander Street社のサービスを契約している場合は、サービスによって提供される有料のコンテンツとOMLのコンテンツとをシームレスに検索・利用できます。

現在、20万点以上の楽譜、3万3,000件以上の記事のほか、100誌以上のジャーナルからのコンテンツが収録されています。上記のLC、BL、BnFのほか、スペイン国立図書館(Biblioteca Nacional de España)、デンマーク王立図書館、ポーランド国立図書館(Biblioteka Narodowa)などのコンテンツも収録されています。

関連するコンテンツを発見しやすくするため、OMLでは、WikidataのようにLinked Open Dataのノードを生成しており、バーチャル国際典拠ファイル(VIAF)とも連携しています。

ピッツバーグ大学の図書館から、誕生日の定番ソング“Happy Birthday To You”の著作権をめぐる訴訟の決定的証拠が発見か?(記事紹介)

2015年7月28日付の、ピッツバーグ大学法学部のウェブサイト上の記事で、同学の図書館が所蔵する貴重資料の中から、米国で係争中の、誕生日の定番ソング“Happy Birthday To You”の著作権をめぐる訴訟に関する決定的な証拠が見つかったと伝えられています。

この訴訟は、米国において、2013年にドキュメンタリー映画製作者のJennifer Nelson氏らが、ワーナーミュージックグループのワーナー・チャペル音楽出版社に対し、同社が保有するとする、“Happy Birthday to You”の著作権は無効であると提訴したもので、“Happy Birthday to You”は、1893年にヒル姉妹が作曲した楽曲“Good Morning to All”をもとに作られたものであるとされ、ワーナー・チャペル音楽出版社は、“Happy Birthday to You”の著作権登録を1935年に行なっています。

韓国国立中央図書館(NLK)、中国点字図書館と電子点字楽譜を交換し、提供を開始

韓国国立中央図書館(NLK)は、2015年6月15日から、中国点字図書館が所蔵する電子点字楽譜110件の提供を開始すると発表しています。

NLKはマラケシュ条約への署名並びに批准のため、視覚障害者の音楽出版物へのアクセス権を保証することを目的に、昨年6月に中国点字図書館と電子点字楽譜の相互交換を推進したとのことです。

電子点字楽譜相互交換方式でNLKは1,268件を伝達し、中国点字図書館から220件が提供されたとのことです。このうち楽譜の点訳方式が現代点字楽譜のルールとは異なる110件のデータは、点字形式とルールの研究のために活用する予定であるとのことです。

今回の中国の電子点字楽譜にはショパンの「華麗なる大円舞曲」(Grande valse brillante Op.18)、フランツ・リスト(Franz Liszt)の「慰め」(Consolation No.3)などのピアノ独奏曲が含まれるようです。

視覚障害者がすぐに利用可能な110件は国立障害者図書館のホームページを通して目録と原文(点字ファイル)を提供するとのことです。

NLKは、今後も視覚障害者に良質の点字楽譜を製作・普及することはもちろん、様々な国外資料に接することができる機会を提供するために着実に努力するとのことです。

伊作曲家ベッリーニの自筆楽譜の一部が発見 スペイン国立図書館の蔵書の中から

2013年9月18日、スペイン国立図書館は、19世紀初頭のイタリアの作曲家ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(Vincenzo Bellini)の自筆の楽譜を発見したと発表しました。マルタ島やシチリア島の風景を写した写真やデッサンのアルバムの中に納められていたとのことで、発見された楽譜は、1827年に封切られたオペラ“Il Pirata(海賊)”の中の“Tu m’apristi in cor ferita”の一部とのことです。

Autografo original del compositor Vicenzo Bellini (発見された楽譜の画像)
http://www.bne.es/es/AreaPrensa/MaterialGrafico/MaterialDestacado/AutografoVicenzoBellini/index.html

スペイン国立図書館、聖歌等の合唱譜検索用データベースを公開

2013年5月8日、スペイン国立図書館は合唱譜検索用データベースを新たに公開しました。これは、同日、BNEとサン・フェルナンド王立芸術アカデミーとの共催で開催された、15-19世紀スペイン合唱譜目録作成・研究会議に併せて公開されたものです。

BNEの所蔵する聖歌の楽譜コレクションは、その大部分が19世紀に取得されたものです。このデータベースでは、キーワード検索だけでなく、五線譜に音符を配置して検索することができ、検索結果から該当の資料を同館の電子図書館で利用することが可能となっています。

Cantorales
http://www2.bne.es/CANT_web/irBuscadorPentagrama.do

オーストラリア国立図書館、1800~1950年代のデジタル化楽譜1万3千点を詰め込んだ無料iPadアプリ“Forte”をリリース

オーストラリア国立図書館(NLA)が、デジタル化した楽譜約1万3千点を無料iPadアプリ“Forte”をリリースしました。1800年代から1950年代までのものが含まれているということです。ForteのソースコードはBSDライセンスで公開されています。

Forte(iTunes Store)
https://itunes.apple.com/us/app/forte/id598850264?mt=8

New NLA music app hits the right note(NLA 2013/3/25付けプレスリリース)
http://www.nla.gov.au/media-releases/2013/03/25/new-nla-music-app-hits-the-right-note

国立国会図書館、2012年度「音楽資料・情報担当者セミナー」講義資料を公開 テーマは戦前期の楽譜&音楽のレファレンスサービス

国立国会図書館が、2012年9月6日・7日に開催した、2012年度「音楽資料・情報担当者セミナー」の報告および講義資料を公開しました。今年度のテーマは「さまざまな楽譜の世界―戦前期の国内刊行楽譜」と「音楽のレファレンス・サービスの現状と今後の展開」でした。

音楽資料・情報担当者セミナー(平成24年度)を実施しました
http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/1196375_1485.html

音楽資料・情報担当者セミナー(平成24年度)講義資料
http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/material/1196370_1486.html

【イベント】国立国会図書館、戦前期の楽譜&音楽のレファレンスをテーマに2012年度「音楽資料・情報担当者セミナー」を開催(9/6-7・東京)

国立国会図書館(NDL)は、2012年9月6日・7日に、図書館、博物館、資料館の職員などを対象に、音楽資料・情報に関する知識および技術の向上に資することを目的とするセミナーを開催します。今年度は「さまざまな楽譜の世界―戦前期の国内刊行楽譜」と「音楽のレファレンス・サービスの現状と今後の展開」という二つのテーマについての講義および報告が行われます。会場はNDL東京本館で、申込締切は8月20日となっています。

「音楽資料・情報担当者セミナー(平成24年度)」のご案内(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/1195289_1485.html

アイルランド王立音楽アカデミー、19世紀のギターミュージックの楽譜コレクションをデジタル化

2012年1月19日、アイルランド王立音楽アカデミー(Royal Irish Academy of Music)が、特別コレクションであるJosiah Andrew Hudlestonコレクションをデジタル化公開したようです。この特別コレクションは、Josiah Andrew Hudleston(1799-1865)が収集した、19世紀のギターミュージック1,000作品以上の楽譜が含まれているようです。

Online Library Catalogue
http://library.riam.ie/uhtbin/cgisirsi.exe/0/x/0/60/80/X/BLASTOFF

19the century guitar music collection now available online from the Royal Irish Academy of Music (Royal Irish Academy of Music 2012/1/19付けの記事)
http://www.riam.ie/19th-century-guitar-music-collection-now-available-online-from-the-royal-irish-academy-of-music/

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