ルーマニア

Library Publishing Coalition(LPC)、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリーの2019年版を公開

2018年11月29日、図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリー“Library Publishing Directory”の2019年版の公開を発表しました。

PDF版、EPUB版での公開のほか、掲載情報を検索できるオンラインデータベースも提供されています。

ダイレクトリーには、米国・カナダ・英国・オーストラリア・ドイツ・アイルランド・スウェーデン・ルーマニア・イタリア・カザフスタンの138の大学・研究図書館での出版活動について、各館ごとの担当部署、ウェブサイト、出版活動の概観、職員数、財源、OAのタイトル数、出版媒体、分野、査読誌の割合、APCが必要な学術雑誌の割合、出版プラットフォーム、デジタル保存戦略等がまとめられています。

国際図書館連盟(IFLA)、「グリーンライブラリー賞2018」の受賞館を発表:中国・佛山市図書館(Foshan Library)

2017年7月19日、国際図書館連盟(IFLA)の「環境の持続可能性と図書館」(Environmental Sustainability and Libraries:ENSULIB)に関する専門部会が、「グリーンライブラリー賞2018」の受賞館に、中国広東省の佛山市図書館(Foshan Library)を選んだと発表しています。

同館による、建物周辺の緑豊かな環境、建物の環境にやさしいデザインや運営、環境保護に関するアドヴォカシー活動が評価されています。

その他、上位入賞5館も以下の通り発表されています。

ヨージェフ・アティッラ郡・市図書館(ハンガリー・タタバーニャ)

Biblioteca Comunala Sirna(ルーマニア・プラホヴァ県)

ザグレブ国立・大学図書館(クロアチア・ザグレブ)

イラン国立図書館・公文書館(イラン・テヘラン)

ユナイテッドステイツ国際大学アフリカ校図書館(ケニア・ナイロビ)

国際図書館連盟、図書館の認知度・地位向上活動への助成プログラムの対象国・地域(2017・2018年度第2弾)を発表

2017年11月16日、国際図書館連盟(IFLA)が、図書館の認知度・地位向上活動への助成プログラムの対象国・地域(2017・2018年度第2弾)を発表しました。

75の申請から14のプロジェクトが選ばれており、各活動とも、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を達成するために図書館を政府の連携機関として認めさせることを目指しています。

選ばれたのは以下の通りです。

・アフリカ大陸(アフリカ図書館協会連盟、ウガンダ図書館情報協会、アラブ図書館情報連盟)
・アメリカ大陸(ジャマイカ図書館情報協会、ウルグアイ図書館協会、チリ図書館協会、メキシコ図書館協会)
・アジア/オセアニア(インド公共図書館運動、ニュージーランド図書館情報協会、香港図書館協会)
・欧州(ロシア図書館協会、セルビア図書館協会、モルドバ図書館員協会及びルーマニア公共図書館・図書館員協会、ポルトガル図書館員・アーキビスト・ドキュメンタリスト協会)

LC法律図書館、EUの機密情報収集に関する法律についてのレポートを公開

2014年12月付で、米国議会図書館(LC)法律図書館(The Law Library of Congress)が、EUとその加盟国である英国、フランス、オランダ、ポルトガル、ルーマニア、スウェーデンの機密情報収集を規定する法律についてのレポート“Foreign Intelligence Gathering Laws”を公開しました。

レポートでは、EU加盟国がどのように諜報機関の活動を制御し、情報収集に制限を課しているのかについて、明らかにしているとのことです。すべてのEU加盟国は、共通の責任として、個人情報保護に関するEU法に従う必要があるとのことです。

また、2014年31日のブログ“In Custodia Legis”では、2014年にLC法律図書館で公開された法律関係のレポートが紹介されています。

Foreign Intelligence Gathering Laws(PDF;38ページ)(The Law Library of Congress, 2014/12)
http://www.loc.gov/law/help/foreign-intelligence-gathering/foreign-intelligence-gathering.pdf

欧州の公共図書館のアドボカシー活動への助成、最初の対象が決定

欧州の公共図書館を対象とした、社会的包摂、デジタルインクルージョン、生涯教育の分野における図書館の役割についてのアドボカシー活動を支援するプロジェクト“Public Libraries 2020”の最初の助成対象が決定しました。2014年10月17日まで募集が受け付けられていたもので、2014年12月4日に公表されました。

ルーマニア、ブルガリア、スロベニア、エストニアの以下の4つのプロジェクトが対象となっています。

・“EUSPHERE - European Union Libraries Space - HERE”
ANBPR - National Association of Librarians and Public Libraries in Romania

・“Libraries - Inspiration and Lifelong Learning for All”
BLIA - Bulgarian Library and Information Association

・“Public Libraries Supporting Social Inclusion”
Slovenian Public Libraries Association

・“Vote for your local library!”

ルーマニアでVodafone社が高校生を対象に電子書籍を無料提供

2013年11月20日のTelecompaperの報道によると、ルーマニアのVodafone社が、国内の200の高校の生徒30,000人を対象に、電子書籍を提供すると発表したようです。提供される電子書籍はBookLand社の100タイトルで、スマートフォンやタブレット端末から無料で利用できるとのことです。これは、“Biblioteca digitala (電子図書館)”プロジェクトによるもので、同プロジェクトには、BookLand社、McCann Erickson Romania社が協力しているとのことです。

Vodafone's digital library available to 30,000 students(Telecompaper, 2013/11/21付けの記事)
http://www.telecompaper.com/news/vodafones-digital-library-available-to-30000-students--981118

Treizeci de mii de elevi de liceu din toata tara au acum acces gratuit la cartile din Biblioteca Digitala Vodafone

欧州の子どものモバイルによるインターネットアクセスや利用についての調査レポートが公開

“Net Children Go Mobile”というプロジェクトで調査された、欧州の子どものモバイル端末からのインターネットアクセスや利用についての報告書が2013年10月17日に公開されました。

“Net Children Go Mobile”は、インターネットの安全な利用を促進するヨーロッパ連合(EU)の”Safer Internet Programme”から助成を受けた2年計画のプロジェクトとのことです。デンマーク、イタリア、ルーマニア、英国が参加し、各国の9歳から16歳までの子どもを対象に、モバイル端末からのインターネット利用について質的な調査行い、子どものモバイルによるインターネット利用で生じる出来事やリスクについてのデータを提供することを目的としているとのことです。今回の報告書は最初の報告書で、2014年10月に最終報告書等をまとめる予定とのことです。

今回の報告書では、上記の4か国において、初めてインターネットを利用した年齢の平均は下がり続けており、現在は8歳であること、また、9歳から16歳までの子どもの53%はスマートフォンを所有しており、48%がそれをインターネットにアクセスに使用していることなどが判明したとのことです。

公共図書館が提供する、利用者のベストな医者を探すウェブサービス(ルーマニア)

2012年11月5日、国際NPO団体IREXが、“Romanian Library Helps Patrons Find the Best Doctors”という記事を掲載しています。記事では、利用者から度々良い医者の紹介の相談を受けるルーマニアのラコアサという地域の公共図書館が2011年1月に始めた、利用者にベストな医者を探すことのできる“Biblio@Sănătate ”というウェブサービスについて紹介しています。

利用者は、この“Biblio@Sănătate”を利用することで、診療予約ができ、また簡単な医療関係のアドバイスも受けられるということで、利用者の時間と費用の節約に繋がるようです。また図書館員にとっても、利用者の検索の手伝いをする時間も省ける等の利点があるとのことです。この“Biblio@Sănătate”は、図書館の2人のボランティアが管理しているとのことです。

eポートフォリオを使って公共図書館と学校との連携を模索するプロジェクト“Digifolio”(ルーマニア)

ルーマニアのブラショフ郡図書館が、公共図書館と学校との連携を模索するモデルプログラムとして“Digifolio”というプロジェクトを実施していたようです。このプロジェクトを紹介している、欧州の公共図書館政策担当局による国際NGO組織National Authorities for Public Libraries in Europe(NAPLE)のブログによると、Digifolioでは、62人の生徒に対して3か月間、eポートフォリオ(学習者の学習経験およびその結果身に付けた能力などの証拠となる、学習者が作成した一連のデジタル形態の学習成果物を指す)の作成方法や、それを通じたマルチメディアでのコミュニケーションスキル、YouTube等のWeb2.0のツールや、デジタルレコーダーやスキャナ等の関連機器の使用方法について教えたようです。Digifolioのウェブサイトでは、プロジェクトの成果物等が公開されています。

DIGIFOLIO
http://digifolioen.weebly.com/index.html

ルーマニア国立図書館の新館が完成

2011年12月15日、ルーマニア国立図書館(Biblioteca Nationala a Romaniei)の新館が完成したそうです。Romania Business Insider紙の11月16日付けの記事によると、新館が正式開館するのは2012年春で、その秋には同館は新館へ完全に移転し、2013年には書庫に保管されている蔵書を新館に移す作業が行われるそうです。新館の建設はチャウシェスク大統領の時代に開始されたものの、1989年の革命後に建設が中断されていたそうです。

Romanian PM inaugurates new National Library, set for public opening next spring (Romania Business Insider 2011/12/16付けニュース)
http://www.romania-insider.com/romanian-pm-romania%E2%80%99s-national-library-%E2%80%93-the-most-important-cultural-investment-over-last-20-years/43854/

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