Wikipedia

ISBNを入力するとWikipediaの記事からWorldCat搭載資料へのリンクを自動生成:OCLCとWikimedia財団が連携

2017年5月11日、OCLCとWikimedia財団は、Wikipediaの記事の編集時に、WorldCatに搭載された資料へのリンクを容易にするために連携したと発表しています。

これまで、参照情報源を追加するには、wikicodeに従って、カット&ペーストや入力することが必要で、必ずしも容易ではなかったことから、WorldCatの検索APIを、Wikipediaのビジュアルエディタの引用ツールに組み込むことで、ISBNを入力すれば、WorldCat内の情報へのリンクを自動生成し、参照情報として簡単に追加できるようにしたものです。

OCLC and Wikipedia Library link citations to millions of library materials, expanding access to quality sources(OCLC,2017/5/11)
http://www.oclc.org/en/news/releases/2017/201713dublin.html

Wikipedia創設者のジミー・ウェールズ氏がフェイクニュースと戦う新たなニュースサイト”Wikitribune”を立ち上げ クラウドファンディングで資金を集め、プロのジャーナリストと人々が協働して編集

Wikipediaの創設者であるジミー・ウェールズ(Jimmy Wales)氏が、新たなニュースメディア”Wikitribune”を開設することを発表しました。現在、クラウドファンディングにより資金を募っています。The Guardian紙等が詳細を報じています。

同紙の記事によれば、Wikitribuneはプロのジャーナリストとボランティアコミュニティの協働によってフェイクニュースに対抗することを目指すものであるとのことです。クラウドファンディングにより集めた資金から記者に対する報酬を支払い、掲載された記事については読者コミュニティがファクトチェックを行ったり、再編集することができるようにするとされています。

資金調達が順調にいけば、2017年6月8日に行われる英国下院議員総選挙よりも前に、最初のジャーナリストを雇用することをウェールズ氏は計画しているとのことです。

株式会社カーリル、図書館レファレンス支援システム「リッテルナビゲーター」について事業譲受

2017年3月23日、株式会社カーリルは図書館レファレンス支援システム「リッテルナビゲーター」について、営業権及び特許使用権を株式会社ネクストから譲り受ける、事業譲渡契約を締結したと発表しました。

リッテルナビゲーターは図書館分類体系(統制語)とWikipediaカテゴリ(非統制語)の統合利用を目指すサービスです。カーリルの発表によれば、同サービス開発者の清田陽司氏は引き続きアドバイザーとして協力し、従来同サービスを契約していた図書館についても、2017年4月以降も従来同様の利用が可能とのことです。

図書館レファレンス支援システム「リッテルナビゲーター」の事業譲受について(カーリルのブログ、2017/3/23付け)
http://blog.calil.jp/2017/03/littelnavigator.html

【イベント】信州発・これからの図書館フォーラム第9弾実践編「WikipediaLIB@信州」(3/20・長野)

2017年3月20日、県立長野図書館が、同館を会場に、信州発・これからの図書館フォーラム第9弾実践編として「WikipediaLIB@信州」を開催します。

WikipediaTownを、「信州の図書館」を入口としてやってみようというもので、ウィキペディアにある信州の図書館に関する記事を編集したり、新たに作成することを通じ、「調べること」「知ること」「表現すること」「伝えること」の楽しさを体験する場として開催するとのことです。

対象は公共図書館員、学校・大学図書館員、自治体関係者を初め、一般の方は誰でも参加可能で、参加費も無料ですが、事前の申し込みが必要です。

「WikipediaLIB@信州」開催します!(県立長野図書館,2017/2/14)
http://www.library.pref.nagano.jp/wikilib_170320

国際図書館連盟、図書館とWikipediaの連携に関する報告書を公開

2017年1月17日、国際図書館連盟(IFLA)が、図書館とWikipediaが共同で様々な情報を検証しアクセス可能とするための方法に焦点をあてた報告書(Opportunities papers)を公開しています。

報告書には、大学・研究図書館版と公共図書館版があり、図書館と情報源となるウェブサイト間の相互作用の多くの側面を紹介しており、図書館員が、Wikipediaにさらに関与するよう推奨しています。

この報告書は、IFLAにとって、Wikipedeiaに限らず多くの人々がオンライン上でコンテンツを作成するようになったことに起因する、実践的・政策的課題に関する作業の出発点としても位置付けられています。

Presenting the IFLA Wikipedia Opportunities Papers(IFLA,2017/1/17)
http://www.ifla.org/node/11131

Opportunities for Academic and Research Libraries and Wikipedia(IFLA)

【イベント】ウィキペディアタウンサミット 2017 京都(3/5・京都)

2017年3月5日、OpenGLAM JAPAN主催の「ウィキペディアタウンサミット 2017 京都」が、京都府立図書館を会場に行われます。

日本国内におけるウィキペディアタウンの取り組みに関して実践・共有するとともに今後の活性化を目的に開催されるものです。

ウィキペディアタウンの概要を説明するオープニングプログラムの後、イベント主催者や講師経験者などによるシンポジウム「ウィキペディアタウンサミット」と、ウィキペディアの編集体験を通じ、ウィキペディアタウンが持つ意義や特色を考える「ウィキペディアタウン ファシリテーター養成講座」が行われ、最後にクロージングプログラムが実施されます。

参加費は無料ですが、定員は50名程度で、事前の申し込みが必要です。

「ウィキペディアタウンサミット 2017 京都」が京都府立図書館で開催されます!(京都府立図書館)
http://www.library.pref.kyoto.jp/?p=9110

ウィキペディアタウンサミット 2017 京都(兼ファシリテータ養成講座)参加申込
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScuxky4QVujK9San1oQW8Kwx8jFlVnTAOKwvX-ltnL9eh4QGA/viewform
※申込フォーム

参考:

E1877 - 伊那谷をもっと楽しく知るアイデアソン

アーバンデータチャレンジは,地域課題の解決を目的に,地方自治体を中心とする公共データを活用した一般参加型コンテストであり,2016年は全国30拠点がエントリーしている。本稿では,これまでの伊那市立図書館(長野県)の地域アーカイブを活用したプロジェクト「高遠ぶらり」及び,2016年のアーバンデータチャレンジの拠点の一つである長野ブロックのキックオフイベント「伊那谷をもっと楽しく知るアイデアソン」を紹介する。...

2016年にWikipedia英語版で編集された回数の多かった記事トップ20

2016年12月21日付けのWikimedia財団のブログで、Wikipedia英語版の記事で2016年に編集された回数の多かった記事についてタイトルと編集回数が掲載されています。

編集回数1位は、当該年の死没者を記録するための記事“Deaths in 2016”で、その回数は18,230回でした。2位は、次期米国大統領に選ばれた“Donald Trump”の8,933回、3位は“List of Hillary Clinton presidential campaign endorsements”(ヒラリー・クリントンの選挙公約のリスト)の6,527回となっています。

4位以下の記事タイトルと編集回数(括弧内の数値)は以下のとおりです。
また、ブログには月別の編集回数リスト(6位まで)も掲載されています。

4.United States presidential election, 2016 (6,162)
5.Republican Party presidential primaries, 2016 (5,715)
6.2016 Orlando nightclub shooting (5,540)
7.Bailando 2015 (5,342)

オープンアクセス(OA)雑誌掲載論文は非OA雑誌掲載論文に比べてWikipedia英語版からの引用が47%多い(文献紹介)

Journal of the Association for Information Science and Technology誌に掲載予定の論文、”Amplifying the impact of open access: Wikipedia and the diffusion of science”の早期公開版が2016年10月13日付けで公開されています。著者はシカゴ大学のMisha Teplitskiy氏らです。同誌掲載論文の閲覧には通常、料金がかかりますが、この論文はオープンアクセス(OA)で公開されています。

この論文ではScopusに採録されている雑誌を対象に、26の分野ごとに、最もよく利用されている雑誌各250誌を特定し、その掲載論文約1,940万本について、Wikipediaからの引用状況と、OA状況等の関係を分析したものです。分析の結果、雑誌のインパクトファクターとOA状況のいずれもがWikipediaからの被引用数と関係していました。さらにインパクトファクターを統制した場合には、OA雑誌掲載論文は、非OA雑誌掲載論文に比べ、Wikipedia英語版からの被引用数が47%多かったとのことです。

E1852 - 「ウィキペディア・タウン by京都府立南陽高等学校」

近年,Wikipediaを使って,市民参加型で地域の文化資源をデジタルアーカイブする手法として,ウィキペディア・タウンという活動が始まりつつある(CA1847 参照)。...

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