Wikipedia

すべての図書館員がウィキペディアにひとつずつ参照文献を加える#1Lib1Refキャンペーン、2018年の第2弾が実施中

例年1月に実施される、すべての図書館員がウィキペディアにひとつずつ参照文献を加えるキャンペーン#1Lib1Refの第2弾が、2018年5月15日から6月5日にかけて行われています。

再度の実施の要望を受け、5月は南半休の夏休みではなく、また、スペイン語のウィキペディアが誕生した月であることから、この時期に実施されることになったものです。

The Wikipedia Library/1Lib1Ref(Wikimedia)
https://meta.wikimedia.org/wiki/The_Wikipedia_Library/1Lib1Ref

Delivering Information for All: #1Lib1Ref Returns for a Second Time in 2018(IFLA,2018/5/25)
https://www.ifla.org/node/47354

医学図書館全米ネットワーク(NNLM)、Wikipediaの希少疾患に関する記事に参考文献を追加するエディタソンを開催

2018年4月17日、医学図書館全米ネットワーク(NNLM)が、既存のWikipediaの希少疾患に関する記事に参考文献を追加するエディタソン(Edit-a-thon)を開催します。

遺伝子および希少病情報センター(GARD)による希少疾患のリストに基づき、米国国立医学図書館(NLM)のGenetics Home Reference、MedlinePlus、PubMed等の情報を用いて行われます。

また参考文献の追加作業の初心者向けに、医師で「ウィキプロジェクト医学」のエディターでもある講師によるウェビナー(ウェブセミナー)がイベントに先だって3月29日に開催されます。

NNLM Wikipedia Edit-a-thon(NNLM,2018/3/20)
https://news.nnlm.gov/mcr/nnlm-wikipedia-edit-a-thon/

【イベント】井手町ウィキペディア・タウン(2/4・京都)

2018年2月4日、Code for 山城が、井手町図書館(京都府)及び井手町ふるさとガイドボランティアの協力により、井手町図書館を会場に「平成29年度京都府地域力再生プロジェクト支援事業」として「井手町ウィキペディア・タウン」を開催します。

井手町のまちを歩いて、井手町の歴史・文化情報を学びながら、Wikipediaに井手町の歴史・文化情報を書き加えるものです。

定員は50人程度で、参加費は無料です。事前の申込みと、Wikipediaのアカウント作成が必要です。

また、Code for 山城では、2018年2月25日に京都府和束町でも同様のイベント「第2回 和束町ウィキペディア・タウン」を開催する予定です。

国際図書館連盟(IFLA)、女性の文化的権利と図書館に関する報告書を公開

2018年1月2日、国際図書館連盟(IFLA)の情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)が、報告書“Libraries and the Cultural Rights of Women”を公開しました。
 
この報告書は、IFLAの女性・情報・図書館に関するSpecial Interest Groupによる2017年IFLA年次大会のサテライト・ミーティングでの発表内容から得られた示唆をまとめたものです。近年急増している難民のうち、女性は男性に比べて多くの困難や暴力に直面しているとし、そのような女性の文化的権利を守るための図書館の役割に焦点を当てています。
 
具体的には、ウガンダ、ナイジェリア、ギリシアでの図書館の難民支援、ルワンダ及びインドでの紛争における女性の体験を記録する図書館の取組のほか、Wikipediaでの女性に関する記述を増やすための図書館の取組、資料のデジタル保存における倫理的配慮についても言及されています。
 
Libraries Protect Women's Cultural Rights(IFLA,2018/1/2)

2017年にWikipedia英語版で編集された回数の多かった記事トップ20

2017年12月22日付けのWikimedia財団のブログで、Wikipedia英語版の記事で2017年に編集された回数の多かった記事についてタイトルと編集回数が掲載されています。

編集回数1位は、当該年の死没者を記録するための記事“Deaths in 2017”で、その回数は20,907回でした。2位は、2017年に大西洋で発生したハリケーンに関する情報をまとめた“2017 Atlantic hurricane season”の6,309回、3位は2017年の韓国の音楽業界についてまとめた“2017 in South Korean music”の5,573回、4位は最も視聴されたYouTubeの動画リスト“List of most-viewed YouTube videos”の5,146回、5位は、2017年に太平洋で発生した台風に関する情報をまとめた“2017 Pacific typhoon season”の5,101回となっています。

6位以下の記事タイトルと編集回数(括弧内の数値)は以下のとおりです。

E1976 - 第59回北海道図書館大会<報告>

2017年9月7日と8日の2日間,北海道江別市の札幌学院大学を会場に,第59回北海道図書館大会を開催した。北海道図書館振興協議会,北海道地区大学図書館協議会,私立短期大学図書館協議会北海道地区協議会,北海道学校図書館協会,専門図書館協議会(北海道地区連絡会)の5団体からなる北海道図書館連絡会議及び北海道立図書館が主催した。今大会は,近年,図書館を取り巻く環境が大きく変化する中,図書館がその存在を維持し,高めていくためにはどのようにすればよいのか,未来の図書館のあり方について考えようとするもので,「その先の,図書館 ~図書館の新たな可能性を考える~」をテーマに,基調講演,各団体による6つの分科会,図書館の今日的な話題等を情報提供するトピック,協賛図書館団体・企業11社(団体)と大会参加者有志8団体による計19のブース展示を実施した。

ウィキペディアンによく引用される米・ルイジアナ州の文化遺産機関が公開しているデジタルコンテンツは何か?(文献紹介)

2017年11月28日、Journal of Web Librarianship誌のウェブサイトで、米・ルイジアナ州ニューオーリンズにあるロヨラ大学ニューオリンズの図書館に勤めるケリー(Elizabeth Joan Kelly)氏による論文“Use of Louisiana's Digital Cultural Heritage by Wikipedians”が公開されました。

利用者ニーズを把握し、蔵書構築・デジタル化の優先順位の方針を確定させる事を目的に、Wikipediaの記事に引用されたルイジアナ州の文化遺産機関が公開しているデジタルコンテンツの種類やそのWikipediaの記事内容の分析を試みたものです。

文献では、デジタルライブラリのアイテムやアーカイブ資料の調査手引きである“finding aids”へのリンクが多いことや、特に、ルイジアナ固有の社会・社会科学・文化・芸術に関する記事にリンクが多いとの結果が紹介されるとともに、得られた知見に基づいて、蔵書構築・デジタル化の優先順位方針を決定するためのいくつかの有力な戦略も述べられています。

北米研究図書館協会(ARL)とWikimediaコミュニティー、Wikimedia財団による協働プロジェクト

2017年10月4日、北米研究図書館協会(ARL)とWikimedia財団は、ARLとWikimediaコミュニティー、Wikimedia財団との協働プロジェクトに関する記事をウェブサイトに掲載しました。

同プロジェクトは、2016年8月にARL、WikimediaコミュニティーとWikimedia財団で開催したARL/Wikipedia Summitでの議論が元になっています。枠組みとなる2つのテーマは以下の通りです。
 
  • Linked Open Data(LOD)は、それまで接続していなかった異なる情報源をつなぎ、図書館とWikipediaのコンテンツの相互を豊かにする可能性があること。
  • 図書館とWikipediaの文化とコンテンツにおいて、多様性や包含性を増す包括的な取組みになること。

同プロジェクトでは、米国およびカナダの先住民族のコミュニティーに関する資料を対象としています。LODの作成においてコミュニティーと協働する仕組みを形作るために、事例研究のアプローチをとるとのことです。

【イベント】IRC設立20周年・ウィキペディア日本語版始動15周年記念ワークショップ「世界の知識を翻訳しよう」(10/28・東京)

2017年10月28日、東京外国語大学附属図書館において、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所情報資源利用研究センターが主催する、IRC設立20周年・ウィキペディア日本語版始動15周年記念ワークショップ「世界の知識を翻訳しよう」が開催されます。

第1部「ウィキペディアと翻訳」では、ウィキペディアと翻訳に関する3つの講演が、第2部「翻訳実践」では、他言語版から日本語版、あるいは日本語版から他言語版のウィキペディアに翻訳するワークショップが行なわれます。

翻訳ワークショップ時には、東京外国語大学附属図書館の開架資料を原則として自由に利用することができます。

参加には事前の申し込みが必要で、参加希望者が多い場合、先着順になります。

IRC設立20周年・ウィキペディア日本語版始動15周年記念ワークショップ「世界の知識を翻訳しよう」(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所情報資源利用研究センター)
https://irc.aa.tufs.ac.jp/event/jawp15ws.html

【イベント】三田図書館・情報学会、第171回月例会「地域資料活用事例としてのウィキペディアタウン」(7/29・東京)

2017年7月29日、三田図書館・情報学会は慶應義塾大学三田キャンパスにおいて第171回月例会「地域資料活用事例としてのウィキペディアタウン」を開催します。発表者は都留文科大学情報センターの日向良和氏です。都留市立図書館にて開催した2回のウィキペディアタウンの事例を紹介しながら、地域資料の利用例として、また図書館、博物館等でのイベントの一例として論じるとのことです。

三田図書館・情報学会 月例会
http://www.mslis.jp/monthly.html

参考:
CA1847 - ライブラリアンによるWikipedia Townへの支援 / 是住久美子 カレントアウェアネス No.324 2015年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1847

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