典拠

韓国国立中央図書館、Linked Open Dataカンファレンス2017を開催し、発表資料を公開

2017年2月28日に、韓国国立中央図書館(NLK)の国際会議場において、「人工知能社会、データが開く世界」をテーマに、「Linke Open Dataカンファレンス2017」が開催され、その発表資料がウェブで公開されています。

図書館関係では、NLKの目録担当者による「目録担当司書が見た図書館Linked Open Data」と、国立アジア文化殿堂図書館司書による「国立アジア文化殿堂の典拠データ活用戦略」という報告が行われています。

인공지능 사회, 데이터가 열어가는 세상(NLK,2017/2/27)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8971&notice_type_code=3&cate_no=4

世界の研究機関情報のデータベースGRID、クリエイティブ・コモンズのCC0ライセンスの下で利用可能に

2016年12月5日、英国のDigital Science社が、世界の研究機関情報のデータベースGRIDを、クリエイティブ・コモンズのCC0ライセンスの下で利用可能にすることを発表しました。

2017年1月から、GRIDの月次のリリースのコピーが、パブリックドメインのものとしてFigshareにアップロードされます。

GRIDには、世界の6万6,000を超える研究機関についての情報や識別子が収録されています。

Digital Science Releases GRID Under CC0 License(Digital Science, 2016/12/5)
https://www.digital-science.com/blog/news/digital-science-releases-grid-under-cc0-license/

ドイツにおけるORCID導入・利用を推進する"ORCID DE"プロジェクト

2016年3月11日付のORCIDのブログで、ドイツ国内でのORCIDの導入促進を図る"ORCID DE"プロジェクトが、2016年2月から開始されていることが紹介されています。

ドイツ研究財団(DFG)からの資金を得て行なわれているもので、3年間のプロジェクトで、ORCID導入を検討している国内の大学や研究機関への支援を行うほか、

・オープンアクセスのリポジトリや出版サービスにおけるORCIDの使用等
・ドイツの統一典拠レコードであるGND(Gemeinsame Normdatei)とORCIDの連携

について取り組むようです。

本プロジェクトは、ドイツ・ネットワーク情報イニシアチブ(DINI) が創始し、ヘルムホルツ協会ドイツ研究センターのHelmholtz Open Science Koordinationsburoや、ドイツ国立図書館(DNB)、ビーレフェルト大学図書館などがパートナーとなって行われます。

ORCID Blog(2016/3/11付け)
http://orcid.org/blog/2016/03/14/announcing-orcid-de-project-foster-orcid-adoption-germany

E1773 - 識別子の架け橋:国際標準名称識別子ISNI

 国際標準名称識別子(International Standard Name Identifier:ISNI)は,知的創作物やコンテンツに関連する個人及び組織に付与される国際的かつ分野横断的な識別子である。システムや識別子の維持管理主体に依存しないオープンな「架け橋としての識別子」(bridge identifier)を目指して設計され,2012年に国際規格ISO 27729:2012として発行された。ISNIの体系は16桁のシンプルなもので,15桁の数字と1桁のチェックディジットからなる。例えば小説家・村上春樹氏のISNIは「0000 0001 2146 8778」である。2016年2月時点でISNIの付与対象である「公開アイデンティティ」(Public Identity)は約900万件に及び,うち約255万件は研究者,約53万件は組織である。本稿ではISNIの概要を,特に「架け橋」としての機能に焦点を置いて説明する。

国際図書館連盟、FRBR、FRAD、FRSADの統合版、FRBR-Library Reference Modelのワールドワイドレビューを開始

国際図書館連盟(IFLA)のFRBRレビューグループが、FRBR(書誌レコードの機能要件)、FRAD(典拠データの機能要件)、FRSAD(主題典拠データの機能要件)の統合版、FRBR-Library Reference Model(FRBR-LRM)のワールドワイドレビューを開始し、2016年5月1日までコメントを受け付けています。

FRBR-LRMは、3つの別々に開発された概念モデル(FRBR、FRAD、FRSAD)を統一する必要性に応えて開発され、書誌データの全ての側面をカバーする単一で一貫性のあるモデルとして統合したものとのことです。

このFRBR-LRMを評価するための補足資料として、“Transition Mapping”も公開されています。

World-wide review of the FRBR-Library Reference Model, a consolidation of the FRBR, FRAD and FRSAD conceptual models(IFLA,2016/2/28)
http://www.ifla.org/node/10280

FRBR-Library Reference Model(IFLA)

韓国国立中央図書館、バーチャル国際典拠ファイル(VIAF)へ参加 国際標準名称識別子ISNIの付与も開始

韓国国立中央図書館(NLK)が、OCLCのバーチャル国際典拠ファイル(VIAF)へ参加し、22万名分の著者情報データを提供したとのことです。

NLKは、VIAFへの40機関目の参加機関で、2月1日からサービスとして提供されたとのことです。

また、NLKの著者情報DBに含まれている韓国人の著者には、創作者等の名称に関する国際標準名称識別子ISNIが付与されるとのことです。

해외에서 한국작가, 한국문학 검색 쉬워진다(NLK,2016/2/1)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8392&notice_type_code=3&cate_no=4

参考:
CA1521 - バーチャル国際典拠ファイル―その試みと可能性― / 鈴木智之
カレントアウェアネス No.280 2004.06.20
http://current.ndl.go.jp/ca1521

国立国会図書館、バーチャル国際典拠ファイル(VIAF)へ参加
Posted 2012年11月21日
http://current.ndl.go.jp/node/22359

創作者等の名称に関する国際標準識別子“ISNI”のデータベースが公開
Posted 2011年12月14日

E1732 - 第63回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>

 2015年10月18日,学習院女子大学を会場として,第63回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム「情報資源組織化が切り開く未来:RDA,新NCR,BIBFRAME,Linked Dataがもたらすもの」が開催された。閉会時の主催者挨拶によると150名近くの参加者があり,テーマへの関心の高さがうかがえた。

世界の研究機関についてのデータベースGRIDが公開

2015年10月12日、Holtzbrinck Publishing Groupの一事業部門であるDigital Scienceは、212か国5万機関についてのオンラインデータベースGRID(Global Research Identifier Database)を公開しました。このデータベースは、教育機関、営利企業、病院、政府機関、非営利機関等の、地理的情報やISNIやfundrefの識別子を含んでいます。データは、PubMedや英国の研究ゲートウェイなど、オープンにアクセス可能な出版社や資金提供者のソースから取得しているとのことです。

New, Open Database Opens up Unique Insight into Institutional Research Funding Across the World(Digital Science、2015/10/12)
https://www.digital-science.com/press-releases/new-open-database-opens-up-unique-insight-into-institutional-research-funding-across-the-world/

NDL書誌情報ニュースレター2015年2号が刊行:欧米国立図書館および当館のLinked Open Dataの取組みや、当館の典拠データ拡充のこれまでの取組みについての記事等を掲載

国立国会図書館が、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2015年2号(通号33号)を掲載しました。欧米国立図書館および当館のLinked Open Dataの取組みや、当館の典拠データ拡充のこれまでの取組みについての記事等を掲載しています。

NDL書誌情報ニュースレター2015年2号(通号33号)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2015_2/index.html

Linked Open Data―欧米国立図書館の動向と国立国会図書館の取組み
(NDL書誌情報ニュースレター2015年2号(通号33号))
http://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2015_2/article_01.html

典拠データの拡充を進めています―新展開2013に基づく取組みから
(NDL書誌情報ニュースレター2015年2号(通号33号))
http://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2015_2/article_02.html

参考:
E1618 - 図書館におけるLinked Data:実現させよう!<報告>
カレントアウェアネス-E No.268 2014.10.09

LODチャレンジJapan2014の受賞作品が発表、データセット部門最優秀賞に「京都が出てくる本のデータ」

2015年2月16日、LODチャレンジ実行委員会がLODチャレンジJapan2014の受賞作品を発表しました。アプリケーション部門、データセット部門、アイディア部門、ビジュアライゼーション部門、基盤技術部門の6つの部門に加えて、審査員特別賞、スポンサー賞の受賞作品が発表されました。

データセット部門最優秀賞には、是住久美子氏の「京都が出てくる本のデータ」が選ばれました。京都が出てくる小説やマンガ・ライトノベル等のデータで、作品に出てくる京都の位置データに加え、おススメ度や内容紹介等が含まれているとのことです。データセットにはWeb NDL Authoritiesの典拠URIも含まれています。

また、審査員特別賞の公共LOD賞には松尾明宏氏の「阪神・淡路大震災『1.17の記録』」が選ばれています。

2015年3月12日に、慶應義塾大学にて開催される「LODチャレンジ2014カンファレンス&優秀作品発表会~オープンデータの未来~」で授賞式および受賞作品のデモ展示が行われるとのことです。

LODチャレンジJapan2014 受賞作品発表(LOD Challenge 2014, 2015/2/16付けの記事)
http://lod.sfc.keio.ac.jp/blog/?p=2586

LODチャレンジ2014カンファレンス&優秀作品発表会

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