デジタル人文学

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、MNISTデータセット互換のくずし字データセットKMNISTを公開

2018年12月8日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が、MNISTデータセット互換のくずし字データセットKMNISTを公開しました。

MNISTデータセット(0から9までの数字の手書き文字画像を集めたもので、機械学習の分野で著名なデータセット)と、画像の大きさやトレーニングとテストの分割方法などを可能な限り揃えることで、MNISTに対応した多くのソフトウェアでそのまま利用できるようにしたとあります。

ニュース(CODH)
http://codh.rois.ac.jp/news/#20181208
※2018-12-08付けのニュースとしてKMNISTデータセットの公開が紹介されています。

KMNISTデータセット(CODH)
http://codh.rois.ac.jp/kmnist/

【イベント】シンポジウム 「オープンデータと大学」(1/30・福岡)

2019年1月30日、九州大学中央図書館(福岡県福岡市)において、九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻が主催するシンポジウム「オープンデータと大学」が開催されます。

特に人文・社会科学系研究を対象とするオープンデータの射程について、制度や管理運営上の課題にも触れつつ、現状の整理や課題の検討を行うものです。

入場は無料ですが事前の申込みが必要です。プログラムは次のとおりです。

○趣旨説明
岡崎敦氏(九州大学)
「オープンデータの動向とデジタル・ヒューマニティーズの昔と今」

○報告
中村覚氏(東京大学情報基盤センター)
「東京大学デジタルアーカイブズ構築事業におけるオープンデータに関する取り組み」
南山泰之氏(東京財団政策研究所)
「研究データ管理の動向及びデータ利活用に向けた課題整理」
畑埜 晃平(九州大学)
「くずし字のオープンデータとその活用」

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、 IIIF Curation Platformを正式公開

2018年11月30日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)は2018年5月に公開、同9月に公式ページを公開していたIIIF Curation Platformについて、正式公開としたことを発表しました。

また、IIIF Curation PlatformをDocker環境にインストールするためのICP Dockerや、IIIF Curation Platformのソースコードも公開されました。さらに、IIIF Curation Platformの使い方やインストールに関するチュートリアルページもあわせて公開されています。

ニュース | 2018-11-30(CODH、2018/11/30付け)
http://codh.rois.ac.jp/news/#20181130

IIIF Curation Platform
http://codh.rois.ac.jp/icp/

【イベント】第8回知識・芸術・文化情報学研究会(1/26・茨木)

2019年1月26日、立命館大学大阪いばらきキャンパスにおいて、第8回知識・芸術・文化情報学研究会が開催されます。「情報技術を使った芸術・文化分野やその他の分野の研究」や「芸術・文化やその他の分野に応用できる情報技術の研究」といった研究分野を対象とする学会で、2018年12月14日まで発表申込を受け付けているとのことです。

第8回「知識・芸術・文化情報学研究会」の開催について(発表者募集)
http://www.jsik.jp/?kansai20190126cfp

JSTOR Labs、英国の古典文学とJSTOR内の雑誌論文等での引用箇所を紐づける“Understanding Great Works (Beta)”の公開を発表

2018年11月28日、JSTORは、ツール作成部門JSTOR Labsが、“Understanding Great Works (Beta)”を公開したと発表しました。

その「行」を引用しているJSTOR内の雑誌論文や単行書の「章」と、原典の文章を紐づけることで、英国の古典文学に対する学生の取組を促進することを目的としたツールです。

対象の古典文学には、「フランケンシュタイン」「高慢と偏見(Pride and Prejudice)」「欽定訳聖書(King James Bible)」やシェイクスピアのソネット(十四行詩)・戯曲が含まれます。

文学作品のテキストはJSTOR内でオープンアクセス(OA)で提供されていますが、雑誌論文や単行書の「章」を閲覧するには、機関や個人のアカウントが必要な場合があります。

同ツールは、JSTORのプラットフォームに統合されており、各ページ上部にある“Tools”メニューから利用することができます。

【イベント】若手セミナー「人文科学とデジタル」(12/8・東京)

2018年12月8日、東京都文京区の東京大学工学部で、若手セミナー「人文科学とデジタル」が開催されます。東京大学の総合文化研究科(超域・比較)三浦篤研究室、工学系研究科・情報理工学研究科、戦略的パートナシップ大学グランゼコール群が主催するものです。

参加費は無料で、申込み不要です。登壇者・題目は次のとおりです。

Léa Saint-Raymond氏(ENS, Université Paris-Sciences Lettres, Artl@s)
“When digital humanities help you see differently: another story of trends and tastes”

Marco Jalla氏(ENS, Université Paris-Sciences Lettres, Artl@s)
“Raphael.data: maps, charts, data visualizations about the afterlife of an old master’s oeuvre”

柴美春氏(東京大学総合文化研究科・三浦篤研究室)
「ゴッホの文学的芸術的嗜好の再検討—書簡の統計学的分析から」

【イベント】じんもんこん・総合資料学共催セッション「歴史研究と人文研究のためのデータを学ぶ」(12/2・東京)

2018年12月2日、東京都文京区の東京大学地震研究所において、じんもんこん・国立歴史民俗博物館総合資料学の創成事業共催セッション「歴史研究と人文研究のためのデータを学ぶ」が開催されます。

じんもんこん2018(人文科学とコンピュータシンポジウム)の企画セッションとして開催されるものです。

情報処理学会やじんもんこん等での発表の対象となりにくいデータ群を主たる対象とした発表を実施することで、より多様な人文学・歴史学とのコラボレーションが促進されることを目的としています。

じんもんこんへの参加には事前申し込みと参加費が必要ですが、同セッションについては、事前申し込み不要、参加費無料で参加できます。

内容は以下の通りです。

・趣旨説明   
 後藤真氏(国立歴史民俗博物館)

・NDLの公開データについて~歴史的音源を中心に 
 徳原直子氏(国立国会図書館)

・東文研の公開データ 
 橘川英規氏・小山田智寛氏(東京文化財研究所)

・渋沢栄一記念財団の公開データ 
 茂原暢氏(渋沢栄一記念財団)

・ColBase  
 村田良二氏(東京国立博物館)

【イベント】人文科学とコンピュータシンポジウム 「じんもんこん2018」(12/1-2・東京)

2018年12月1日から2日にかけて、情報処理学会(IPSJ)人文科学とコンピュータ研究会(SIG-CH)が主催する人文科学とコンピュータシンポジウム「じんもんこん2018」が開催されます。会場は東京大学地震研究所です。

同シンポジウムでは、デジタルアーカイブ、保存科学、文化財防災、MLA連携、ドキュメンテーション、人文情報学、人文科学に関連するデータの分析・処理、知的財産権・著作権問題等の、同研究会の理念に即したテーマについて発表が行われる予定です。

参加には事前の申し込みが必要です(有料)。

人文科学とコンピュータシンポジウム 「じんもんこん2018」
http://jinmoncom.jp/sympo2018/index.html

参考:
【イベント】人文科学とコンピュータシンポジウム 「じんもんこん2015」(12/19-20・京都)
Posted 2015年8月13日
http://current.ndl.go.jp/node/29173

【イベント】Galeシンポジウム2018「デジタル人文学への誘い」(12/12・東京)

2018年12月12日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)において、Galeシンポジウム2018「デジタル人文学への誘い」が開催されます。

センゲージラーニング株式会社GALE事業部が主催であり、デジタル人文学の最新動向や海外事例の紹介、パネルディスカッションが行われます。

シンポジウムの内容(予定)は次のとおりです。参加費は無料ですが、事前の参加申し込みが必要です。

基調講演「デジタル時代を迎える人文学が直面する課題」
永崎研宣氏(一般財団法人 人文情報学研究所 主席研究員)

講演「デジタルが変える「読み」― テクスト、データ、ディスタントリーディング ―」
田畑智司氏(大阪大学大学院言語文化研究科 准教授)

講演「社会調査個票デジタルデータの収集、保存、共有について」
前田幸男氏(東京大学大学院情報学環 教授)

講演「海外におけるデジタル人文学事情とGale Digital Scholar Lab」
Seth Cayley氏(Vice President, Gale Primary Sources) ※同時通訳サービスあり

パネルディスカッション「日本におけるデジタル人文学の将来と課題」

スウェーデン王立図書館(NLS)へのラボ創設のための調査報告書が公開:国立図書館のラボの調査等を実施

2018年10月16日、スウェーデン・ウメオ大学のPelle Snickars教授が、スウェーデン王立図書館(NLS, スウェーデン語ではKB)がラボを創設することを提案する報告書“datalab.kb.se A Report for the National Library of Sweden”を公開しました。

同氏が、スウェーデン王立図書館にラボを設置するための情報を調査・評価することの提案を受け、同館等からの資金援助や人的支援を受けて、調査を実施した結果をまとめたものです。

報告書は、“Library Labs” 、“Digital Scholarship” 、“Recommendations”の3つの章から構成されています。

“Library Labs”は、各館の環境の違いに注意しながら、近年、国立図書館等に設置されたラボの現状を概観したもので、英国図書館(BL)、オランダ王立図書館(KB)、米国議会図書館(LC)、Europeana、デンマーク王立図書館、オーストリア国立図書館のラボが取り上げられています。

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