デジタル人文学

人文学オープンデータ共同利用センター、大政奉還150年を記念して、「Edo+150プロジェクト」「武鑑全集」「くずし字チャレンジ!」プロジェクトを開始

2017年11月9日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が、大政奉還150年を記念して、「Edo+150プロジェクト」「武鑑全集」「くずし字チャレンジ!」のプロジェクトの開始を発表し、各プロジェクトのウェブページを公開しています。

「Edo+150プロジェクト」は、江戸時代に関するオープンデータと人工知能などを活用しながら江戸の情報空間を現代によみがえらせるプロジェクトです。

「武鑑全集」は、『武鑑』を網羅的に解析し、江戸時代の大名家や幕府役人に関する人物・地理情報などの中核的情報プラットフォームを構築するプロジェクトです。今後、より多くの『武鑑』を対象とした解析を行う計画ですが、現在は、『寛政武鑑』(1789年)を分析対象としており、「大名家一覧」「大名家地図」「参勤交代アニメーション」といったデータが公開されています。

「くずし字チャレンジ!」は、くずし字の大規模な学習データセット「日本古典籍字形データセット」を広く世界に公開し、「くずし字×AI」という課題に集団の力で挑戦するプロジェクトです。

【イベント】シンポジウム 「変体仮名のこれまでとこれから」(11/25・立川)

2017年11月25日、東京都立川市の国立国語研究所において、人間文化研究機構 広領域連携基幹研究プロジェクト「異分野融合による総合書物学の構築」国立国語研究所ユニット「表記情報と書誌形態情報を加えた日本語歴史コーパスの精緻化」主催のシンポジウム「変体仮名のこれまでとこれから」が開催されます。

セッション1「変体仮名のこれまで」、セッション2 「変体仮名の文字コード標準化」、セッション3 「変体仮名・くずし字学習」、セッション4 「字形データベースとOCR」の4つのセッションで複数の発表が行われます。

参加費・事前申込みともに不要です。

シンポジウム 「変体仮名のこれまでとこれから」(国立国語研究所)
http://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/m-2017/20171125-sympo/

【イベント】京都府立京都学・歴彩館、「東寺百合文書データミーティング」を開催(10/26・京都)

2017年10月26日、京都府立京都学・歴彩館が、同館で「東寺百合文書データミーティング」を開催します。
 
2017年10月10日に、同館が運営する「東寺百合文書WEB」の目録データを一括ダウンロード可能としたことに関連して行われるものです。古文書のデータの利用や公開について議論し、東寺百合文書やそのデータが幅広い分野で利活用されることを目指すとしています。
 
参加は無料で、申込みも不要です。内容は次のとおりです。
 
発表(20分×5名)
山田太造氏(東京大学史料編纂所助教)
後藤真氏(国立歴史民俗博物館准教授)
永崎研宣氏(人文情報学研究所主任研究員)
橋本雄太氏(国立歴史民俗博物館助教)
岡本隆明氏(京都府立京都学・歴彩館職員)
 
質疑・提案・トーク(40分)
 
東寺百合文書目録データの公開及び東寺百合文書データミーティングの開催について(京都府立京都学・歴彩館)

E1960 - IFLAによる国立図書館の役割に関する現状調査

2017年8月に開催された世界図書館情報会議(WLIC):第83回国際図書館連盟(IFLA)年次大会では,国立図書館の役割に関する現状調査の結果を概観し,図書館・情報政策に与える影響について議論するラウンドテーブルが行われた。本稿では,調査を担当し,ラウンドテーブルのモデレータも務めたスイス国立図書館のPatrice Landry氏の予稿に基づき,調査結果の概要を紹介する。

米国議会図書館、コレクションの創造的な活用を目的とした“labs.loc.gov”を公開

2017年9月19日、米国議会図書館(LC)が“labs.loc.gov”を公開しました。

同館のコレクションの創造的な活用を促進するために開発・実施された、プロジェクトやイベント、リソースなどに関する情報が公開されているウェブサイトで、公開時点では、

・同館のコレクションに関する機械可読形式のデータやAPI(LC for Robots)
・コレクションに関するデータを用いた視覚化実験
・米国のデジタル化された新聞のコレクション“Chronicling America”に含まれる第1次世界大戦期の新聞に掲載されたマンガや写真を識別し、キャプションを付与するクラウドソーシングプログラム(Beyond Words)
・デジタル化事業に関するプレゼン資料、動画

等が公開されています。

Library Launches labs.loc.gov (LC,2017/9/19)
https://www.loc.gov/item/prn-17-129/

米・図書館情報資源振興財団、大学図書館の学習や教育への貢献について調査した報告書を公開

2017年9月13日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、資源の提供・専門的な支援・空間として、大学図書館の学習や教育への貢献について調査した報告書“A Splendid Torch: Learning and Teaching in Today’s Academic Libraries”を公開しました。

CLIRの現・元の博士研究員による、ラーニングコモンズ、情報リテラシー教育、デジタルヒューマニティーズ教育、デジタルリテラシー、電子図書館と特別コレクション、3Dプリンター、をテーマとした小論が掲載されています。

Report Explores Academic Libraries’ Evolving Role in Supporting Learning and Teaching (CLIR,2017/9/13)
https://www.clir.org/about/news/pressrelease/a-splendid-torch

第83回IFLA年次大会のデジタルヒューマニティーズに関するサテライトミーティングでの発表資料が公開

2017年8月15日から8月17日にかけて、国際図書館連盟(IFLA)の大学・研究図書館分科会が、ドイツ・フンボルト大学ベルリンの図書館において、欧州研究図書館協会(LIBER)、Digital Research Infrastructure for the Arts and the Humanities(DARIAH)、独・ネットワーク情報イニシアチブ(DINI)等とともに開催した、第83回国際図書館連盟(IFLA)年次大会のデジタルヒューマニティーズに関するサテライトミーティングでの発表資料が公開されました。

Digital Humanities Satellite Meeting August 2017(IFLA)
https://www.ifla.org/node/11268
※“Last update: 19 August 2017”とあります。

【イベント】KU-ORCAS キックオフセミナー「デジタル・アーカイブ化の先にあるものー新しい人文学研究のあり方をめぐってー」(9/22・東京、吹田)

2017年9月22日、関西大学東京センターと関西大学千里山キャンパスにおいて、「KU-ORCAS キックオフセミナー」が開催されます。

このセミナーは関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)の設立を記念したもので、テーマは「デジタル・アーカイブ化の先にあるものー新しい人文学研究のあり方をめぐってー」です。同センターは、デジタルアーカイブの構築を通して東アジア文化研究のオープン・プラットフォームの形成を目指しています。

セミナーは二会場同時開催で、二元中継されます。参加は無料で、事前申込が必要です。

講演 東京会場
永崎研宣(一般財団法人人文情報研究所 主席研究員)
「SAT 大蔵経テキストデータベース ー東アジア文化研究デジタルアーカイブのオープン・プラットフォームとしてー」
久永一郎(大日本印刷株式会社 C&I事業部コンサルティング本部IM&Sコンサルティング室室長)
「ルーヴル美術館・DNP 共同プロジェクト"Lonvrev-DNP Museum lab"鑑賞システムの開発プロセスと認知科学的実証(論文)の紹介」
「BnF(フランス国立図書館)所蔵 天球儀・地球儀の超高層細3次元計測の技術紹介」

『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ、IIIFによる高解像度画像の公開とコンテンツへのDOIの付与を開始

2017年7月27日、国立情報学研究所(NII)の『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブは、IIIFによる高解像度画像の公開と、コンテンツへのDOIの付与を開始したことを発表しました。

DOIについては、NIIが提供するクラウド型機関リポジトリ環境提供サービスJAIRO Cloud上に「人文学研究データリポジトリ」を開設し、ここにコンテンツのメタデータ134件を入力してDOIを取得しています。

ニュース(国立情報学研究所『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ, 2017/7/27)
http://dsr.nii.ac.jp/toyobunko/news/#20170727

『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ
http://dsr.nii.ac.jp/toyobunko/

人文学研究データリポジトリ
https://codh.repo.nii.ac.jp/

人文学オープンデータ共同利用センター、近代雑誌データセット『東洋学芸雑誌』を公開

人文学オープンデータ共同利用センターは、2017年8月3日に、近代雑誌データセットとして『東洋学芸雑誌』の第1号から第87号を公開しました。

同センターは国立国語研究所との共同研究により、同研究所が所有する『東洋学芸雑誌』第1号から第87号のデータセットを作成しました。JPG・PDFの画像データとIIIFマニフェストが公開されています。

ニュース(人文学オープンデータ共同利用センター)
http://codh.rois.ac.jp/news/
※2017年8月3日付で、「近代雑誌データセットの一つとして、『東洋学芸雑誌(第1号-第87号)』(国立国語研究所蔵本,情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用センターとの共同研究により作成)を公開しました。」とあります。

近代雑誌データセット(人文学オープンデータ共同利用センター)
http://codh.rois.ac.jp/modern-magazine/

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