デジタル人文学

全米人文科学基金(NEH)と米国国立医学図書館(NLM)の研究・教育・キャリア開発での協力関係、2021年まで延長

2018年2月14日、全米人文科学基金(NEH)と米国国立医学図書館(NLM)の研究・教育・キャリア開発での協力関係が、2021年まで延長されることが発表されました。

これは、生医学と人文学の両研究コミュニティが専門知識や技術を共有して新しい研究テーマを開発するために、2012年に開始されたものです。

NEH and NLM Renew Partnership to Collaborate on Research, Education, and Career Initiatives(NLM, 2018/2/14)
https://www.nlm.nih.gov/news/NEH_and_NLM_Renew_Partnership_to_Collaborate_on_Research_Education_and_Career_Initiatives.html

【イベント】懇談会 「Europeanaの翻刻プロジェクトと日本の翻刻プロジェクト」(2/23・東京)

2018年2月23日、東京大学情報学環福武ホールにおいて、デジタルアーカイブ学会技術部会と一般財団法人人文情報学研究所との共催により、懇談会 「Europeanaの翻刻プロジェクトと日本の翻刻プロジェクト」が開催されます。

Europeanaで翻刻プロジェクトを進めている Frank Drauschke氏が来日するのを機会に実施されるものです。

話題提供として以下の2つの講演が実施されます。

「クラウドソーシング翻刻のための基盤形成:日本古典籍の場合」(逐次通訳付き)
飯倉洋一氏(大阪大学大学院文学研究科)

「共通の歴史を市民の手で - Europeana 1914-1918 と翻刻」 (逐次通訳付き)
Frank Drauschke氏

参加には事前の申し込みが必要です。

Europeana の翻刻プロジェクトと日本の翻刻プロジェクト(デジタルアーカイブ学会,2018/2/13)
http://digitalarchivejapan.org/1979

【イベント】アジア圏文化資源研究開拓プロジェクト国際ワークショップ「東アジア木版文化研究とデジタル・ヒューマニティーズの可能性」(2/28-3/1・京都)

2018年2月28日と3月1日、京都市の立命館大学アート・リサーチセンターにおいて、同センターのアジア圏文化資源研究開拓プロジェクト等主催の国際ワークショップ「東アジア木版文化研究とデジタル・ヒューマニティーズの可能性」が開催されます。

同センターの日本文化デジタルアーカイブの手法や技術を、アジア圏の様々な文化・芸術研究に応用することで研究を進展させることを目的としたアジア圏文化資源研究開拓プロジェクトの一環です。

シンポジウムは、「東アジアの木版文化」をテーマに、日本・中国・韓国・ベトナムの研究者が各国の研究状況を報告するとともに、各国間でどのような研究交流が可能か、いかにその基盤を構築するか、現在および今後の研究においてデジタル・ヒューマニティーズ手法がどのように作用するかを議論し、研究交流のレベルを進歩させることを目的に開催されます。

参加には、事前の申し込みは不要で、参加費も無料です。

内容は以下の通りです。

2月28日
session1 
立命館大学ARCにおける東アジア文化資源研究とデジタルアーカイブ活動

西林孝浩氏(立命館大学教授)
「アジア圏文化資源研究開拓プロジェクトの概要」

欧州研究図書館協会(LIBER)、デジタル人文学の文献リストを公開

2018年1月29日、欧州研究図書館協会(LIBER)が、デジタル人文学の文献リストを公開しました。

これは、LIBERのDigital Humanities & Digital Cultural Heritage Working Groupが収集した文献をもとにしています。それぞれ特定の分野に焦点を当てた4チームがリストを作成しており、最初となる今回公開されたのは、デジタル人文学関連のポリシー策定やプロファイル作成の参考となる文献のリストです。デジタル人文学が研究図書館の関心を集める理由や、デジタル人文学を日々実践していくための方法に関する文献を紹介しています。

A Digital Humanities Reading List: Part 1(LIBER, 2018/1/29)
http://libereurope.eu/blog/2018/01/29/digital-humanities-reading-list-part-1/

米・ボストン公共図書館(BPL)、同館所蔵の奴隷制廃止運動に関する手稿類のテキスト化のためのクラウドソーシングプロジェクトを開始

2018年1月23日、米・ボストン公共図書館(BPL)が、同館所蔵の奴隷制廃止運動に関する手稿類のテキスト化のためのクラウドソーシングプロジェクトを開始しました。

同館では、所蔵する奴隷制廃止運動に関する手稿類を整理しデジタル化して公開してきましたが、研究者による利用がより便利になるよう、機械可読な型式でのテキスト化を行なうために、クラウドソーシングのための専用のウェブサイトを立ち上げたものです。

Anti-Slavery Manuscripts now available for the public to transcribe(BPL,2018/1/23)
https://www.bpl.org/distinction/tag/anti-slavery-manuscripts/

Anti-Slavery Manuscripts
https://www.antislaverymanuscripts.org/

【イベント】第6回CODHセミナー「歴史ビッグデータ~過去の記録の統合解析に向けた古文書データ化の挑戦~」(3/12・東京)

2018年3月12日、東京都千代田区の国立情報学研究所(NII)において、第6回CODHセミナー「歴史ビッグデータ~過去の記録の統合解析に向けた古文書データ化の挑戦~」が開催されます。

古文書に記載されている多種多様なデータを多角的な視点で統合解析することで、自然と人間の連関についての時系列的な分析が進み、新たな知見の創出が期待される一方、古文書からの情報は現代の「ビッグデータ」と違った特性を持つため、それを統合解析に向けてどのように構造化するかが大きな課題となっていることから、様々な分野の研究者が、これまで進められてきた古文書を利用した研究について報告をした後、今後、「歴史ビッグデータ」をどう活用していくかについて意見交換するものです。

参加費は無料ですが、参加には事前登録が必要で、定員は約80人です。

内容は以下の通りです。

第7回知識・芸術・文化情報学研究会(2/10・大阪)

2018年2月10日、立命館大阪梅田キャンパスにおいて、第7回知識・芸術・文化情報学研究会が開催されます。デジタルヒューマニティーズ等に関する複数の研究発表が行われる予定です。

第7回 知識・芸術・文化情報学研究会 開催案内
http://www.jsik.jp/?kansai20180210

【イベント】国際シンポジウム「DIGITAL HUMANITIES AND DATABASES」(3/16・東京)

2018年3月16日、東京都千代田区の上智大学において、上智大学比較文化研究所主催の国際シンポジウム「DIGITAL HUMANITIES AND DATABASES」が開催されます。

シンポジウムは英語と日本語で行われ、通訳はありません。
また、参加にあたって事前の登録は不要です。

内容は以下の通りです。

【開会の挨拶】
・デビッド・スレイター氏(上智大学比較文化研究所長)
・ベティーナ・グラムリヒ=オカ氏(プロジェクト代表者)

【SESSION I:DOCUMENTING DISASTER】
・東北からの声:災害と復興のオーラルナラティブ・アーカイブ
 デビッド・スレイター氏(上智大学比較文化研究所長)
・前近代日本語資料の参加型テキストデータベース実現に向けて
 橋本雄太氏(国立歴史民俗博物館)

大阪大学日本文学・国語学研究室及び国文学研究資料館古典籍共同研究事業センターが「日本文学・国語学の学生のための Digital Humanities 勉強会」を開催:USTREAMでも配信予定

2018年2月14日、大阪大学豊中キャンパス文学研究科本館において、同大学の日本文学・国語学研究室及び国文学研究資料館古典籍共同研究事業センターが「日本文学・国語学の学生のための Digital Humanities 勉強会ー知っておきたい新日本古典籍総合データベースとIIIFの使い方ー」を開催します。

日本文学・国語学研究においてもデジタルヒューマニティーズの知識やデジタルアーカイブの使い方を知ることは必須となってきているものの、それを学ぶ環境が整えられていないことから、同大学の教員・学生を対象に実施されるものです。

受講条件は、同大学のIDを持つ者など学内関係者に限定されていますが、当日、プロジェクターの画面及び音声についてはUSTREAMでも配信される予定となっています。

Digital Humanities 勉強会開催のお知らせ(大阪大学日本文学・国語学研究室,2018/1/8)
http://nichibunkokugo.blog.fc2.com/blog-entry-48.html

米国議会図書館(LC)、デジタル研究のためのガイドを公開

2018年1月3日、米国議会図書館(LC)が、デジタル研究のためのガイドを公開しました。

同ガイドには、デジタルアーカイブスやデジタル人文学が実現しようとしていること、デジタルドキュメントの作成方法、メタデータとテキストエンコーディング、デジタルコンテンツの引用方法、データクリーニングの方法、コマンドラインを用いた研究の紹介、テキスト解析や視覚化のためのツールや技術、といった内容で構成されており、今後7週間にわたり、毎週水曜日、新しい内容が、LCのデジタル情報の保存に関するブログ“The Signal”で随時公開されていくほか、完全版もpdfで公開されています。

LCのデータコレクションを用いた研究用のレファレンスサービス構築のために同館のラボのチームによって推進されている調査プロジェクトや、夏の大学生・大学院生向けインターンシップ(ジュニアフェロー)プログラムによる成果です。

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