ギリシャ

国際図書館連盟(IFLA)、女性の文化的権利と図書館に関する報告書を公開

2018年1月2日、国際図書館連盟(IFLA)の情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)が、報告書“Libraries and the Cultural Rights of Women”を公開しました。
 
この報告書は、IFLAの女性・情報・図書館に関するSpecial Interest Groupによる2017年IFLA年次大会のサテライト・ミーティングでの発表内容から得られた示唆をまとめたものです。近年急増している難民のうち、女性は男性に比べて多くの困難や暴力に直面しているとし、そのような女性の文化的権利を守るための図書館の役割に焦点を当てています。
 
具体的には、ウガンダ、ナイジェリア、ギリシアでの図書館の難民支援、ルワンダ及びインドでの紛争における女性の体験を記録する図書館の取組のほか、Wikipediaでの女性に関する記述を増やすための図書館の取組、資料のデジタル保存における倫理的配慮についても言及されています。
 
Libraries Protect Women's Cultural Rights(IFLA,2018/1/2)

2019年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会はギリシャのアテネで開催

2017年12月14日、国際図書館連盟(IFLA)は、2019年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会をギリシャのアテネで開催することを発表しました。

アテネでは、ギリシャ国立図書館の新館への移転が進められており、またアテネは2018年の“World Book Capital(本の首都)”に選ばれています。

IFLA is Coming to Greece: World Library and Information Congress 2019 to be held in Athens(IFLA, 2017/12/14)
https://www.ifla.org/node/19412

カタール国立図書館、ギリシャのシリア難民キャンプに図書を寄贈

カタール国立図書館(QNL)が、難民キャンプでの生涯学習と教育機会を支援するため、カタールチャリティ(Qatar Charity)と共同で、ギリシャのネア・カバラ (Nea Kavala)の難民キャンプで活動するドイツのNPO“InterEuropean Human Aid Association”のプロジェクト“We Are Here - Community Centre”に図書を寄贈したと発表しています。

寄贈した図書は児童書328冊と大人向けの図書110冊で、アラビア語と英語のものが含まれます。

これらの本は、難民キャンプで毎週実施されている語学講座の教材としても用いられます。

Qatar National Library Donates Books to Refugee Camp in Greece(QNL,2017/7/24)
http://www.qnl.qa/news-events/news-details?item=343&backArt=76

Europeana、中等教育向けデジタル学習ツール開発のためのマッチングファンドプロジェクトへの参加プロジェクトを決定

Europeanaは、Europeana内のコンテンツを用いて、中等教育向けデジタル学習ツールを開発するマッチングファンドプロジェクトに参加するプロジェクト3件を採択し、2017年4月26日から6月5日まで、その第1ラウンドとして、クラウドファンディングを実施しています。

期間中に、最低目標金額を達成したプロジェクトは、6月6日から6月25日にかけて実施予定のクラウドファンディングの最終ラウンドに進みます。

ファッションや歴史に関する、次の3プロジェクトが参加しています。

・Capturing Fashion in the 20th Century with Frieda Verhees' Study Collection(アントウェルペン王立芸術学院、モード博物館:ベルギー)

・1821 Greek Revolution History Platform(Personal Cinema:ギリシャ)

・Gli animali nella Grande Guerra/Animals in the Great War (Oltre-confine:イタリア)

ギリシアの新国立図書館が完成 完全公開は2017年半ばを予定

ギリシアの首都アテネの南部、カリテア地区に、新国立オペラ劇場と、新国立図書館をあわせた施設、スタブロス・ニアルコス文化センター(Stavros Niarchos Cultural Center)が完成したことが報じられています。

同センターは仏ポンピドゥ・センターの共同デザイナーでもあるイタリアの建築家、レンゾ・ピアノ氏がデザインしたもので、構想から完成まで7年の期間と約6億ユーロを費やしたとのことです。経済危機に苦しむギリシアの人々に希望を与えることを意図したデザインとされています。

建築費用はスタブロス・ニアルコス財団が支出しました。同財団はギリシアの資産家スタブロス・ニアルコスを記念し設立されたものです。建物は政府に寄付され、運営も国に任されますが、開館後も引き続き財団による財政支援が行われる予定であるとのことです。

図書館として運用を開始し、完全に公開されるのは2017年半ばを予定しています。

Greek foundation unveils new Athens opera, national library(ahram online、2016/6/25付け)

Center for the Study of New Testament Manuscripts、ギリシア国立図書館所蔵の手稿をデジタル化してオンラインで公開

2015年12月23日、新しい技術を用いてギリシア語の新約聖書の保存と研究を実施する機関“Center for the Study of New Testament Manuscripts”(CSNTM)が、ギリシア国立図書館所蔵の10点の手稿をデジタル化してオンラインで公開したと発表しています。

New Manuscripts From the National Library of Greece(CSNTM,2015/12/23)
http://csntm.org/Blog/Archive/2015/12/23/NLGMSSDec23

Manuscript Search(CSNTM)
http://csntm.org/Manuscript

ギリシャにおける電子ジャーナルアクセスの現状(記事紹介)

2015年7月2日付けのNature誌オンライン版記事で、財政破綻の危機に瀕したギリシャにおいて、大学・研究機関から電子ジャーナルにアクセスできない状態が生じていることが報じられています。

ギリシャの大学図書館等が参加するコンソーシアムHEAL-Link(Hellenic Academic Libraries Link)は政府の資金によって運営されており、その一部はEUからの支援によって賄われています。ギリシャ政府に今後の支払い能力がないことが見込まれるために、2015年7月1日以降、多くの出版社がサービスの提供を停止しているとのことです。

Greek scientists lose access to digital journals(Nature、2015/7/2付け)
http://www.nature.com/news/greek-scientists-lose-access-to-digital-journals-1.17908

ギリシャの国営放送局(ERT)がウェブアーカイブを公開

2014年1月24日、ギリシャの国営放送局(ERT)がウェブアーカイブを公開したことが報じられています。ドキュメンタリー、報道番組、ラジオ放送の音声ファイル等のアーカイブが利用できるとのことです。

Greek Public TV Archives Go Online(Greek Repoter,2014/1/24付け記事)
http://greece.greekreporter.com/2014/01/24/greek-public-tv-archives-go-online/

Η ραδιοτηλεοπτική μας κληρονομιά(ERT)(ギリシャ語)
http://www.hprt-archives.gr

"Building Libraries for Tomorrow"のレポートが公開

2013年9月16日付で図書館建築に関するレポート"Building Libraries for Tomorrow"が公開されました。

このレポートは、12ヶ国の17の図書館で実際に図書館建築のプロジェクトに関わったマネージャーや実務者を対象に、成功する図書館建築に必要な要素や空間などについて調査を行った結果をまとめたものとのことです。図書館建築の計画の重点が、蔵書や物理的な設備のための空間の設計から、人々やコミュニティのアウトカム、経験や革新のためのデザインに移ってきているという国際的な傾向が記されているとのことです。

調査には、Bill and Melinda Gates International Network of Emerging Library Innovatorsが協力しているとのことです。

Building Libraries for Tomorrow
http://www.geelonglibraries.vic.gov.au/sites/default/files/pdfs/Board-Report-Attachment4-Sept-16-2013.pdf

via:
New Report: Building Libraries for Tomorrow (IFLA News 2013/10/7付けの記事)

世界の美しい書店20店舗(記事紹介)

2012年1月31日付けのFlavorwireの記事で、世界の美しい書店20店舗が写真付きで紹介されています。オランダやイタリア、中国等の書店が取り上げられており、日本からは東京の代官山T-SITEが紹介されています。

The 20 Most Beautiful Bookstores in the World (Flavorwire 2012/1/31付けの記事)
http://flavorwire.com/254434/the-20-most-beautiful-bookstores-in-the-world

参考:
Huffington Post、世界の美しい図書館を紹介
http://current.ndl.go.jp/node/15696

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