バチカン

オックスフォード大学ボドリアン図書館とバチカン図書館によるデジタル化プロジェクトのウェブサイトで歴史的資料公開

オックスフォード大学ボドリアン図書館とバチカン図書館(Biblioteca Apostolica Vaticana:BAV)による、共同の資料デジタル化プロジェクトのウェブサイトにおいて、グーテンベルグ聖書を含む歴史的資料のデジタル画像が公開されたことが各紙で報じられています。これは2012年4月に発表された4年間にわたるプロジェクトによるもので、資料は今後さらに追加され、両館が所蔵する歴史的資料から150万ページを一般公開する予定とのことです。

Polonsky Foundation Digitization Project
http://bav.bodleian.ox.ac.uk/

Ancient texts published online by the Bodleian and the Vatican Libraries (Bodleian Library 2013/12/3)
http://www.bodleian.ox.ac.uk/news/ancient-texts-published-online-by-the-bodleian-and-the-vatican-libraries

Ancient Bibles go online in Bodleian-Vatican library tie-up (BBC 2013/12/3)

バチカン広報評議会が初の電子出版 『ベネディクト16世』を無料公開

2013年9月17日、バチカンの広報評議会(Pontifical Council for Social Communication)は、「世界広報の日」(2006年から2013年まで)における、前教皇のベネディクト16世による8つのメッセージを納めた電子書籍を無料公開しました。評議会にとっては初の電子出版とのことで、今後のためのテストケースとしての位置付けのようです。電子書籍はEPUB版とKindle版が提供されています。

Vatican Media office launches an eBook with Pope Benedict XVI's annual messages for World Communications Day (Pontifical Council for Social Communications 2013/9/17付けの記事)
http://www.pccs.va/index.php/en/news2/attualita/item/1665-vatican-media-office-launches-an-ebook-with-pope-benedict-xvi-s-annual-messages-for-world-communications-day

ホメロス、プラトン、ソポクレス... バチカン図書館が写本256点をデジタル化公開

2013年1月30日、バチカン図書館が所蔵している写本256点をデジタル化公開しました。

公開された写本は、同館に所蔵されているホメロスやプラトン、ソポクレス、ヒポクラテス、ヘブライ語の写本等の他、ルネサンス期にイタリアで印刷された初期刊本等が含まれているとのことです。

これは、2012年4月に発表された、同館とオックスフォード大学ボドリアン図書館との共同デジタル化プロジェクトに基づくもので、今回のデジタル化にあたってはNASAの技術協力があったとのことです。今後もプロジェクトは続けられ、資料の公開が行われるようです。

Digitized manuscripts (Vatican Libaryのウェブサイト)
http://www.vaticanlibrary.va/home.php?pag=mss_digitalizzati&BC=11

Digitalizados los 256 primeros manuscritos de la Biblioteca Vaticana (Religion Digital 2013/1/30付けの記事)

オックスフォード大学ボドリアン図書館とバチカン図書館、歴史的資料150万ページを提供するデジタル化プロジェクトを発表

2012年4月12日に、英国のオックスフォード大学ボドリアン図書館とバチカン教皇図書館(Biblioteca Apostolica Vaticana)が、共同の資料デジタル化プロジェクトを発表しました。デジタル化される資料群は、古代ギリシアの手稿資料、15世紀のインキュナブラ、古代ヘブライ語の手稿資料等です。プロジェクトは今後4年間実施され、約150万ページを一般公開するとしています。

Landmark collaboration between the Bodleian and the Vatican Libraries will brings ancient texts into the digital era (Vatican Library 2012/4/12付けのプレスリリース)
http://www.vaticanlibrary.va/moduli/Press%20Release%20Bodleian%20Vatican_April%202012.pdf

Bodleian and Vatican libraries to digitise ancient texts (Bodleian Libraries 2012/4/12付けの記事)

バチカン秘密文書館の非公開資料の展示会“Lux in arcana”がローマで開催

2012年2月29日から、ローマのカピトリーニ美術館で、これまで非公開とされていたバチカン秘密文書館の所蔵資料約100点を集めた展示会“Lux in arcana”が開催されているようです。この展示会は、秘密文書館開設400周年を記念して行われるもので、マルティン・ルターの破門宣告書やガリレオ・ガリレイの裁判記録等が公開されているようです。

Lux in arcana (展示会公式ウェブサイト)
http://www.luxinarcana.org/

Revealed with pride and without Remorse (NEWS.VA 2012/3/1付けの記事)
http://www.news.va/en/news/revealed-with-pride-and-without-remorse

Cardinals asked hermit to become pope (Telegraph 2012/2/29付けの記事)
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/italy/9114627/Cardinals-asked-hermit-to-become-pope.html

バチカンの歴史文書公開 ガリレオの裁判記録も (47NEWS 2012/3/1付けの記事)

バチカン秘密文書館の未公開資料約100点が展示のため公開へ

バチカンの秘密文書館が、2012年2月に同館の開設400周年を記念して行う展示会“Lux in Arcana: The Vatican Secret Archives Revealed”において、これまで非公開としていた文書約100点を展示すると発表したようです。公開される資料には、16世紀のヘンリー8世とキャサリン・オブ・アラゴンとの結婚無効についてのクレメンス7世宛の書簡や、17世紀のガリレオの異端審問記録等が含まれているようです。

Vatican Secret Archives to be unveiled on Rome’s Capitoline Hill (Vatican Radio 2011/7/5付けの記事)
http://www.oecumene.radiovaticana.org/en1/Articolo.asp?c=501736

Vatican's Secret Archives on display in Rome exhibition (Telegraph 2011/7/5付けの記事)

オックスフォード大学ボードリアン図書館とバチカン図書館が提携

英国のオックスフォード大学ボードリアン図書館と、バチカン図書館が、業務や共同研究に関して提携をするとのことです。手稿などのコレクションに関する経験の共有や、デジタル化も含めた利用促進に関する協同作業などが行われるようです。

The Bodleian Libraries and the Bibliotheca Apostolica Vaticana announce a new partnership and academic initiative(ボードリアン図書館 2011/3/1付けのニュース)
http://www.bodleian.ox.ac.uk/news/2011-mar-1

バチカンで貴重書コレクション(のレプリカ)に触れる展示イベントが開催

2010年11月10日から2011年1月31日まで、バチカンのサンピエトロ広場近くに再現されたバチカン図書館のレプリカで、バチカン図書館の所蔵する貴重書コレクションのレプリカの展示イベントが開催されています。“Know the Vatican Library: A Story Open to the Future” と題されたこのイベントは、バチカン図書館が3年間の改修工事を経て9月に再開館したことを記念して行われたもので、本物のバチカン図書館の利用が許可された研究者等に限られていることから、普段は入れない人にもバチカン図書館を知ってもらおうとして企画されたものとのことです。展示室には、中世・ルネサンス期の資料のレプリカ等が設置されており、利用者は白い手袋をつけて実際に触ることができるようです。

バチカンで「歴史的図書」に触れる展示、手袋でムード作り (2010/11/10付け ロイターの記事)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-18088920101110

Stepping into the Pope's Library (2010/11/9付け Vatican Radioの記事)

バチカン図書館、改修工事を経て3年ぶりに開館

バチカン図書館が、3年間の改修工事を終えて2010年9月20日に再開館するとのことです。同図書館は手稿や初期の印刷本(インキュナブラ)を含む貴重な資料を所蔵しており、年間4,000-5,000人程度の研究者が利用するとのことです。資料を借り出せるのはローマ教皇のみとのことです。改修工事には1000万ドル以上が費やされ、空調やエレベーターの整備などの設備面での改修に加え、資料へのマイクロチップの付与などが行われたとのことです。なお、1475年に開館されて以来、休館したのは初めてだったとのことです。

バチカン図書館が3年間の改修終了、20日に再オープン(2010/9/14付けロイターの記事)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-17212620100914

Vatican's Magnificent Library Restored After 3 Years, $11.5 Million Restoration(abcニュースの記事)
http://abcnews.go.com/Entertainment/International/vatican-library-reopens-year-restoration/story?id=11624928

司書になりたかった教皇ベネディクト16世

現ローマ教皇ベネディクト16世が枢機卿であったころの13年前に、前教皇のヨハネ・パウロ2世に対して、バチカンの秘密文書保管所や図書館でアーキビストや司書職に就かせてほしいと願い出たものの、断られてしまっていたことをTelegraph.co.ukほか、各紙が紹介しています。

Pope Benedict wanted to be a librarian (2010/8/5付け Telegraph.co.ukの記事)
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/vaticancityandholysee/7928493/Pope-Benedict-wanted-to-be-a-librarian.html

Revealed, the day the Pope was told: No, you can't be a librarian (2010/8/5付け dailymail.co.ukの記事)
http://www.dailymail.co.uk/news/worldnews/article-1300631/I-want-librarian-spend-life-study-Astonishing-request-Pope-Benedict-head-Catholic-Church.html

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