文書館

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、クラウドソーシングのためのプラットフォーム“Co-Lab”を公開

2018年4月17日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、クラウドソーシングのためのプラットフォーム“Co-Lab”を公開しました。

Co-LabとCollection SearchのBeta版を用いて、デジタル画像のテキスト化や、キーワードやタグの追加、翻訳を可能とするものです。

書誌情報への追記は24時間以内に検索対象となり、既にCo-Labに取り込まれている画像については、それに対して追記や編集することも可能で、他人によるテキスト化の間違いを発見した場合には、直接修正するほか、「再検討が必要」(Needs review)の印をつけることができます。

また、ユーザー登録をすることで、自身が貢献した履歴を追えるほか、Co-Labの更新情報等を知ることができます。

国立公文書館アジア歴史資料センター、滋賀大学経済経営研究所「石田記念文庫」・北海道立文書館「開拓使裁録」・神戸大学附属図書館「神戸開港文書」のデータを公開

2018年4月6日、国立公文書館アジア歴史センターが、2018年3月29日に滋賀大学経済経営研究所「石田記念文庫」・北海道立文書館「開拓使裁録」・神戸大学附属図書館「神戸開港文書」のデータを公開したと発表しています。

「石田記念文庫」は、「満洲」における当時の主要会社・銀行・産業の統計や、「満洲」における当時の出版物および「満洲」に関する出版物からなる資料群、「開拓使裁録」は、太政官から開拓使への達書を綴った「制旨録」・太政官への伺書を綴った「稟裁録」・上申・届書を綴った「申奏録」からなる資料群、「神戸開港文書」は伊藤博文の神戸港に関する文書や、神戸港開港当時に同港近くの庄屋所蔵資料などを含む神戸港開港関係の資料群です。

新規資料公開のお知らせ(アジア歴史資料センター)
https://www.jacar.go.jp/news/news01_release.html
※「新規公開資料のお知らせ(滋賀大学経済経営研究所>石田記念文庫、北海道立文書館>開拓使裁録、神戸大学附属図書館>神戸開港文書) 2018年4月6日」とあります。

米国ジョージ・メイソン大学ロイ・ローゼンツヴァイク・歴史・ニューメディアセンター、“Omeka Everywhere”の公開を発表

2018年4月12日、米国ジョージ・メイソン大学ロイ・ローゼンツヴァイク・歴史・ニューメディアセンター(CHNM)が、“Omeka Everywhere”の公開を発表しました。

同アプリ(Android,iOS)をインストールすることで、デジタルコレクション展示用オープンソースソフトOmeka Classicで公開しているデジタルコンテンツがモバイル端末で閲覧できるほか、Omeka APIを用いて展示室内のタッチパネル等にコンテンツを配信することも可能です。また、展示室内に貼付されたQRコードを読み取ることで、展示室内のタッチパネルに表示されている作品をモバイル端末内に保存できるようにすることも可能です。

Explore Omeka Everywhere(CHNM,2018/4/12)
http://omeka.org/news/2018/04/12/omeka-everywhere/

Omeka Everywhere
https://omeka.org/everywhere/

宮内庁、「書陵部所蔵資料目録・画像公開システム」をリニューアル

2018年4月2日、宮内庁が、「書陵部所蔵資料目録・画像公開システム」をリニューアルしました。

ギャラリーバックナンバーページ、発行物一覧ページなどが新設されています。

書陵部所蔵資料目録・画像公開システム
https://shoryobu.kunaicho.go.jp/
※「H30.04.02 サイトをリニューアルしました。」とあります。

参考:
宮内庁、「書陵部所蔵資料目録・画像公開システム」に陵墓課が所蔵する考古品の資料を追加
Posted 2017年11月6日
http://current.ndl.go.jp/node/34950

デジタルアーカイブ「宮内庁書陵部収蔵漢籍集覧」が一般公開
Posted 2016年6月8日
http://current.ndl.go.jp/node/31763

東京文化財研究所保存科学研究センター、「文書館・文化財展示収蔵施設における「生物被害対策」」の啓発普及ポスターを公開

2018年3月28日、東京文化財研究所保存科学研究センターが、「文書館・文化財展示収蔵施設における「生物被害対策」」の啓発普及ポスターを作成したと発表しています。

電子ファイル(PDF)をウェブサイトで公開するとともに、希望者には無償でポスターを配布する(先着順)としています。

更新履歴(東京文化財研究所)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/update.html
※「2018.03.28 文書館・文化財展示収蔵施設における「生物被害対策」 ポスター公開のお知らせ」とあります。

文書館・文化財展示収蔵施設における「生物被害対策」(東京文化財研究所)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/publication/pestdamages/index.html

【イベント】日本アーカイブズ学会2018年度大会(4/21-22・東京)

2018年4月21日と22日に、東京都文京区の東洋大学白山キャンパスにおいて、日本アーカイブズ学会2018年度大会が開催されます

4月21日は会員のみ参加可能な総会の後、宇賀克也氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)による講演会「意思形成過程の公文書の作成・保存と情報公開」が行われます。

4月22日は以下のような自由論題研究発表、ポスター研究発表、シンポジウムが開催されます。

〇自由論題研究発表会
【第1会場】
蓮沼素子氏
「まんがアーカイブズ利用に向けたFinding Aidsに関する一考察」

青木祐一氏・名村優子氏
「民間団体アーカイブズの整理・編成・記述のこころみ:日本力行会を事例として」

清水ふさ子氏
「公文書から社史に描かれた企業活動を読み解くー国立公文書館収蔵の企業関連資料の調査分析を事例としてー」

水島和哉氏
「第二次世界大戦敗戦直後における日本の民間所在資料の状況ー「近世庶民史料所在調査」調査書の分析を中心にー」

【第2会場】
筒井弥生氏
「大学アーカイブズと大学美術館アーカイブズの関係を人的ネットワークから読み解くーハーバード大学調査報告ー」

イラン国立図書館・公文書館が開館80周年 国際図書館連盟会長も式典に参加

2018年2月26日でイラン国立図書館・公文書館が開館80周年を迎えました。記念式典には国際図書館連盟(IFLA)会長のGlòria Pérez-Salmerón氏も参加し、スピーチを行いました。IFLA会長が同館を訪れるのは初とのことです。

Celebrating the Past, and Looking to the Future: IFLA President Joins 80th Anniversary Celebrations of National Library and Archives of Iran(IFLA、2018/2/27付け)
https://www.ifla.org/node/28986

参考:
E306 - イラン国立図書館が新装開館 カレントアウェアネス-E No.55 2005.03.16
http://current.ndl.go.jp/e306

E1998 - 東寺百合文書データミーティング<報告>

京都府立京都学・歴彩館(E1906参照)は,2017年10月26日に「東寺百合文書データミーティング」を開催した。当館は日本の中世史研究では著名な古文書である東寺百合文書を所蔵しており,2013年から2014年にかけて1万8,704点の文書すべてをデジタル化,2014年3月にウェブサイト「東寺百合文書WEB」を開設し,およそ8万ファイルのデジタル化した文書画像を公開している(E1561参照)。最近になって,同ウェブサイトの背後にある目録データそのものの公開や,画像ファイルのIIIF化の要望が届き,このうち目録データについては10月10日に公開し,データの加工や配布,ウェブサイトやサービスに組み入れて公開することも可としている。このように当初想定していた「人が操作し,人が見るウェブサイト」とは異なる需要への考慮も必要となってきている。そこで,歴史学など人文学分野の研究とシステムの企画・構築との両方に関わる人から話を聞き,今後のデータ整備やシステム改修に活かしたいと考えてこの「東寺百合文書データミーティング」を企画した。筆者のほか,人文情報学研究所の永崎研宣氏,国立歴史民俗博物館の橋本雄太氏,東京大学史料編纂所の山田太造氏,国立歴史民俗博物館の後藤真氏の5人が報告し,その後に質疑応答を行なった。

英国国立公文書館(TNA)、文化遺産宝くじ基金(HLF)からデジタルアーカイブの専門家養成のための助成金を獲得

2018年2月14日、英国国立公文書館(TNA)が、文化遺産宝くじ基金(Heritage Lottery Fund:HLF)から、24人分のデジタルアーカイブの専門家養成のため、72万600ポンドの助成を受けたと発表しています。

研修生が、デジタル分野の専門知識を取得するために新たに設計された研修コースを受講するプログラムで、アーカイブズ・記録協会(ARA)と電子情報保存連合(DPC)の支援を受けて実施されます。

研修生の受け入れ先は、ロンドンの研究機関(ロンドン大学教育研究所、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院、キングスカレッジロンドン、ウェルカムコレクション)、もしくは、ヨークシャーやイースト・アングリア地域の文書館(ハル大学文書館、イースト・アングリアフィルムアーカイブ、ノーフォーク公文書館、ヨーク大学Borthwick Institute for Archives)で、研修は2018年10月から開始されます。

福井県文書館、北陸地方の大雪を受け、民間所在の歴史資料の保全を呼びかけ

2018年2月15日、福井県文書館が、北陸地方の大雪を受け、自宅や蔵、地域の集会所などで古くから保管されていた資料や古文書が濡れたり、汚れたりした場合、処分はせず、文書館まで相談するよう呼びかけています。

@FukuiPrefArch(Facebook,2018/2/15)
https://www.facebook.com/FukuiPrefArch/photos/a.268440416653737.1073741828.266215800209532/902484729915966/

参考:
北陸地方の大雪の影響で福井県内の公立図書館数館が休館
Posted 2018年2月9日
http://current.ndl.go.jp/node/35471

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