ポーランド

EIFL、第9回・公共図書館イノベーション賞の受賞館を公表:人々の暮らしを改善するサービス

2016年7月7日、図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織“Electronic Information for Libraries”(EIFL)が、開発途上国の公共図書館等を表彰する「公共図書館イノベーション賞」の第9回目の受賞館を発表しました。

今回の賞は、人々の暮らしを改善する図書館サービスがテーマとされ、受賞館は、以下の4館です。

・Cercle de lecture et d’animation culturelle(カメルーン):
同館の移動図書館で、無償で子どもたちに数学やコンピューターコードに関するオンライン講座を提供

・Cyberiada public library(ポーランド):
子どもたちに、ICTやタッチスクリーンの機器などを用いつつ、環境保護に関する教育プログラムを提供

・Kaunas Municipal ‘Vincas Kudirka’ Public Library(リトアニア):
“Future Laboratory 3D”という名のスペースを設け、子どもたちにデジタル技術やエンジニアのスキルを学べるプログラムを提供

・Micoud Public Library(セントルシア):
若者の求職に役立つ、コンピューターや職探しに関するスキルを養うプログラムを提供

国際図書館連盟、電子情報の保存と持続可能性に重点的に取り組むPACセンターをポーランド国立図書館に設置

2016年5月31日、国際図書館連盟(IFLA)は、電子情報の保存と持続可能性に重点的に取り組むPreservation and Conservation(PAC)センターを、ポーランド国立図書館に設置したと発表しています。

新しいPACセンターでは、電子情報の保存と持続可能性に関する図書館のニーズを支援するとともに、適切なトピックに関するワークショップや研修を実施するとのことです。

New Preservation and Conservation (PAC) Centre for digital preservation (IFLA,2016/5/31)
http://www.ifla.org/node/10491

ポーランドで新しい著作権法が発効(記事紹介)

図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織“Electronic Information for Libraries”(EIFL)のウェブサイトに、2015年11月20日に発効したポーランドの新しい著作権法についての紹介記事が掲載されています。

新しい著作権法では、教育や文化遺産の保存等といった社会的に有益な目的のためのデジタル化を可能とする新規定が設けられているほか、EUの「孤児著作物指令」や「絶版資料の利用の原則についての覚書」を実行に移しているとのことです。

また、公共図書館の著作物に限定して公共貸与権が導入されているとのことです。

New copyright law in Poland heralds new era for libraries(EIFL,2015/11/20)
http://www.eifl.net/news/new-copyright-law-poland-heralds-new-era-libraries

参考:
CA1838 - 欧米における図書館活動に係る著作権法改正の動向 / 南 亮一
カレントアウェアネス No.322 2014年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1838

CA1771 - 動向レビュー:EUにおける孤児著作物への対応 / 今村哲也

ポーランドの憲法裁判所、電子書籍の付加価値税への軽減税率適用不可に対して異議申し立て

2015年10月26日付のBookseller紙によると、ポーランドの憲法裁判所が、電子書籍の付加価値税(VAT)は標準的なレートで課税される必要があるとして、ECによる「電子書籍へは軽減税率を適用できない」というルールに異議を申し立てたとのことです。

またEU議会がEUのVAT免除のリストの編集の立法手続きにおいて議論しなかったという理由によりその見直しを要求したとのことです。

紙媒体と電子書籍の購入の価値が、EUによって強要されたVATの取り扱いによって歪められてはいけないと主張しているとのことです。

参考:
国立国会図書館、『外国の立法』2015年4月号でEUの電子書籍軽減税率についての記事を掲載
Posted 2015年4月13日
http://current.ndl.go.jp/node/28315

欧州委員会、電子書籍の付加価値税引き下げに関してフランスとルクセンブルクを提訴へ
Posted 2013年2月25日
http://current.ndl.go.jp/node/22964

欧州委員会、フランスとルクセンブルクによる電子書籍の付加価値税引き下げはEU法違反であると通告
Posted 2012年7月6日
http://current.ndl.go.jp/node/21312

ポーランド民主化運動から25年 NATOアーカイブズ所蔵資料機密解除へ

2015年2月18日、NATO(北大西洋条約機構)のアーカイブズが、ポーランド民主化運動に関する1987年から1991年までの文書の機密解除を行い、公開を開始しました。これは、ポーランド民主化への大きな転換点となった1989年の自由選挙から25周年を迎えたのを記念して、2014年初めに寄せられたポーランドのNATO代表団からの正式な依頼に基づくものとのことです。

機密解除された資料には、北大西洋理事会(North Atlantic Council)の公式・非公式の会合記録や通信記録、NATOに提出されたレポート類等とのことです。

なお、この機密解除を記念して、NATOアーカイブズとポーランドのNATO代表団は、展示イベントなどを今春開催する予定とのことです。

Documents Related to Events in Poland (1980 - 1984)
http://www.nato.int/cps/en/natolive/81233.htm

NATO Archives discloses documents related to the events in Poland 1987-1991 (NATO 2015/2/18付の記事)
http://www.nato.int/cps/en/natohq/news_117492.htm

FamilySearch、170万以上の系図記録と画像を追加したことを発表

2014年7月23日、系図記録を収集,保存する非営利団体FamilySearchが、カナダ、クロアチア、ペルー、ポーランド及び米国の170万以上の系図記録と画像をコレクションに追加したことを発表しました。

FamilySearch Adds More Than 1.7 Million Indexed Records and Images to Canada, Croatia, Peru, Poland, and the United States(FamilySearch, 2014/7/23)
https://familysearch.org/node/2559

FamilySearch Adds More Than 1.7 Million Indexed Records and Images to Canada, Croatia, Peru, Poland, and the United States(FamilySearch Blog, 2014/7/24)
https://familysearch.org/blog/en/familysearch-adds-17-million-indexed-records-images-canada-croatia-peru-poland-united-states/

FamilySearch

CA1805 - ポーランドとその過去 ―国民記憶院の活動― / 梶さやか

「国民記憶院―ポーランド国民に対する犯罪追及委員会」(Instytut Pamięci Narodowej –Komisja Ścigania Zbrodni przeciwko Narodowi Polskiemu、以下IPN)は、ヨーロッパの旧社会主義国の多くに見られる、社会主義時代の公安・秘密警察組織の文書を保管する国家機関の一つであるが、他国の類似機関と異なる機能も有する。...

2005年から2012年までの世界のOAリポジトリの発展状況についての論文(記事紹介)

2013/10/16に、Stephen Pinfieldほかの論文"Open-access repositories worldwide, 2005-2012: Past growth, current characteristics and future possibilities "が公開されました。この論文は、OpenDOARのデータを使用して、2005年12月から2012年12月までの世界のOAリポジトリについての発展状況を報告したもので、Innovation Diffusion Theoryという手法を使用して、リポジトリの傾向や特徴を分析しているとのことです。

Open-access repositories worldwide, 2005-2012: Past growth, current characteristics and future possibilities (White Rose)
http://eprints.whiterose.ac.uk/76632/

"Open-Access Repositories Worldwide, 2005-2012: Past Growth, Current Characteristics and Future Possibilities" (DigitalKoans)

自転車でクール バイシクールライブラリー(ポーランド)

2013年4月18日のNAPLEのブログで、ポーランドの“バイシクールライブラリー(Bicycool Library)”というプロジェクトが紹介されています。

2010年に始まったこのプロジェクトは、本と自転車を愛する図書館員によって行なわれているもので、読書振興と自転車振興、そして図書館アドヴォカシーを目的に実施されているものです。また、図書館員に対するステレオタイプな見方を打破する狙いもあるようです。

活動マップを見ると、活動はポーランド全域に広がっているようで、ポーランドの様々な都市で図書館や書店近くを自転車で巡ったり、ブッククロッシングや文芸コンテスト、ピクニック等の各種イベントを実施しているようです。

Bicycool Library
http://bicycoollibrary.org/

Bicycool Library (NAPLE 2013/4/18付けの記事)
http://napleblog.wordpress.com/2013/04/18/bicycool-library/

参考:
コペンハーゲンからベルリンへ、“Cycling for Libraries”快走中!
http://current.ndl.go.jp/node/18326

自転車をこよなく愛す図書館員たち、IFLA大会会場を目指す

電話ボックスをミニ図書館に変える“BiblioboXX”プロジェクト フランス・ドイツを中心に拡大中

2012年12月1日付けのBibliofrance.orgの記事によると、フランスとドイツを中心に、使われなくなった電話ボックスをミニ図書館に変える“BiblioboXX”(ドイツ語では“Bu"cherboXX”)というプロジェクトが進行中のようです。フランスのFranceTelecom-Orange社等の企業から電話ボックスの提供を受け、学生等がそれにペイントをする等して図書館に変えて設置しているようです。なお、このプロジェクトは、フランス、ドイツのほかに、デンマーク、ノルウェー、ポーランドでも行われているようです。

BücherboXX
http://www.xn--bcherboxx-q9a.com/

FRANCE TELECOM : les BiblioboXX : des cabines téléphoniques transformées en bibliothèque (Zone Borse 2012/12/1付けの記事)
http://www.zonebourse.com/FRANCE-TELECOM-4649/actualite/FRANCE-TELECOM-les-BiblioboXX-des-cabines-telephoniques-transformees-en-bibliotheque-15558016/

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