共同保存

HathiTrustの理事会、印刷資料1,600万冊の共同管理のための覚書や関連指針を承認

2017年6月29日、HathiTrustの理事会が、印刷資料1,600万冊の共同管理のための覚書(MOU)や関連指針を承認したと発表されています。

HathiTrustに参加する50の図書館が、HathiTrustのプログラムのもと、総計1,600万冊以上の印刷資料を、25年間共同管理(Shared Print)することを内容とした提案を行なったことを受けたもので、理事会の承認を得たことから、2017年9月30日までに所蔵館と覚書を締結することが目指されています。

OCLCのSustainable Collection Services、米国の大学図書館コンソーシアムSCELCと連携し、蔵書の共同管理プログラムを開始

2017年6月21日、OCLCのSustainable Collection Services(SCS)が、米・カリフォルニア州の大学図書館コンソーシアム“Statewide California Electronic Library Consortium ”(SCELC)の14館と連携し、120万冊の蔵書の15年間の共同管理(Shared Print) プログラムを開始すると発表しています。

2017年9月からは、SCELCの第2グループによる共同管理プログラムが開始されます。

OCLC Sustainable Collection Services works with 14 SCELC libraries to help manage print collections(OCLC,2017/6/21)
http://www.oclc.org/en/news/releases/2017/201720dublin.html

HathiTrustの参加館、印刷資料1,600万冊の共同管理を提案

HathiTrustに参加する50の図書館が、HathiTrustのプログラムのもと、総計1,600万冊以上の印刷資料を、25年間共同管理(Shared Print)することを内容とした提案を行なっていると、2017年5月24日付のHathiTrust Updateが報じています。

これは、HathiTrustのデジタルライブラリに搭載されている450万タイトル分にあたり、全体の60%に相当します。

HathiTrustでは、双方の義務を明確にするため、図書館と締結する覚書(MOU)や指針を策定しており、2017年6月の理事会で覚書が承認され、早ければ、2017年秋にはMOUを締結し、共同管理が実行される計画となっています。

徳島大学・鳴門教育大学・徳島県・徳島県教育委員会、図書館活動に関する連携協力協定を締結

2017年3月28日、徳島大学・鳴門教育大学・徳島県・徳島県教育委員会が、図書館活動に関する連携協力協定を締結したと発表しています。

徳島県における学術・文化の発展を図るため、徳島大学附属図書館、鳴門教育大学附属図書館、徳島県立図書館の交流を通じた人材の育成や収蔵資料の活用など、交流と連携協力を推進する包括的協定です。

連携協力の内容として以下の4点が掲げられています。

・本県における学術、文化及び教育の振興に関する事項
・本県における読書推進に関する事項
・図書館活動を行う人材の育成、所蔵資料の融通に関する事項
・その他、本協定の目的を達成するために必要と認める事項

徳島大学、鳴門教育大学、徳島県及び徳島県教育委員会による図書館活動の連携協力に関する協定を締結しました (徳島県立図書館,2017/3/28)
http://www.library.tokushima-ec.ed.jp/

E1824 - 多摩デポとカーリルの共同研究成果:TAMALASの公開

 NPO法人共同保存図書館・多摩(通称「多摩デポ」)は,東京都の多摩地域に共同保存図書館を作ることで,多摩地域で最後の2冊以下となる資料を共同で保存し,各図書館の利用に供することを目指して活動している。その準備作業として多摩デポと株式会社カーリルは2014年度から多摩地域の各図書館の所蔵情報を仮想空間で共有し,除籍と保存の判断を効率的に行う「バーチャル共同保存図書館」に関する共同研究を進めてきた(E1673参照)。その中で2016年5月に多摩地域(29自治体が対象)にあるすべての図書館の蔵書を横断して検索できるシステム「多摩地域公共図書館蔵書確認システム」(通称:TAMALAS,Tama(多摩)地域でLast(最後)の本という意味)を多摩デポのウェブサイトで公開した。検索対象はISBNが付与されている資料に限られるが,カーリルが提供するAPIとReact(Facebook社が提供するオープンソースのフレームワーク)を組み合わせることにより,従来と比べて検索にストレスを感じないシステムを実現した。ISBNによって検索を行うシステムのため,バーコードリーダーによる連続作業を想定して,ラスト1冊あるいは2冊となったタイトルについてはアラート音を出すことで所蔵状況のフィードバックが得られるなど,作業負荷を軽減する仕組みを取り入れた。

株式会社カーリルとNPO法人共同保存図書館・多摩の共同研究の成果として「多摩地域図書館所蔵確認システム(仮称)」が公開

2016年3月21日、株式会社カーリルとNPO法人共同保存図書館・多摩(多摩デポ)との共同研究の成果として、「多摩地域図書館所蔵確認システム(仮称)」が公開されました。

同システムは、多摩地域図書館の図書の所蔵状況を検索するもので、多摩地域全体の図書館で所蔵冊数が残り2冊以下となった、ISBNがある資料を検索することができます。

多摩地域の30自治体が対象となっているようです。

多摩デポ・所蔵確認ツール(多摩地域図書館蔵書確認システム(仮称))
http://lab.calil.jp/tamadepo/

多摩地域図書館蔵書確認システム(仮称)(多摩デポ)
http://www.tamadepo.org/calil.html

過去のニュース(多摩デポ ※2016/3/21付で「(株)カーリルと共同システム 試行始動しました」とあります。)
http://www.tamadepo.org/kakonews.html

参考:
カーリルとNPO法人共同保存図書館・多摩が共同研究の協定を締結
Posted 2014年10月31日
http://current.ndl.go.jp/node/27349

E1776 - 東南アジア資料の共有に関する国際ワークショップ<報告>

 2016年2月19日,京都大学東南アジア研究所の主催で国際ワークショップ「東南アジア地域研究情報資源の共有をめざして―いま,ライブラリアンから伝えたいこと―」が開催された。同研究所の設立50周年を記念して開催されたもので,東南アジア地域研究情報,すなわち東南アジアで出版される図書や逐次刊行物等の共有にかかる課題を洗い出し,その解決に向けた方向性を探る,というのが開催の趣旨である。

【イベント】「東南アジア地域研究情報資源の共有をめざして―いま、ライブラリアンから伝えたいこと―」(2/19・京都)

2016年2月19日、京都大学稲盛財団記念館にて、国際ワークショップ「東南アジア地域研究情報資源の共有をめざして―いま、ライブラリアンから伝えたいこと―」が開催されます。

午前中のセッション1では、国内外の東南アジア研究拠点の研究者・図書館員が、それぞれの機関における多言語書誌目録の現状について報告を行います。これをうけて、午後からのセッション2では、地域研究情報資源の共同保存・利用にむけた途が、現在どのような問題に直面しているのか、東南アジアはもとよりアジアそして世界の地域研究を発展させていく上で何が必要なのか、実践機関の研究者による報告をもとに検討し、その将来像を探るとのことです。

東南アジア地域研究情報資源の共有をめざして―いま、ライブラリアンから伝えたいこと―(京都大学東南アジア研究所、2016/01/19)
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/databases/sealibdb/ws2015/

E1673 - 共同保存図書館実現に向けた多摩デポとカーリルの共同研究

E1673 - 共同保存図書館実現に向けた多摩デポとカーリルの共同研究

 東京都多摩地域の市町村立図書館は,住民に積極的な資料提供を行い,暮らしに役立つ図書館をめざしてきた。それぞれの図書館では魅力ある蔵書を構築するため,新しい本を購入するたびに古い本を書庫に移してきたが,書庫に収容しきれない本は除籍せざるをえない。いまやほとんどの図書館の書庫は満架をむかえ,個々の図書館の力だけでは本が日々消え行くという流れを止めることはできない。

【イベント】特別講演「韓国における図書館情報学の研究、教育の現状と課題:共同保存書庫事情にも言及して」(10/10・兵庫)

大手前大学の図書館学課程の主催により、2014年10月10日、特別講演「韓国における図書館情報学の研究、教育の現状と課題:共同保存書庫事情にも言及して」が開催されます。講師は、図書館情報学研究者の呉東根氏とのことです。

特別講演『韓国における図書館情報学の研究、教育の現状と課題:共同保存書庫事情にも言及して』開催のご案内(大手前大学、2014/10/2)
http://www.otemae.ac.jp/news/details.php?uid=news88ed1610f94f97ceffc03d43debca77a

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