テレビ

総務省、熊本地震における情報通信の在り方に関する調査の結果を発表

2017年4月13日、総務省が、熊本地震における情報通信の在り方に関する調査の結果を発表しています。

調査は三菱総合研究所(MRI)に委託し、2016年11月から2017年1月にかけて行われたもので、熊本地震の発災時から平成28年5月末頃までにおける被災者(熊本県熊本市、益城町、宇城市、西原村及び南阿蘇村。一部他の自治体関係者にも実施)の情報行動やICTの活用状況について、ウェブアンケート(被災者)及びインタビュー調査(自治体、企業、医療機関等)を実施して、その結果を取りまとめたものです。

震災時に利用したメディアでは、携帯通話・メール、地上テレビ及びSNS(LINE)が高評価であること、スマートフォン利用者では、各時期において携帯通話やLINE等のスマートフォンで利用する手段が多くなっているのに対し、スマートフォン未利用者では、携帯通話に次いで地上波放送、携帯メール、ラジオの順となっていること等の特質や、各メディアの位置づけ・特徴、事業継続に関する調査の結果も紹介されています。

今後、この調査結果の内容を平成29年版情報通信白書に盛り込むとともに、同時期に参考資料等を含めた報告書を公表する予定とのことです。

韓国放送公社、韓国国立中央図書館と「放送映像資料の寄贈・保存に関する業務協約」を締結

2017年2月27日、韓国放送公社(KBS)が、韓国国立中央図書館(NLK)と「放送映像資料の寄贈・保存に関する業務協約」を締結したと発表しています。

KBSでは、協約に基づき、KBSの放送映像資料のビデオテープ約38万点及びデジタルファイルの一部をNLKに寄贈するほか、今後発生するビデオテープやデジタルファイルも定期的に寄贈します。

NLKでは、寄贈を受けた資料を適切な環境で保存するとともに、館内で閲覧サービスを実施する計画です。

KBSでは、50万時間のデジタルビデオアーカイブを構築して、デジタル放送コンテンツの保存を実施しており、今後、アーカイブを活用した各種サービスを拡大していく予定とのことです。

KBS-국립중앙도서관, ‘방송영상자료 기증과 보존에 관한 업무협약’ 체결(KBS,2017/2/27)
http://office.kbs.co.kr/mylovekbs/archives/300464

米国の公共放送の歴史的コレクションを提供するAAPBが、オンライン展示“Speaking and Protesting in America”を公開

2017年1月20日、米国の公共放送の歴史的コレクションを提供している“American Archive of Public Broadcasting”(AAPB)が、言論・集会・請願についての権利に焦点をあて、ラジオ番組・ローカルニュース・映像・インタビュー等を含む多様なラジオやテレビのコンテンツが用いて米国社会で異議を唱えることの役割を検証したオンライン展示“Speaking and Protesting in America”を公開しました。

Twitter(@amarchivepub,2017/1/20)
https://twitter.com/amarchivepub/status/822457634922131456

Speaking and Protesting in America(AAPB)
http://americanarchive.org/exhibits/first-amendment

Internet Archive(IA)、“Trump Archive”を公開

2017年1月5日、Internet Archive(IA)は、“Trump Archive”を公開しました。

このアーカイブには、IAの“TV News Archive”から、スピーチ、インタビュー、ディベートなど米国のDonald Trump次期大統領に関する約750のテレビ放送のビデオコンテンツが収録されています。収録範囲は2009年12月から現在までのコンテンツで、収録時間は520時間を超えています。移民などに関する500以上の事実確認がされたステートメントが含まれています。収録されているコンテンツの字幕の検索も可能です。現在も、コレクションの拡大や検索の効率性の向上のための作業が進行中とのことです。

このアーカイブへ追加された資料についてはRSSフィードが利用可能です。

IAは、このアーカイブは他の公務員に関するアーカイブを作成するための実験的なモデルであると考えています。

Internet Archive’s Trump Archive launches today(Internet Archive Blogs, 2017/1/5)
https://blog.archive.org/2017/01/05/internet-archives-trump-archive-launches-today/

Trump Archive(IA)

英国映画協会、戦略計画“BFI2022”を発表:テレビ番組のデジタル化保存等

2016年11月29日、英国映画協会(BFI)が戦略計画“BFI2022”を発表しました。

そのなかで、ビデオ形式の少なくとも10万点の保存リスクが高い英国のテレビ番組をデジタル化して保存することが謳われています。

BFI ANNOUNCES BFI2022,ITS FIVE YEAR STRATEGY FOR UK FILM(BFI,2016/11/29)
http://www.bfi.org.uk/sites/bfi.org.uk/files/downloads/bfi-press-release-bfi-2022-unveil-five-year-strategy-29-11-2016.pdf

オーフス国立・大学図書館(デンマーク)、英・Preservica社とテレビ・ラジオ番組やデジタルコレクションの長期保存等の関する契約を締結

2016年10月3日、デンマークのオーフス国立・大学図書館(statsbiblioteket)は、英国のPreservica社と、9月29日付で、デジタルコレクションの長期保存等の技術に関する契約を結んだと発表しています。

同契約は、同館が所蔵するテレビやラジオの全国放送や各地方番組の映像・音源や、音楽・演説・CM・新聞のデジタル化コレクションを、Preservica社のシステムを用いて一括して管理し、長期保存、利用提供する事を目的としています。

DANSKERNES DIGITALE HUKOMMELSE SKAL SIKRES ENDNU BEDRE(statsbiblioteket,2016/10/3)
http://www.statsbiblioteket.dk/om-statsbiblioteket/danskernes-digitale-hukommelse-skal-sikres-endnu-bedre

State and University Library of Denmark collaborates with Preservica to safeguard history of Danish cultural heritage(Preservica,2016/10/3)

エイブラハム・リンカーン大統領図書館・博物館、初めてテレビ放送された大統領候補者のディベート映像をデジタル化 YouTubeで公開

米国エイブラハム・リンカーン大統領図書館・博物館がデジタル化した、初めてテレビ放送された大統領候補者のディベート映像が、2016年6月3日からYouTubeで公開されています。

今回公開されたのは1956年5月21日にABCが放送した民主党の大統領候補者同士のディベート映像で、出演しているのはアドレー・スティーブンソン氏とエステス・キーフォーバー氏です。スティーブンソン氏がリンカーン大統領図書館・博物館の前身であるイリノイ州歴史図書館に、1962年に寄贈した16mmフィルムに基づく映像で、現存するコピーは2つしか知られておらず、いずれもこれまで公開されていませんでした。

なお、この年の大統領選挙ではスティーブンソン氏が民主党の大統領候補に指名されましたが、本選では共和党の現職大統領であったアイゼンハワー氏に敗北しています。

Adlai Stevenson and Estes Kefauver - First Televised Debate, 1956(YouTube、2016/6/3付け)
https://www.youtube.com/watch?v=hfoq3wf52YA&feature=youtu.be

公共図書館でケーブルテレビ視聴サービスを提供するか否か(米国)

米・カンザス州のトペカ郡・ショウニー郡公共図書館が、メディアルームでのケーブルテレビの視聴を中止したことを受け、同館で地元の野球球団カンザスシティーロイヤルズの試合を仲間と視聴してきたTom Shadoin氏が請願を行なう予定であることが、2016年5月7日付けの地元紙“Topeka capital journal”で報じられています。

2014年の住民調査での、図書館はリテラシー・生涯学習・コミュニティー支援に力を入れるべきだとの回答を受けて解約することになったという館側の説明に対して、Shadoin氏は、図書館が実施している美術や工芸のワークショップや古典映画の上映等が、リテラシーに役立っているか不明であり、また、それらが含まれるのであれば情報センターである図書館で、ニュースを伝えるケーブルテレビの視聴も認めないのはダブルスタンダードであると主張しています。

同館のCEOであるGina Millsap氏は、メディアルームでのケーブルテレビの視聴が少ない現状や、多くの番組があり住民各々で好みが分かれるなかで提供することの難しさをあげる一方、作業を開始している同館の新しい施設計画においてケーブルテレビを視聴できる場所が除外されていないことが報じられています。

NHK放送技術研究所、NHK番組情報をLinked Open Data(LOD)形式で試験的に提供開始

2015年11月12日、NHK放送技術研究所は、NHKの持つ番組情報を、ソフトウェアが判別・解釈できるLinked Open Data(LOD)形式のデータとして試験的に提供すると発表しています。

全国のNHKの放送番組のタイトルや放送時間、放送概要などの番組表の情報を、LOD形式のデータとして提供するサービスで、NHK放送技術研究所における新しいアプリケーションやサービスの創出可能性の調査・研究を目的としており、ウェブサイト上で、2015年11月12日から2016年7月18日の期間、実施するとのことです。

NHK放送技術研究所 News
https://www.nhk.or.jp/strl/
※「2015.11.12 NHK番組表情報の試験的なデータ提供を開始しました。」とあります。

NHK番組LOD提供サービスのご案内(NHK放送技術研究所)
https://www.nhk.or.jp/strl/lod/index.html

新聞通信調査会、「2015年メディアに関する世論調査結果」を公表

公益財団法人新聞通信調査会は、2015年8月21日から9月8日まで、全国の18歳以上・5000人を対象に行った「第8回メディアに関する全国世論調査」の調査結果を公表しています。

各メディアの印象・信頼度、戦後70年報道や憲法改正問題に関する報道についての調査が行われており、メディアの情報の信頼度は、1位「NHK テレビ」、2位「新聞」、3位「民放テレビ」となっています。

また、「情報が役に立つ」メディアとして新聞を挙げた人が 50.2%、「情報源として欠かせない」メディアとして新聞を挙げた人が 50.0%、「情報の量が多い」メディアとして新聞を挙げた人が 42.7%とそれぞれの項目で新聞が1位となったとのことです。

公益財団法人新聞通信調査会 新着情報
http://www.chosakai.gr.jp/index2.html
※「2015年メディアに関する世論調査結果発表(2015/10/26)」とあります。

第8回メディアに関する全国世論調査(2015年)
http://www.chosakai.gr.jp/notification/pdf/report9.pdf

メディア世論調査:「報道の自由保障を」83%(毎日新聞,2015/10/26付け記事)

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