障害者

【イベント】国際シンポジウム―デジタル教科書のアクセシビリティー(11/18・東京)

2016年11月18日、文部科学省委託事業「音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究事業」、日本障害者リハビリテーション協会、日本財団、日本DAISYコンソーシアムの主催により、「国際シンポジウム―デジタル教科書のアクセシビリティー」が開催されます。

このシンポジウムは、障害のある児童生徒が使えるアクセシブルなデジタル版教科書について、特に日本に参考になると思われる海外スピーカーから最新状況の報告を得て、日本においてインクルーシブ教育を推進するための教科書・教材の在り方を探ることを目的としています。

参加費は無料ですが、事前申込が必要です。

国際シンポジウム- デジタル教科書のアクセシビリティ ー
http://kokucheese.com/event/index/429614/

公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会
http://www.jsrpd.jp/

国際図書館連盟(IFLA)、マラケシュ条約の発効に向けて声明を発表

2016年9月1日、国際図書館連盟(IFLA)は、9月30日に発効するマラケシュ条約について“One Step Forward, No Steps Back: National Ratification Needs to Respect the Objectives of the Treaty of Marrakesh”と題した声明を発表しました。

声明においてIFLAは世界知的所有権機構(WIPO)加盟国に対し、条約の批准を勧奨しており、アクセスの障壁をなくすというマラケシュ条約の趣旨を強調しています。

プリントディスアビリティの人々などが直面する「書物飢餓」(book famine)を解消すべく、市場でアクセシブルなフォーマットの作品も流通するよう政府は市場をチェックすべきであるといった点や、複製物を作成した際に著作権料の支払いを要求することはマラケシュ条約の精神に悖るものであることなどについて言及しています。

また、各国において、マラケシュ条約を適切に批准するためのステップをまとめたツールキットも公開されています。

3Dプリンターで少女の手に義手を(米国)(記事紹介)

2016年8月22日付のワシントン・ポストなどで、米国テキサス州のヒューストン市にある、ハリス郡とヒューストン市双方の公共図書館であるクリアレイク市・郡フリーマン分館(Clear Lake City-County Freeman Branch Library)の3Dプリンターを活用し、5歳の女の子Katelyn Vincikさんの左手の義手が製作されたことが報じられています。

娘のための義手を探していたKatelynさんの両親が、3Dプリンターを使って義手などを作成することに取り組むボランティアコミュニティ“E-NABLE”のウェブサイトで義手のデザインを見つけ、同じウェブサイトに3Dプリンターが使用できる場所のリストがあり、住んでいるところから一番近い図書館を探し、同館のイノベーションラボのPatrick Ferrell氏らによって義手は製作された、とのことです。

市販の義手であれば、5,000~6,000ドル必要なところ、全体の費用は100ドル以内に収まったとのことです。

A 5-year-old girl needed a prosthetic hand. So a public library used its 3-D printer(The Washington Post, 2016/8/22)

【イベント】伊藤忠記念財団、県立長野図書館など全国4か所で読書バリアフリー研究会を開催(10/1、2、29、30)

2016年10月に公益財団法人伊藤忠記念財団は全国4か所で「読書バリアフリー研究会」を開催します。

日程と会場は以下のとおりです。

(1)10月1日 県立長野図書館
(2)10月2日 山梨県立図書館
(3)10月29日 山形県立図書館
(4)10月30日 秋田県立図書館

読むための障害となるさまざまな原因と、それを解消するために有効な媒体、支援方法について学び、読書支援ができる人材の養成を目指すもので、有限会社読書工房の成松一郎氏による「一人ひとりの読書や学習を支える "合理的配慮" について考える」、金沢星稜大学人間科学部の河野俊寛氏による「学習障害って何だろう ~読み書き障害の特徴と支援方法の実際~」のほか、「通信情報技術(ICT)が広げる 障害のある子どもの世界 ~特別支援学校におけるICT教育の様々な取り組み~」と題した科目が開講されます。

定員は各会場とも40名で、受講料は無料です。参加には申込みが必要です。

読書バリアフリー研究会(秋)のご案内(伊藤忠記念財団, 2016/8/10)
http://itc-zaidan.or.jp/topic.php#225

参考:
伊藤忠記念財団、埼玉県立久喜図書館など全国4か所で読書バリアフリー研究会を開催(6/4、5、25、26)
Posted 2016年5月18日

【イベント】図書館総合展2016 フォーラム in大分(9/5・大分)

2016年9月5日、大分県立図書館で、「図書館総合展2016 フォーラム in大分」が開催されます。

「障害者・本・図書館員をつなぐ図書館づくりのために」がテーマで、3部構成となります。

第1部は講演で、立命館大学・植村要氏の「視覚障害者にとっての図書館」、
第2部は分科会で

・「知的・発達・精神障害と図書館」(専修大学文学部・ 野口武悟氏)
・「身体障害と図書館」(愛知県立大学・あべ・やすし氏)
・「視覚障害と図書館」(植村氏)

が開催され、
第3部は全体会となります。

2016年 9月5日(月)、図書館総合展2016 フォーラム in大分 開催のお知らせ(図書館総合展, 2016/7/6)
http://www.libraryfair.jp/news/3552

「ChattyInftyによるマルチメディアDAISY製作研修会」(8/27・東京)

2016年8月27日、東京都新宿区の日本点字図書館で、製作ソフトウェア“ChattyInfty3 AITalk”およびそのWEBアプリケーション版の“ChattyInfty Online”を使用したマルチメディアDAISY製作研修会が開催されます。日本点字図書館が、NPO法人サイエンス・アクセシビリティ・ネットとの共催により開催するものです。

・「手軽になったマルチメディアDAISY製作-ChattyInfty」(サイエンス・アクセシビリティ・ネット・鈴木昌和氏)
・「マルチメディアDAISY図書製作システムのWEBアプリケーション化」(日本点字図書館・澤村潤一郎氏)

の2つの講演のほか、実習として、ChattyInfty3 AITalk版による製作体験が行われます。

定員は30名で、参加費は無料です。

(1)教員、図書館職員、視覚障害者情報提供施設職員、その他学習障害者・視覚障害者等の支援に携わっている、(2)Windowsパソコンを持参できる(3)文書編集やWebサイト閲覧、ソフトウェアのインストール等の操作が自立してできる、などの参加要件があります。

ChattyInfty(チャティ・インフティ)によるマルチメディアDAISY製作研修会のご案内(日本点字図書館, 2016/7/1)

E1800 - 障害者差別解消法に対応したJLAの図書館向けガイドライン

 日本図書館協会(JLA)は2016年4月の障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)施行に向け、2015年12月に「図書館利用における障害者差別の解消に関する宣言」を発表し、次いで2016年3月「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン」(以下ガイドライン)を発表した。

北海道大学附属図書館、北海道大学の学部学生、院生等向けの「プリント・ディスアビリティのある利用者のための資料電子化サービス」を本格実施開始

2016年5月31日、北海道大学附属図書館は「プリント・ディスアビリティのある利用者のための資料電子化サービス」(資料電子化サービス)を本格実施することを発表しました。

北海道大学の学部学生、院生等が利用できるサービスで、

・PDF文字情報を含まない画像ファイル(所要期間:約1週間、一度に申し込める件数:10件)
・未校正テキスト:Wordファイルのテキスト。ただし文字校正はしていないので間違いが多数あることがある(所要期間:約2週間、一度に申し込める件数:10件)
・テキスト:Wordファイルのテキスト。文字校正済みなので間違いは少ない
(所要期間:約1か月半~2か月、一度に申し込める件数:3件)
・電子ブック:校正したテキストを電子ブックに変換したもの(所要期間:約1か月半~2か月、一度に申し込める件数:3件)

の4つの形式があり、印刷された図書や雑誌を読むことが困難な利用者(視覚障害、ディスレクシア、四肢の障害など)のために、同館の資料及び北海道大学以外の大学や機関にある資料を取り寄せて電子化して提供します。

【本格実施開始します】プリント・ディスアビリティのある利用者のための資料電子化サービス(北海道大学附属図書館, 2016/5/28)
http://www.lib.hokudai.ac.jp/2016/05/31/39035/

佐賀県立図書館、マルチメディアデイジー図書278タイトルの貸出を開始

2016年5月19日、佐賀県立図書館、マルチメディアデイジー(DAISY)図書278タイトルの貸出を開始しました。

内訳は、障害があるために通常の本では読書が困難な人のみ利用可能な188タイトルと、誰でも利用可能な90タイトルとなっており、これまでに公益財団法人伊藤忠記念財団から寄贈されたものも含め、同財団が佐賀県立図書館を含む9つの道県立図書館が共同で制作した「「日本昔話の旅」シリーズ」も貸し出されます。

佐賀県立図書館で【マルチメディアデイジー図書】の貸出しを始めます~「誰もが“本”とつながることができる佐賀県」を目指して~(佐賀県, 2016/5/19)
http://www.pref.saga.lg.jp/web/kisha/_96813/_97078.html

参考:
伊藤忠記念財団、9つの道県立図書館と協同しマルチメディアDAISY図書を全国の図書館に無償提供することを発表
Posted 2016年4月4日
http://current.ndl.go.jp/node/31236

【イベント】公益財団法人伊藤忠記念財団、佐賀県立図書館で「読書バリアフリー研究会」を開催(10/25)
Posted 2015年8月31日
http://current.ndl.go.jp/node/29297

伊藤忠記念財団、埼玉県立久喜図書館など全国4か所で読書バリアフリー研究会を開催(6/4、5、25、26)

公益財団法人伊藤忠記念財団は、2016年度春の「読書バリアフリー研究会」開催について発表しています。

開催される会場と日付は以下のとおりです。

(1)
会場:東京都多摩教育センター(東京都立多摩図書館)
開催日:6月4日

(2)
会場:埼玉県立久喜図書館
開催日:6月5日

(3)
会場:三重県生涯学習センター
開催日:6月25日

(4)
会場:岐阜県図書館
開催日:6月26日

それぞれ、東京都立多摩図書館、埼玉県立久喜図書館、三重県立図書館、岐阜県図書館との共催で開催されます。

(1)、(2)は、「読み書き障害」を中心に発達障害に関する基本的な知識と、在校生の実態に応じた資料の収集や読書活動など合理的な配慮に取り組んでいる特別支援学校の事例を学ぶもので、金沢星稜大学人間科学部の河野俊寛氏による「発達障害のいろは ~様々な発達障害の特徴と支援方法~」と題した講座のほか、「魅力あふれる特別支援学校の図書館 ~障害種に配慮した図書館のかたちとマルチメディアDAISY~」といったプログラムが行われます。

ページ