アルゼンチン

世界17か国のインターネットユーザーの読書状況調査

2017年3月23日、ドイツの市場調査会社GfKが、インターネットユーザーに対して行った読書調査の結果を発表していました。

17か国(英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・ベルギー・オランダ・ロシア・カナダ・米国・メキシコ・ブラジル・アルゼンチン・中国・日本・韓国・オーストラリア)を対象に実施されたもので、調査結果の概要によると、インターネットユーザーの多数(59%)が、毎日もしくは少なくとも週1回は読書をしているという結果が得られたとのことです。

国別では、中国70%、ロシア59%、スペイン57%の順で読書をすると回答した割合が多く、また、低所得世帯(24%)より高所得世帯(35%)が、男性(27%)より女性(32%)が読書をする傾向が高いという結果が紹介されています。

また、読書をしないと回答したインターネットユーザーの割合が最も高かった国はオランダと韓国(16%)で、ベルギー(14%)、カナダ・フランス・日本(11%)と続きます。

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国際図書館連盟、ラテンアメリカ・カリブ海地域事務所をアルゼンチンの国会図書館に移転

2017年3月6日、国際図書館連盟(IFLA)は、ラテンアメリカ・カリブ海地域事務所を、アルゼンチンの国会図書館((Biblioteca del Congreso de la Nación)に移転すると発表しています。

ラテンアメリカ・カリブ海地域事務所は、当初、ベネズエラに設置され、1990年から2011年まではブラジル、2011年から2016年まではメキシコに置かれていました。

IFLA Announces Host for LAC Regional Office(IFLA,2017/3/6)
http://www.ifla.org/node/11246

参考:
IFLAラテンアメリカ・カリブ海地域部会が進める、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」への図書館の貢献を示すためのプロジェクト
Posted 2017年1月12日
http://current.ndl.go.jp/node/33241

アルゼンチンでオープンアクセス義務化法に関する規則が制定される 実施のガイドライン等を明示

2016年11月16日、アルゼンチンの官報において、公的助成を受けた研究成果のオープンアクセスを義務付けた法律(”Ley 26.899 de Creación de Repositorios Digitales Institucionales de Acceso Abierto”)に関する規則が公表されました。

アルゼンチンのオープンアクセス義務化法は2013年11月に成立、同12月に施行されており、連邦政府の公的助成を受けた研究については、論文については出版後6カ月以内に機関リポジトリで公開すること、研究データについても収集から5年以内に公開すること等を義務付けています。今回公表された規則では、この法律の実施にあたってのガイドライン等が明示されています。

La información científica al alcance de todos(Ministerio de Ciencia, Tecnología e Innovación Productiva、2016/11/10付け)
http://www.mincyt.gob.ar/noticias/la-informacion-cientifica-al-alcance-de-todos-12479

「またやって、また失敗すればいい。次は前より上手に失敗すればいい」(記事紹介)

国際図書館連盟(IFLA)の若手図書館員のための活動を行っているグループ“New Professionals Special Interest Group”(NPSIG)は、2016年8月のIFLA年次大会で図書館員としてのキャリアにおいて「上手に失敗する」ことを扱うオープンセッション”Failing successfully in a librarian's career - IFLA New professionals special interest group (NPSIG) open session”を開催します。

このオープンセッションにあわせ、NPSIGのブログで様々な分野における「失敗」に関する動画8本を紹介する記事“Try again. Fail again. Fail better”が公開されています(タイトルはサミュエル・ベケットの小説『いざ最悪の方へ』よりの引用)。執筆者はアルゼンチンの労働・雇用・社会保障省図書館で働くAndrés Reinoso氏です。8本の動画をまとめた再生リストはNPSIGのYouTube公式チャンネルでも公開されています。

“Try again. Fail again. Fail better.”(New Professionals Special Interest Group、2016/7/19付け)

マラケシュ条約、2016年9月30日に発効:批准国が20か国に到達

世界知的所有権機構(WIPO)は、2016年6月30日、カナダがマラケシュ条約(盲人,視覚障害者及び読字障害者の出版物へのアクセス促進のためのマラケシュ条約)を批准したことにより、発効に必要な批准国数20か国に到達したと発表しています。

マラケシュ条約は、2016年9月30日に発効することになります。

批准20か国は、インド、エルサルバドル、アラブ首長国連邦、マリ、ウルグアイ、パラグアイ、シンガポール、アルゼンチン、メキシコ、モンゴル、韓国、オーストラリア、ブラジル、ペルー、北朝鮮、イスラエル、チリ、エクアドル、グアテマラ、カナダです。

関係団体もコメントを発表しています。

Canada’s Accession to Marrakesh Treaty Brings Treaty into Force(WIPO,2016/6/30)
http://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2016/article_0007.html

WIPO-Administered Treaties
Contracting Parties > Marrakesh VIP Treaty (Treaty not yet in force)

アルゼンチン国立図書館、新電子図書館"Trapalanda"を公開

2014年8月13日、アルゼンチン国立図書館の電子図書館"Trapalanda"が公開されました。デジタル化された図書や雑誌、逐次刊行物、写本、地図やオーディオアーカイブ等、およそ6000点が提供されており、2014年末には1万点にまで拡大される予定とのことです。

なお、Trapalandaとは、16世紀以降のスペインによる植民地化の過程の中で登場した、アルゼンチンあるいはチリにあるとされた空想上の都市を意味するものです。アルゼンチン国立図書館は、同館にとってこの名称が「全所蔵資料へのデジタルアクセスを開くユートピアの名」だと説明しています。

Trapalanda
http://trapalanda.bn.gov.ar/jspui/handle/123456789/1

Parodi y Gonzalez lanzaron la Biblioteca Digital Trapalanda (Somos Cultura, 2014/8/14)
http://www.cultura.gob.ar/noticias/parodi-y-gonzalez-lanzaron-la-biblioteca-digital-trapalanda/

出版社向けにラテンアメリカの大学図書館の状況をまとめたレポートが刊行

2014年3月31日、ACCUCOMS社が出版社向けにラテンアメリカの大学図書館の状況をまとめたレポート“Selling to Academic and Corporate Libraries in Latin America”を刊行したと発表しています。

ブラジル、コロンビア、チリ、メキシコ、コスタリカ、アルゼンチンの図書館員への電話調査などの結果をまとめたもので、出版社がラテンアメリカの大学図書館へのセールスに使用することを目的としているとのことです。同社のウェブサイトで紹介されているレポートの図表等によると、図書館の予算の傾向、図書館が最も活動的な学問分野、図書館で現在利用できる、また利用が予定されている情報源、好まれるフォーマットについての調査結果などが含まれているようです。

主な調査結果として、ラテンアメリカの大学図書館で現在最も一般的な資料は紙媒体の図書で、次いで、雑誌、データベース、電子書籍とのことです。紙媒体の図書は依然として大半を占めますが、調査では、多くの機関の蔵書では電子ジャーナルが紙の雑誌よりも多くなっているとしています。

レポート本文のダウンロードには登録が必要です。

New Infographic and White Paper for Publishers(ACCUCOMS, 2014/3/31付)

アルゼンチンでオープンアクセスの文献のポータルサイト“SNRD”が開設:併せて科学技術文献の新しい検索サイトも開設

アルゼンチンで、オープンアクセスの文献(書籍や論文)のポータルサイト“Sistema Nacional de Repositorios Digitales”(National System of Digital Repositories:SNRD)が開設されました。約30,000件の文献が掲載されているとのことです。

また併せて、科学技術文献の新しい検索サイト“Biblioteca Electrónica de Ciencia y Tecnología”(Electronic Library of Science and Technology)も開設されています。

Sistema Nacional de Repositorios Digitales
http://repositorios.mincyt.gob.ar/
http://repositoriosdigitales.mincyt.gob.ar:8380/dnet-web-generic/

Biblioteca Electrónica de Ciencia y Tecnología
http://www.biblioteca.mincyt.gob.ar/

アルゼンチンでオープンアクセス義務化法案成立 一次データの公開も義務化

2013年11月13日、アルゼンチンの研究機関に対し公的助成を受けた研究成果のオープンアクセス化を義務付ける法案が同国議会上院で全会一致で可決され、成立しました。

この法律は公的助成を受けた研究の成果に基づく、科学・技術分野の雑誌論文や学位論文等について、機関リポジトリでの公開を求めるものです。教員や研究者だけではなく、修士・博士課程に在籍する学生の研究成果も対象に含まれるほか、研究の一次データについても収集し、5年後には公開して他の研究者も利用できるようにすることを義務付けています。

Es ley el acceso libre a la información científica(アルゼンチン科学・技術・生産革新省のサイト、2013/11/13付け)
http://www.mincyt.gob.ar/noticias/es-ley-el-acceso-libre-a-la-informacion-cientifica-9521

Argentina makes OA law(Research Information、2013/11/15付け)
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=1423

Web of KnowledgeにブラジルのSciELOの引用文献データベースが追加

2013年10月24日に、トムソン・ロイター(Thomson Reuters)社が、SciELO(Scientific Electronic Library Online)のSciELO Citation IndexをWeb of Knowledgeに追加すると発表しました。

トムソン・ロイター社のニュースによると、SciELO Citation Indexには、アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、キューバ、スペイン、メキシコ、ポルトガル、南アフリカ、ベネズエラのオープンアクセス誌約650タイトルと400万件以上の引用文献が収録されているとのことです。

Thomson Reuters Collaborates with SciELO to Showcase Emerging Research Centers within Web of Knowledge(Research Information 2013/10/24付け)
http://thomsonreuters.com/press-releases/102013/SciELO-Collaboration

Thomson Reuters collaborates with SciELO(Thomson Reuters)

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