ユーザビリティ

米国の大学図書館と公共図書館のウェブサイトのデザインとユーザビリティの調査報告(文献紹介)

“Reference and User Services Quarterly”誌の2014年春号(第52巻第3号)に、Anthony S. Chow氏らによる“The Website Design and Usability of US Academic and Public Libraries”と題する記事が公開されました。

米国50州の大学図書館と公共図書館のウェブサイト計1,469件について、デザイン、レイアウト、コンテンツ、サイト管理、ユーザビリティについて調査を行った結果をまとめたものとのことです。
米国における図書館のウェブサイトのデザインやナビゲーション、インフォメーションアーキテクチャの一般的な傾向等が示されているとのことです。図書館のウェブサイトは、主に図書館員によってデザイン(33%が該当)、管理(50%が該当)されているとのことですが、72.3%ではユーザビリティテストを行っていないとの事でした。

利用者用システムで図書館用語を分かりやすくするためのベストプラクティス(米国)

利用者用システムで図書館用語を分かりやすくするためのベストプラクティス等を掲載した、“Library Terms That Users Understand”というサイトが公開されています。米国カリフォルニア大学図書館のレファレンスライブラリアンのJohn Kupersmith氏によるもので、ユーザビリティ調査で利用者が目的を達せられないケースを用語の観点から分析した結果に基づいたもので、ベストプラクティスとしては、以下のような点が示されています。
・利用者が何を理解し何を理解しないかを調べる。
・利用者がよく誤解する用語は、使用を避けるか注意して使う。
・自然な言葉での表現を使い、「本」や「記事」等の目印となる単語を入れる。
・ややこしい用語には説明を加える。
・スペース的に説明が加えられない場合は、いったん説明のあるページを経由するようにする。
・利用者が間違ったページに行っても大丈夫なように、複数の経路からアクセスできるようにする。
・用語に一貫性を持たせる。

Library Terms That Users Understand
http://www.jkup.net/terms.html

1位は大阪府立大学、日経BPコンサルティングが「全国大学サイト・ユーザビリティ調査2011/2012」を公表

2011年11月28日、日経BPコンサルティングが、「全国大学サイト・ユーザビリティ調査2011/2012」の結果を公表しました。調査は、9月1日から10月31日まで、国公私立あわせて211の大学ウェブサイトを対象に行われたようです。調査基準は、「トップページ・ユーザビリティ」「サイト・ユーザビリティ」「メインコンテンツへのアクセス」「アクセシビリティ」「ブランディング」「インタラクティブ」「プライバシーポリシー」の7つのカテゴリーに分けられ、合計100点満点で採点されたとのことです。その結果、ランキングトップは大阪府立大学(95.79)、岡山大学(94.40)、電気通信大学(92.86)となったとのことです。また、調査結果では、全体の傾向としては大学ウェブサイトのユーザビリティは向上しているものの、個々の診断項目のなかにはユーザビリティが悪化している項目もあったとのことで、特に「トップページの長さ」が年々長くなっていると指摘されています。

日経BPコンサルティング調べ―「全国大学サイト・ユーザビリティ調査2011/2012」―ランキング1位は大阪府立大学レベルは全体に向上。ただしトップページの見やすさは年々低下 (日経BPコンサルティング 2011/11/28付けの記事)

府省ウェブサイトのユーザビリティ調査結果、1位は2年連続で「宮内庁」

トライベック・ストラテジー株式会社は、同社が2011年4月から5月下旬にかけて実施した全29府省のウェブサイトのユーザビリティ診断の結果をまとめ、「Webユーザビリティランキング2011<府省サイト編>」として2011年7月13日に発表しました。ランキングの結果は、1位が2年連続で「宮内庁」のウェブサイトで、2位は2011年3月に「国民目線で分かりやすい」サイトへとリニューアルを行った「厚生労働省」のウェブサイトとのことです。ただし同社は、全体的には、特に「トップページの明快性」「ナビゲーションの使いやすさ」において問題点が散見されたとコメントしています。

Webユーザビリティランキング 2011 府省サイト編 (トライベック・ストラテジー株式会社のウェブサイト)
http://www.tribeck.jp/usability/ranking/2011gov/index.html

府省サイト、使い勝手の良さ1位は2年連続で「宮内庁」 2位「厚労省」が大幅ランクアップ (トライベック・ストラテジー 2011/7/13付けのプレスリリース)
http://www.tribeck.jp/release/110713.html

府省サイトの使い勝手、2位「厚労省」が大幅ランクアップ……1位は2年連続「宮内庁」 (リセマム 2011/7/13付けの記事)

自治体ウェブサイトのユーザビリティ調査結果、1位は千葉県

トライベック・ストラテジー株式会社は、同社が2011年1月から2月末にかけて実施した47都道府県のウェブサイトのユーザビリティ診断の結果をまとめ、「Webユーザビリティランキング2011<自治体サイト編>」として2011年6月6日に公開しました。その結果として、千葉県のウェブサイトが最もユーザビリティが高いと評価しています。しかし、自治体のウェブサイト全体に見られた傾向として、全体的にユーザビリティは高いとは言い難く、至るところで利用者の利便性に対する配慮が欠けているところが散見されたこと、特に利用者にユーザビリティ上の影響を与える評価軸である、「サイト全体の明快性」「ナビゲーションの使いやすさ」の2軸においてさまざまな課題があること等を指摘しているようです。

Webユーザビリティランキング2011<自治体サイト編>
http://www.tribeck.jp/usability/ranking/2011lgov/index.html

「Webユーザビリティランキング2011<自治体サイト編>」~使い勝手の良さ1位は「千葉県」~ (トライベック・ストラテジー株式会社 2011/6/6付けのプレスリリース)
http://www.tribeck.jp/release/110606.html

E1057 - アクセシブルな電子書籍プラットフォームに向けて

2010年4月,英国情報システム合同委員会(JISC)の一部門であるJISC TechDisとJISC Collections,及び英国の出版社団体Publishers Licensing Societyは連名で,“Towards Accessible e-Book Platforms”(『利用しやすい電子書籍プラットフォームに向けて』)という実践ガイド集を刊行した。文字の拡大,テキストの音声読み上げといった操作が可能な電子書籍は,印刷された文字を読むのが難しい障害(ディスレクシア,視覚障害,肢体不自由等)を持つ人々に,新しい可能性をもたらす。こうした特徴を持つ電子書籍を,誰にとっても使いやすい形で提供できるプラットフォームとはどのようなものなのだろうか。このような問題意識の下,上述の3機関が資金提供を行い,出版社が実際に提供している電子書籍プラットフォームを障害のある人に試してもらうという実験が行われた。この実践ガイド集は,実験で得られた障害のある人の意見を参考にして,今後の開発に役立つポイントをコンパクトにまとめたものである。...

Wikipedia日本語版、新インターフェース公開間近

Wikipediaの英語版では、ユーザービリティ調査の結果に基づき開発された新インターフェースが2010年5月から導入されていましたが、2010年6月の第2週中にも、日本語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、イタリア語、ポーランド語、ポルトガル語、オランダ語のWikipediaが、新インターフェースになるとのことです。

New Wikipedia interface to nine more languages
- Wikimedia Blog 2010/6/30付けの記事
http://blog.wikimedia.org/2010/new-wikipedia-interface-to-nine-more-languages/

政府の省庁のウェブサイトのユーザビリティ評価、ベスト3は宮内庁・文科省・観光庁

トライベック・ストラテジー社が実施した、日本の政府省庁のウェブサイトのユーザビリティ評価のランキングが公表されています。1位は宮内庁、2位は文部科学省、3位は観光庁となっています。

省庁サイトWebユーザビリティランキング(各サイトへのリンクあり)
http://www.tribeck.jp/usability/2010/gov/

省庁サイトのユーザビリティ調査、1位は宮内庁(2010/5/31付けINTERNET Watchの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100531_371153.html

E1051 - Europeana,ユーザビリティと機能に関する調査の結果を発表

デジタル化した欧州の文化遺産を提供する “Europeana”(CA1632,E862 参照)は,サービスのユーザビリティと機能に関する調査を実施し,その最終報告書を2010年4月26日にウェブ公開した。現在利用できるEuropeanaはプロトタイプ版であり,2010年中に,1,000万点のコンテンツを有するVersion1.0が開発・公開される予定になっている。今回の調査結果は,今後のEuropeanaの開発に生かされるとのことである。...

Wikipedia、より使いやすく変身へ

Wikimedia財団は、2010年4月にWikipediaのユーザビリティを向上させるウェブサイト改善を実施します。具体的には、重要な機能をより簡単に見つられるようウェブサイトのデフォルトの見かけを新しいテーマに変更する、記事の編集ページをより使いやすくする、ウェブサイトのレイアウトを変更する、といったことが実施されます。4月5日にまずはWikimedia Commonsで改善を試行し、問題がなければ、4月下旬から、Wikipediaにも対象が広げられます。

Wikimedia gets ready for some big changes
- Wikimedia Blog 2010/3/25付けの記事
http://blog.wikimedia.org/2010/03/25/wikimedia-gets-ready-for-some-big-changes/

ページ