児童サービス

大阪国際児童文学振興財団、大阪モノレール彩都線で「おはなしモノレール」を開催

2018年9月22日、一般財団法人大阪国際児童文学振興財団が、大阪モノレール彩都線で「おはなしモノレール」を開催します。

貸し切った大阪モノレールの彩都線(万博記念公園駅~阪大病院前駅~万博記念公園駅~彩都西駅間)内で、絵本やおはなしを楽しむ「おはなし会」を行なうとともに、彩都西駅から徒歩3分の場所にあるCube3110彩都インフォ*ミュージアムにおいて「人形劇」を上演 します。

対象は5歳~小学3年生 (保護者同伴)で、参加費は1人500円 (子ども・大人同額)です。定員は240人 (各コース120人、応募者多数の場合は抽選)で、参加には事前の申し込みが必要です。

おはなしモノレール(大阪国際児童文学振興財団)
http://www.iiclo.or.jp/03_event/01_kids/index.html#300922

大阪市、「(仮称)こども本の森 中之島」施設基本方針(素案)を公開 パブリックコメントを実施

大阪市が「(仮称)こども本の森 中之島」施設基本方針(素案)を公開するとともに、2018年6月29日から7月27日にかけてパブリックコメントを受け付けています。

同施設は大阪出身の建築家である安藤忠雄氏からの、「本や芸術文化を通じて子どもたちが豊かな創造力を育む施設として活用するため、中之島公園内に『(仮称)こども本の森 中之島』を整備し、大阪市に寄附する」、「運営費用については、広く賛同者を募り大阪市への寄附を呼びかけていきたい」という提案を契機に、建築が検討されているものです。2017年12月には負担付き寄附の受納について、市議会で議決されています。

今回公開された素案(概要)によれば、中之島公園内に延床面積約800平方メートル、3階建ての施設を建築し、2万5千冊の蔵書を大きな吹き抜けを囲う壁一面の本棚に設置するとのことです。メインターゲットは乳幼児から中学生までのこどものその保護者で(その他の方も入場可)、入場料は無料、指定管理者による運営を検討しているとされています。

米児童図書館サービス部会(ALSC)、『大草原の小さな家』の著者名を冠した” Laura Ingalls Wilder Award”の名称を”Children's Literature Legacy Award(児童文学遺産賞)”に変更 著者の先住民・有色人種に対する価値観が現代にそぐわないと判断

米国図書館協会(ALA)の一部門である児童図書館サービス部会(ALSC)が、ニューオーリンズで開催中のALA年次総会において、ALSCが選定する児童文学に関する賞、”Laura Ingalls Wilder Award”の名称を、”Children's Literature Legacy Award(児童文学遺産賞)”とすることを決定しました。2018年6月25日付けでALA会長・ALSC部会長の連名による声明が発表されています。

Laura Ingalls Wilderは”Little house on the Prairie”(邦題:『大草原の小さな家』)としてドラマ化もされた、自叙伝的小説”Little House books”シリーズ等で知られる人物です。その名を冠した”Laura Ingalls Wilder Award”は同氏の死後に創設された賞で、米国で出版された、長年にわたって児童文学に大きな影響を与え続けている図書の著者やイラストレーターに与えられてきました。

今回発表された声明によれば、Wilderの図書には1800年代の入植者の経験と価値観が反映されており、その先住民や有色人種に対する態度は、現代の多様なコミュニティを受け入れ、称え合い、理解しようという価値観にはそぐわないものであるとされています。

米国図書館協会(ALA)図書館史ラウンドテーブル (LHRT) 、2018年度の論文賞を発表

2018年5月29日、米国図書館協会(ALA)の図書館史ラウンドテーブル (LHRT) が、2018年度の論文賞(Donald G. Davis Article Award)を発表しました。

選ばれたのは、米・アイオワ大学図書館情報学部の准教授・ピアース(Jennifer Burek Pierce)氏が2016年に発表した論文“The Reign of Children: The Role of Games and Toys in American Public Libraries, 1877-1925”です。

昔のおもちゃ・ゲームに関する詳しい描写を踏まえて、それらが19世紀後半から20世紀初頭の米国の公共図書館出現期の児童サービスの本質にかかわる図書館専門家の議論に如何に影響したのかを鋭く分析していることや、児童研究の学際的分野への貢献に加え、19世紀から20世紀初頭の米国の公共図書館でのおもちゃ・ゲームを使ったサービスが、今日の図書館の実践に与えることができるものについて考察していることが評価されています。

同賞は、偶数年に、米国・カナダの図書館史に関する英語で書かれた論文を対象として選ばれるものです。

ALAの年次総会開催中の6月24日に授賞式が行われます。

武雄市子ども図書館がオープン

2017年10月1日、佐賀県武雄市に武雄市子ども図書館がオープンした。立地は2013年4月にリニューアルオープンした武雄市図書館の隣で、武雄市図書館と同様にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)が指定管理者となっています。

新たにオープンした子ども図書館は年中無休で、午前9時から午後9時まで開館するとのことです。また、子ども図書館の開館にあわせ、武雄市図書館の閲覧席・学習席の増加も行われています。

2017年10月1日、武雄市図書館の隣に「武雄市こども図書館」がオープンします(CCC、2017/10/1付け)
http://www.ccc.co.jp/news/2017/20171001_005288.html

武雄市こども図書館オープン(武雄市教育委員会)
https://www.city.takeo.lg.jp/kyouiku/cat231/post-122.html

韓国・高陽市食寺図書館、児童書にちなんだ料理をつくる「五感満足童話料理」講座を開催

韓国・京畿道高陽市にある市立の食寺図書館が、夏休みの子ども向けプログラムとして、児童書にちなんだ料理をつくる「五感満足童話料理」講座を開催します。

2017年8月8日、9日、22日、23日の4回、各日午後3時から、小学校1年生から3年生までを対象に、各回異なる児童書にちなんだ、カナッペ・サンドイッチや、韓国料理のムサムマリ・ファチェ(花菜)といった料理をつくります。

오감만족 동화요리(食寺図書館)
http://www.goyanglib.or.kr/sik/culture/culReg_view.asp?idx=3226

参考:
移動式キッチンで料理を教えるサンフランシスコ公共図書館の“Biblio Bistro”
Posted 2016年1月25日
http://current.ndl.go.jp/node/30526

CA1897 - 公共図書館における郵送・宅配サービスの動向 / 中山愛理

 公共図書館における郵送・宅配サービスは、決して新しいサービスではなく、日本では障害者に対するサービスの一環として取り組まれてきた(1)。近年、郵送・宅配サービスの対象者を障害者から高齢者、子育て世代、一般市民へと拡大する公共図書館が増えつつある。本稿では、文献やウェブサイトで確認できた郵送・宅配サービスについて、図書館サービスでの位置づけを踏まえつつ、対象者別に、申込み方法、郵送・宅配方法、費用負担、サービス内容等の点から整理し、紹介していく。

図書館案内ロボット3代目「うさたん」、小山市立中央図書館(栃木県)で公開実験

2017年1月14日と15日の両日、栃木県の小山市立中央図書館の児童開架室で、小山工業高等専門学校機械工学科川村研究室による図書館案内ロボット「うさたん」の公開実験が行われました。

下野新聞の記事によると、今回のロボットは3代目で、本棚の5カ所で止まる機能を備え、読みたい人気シリーズ本がある場所まで案内するとのことです。

図書館だより2017年1月号(小山市立中央図書館)
https://library.city.oyama.tochigi.jp/files/9d088be388b7bdb9a9fc04451a929772.pdf

3代目ロボットうさぎ、かわいく図書館案内 小山高専が公開実験(下野新聞,2017/1/15)
http://www.shimotsuke.co.jp/category/life/entertainment/books/news/20170115/2570961

参考:
図書館案内ロボット「うさたん」、新機能を搭載し、小山市立中央図書館(栃木県)で公開実験
Posted 2015年12月17日
http://current.ndl.go.jp/node/30253

図書館案内ロボット2代目「うさたん」、栃木県小山市立中央図書館で公開実験
Posted 2015年1月19日

CA1887 - 子どもの本で世界とつながる―ミュンヘン国際児童図書館のホワイト・レイブンズ・フェスティバル― / 中野怜奈

 ミュンヘン国際児童図書館(Internationale Jugendbibliothek)は、ユダヤ系ドイツ人のレップマン(Jella Lepman, 1891-1970)が、第二次世界大戦で荒廃したドイツの子どもたちのために国際児童図書展を開催したことが契機となり、1949年に設立された。現在はミュンヘン市内にあるブルーテンブルク城に約130言語60万冊を所蔵し、子ども向けの貸出図書館、研究資料室、児童書作家のミヒャエル・エンデ、ジェイムス・クリュス、エーリヒ・ケストナー、画家のビネッテ・シュレーダーのミュージアムから成る世界最大規模の児童図書館である。

【イベント】白百合女子大学司書・司書教諭講演会「スペインの児童文学と児童に対する図書館サービス」(1/23・調布)

2017年1月23日、東京都調布市の白百合女子大学において、白百合女子大学司書・司書教諭講演会「スペインの児童文学と児童に対する図書館サービス」が開催されます。

この講演会ではスペインのカタロニア州バルセロナ在住の児童文学・絵本作家、編集者で、大学非常勤講師として子どものための図書館サービス科目等も担当するJoan Portell Rifà氏を講師に招くとのことです。講演はカタロニア語で行われますが、日本語への逐次通訳が行われます。

なお、学外者については2017年1月18日までに参加申込みの必要があるとのことです。

白百合女子大学司書・司書教諭講演会「スペインの児童文学と児童に対する図書館サービス」
http://www.kokuchpro.com/event/siraportell/

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