Europeana

欧州委員会(EC)、Europeanaに関するパブリックコンサルテーションに寄せられた回答への予備調査結果を公表

2018年4月23日、欧州委員会(EC)が、2017年10月17日から2018年1月14日にかけて実施したEuropeanaに関するパブリックコンサルテーションに寄せられた回答への予備調査結果をまとめた報告書を公表しました。

アンケート調査により得られた1,221の回答を分析したものです。

予備調査の段階として、アンケート調査の回答への傾向として

1.欧州全体での価値を創造していることへの合意が多数を占めていること
2.品質・認知向上・検索機能など解決すべき課題やその優先事項が示されていること
3.検索機能の多言語対応、全文検索、さらなるテーマ資料や資料の集約といった今後提供すべき機能・サービス・活動が示されていること

の3点を紹介しています。

最終的な分析結果をまとめた報告書は2018年6月に公開されます。

ECでは、2016年5月31日付のデジタルアクセスにおけるEuropeanaの役割に関する決定を受けて、Europeanaの評価を開始しています。今回の調査結果はEuropeanaの評価に反映されるとともに、今後の開発に役立てられることになります。

【イベント】懇談会 「Europeanaの翻刻プロジェクトと日本の翻刻プロジェクト」(2/23・東京)

2018年2月23日、東京大学情報学環福武ホールにおいて、デジタルアーカイブ学会技術部会と一般財団法人人文情報学研究所との共催により、懇談会 「Europeanaの翻刻プロジェクトと日本の翻刻プロジェクト」が開催されます。

Europeanaで翻刻プロジェクトを進めている Frank Drauschke氏が来日するのを機会に実施されるものです。

話題提供として以下の2つの講演が実施されます。

「クラウドソーシング翻刻のための基盤形成:日本古典籍の場合」(逐次通訳付き)
飯倉洋一氏(大阪大学大学院文学研究科)

「共通の歴史を市民の手で - Europeana 1914-1918 と翻刻」 (逐次通訳付き)
Frank Drauschke氏

参加には事前の申し込みが必要です。

Europeana の翻刻プロジェクトと日本の翻刻プロジェクト(デジタルアーカイブ学会,2018/2/13)
http://digitalarchivejapan.org/1979

E1990 - 「デジタルアーカイブ」の新たな評価法:Impact Playbook概説

2017年10月,Europeanaより評価方法の新規開発プロジェクトの成果物として“Impact Playbook: For Museums, Libraries, Archives and Galleries”(以下プレイブック)の第一部が公開された。プレイブックは「インパクト評価」を実施するための手順・方法をまとめた一種のガイドラインであり,Europeanaだけでなく,その参加機関である欧州各域の図書館・博物館・公文書館・ギャラリー等が各々のデジタルアーカイブ関連事業の持つ多様な価値を各々の見方で評価し,かつその評価結果を他者と共有できるようにするための「共通言語」としての役割を果たすという。

2017年にEuropeanaでよく検索された語のランキング:第3位に「Japan」

2017年12月21日、Europeanaが、今年Europeanaでよく検索された語の上位20位までを発表しています。

1位は“Paris”(フランスの首都・パリ)、2位は“Funny”で、3位に“Japan”(日本)が入っています。

4位以下は次の通りです。

4.Hungary
5.Budapest
6.Marc Chagall
7.Greece
8.Picasso
9.Vincent Van Gogh
10.Portrait
11.Genazzano
12.Romania
13.Mona Lisa
14.dog
15.Portugal
16.Granada
17.Rembrandt van Rijn
18.Wolfgang Amadeus Mozart
19.Map / maps
20.Monet

欧州文化遺産デジタル化統計調査プロジェクトENUMERATE、第4回統計調査の結果報告書を公開

欧州における文化遺産のデジタル化に関する統計調査プロジェクト“ENUMERATE”による第4回調査の結果をまとめた報告書“Report on ENUMERATE Core Survey 4”が、調査を担当したオランダのDEN財団のウェブサイトで公開されています。

同調査は、EuropeanaのDSI-2のプロジェクトのもと隔年で実施されているもので、2011年の初回調査、2013年の第2回調査、2015年の第3回調査に続く今回の調査は、約1,000機関を対象に、2015年5月から2015年7月にかけて実施されました。

2017年11月21日付けのEuropeanaの記事では、デジタル化戦略を持つ機関の増加、82%の機関が所蔵資料のデジタル化を実施、文化遺産機関の所蔵資料の平均22%がデジタル化済といった調査結果の内容が紹介されています。

“ENUMERATE”では、今回の結果が、概ね前回調査の内容と一致していることから、調査の間隔を4から5年とすることを勧告するとともに、文化遺産が一般の人々に与える影響について把握する調査方法について検討するとしています。

Europeana、文化遺産機関が人々の生活に与えている影響を評価する方法を指南する“Impact Playbook”の“PHASE I: Impact Design”を公開

2017年10月18日、Europeanaが、ミュージアム、図書館、アーカイブの日常の活動が人々の生活に与えている影響を評価する方法を指南する“Impact Playbook For Museums, Libraries, Archives and Galleries”の“PHASE I: Impact Design”を公開しました。

文化遺産機関が人々の生活に与えている、もしくは、与えようとしている影響を特定するためのプロセスを案内するもので、文化遺産機関全体で適用できる共通の方式として、文化遺産や評価の専門家によって作成されました。

今回公開されたものは、影響評価を企画する最初の段階について知ることができるようになっており、6つに分けられた各ステップでは、明確な目標とアウトカムに焦点があてられています。

CA1906 - ドイツデジタル図書館(DDB)の沿革とサービス / 丸本友哉

 ドイツデジタル図書館(Deutsche Digitale Bibliothek:DDB)(1)は、ドイツを代表するデジタル資料のポータルサイトである。連邦と各州の2系統の財源でまかなわれる同名の公的機関がその運営に当たっている(2)。この機関は、ドイツの文化・学術機関が発信するデジタル情報を連続的かつ相互にリンクしてアクセス可能にするという目標のもと(3)、Europeana(CA1785CA1863参照)(4)を支えるアグリゲーターとしての役割を果たしながら、同時に独立したサービスを展開している。サービスは上記のポータルサイトのみならず、外部プログラムにデータを提供するウェブAPI機能、文化・学術機関を幅広く紹介する「カルチャーマップ」(Kulturlandkarte)、協力機関向けの情報を提供するウェブサイト、資料のデジタル化プロジェクト等に関わるコンサルティングにまで及んでいる(5)

CA1905 - フランス国立図書館の電子図書館Gallicaの20年 / 服部麻央

 フランス国立図書館(BnF)が運営する電子図書館Gallicaは、2017年10月に20周年を迎える。GallicaはBnFとその提携機関のデジタルコンテンツを420万点以上収録するデータベースである。収録資料の内訳は、図書約52万点、新聞・雑誌約185万点、手稿約9万点、画像資料約117万点、楽譜約4万7,000点、録音資料約5万点、硬貨をはじめとする博物資料約35万7,000点、地図資料約12万8,000点、動画18点となっている(1)

Europeanaとフランスの国民教育・高等教育・研究省との連携事業(記事紹介)

2017年9月4日付けのEuropeanaのブログで、Europeanaとフランスの国民教育・高等教育・研究省との連携事業を紹介する記事が公開されています。

フランスの初頭・中等教育の教員向けのポータルサイト“Éduthèque”上にEuropeana専用ページを構築したもので、同ページには、国民教育・高等教育・研究省がフランスの教員に特に関係が深いものとして選択・翻訳した、ギャラリー・展示・検索結果へのリンクが設けられてるほか、Europeanaのコンテンツを教育に用いる際の基礎知識を案内する“Guide to using Europeana in education”のフランス語版や、授業でデジタル化資料をテキスト化する際のツールが用意されたページが公開されていることが紹介されています。

また、2017年の残りの期間をかけて、“Éduthèque”の検索機能を用いて直接Europeanaを検索できるようにするほか、Europeanaのコンテンツを用いた新しい教材開発のための小規模なネットワークをフランスの教員が構築するための方法を調査するとのことです。

Europeanaのタスクフォース、視聴覚メディアの「編集」「利用状況の改善」「アクセシビリティ」の3分野に関する9つの提案事項をまとめた報告書を公開

2017年8月17日、Europeanaの視聴覚メディアに関するタスクフォースが、報告書“Final Recommendations from the Audiovisual Media in Europeana Task Force”をオンラインで公開しました。

タスクフォースの設置は、視聴覚メディアの「編集」「利用状況の改善」「アクセシビリティ」の3分野に関する提案事項を策定する事を目的としており、今回の報告書では9件の提案事項が提示されています。

Making audiovisual media a first-class citizen in Europeana(Europeana pro,2017/8/17)
http://pro.europeana.eu/blogpost/making-audiovisual-media-a-first-class-citizen-in-europeana

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