ハンガリー

ハンガリーのオープンアクセスの状況

OpenAIREのブログに、ハンガリー科学アカデミー(MTA)のオープンアクセス(OA)義務化に関する記事が掲載されています。

MTAは、学会であり、また一連の研究機関を運営するほか、研究資金の助成も行っています。OAが義務化されているのは2013年以降に公開された、MTAの研究者やその助成を受けた研究グループの研究成果です。ハンガリー国内では、ほかにUniversity of DebrecenとUniversity of SzegedがOAを義務化しています。

MTAのOA方針は2016年に更新されましたが、その主な変更点は次のとおりです。

・人文科学・社会科学分野は、自然科学分野(1年)よりも長いエンバーゴ期間(2年)が設定可能
・CC BY-NC-NDよりもオープンなライセンスが必要
・OAとしない場合は研究機関の長の許可が必要
・OAジャーナル、ハンガリー国内のリポジトリ、国際的なリポジトリなどで公開しなければならない

2014年と2015年は、MTAの文献の60%弱がOA方針に従っています。また、主要な6大学については、2015年の研究成果のうち13%から30%がOAとなっています。

“Happy”ダンス、公共図書館Ver. 続々と?

ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)の“Happy”という曲で図書館員や図書館利用者が踊る模様をまとめた動画を、米国の図書館ニュースに関するブログ“LISNews”が集めているようです。ポートワシントン公共図書館の動画の紹介に続いて、ハンガリーのBrody Sandor Public Library、米国ノースカロライナ州のGaston County Public Libraryの動画が紹介されています。

Brody Sandor Public Library(ハンガリー)バージョン (2014/4/21付け公開)
https://www.youtube.com/watch?v=1evLp-ycbuQ
(LISNews)
http://lisnews.org/happy_from_a_hungarian_public_library

Gaston County Public Library バージョン (2014/4/21付け公開)
https://www.youtube.com/watch?v=20gSINkfjtI
(LISNews)
http://lisnews.org/and_more_happy_librarians_patronsin_gastonia_nc

参考:

ブダペストオープンアクセス運動(BOAI)による宣言から10年

2002年2月14日にブダペスト・オープンアクセス運動(Budapest Open Access Initiative:BOAI)によってブダペスト宣言が提唱されてから、2012年2月14日で丸10年を迎えたそうです。同宣言は、オープンアクセス(OA)の定義を述べ、それを実現する手段として研究者によるセルフアーカイビングとOAジャーナルという2つの戦略を推奨しており、その後のOA運動の方向性を示したと位置づけられているようです。BOAIのウェブサイトによると、現在、5,568人の個人及び604の機関が同宣言に署名しています。

Read the Budapest Open Access Initiative (BOAI)
http://www.soros.org/openaccess/read

View Signatures (BOAI)
http://www.soros.org/openaccess/list_signatures

ハンガリー国立図書館、OPACと電子図書館のデータをLinked Dataとして公開

ハンガリー国立図書館は、OPACと電子図書館の全データをLinked Dataとして公開したということです。書誌データにはRDFDC、名称典拠にはFOAF、件名と地名にはSKOSを用いているということです。

Hungarian National Library published its entire OPAC and Digital Library as Linked Data
http://lists.w3.org/Archives/Public/public-lod/2010Apr/0155.html

参考:
E988 - セマンティックウェブにおけるダブリンコアの可能性<報告>
http://current.ndl.go.jp/e988