ウガンダ

米国の大学・研究図書館協会、情報リテラシーに関する各国の事例の情報共有を目的としたホワイトペーパーを公開

2017年3月13日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の“Student Learning and Information Literacy Committee” (SLILC) が、ホワイトペーパー“Global Perspectives on Information Literacy: Fostering a Dialogue for International Understanding”を公開しました。

情報リテラシーの国際的な見方、考え方、概念化のされ方を示す各地域の事例を共有することが目的で、アフリカ、カナダ、欧州、オセアニア、アジア、ラテンアメリカ各国の情報リテラシーの専門家が寄稿しています。

ホワイトペーパーは13章に分かれており、研究傾向、情報リテラシーの枠組み、理論と実践、図書館員の役割、将来のビジョンという要素が、各著者の地域的・文化的視点から記述されています。

EIFL、ケニア・タンザニア・ウガンダでのOAポリシー策定のためのプロジェクトを開始

2016年4月29日、EIFL(開発途上国において図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)が、ケニア図書館情報サービスコンソーシアム(KLISC)、タンザニア大学・研究図書館コンソーシアム(COTUL)、ウガンダ大学図書館コンソーシアム(CUUL)と共に、“Open access policy development in Kenya, Tanzania and Uganda to make more digital content available”と称する2年間のプロジェクトを開始したと発表しています。

同プロジェクトは、東アフリカの研究者により重要な研究成果が生み出され、また、3か国のオープンアクセス(OA)リポジトリが64もあり、何十ものOAジャーナルが発行されているにも関わらず、オンラインで閲覧できるコンテンツが増えないという現状を解決することを目的としており、3か国の16の研究大学が、OAポリシーを採用することで、リポジトリに投入されるコンテンツを速やかに増やすこと目指すとされています。

Open access policies in Kenya, Tanzania, Uganda(EIFL,2016/4/29)

EIFL、法学分野のデータベース“HeinOnline”をパートナーであるコンソーシアム・会員館に提供

EIFL(開発途上国において図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)が、法学分野のデータベース“HeinOnline”を提供するWilliam S. Hein and Company社と提携し、2,200点以上の法律や法律関係雑誌がHeinOnlineで利用できるようになったと発表しています。

この提携は、2017年12月31日までの契約で、EIFLのパートナーである31か国のコンソーシアムや会員館で利用できるとのことです。

対象となる31か国は以下の国々です。

アルジェリア、アンゴラ、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カンボジア、エチオピア、フィジー、ガーナ、ケニア、コソボ、キルギスタン、ラオス、レソト、マケドニア、マラウイ、モルディブ、モルドバ、ナミビア、ネパール、パレスチナ、セネガル、セルビア、スーダン、タンザニア、タイ、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、ザンビア

HeinOnline agreement expanded to include Law Journal Library(EIFL,2016/2/2)
http://www.eifl.net/news/heinonline-agreement-expanded-include-law-journal-library

ウガンダ国立図書館、子どもの読書支援のため電子書籍リーダーを国内の図書館で導入

ウガンダ国立図書館は、英国の慈善団体“Book Aid International”と世界の識字率向上に関する取組みを行っている非営利組織“Worldreader”と連携して、国内の図書館で子どものために電子書籍リーダーを導入しているようです。

ウガンダ国内の10の各々の図書館で、200タイトルが含まれている20台の電子書籍リーダーが現在導入されているようです。

図書館がある地域の多くの小学校には学校図書館がなく、あったとしても教科書しかないような状況だそうですが、電子書籍リーダーにはアフリカやウガンダに関連するタイトルをふくむ世界中のデータが入っているとのことです。

トレーニングは、“Worldreader”によって、図書館員と子どもたちに提供されており、図書館員は、子どもたちと協力し、彼らが彼らの自然な才能を探検し、読書を通じて、興味を持っているものを見つけ、さらにそれらを構築することを支援するためのスキルを身に着けたとのことです。

電子書籍リーダーで子どもに読書に親しませるこのプロジェクトは、さらには紙媒体の書籍を手にすることを後押しし、英語の識字率を向上させると考えられているようです。

アフリカにおける医療政策策定への医学図書館員の貢献(記事紹介)

2015年8月に開催される予定の第81回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、IFLAのウェブサイトに、 Alison Annet Kinengyere氏らによる“Librarians’ involvement in evidence-based medical practice and health policy-making: the collaboration between Albert Cook Library and the Africa Centre for Systematic Reviews and Knowledge Translation”と題した記事が公開されています。

記事では、東アフリカ地域とウガンダにおける医療政策策定に関する先端医療等についての能力開発を行う機関“Africa Center for Systematic Reviews and knowledge translation”の一員である医学図書館員が、エビデンスに基づいた診療や医療政策の策定に関する情報提供に重用な役割を果たしていることが記されています。

Research4Life、途上国の研究活動における図書館員の役割を競うコンペの最優秀者を発表

2013年7月1日、ウガンダのマケレレ大学(Makerere University)の図書館員ムルンバ氏(Onan Mulumba)が、“Research4Life Library Impact Competition”の最優秀者として選ばれました。

Research4Life Library Impact Competitionは、途上国向けに無料または安価に学術情報を提供するResarch4Lifeが実施しているもので、研究者等の研究能力の育成と成果促進における図書館員の役割を示すことを目的に行われているものです。elsevierconnectでは、ムルンバ氏の取組み等が紹介されています。

RESEARCH4LIFE ANNOUNCES WINNER OF “UNSUNG HEROES” LIBRARY IMPACT COMPETITION (Research4Life 2013/7/1付けの記事)
http://www.research4life.org/research4life-announces-winner-of-unsung-heroes-library-impact-competition/

ウガンダにおける著作権制度改革の取組み(記事紹介)

EIFLから、ウガンダの著作権制度改革に関するケーススタディが報告されています。EIFLの著作権と図書館に関するプログラム“EIFL-IP”で実施している7つのプロジェクトの5番目のケーススタディとして出されたものです。ケーススタディは、これまでにアルメニア(2013年3月)、ポーランド(2013年3月)、エストニア(2013年4月)、ウズベキスタン(2013年4月)のものが公開されています。

Uganda: easing the strain on access to learning materials(EIFL、2013/5/27付け)
http://www.eifl.net/news/uganda-easing-strain-access-learning-material

E1358 - ジェンダー間のデジタルディバイドの問題に取り組む図書館

E1358 - ジェンダー間のデジタルディバイドの問題に取り組む図書館

公共図書館を通じた経済的・社会的発展を目指すプロジェクト“Beyond Access”が,2012年10月付けで,レポート“Empowering Women and Girls Trough ICT at Libraries”を刊行した。ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の助成を受け,EIFL(Electronic Information for Libraries)や国際図書館連盟(IFLA)等の8つの団体によって運営されているBeyond Accessは,主に途上国における様々な課題に対し,その国の公共図書館が実施している様々な取り組みを支援するプロジェクトである。これまでにも金融排除問題を扱ったレポート(E1340参照)等を刊行しており,今回のレポートでは,途上国におけるジェンダー間のデジタルディバイドの問題,すなわち,女性のインターネットアクセスからの疎外とICTスキルの向上という問題にスポットを当てている。...

Beyond Access、途上国におけるジェンダー間のデジタルディバイドの問題を扱ったイシューブリーフを刊行

2012年10月18日、Beyond Accessが主に途上国における女性のICT利用問題を扱ったイシューブリーフを刊行しました。Beyond Accessによると、途上国などでは女性が伝統的な役割に縛られているケースが多いことから、ジェンダー間でのデジタルディバイドが生じており、女性のICTスキルが低いままとなっているとのことです。イシューブリーフでは、ウガンダやホンジュラス、ウクライナ等の公共図書館における女性向けのICT利用支援の事例等を紹介しているとのことです。

Empowering Women and Girls Through ICT at Libraries (Beyond Access 2012/10/18付けの記事)
http://www.beyondaccess.net/2012/10/18/empowering-women-and-girls-through-ict-at-libraries-october-issue-brief/

2011年の「学習へのアクセス賞」、受賞団体が発表される

米国のビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が毎年発表している「学習へのアクセス賞」の2011年の受賞団体が決定したようです。受賞したのは、東アフリカのケニアやウガンダ、タンザニア等の乾燥地域で、孤立している集落の住民に対し、インターネットへのアクセス環境を提供している“Arid Lands Information Network”(ALIN)という団体のようです。ALINはそれらの地域に12のアクセスセンターを開設し、住民はインターネットを利用することで、医療情報を入手したり、生活環境の改善に役立ててたりしているようです。

ALIN Awarded 2011 Access to Learning Award by Bill & Melinda Gates Foundation (Arid Lands Information Networkのニュース)
http://www.alin.or.ke/i/ALIN%20Awarded%202011%20Access%20to%20Learning%20Award%20by%20Bill%20&%20Melinda%20Gates%20Foundation

ページ