図書館

ユネスコ(UNESCO)と国連衛星プロジェクト(UNITAR-UNSAT)、シリア・アレッポの文化財の破壊状況に関する詳細報告を公表 13世紀に建てられたワクフ図書館等が破壊されていることを確認

2018年12月、ユネスコ(UNESCO)と国連訓練調査研究所(UNITAR)の衛星プロジェクト(UNSAT)は、イスラム過激派組織「イスラミックステート(IS/ダーイシュ)」の拠点となり、内戦が繰り広げられたシリアの都市・アレッポの文化財破壊状況に関する詳細報告”FIVE YEARS OF CONFLICT: The State of Cultural Heritage in the Ancient City of Aleppo”を公表しました。

この報告は衛星写真の情報等を用いたもので、図書館に関連する施設としては、大モスクに併設されたワクフ図書館(al-Waqfiyya Library)のISによる破壊が確認されたとのことです。同図書館の建物の多くは13世紀に建造されたものでした。その他に12世紀に建造された図書館・学習室を持つ施設の破壊も確認された、とのことです。なお、これらの図書館に所蔵されたていた資料がどうなったかについては特に記述されていません。

【イベント】日本図書館協会複合研修会「改正著作権法セミナー」「図書館実践シリーズ 図書館利用に障害のある人々へのサービス 印刷版・電子版刊行記念セミナー」(2/22・東大阪、2/26・東京)

2019年2月22日に大阪府東大阪市の大阪府立中央図書館において、また、2月26日には東京都中央区の日本図書館協会(JLA)において、JLA主催の複合研修会「改正著作権法セミナー」「図書館実践シリーズ 図書館利用に障害のある人々へのサービス 印刷版・電子版刊行記念セミナー」が開催されます。

午前開催の「改正著作権法セミナー」は、2019年1月1日施行の改正著作権法の内容を確認し、今後の障害者サービスがどのように進展していくのかを考えるものです。

午後開催の「図書館実践シリーズ 図書館利用に障害のある人々へのサービス 印刷版・電子版刊行記念セミナー」は、JLAの障害者サービス委員会が2018年8・11月に刊行した同書の内容をより詳しく知るためのセミナーです。

午前・午後どちらかのみの参加も可能で、参加費は無料です。参加には事前の申し込みが必要です。定員は大阪会場が72人、東京会場は80人です。

主な内容は以下の通りです。

・午前 著作権セミナー「改正著作権法と障害者サービス」

(1)「改正法・政令の内容と障害者サービスの具体的取組」
講師 佐藤聖一氏(埼玉県立久喜図書館・日本図書館協会障害者サービス委員会委員長)
(2)質疑

文化庁、マラケシュ条約の締結に伴う利用しやすい様式の複製物の国境を越える交換についてのページを公開

2018年12月28日、文化庁は、マラケシュ条約の締結に伴う利用しやすい様式の複製物の国境を越える交換についてのページをウェブサイトで公開しました。

新着情報一覧(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/whats_new.html
※「2018年12月28日 盲人,視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約の締結に伴う利用しやすい様式の複製物の国境を越える交換」とあります。

盲人,視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約の締結に伴う利用しやすい様式の複製物の国境を越える交換について(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/hokaisei/marrakesh/

米国下院、博物館図書館サービス法2018年版を可決:大統領の署名待ち(米国)

2018年12月19日、米国下院が、博物館図書館サービス法2018年版(S.3530 - Museum and Library Services Act of 2018)を可決しました。

「図書館サービスおよび技術法」(Library Services and Technology Act)に基づく図書館助成事業を、博物館・図書館サービス機構(IMLS)に2025年まで再委任する内容となっています。

Museum and Library Services Act Passes(americanlibraries,2018/12/20)
https://americanlibrariesmagazine.org/blogs/the-scoop/museum-and-library-services-act-passes/

【イベント】まちライブラリー@大阪府立大学第52回アカデミックカフェ「MLAKSU連携の可能性と住民の役割―つながる・むすぶ・わかちあい―」(2/15・大阪)

2019年2月15日、大阪府立大学I-siteなんば3階のまちライブラリー@大阪府立大学(大阪市)で、大阪府立大学・和歌山大学連携事業として、大阪府立大学主催による第52回アカデミックカフェ「MLAKSU連携の可能性と住民の役割―つながる・むすぶ・わかちあい―」が開催されます。

和歌山大学教授・学術情報センター図書館長の渡部幹雄氏が「カタリスト」として招かれます。開催案内では、地域の文化施設MLAK(博物館、図書館、文書館、公民館)及び教育施設SU(学校、大学)が連携することで人は新しい「知」に出会えるとし、知的資源の活用と保存について、国内外の事例を写真とともに紹介しながら考えるとされています。

定員は30人(先着順、定員になり次第締切り)で、参加費は無料です。持ち物は、テーマに沿った本として、「図書館、博物館、公民館、文書館、学校、大学の経営に関する本」とあります。なお、本を用いた自己紹介の時間があります。

E2090 - 国際図書館連盟(IFLA),マラケシュ条約の実務ガイドを公開

2018年10月1日,日本政府は「盲人,視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約」(以下「マラケシュ条約」;E1455,CA1831参照)の加入書を世界知的所有権機関(WIPO)に寄託した。これにより,日本国内においては2019年1月1日から同条約が発効し,同日時点で日本を含む71の国・地域において同条約が発効することとなる。

チェスター・ビーティー・ライブラリー、所蔵資料のオンライン公開を発表

アイルランドのチェスター・ビーティー・ライブラリーは、2018年12月5日付けのTwitterにおいて、同日に新しいウェブサイトを公開し、あわせて2,000近い所蔵資料をオンライン公開すると発表しています。

アイルランド政府のニュースサービス “MerrionStreet”の12月5日付け記事では、所蔵資料のデジタル化プロジェクトは現在も進行中であり、随時画像が追加される予定であること、非商用利用のための画像の無料ダウンロード機能を提供していること等が紹介されています。

チェスター・ビーティー・ライブラリーはアジアの美術品を多く所蔵しており、日本の美術品もオンライン公開されています。

@CBL_Dublin (Twitter,2018/12/5)
https://twitter.com/CBL_Dublin/status/1070261426332291072

2018年度第20回図書館総合展のフォーラム記録類のまとめページが公開される

2018年11月30日、図書館総合展のウェブサイトにおいて、「第20回図書館総合展 フォーラム記録類のまとめ」のページが公開されています。

フォーラムの記録動画や配布資料等、公開できる分をまとめたページとあります。

第20回図書館総合展 フォーラム記録類のまとめ(図書館総合展, 2018/11/30)
https://www.libraryfair.jp/news/8311

参考:
2018年の“Library of the Year”の大賞・オーディエンス賞は甲州市立勝沼図書館(山梨県)
Posted 2018年11月2日
http://current.ndl.go.jp/node/36961

2018年度第20回図書館総合展ポスターセッション受賞者が発表される

2018年11月30日、第20回図書館総合展期間中に行われた、2018年度のポスターセッションの受賞者が発表されています。展示会の来場者の投票により決定されたものです。

なお、出展者賞については、2018年11月30日時点の発表では「※出展者賞の授賞はつづきます」との注記があります。

【最優秀賞】
・和古書の魅力を世界へ 和古書の魅力をあなたも(立正大学古書資料館)

【優秀賞】
・はじめての謎解きゲーム運営(明治薬科大学図書館)
・ゆる活2018(十文字学園女子大学図書館, 十文字学園図書館ライブラリサポーター)
・図書館学生アドバイザーの仕事全部見せます!(城西大学水田記念図書館学生アドバイザー)

【運営委員会特別賞】
・保護者と保育者でつくる幼稚園図書室 ~生まれ変わった「絵本の部屋」~(高知大学教育学部附属幼稚園「絵本の部屋」再生の記録編集委員会)
・神奈川県立図書館が子ども達にできること~神奈川県内公共図書館児童サービス実態調査結果より~(神奈川県立図書館 児童サービス調査プロジェクトチーム)

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